にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

「200CD 菊地成孔セレクション―ロックとフォークのない20世紀」

2006年03月31日 | ジャズ、音楽
また菊地成孔の本。2205円はちと高いかな?そうでもないかな?(セレクトしたCD1枚あたり10円強なら安い?)

ブラックミュージックを「ビター」「スイート」にわけ、「ポップス」「クラシック/現代音楽」「ラテン」「ジャズ」というジャンルから200枚のCDを菊地成孔が中心になってセレクトしたもの。
嫌いだから「ロック」と「フォーク」を除いたという。

わざとど真ん中をはずししたり(「ジャズ」でのマイルスの「ビチェス・ブリュー」「カインド・オブ・ブルー」なんか)、と思ったら真ん中に緩めのストレート(ブルーベックの「タイム・アウト」やハンコックの「処女航海」)だったりで、この辺の出し入れ加減が微妙です。
ジャズよりも 「ビター」「スイート」「ラテン」はけっこう興味持て、ガイドブックとして機能しそうです。
(えっ?ラテンまで手を出すつもりか!)


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デ・キリコ展

2006年03月30日 | 日々のこと
デ・キリコ展(3/29~4/10)
札幌大丸デパート
たまには絵も観るわけでデ・キリコ展に行った。(真相は招待券をもらったからですが)
ジョルジョ・デ・キリコ。20世紀が生んだ最も謎めいた画家。
形而上絵画というらしく、遠近がずれた不安、人気のない風景の空虚さ、妙な静けさ・・シュールリアリズムの先駆となったらしい。
観た感想は、ダリほど緻密ではない、けっこうアバウトな感じ、日向の黄色が印象的・・絵や音楽をことばに置き換えるのは無理、現物見てください。
(でも音楽について懲りずにうだうだ語らしていただいてますが・・)

セロニアス・モンクの「ミステリオーソ」のジャケットに使われていますね。モンクのピアノにデ・キリコの絵、うんぴったしの組合わせですね。
(あれ、この絵あったかな?似たようなのはあったけど・・?)
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ダイアナ・クラール「オール・フォー・ユー」

2006年03月29日 | ジャズ、音楽
みんなが誉めてる白人女性ボーカル、ダイアナ・クラールがナット・キング・コール・トリオに捧げた作品。
アマゾンで800円+送料340=1140円也。

珍しくボーカル物聴きたくなり、かつこの人のアルバムが安くなってるらしいのでアマゾン見て、結局中古で入手。
世に言うほど美人とは思えないが白人女性ボーカリストがギターとベースを従え本人のピアノ弾語りでくどくなく、ナット・キング・コールをきちんと歌えば、これだけでほぼ成功という作品ですね。

 なんでしょうねえ、最近アマゾンでワンクリックで買えてしまうせいか、買うものがあっちこっちに飛びます。こんな「いかにも」なジャズボーカルものなんて、手を出さないはずなんですが・・でも寝る前のひと時に聴いたりするといいんですよね。
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オークション次点

2006年03月29日 | 日々のこと
ヤフーオークションでのオーディオ機器に「こんな安値では落とせないだろうな」とわかりながらもしかしたらと思い、時々お楽しみで入札してる。
そうするとヤフーメールの方に
「オークションご参加ありがとうございました。
ご相談したいのですが、上記題名の最高落札者の方と交渉したところ、家庭の事情で、入金が再来週以降になってしまうのでもし待てないようならキャンセル料を支払うのでキャンセルにしてくれないかとの事でした。
私としては最高落札者の方に悪意があったとは考えられませんし、落札者の繰り下げに対して、出品者あるいは最高落札者の評価にマイナスが付いてしまうのも事実です。
もし差し支えなければ、貴殿とのお取引を考えたいと思いますのでご検討願います。
オークション手数料3%に関しましても最高落札者の方が責任を持ってご負担されました。
料金に関しましても当方は入札額でお譲りしたいと思います。
送料に関しましては最高落札者様からのキャンセル料でこちらが負担いたします。
私としてはスムーズなお取引を希望致します。
お手数ではありますが、前向きにご検討くださいますよう宜しくお願いします。
次の方にも問い合わせをしたいのでキャンセルでもご連絡下さい。」
なんてメールが来てた。3万円で落札されたものですが、おらは1万5000円で入札したもの、おらは次点ですらない。
一瞬「おっ!」と思いかけましたが、これがオークションの詐欺メールなんですね。
気を付けないと。
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エグベルト・ジスモンチ「Musica de Sobrevivencia」

2006年03月28日 | ジャズ、音楽
先日のMA-DA-RAのライブでの 小山睦広さんのガットギターに触発されて(プレイというよりガットギターというだけでなんですが・・・・)久々に聴いた。
ギター(6弦はほとんど弾かず、10弦、14弦、20弦、どうやって弾くのかわかりません)ピアノを弾き、ジャンルを越えたブラジルの巨匠ジスモンチ。ブラジル音楽のことは全くわからないけど、この人はECMレーベルばかりですが数枚アルバムあります。

クラシック嗜好だったのが、自己のアイデンテティを求め、ジャングルの中でインディオと過ごし、開眼したという。
本作も道具立てや、一聴したところクラシック的に聴こえるが、全然違う。クラシックにはない、抑えきれない情念のようなものを感じます。

ただこのアルバムは他作品と違い、おらはいつも不安で寂しい気持ちになる。作品名は、英語にすると、というかカタカナではミュージックオブサバイバル。
曲名を見ると自然を題材にしてるようだがアマゾンの濃密さなんか全然感じない。
不思議な音世界です。

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ヒルマンは変わったのか!

2006年03月27日 | 日々のこと
パリーグが開幕しました。
なんとファイターズは楽天さん相手とはいえ12年振りの開幕2連勝!
(これは情けないことなのでは・・)
驚きなのは、采配。
本当にヒルマンが采配を振るってるのだろうか?影の監督がいるのでは疑ってしまう位違う。
去年までのあほのひとつ覚えの、打者の好不調関係なく左ピッチャーには右打者、右ピッチャーには左打者を並べるようなことはせず、バランスのいい打線。小技もやる。
ピッチャーは、勝手にコントール乱して四球でランナー溜めてタイムリー打たれて炎上するまで放置することはなく、ピリッとしなければ即交代。

江尻の交代が早過ぎると解説者は言ってたが、ゲーム壊して江尻を潰すよりは、いいしチームに方針を明確にした効果は大きいのでは。ルーキー武田が初登板、初勝利も結果オーライだし、江尻もプライドと能力があれば次はね。

結果次第とはいえ、ヒルマンが自らを変えたとするならば、驚きであり賞賛に値する。
(あんまりころころ変わるのもいけないけど)

先行逃げ切りがひとつの勝ちパターンになるのかな、でもソフトバンクやロッテには通用するか・・・逆転勝ちが少ないことも変えられるか?

今シーズン少しは楽しめるかな?
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MA-DA-RAライブ

2006年03月27日 | ジャズ、音楽
3月24日 札幌くう
MA-DA-RA  西村伸雄(tp,etc.) 山田 賢(g) 小山睦広(g)
佐賀優子(vo)band 藤井辰哉(pf) 中本 裕(尺八) 渡部 徹(b)
キッコリーズ  カポウ(vo,saw) 池田靖司(g)

トランペットの西村さんのお誘いで行ってみました。
まずMA-DA-RA
ジャズではないですが、おなじみの西村さん、山田さんが登場。そうかあ、こっちが西村さんの本来の音なのか、山田さんはどこでも正体不明・・・くうよりももっとアートな怪しい空間の方がいいですね。小山さんのガットギターいいですね。

続いて佐賀グループ
佐賀さん、雰囲気と力のある歌い手ですね。ことばを活かした、ちょっと力を抜いた曲はどうなんでしょうか?もっと聴きたかったです。

そしてキッコリーズ
カポウさんはチャーミングな声と唄い方がいいです。「襟裳岬」なんて森進一みたくワナワナ震えて歌うのかと思ったら、ちゃんと自分のスタイルでした。

普段の嗜好とは違いますが、ライブだとジャンルを超えて楽しめます。
各分野に魅力的な音楽家がいるのですね。
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痛恨事、バスケットボール世界選手権

2006年03月24日 | 日々のこと
8月にバスケットボール世界選手権が札幌でも開催される。それもアメリカチームがやって来る。NBAのオールスターチームだし、中国も来る、ヤオミンも!
S席9000円で少しためらいながらも、アメリカ行くより安いとチケット発売日である3月23日にのこのこプレイガイドに行った。あっさり全日程ソールドアウト!
甘かった~!ビンボなおらでさえ行こうとするのだから世間の皆様も当然行かれるのですね。
5月に2次発売あるそうだが、買えるのかな?
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パリーグ開幕

2006年03月24日 | 日々のこと
WBCの興奮も覚めやらないうちに、選抜高校野球は始まってるし、パリーグは明日開幕。
ファイターズファンクラブ会員としてはワクワクするべきなのだろうが、なんだか不安ばかりがよぎる。
新人以外戦力補強無く、楽天以外にはどうもかないそうにない・・もしかしたら楽天の方が先発陣(故障してるが岩隈、一場、有銘)はいいかもしれない。ソフトバンク、ロッテは段違いに強そうだし、西武は松坂、西口、帆足、う~、オリックスは谷が1番でノリに清原・・

昨年シーズン直後に、奈良原をクビにしかけたと思ったら、キャンプではスモールベースボールを目指しバント練習。なのにもう若手とはいえない連中はあいも変わらず大振りだし。
結局期待は新入りの川島とマーシアス。
手術上がりの金村を中心に回していく投手陣、横山や井場の顔は見たくないし、いつになったら糸井や須永は使いものになるのでしょうか。

ふぅ~これがフアン(不安)心理?
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ダーティダズンブラスバンド「Voodoo」

2006年03月24日 | ジャズ、音楽
アマゾンで1260円。
先日「Buck Jump」というアルバムを試しに買ったが、意外とサラッとした感じだった。アガルタ師匠のお奨めで、このアルバムも聴いてみた。おお、こっちのほうがプリミティブでフィジカルだ!
ベース替わりのスーザフォンも驚きですが、ドラムもセットではなくスネアドラムとバスドラムとは別なんですね。マーチバンドと同じ道具建てであんなビートを叩き出してるのですね。
厳密な意味ではジャズではない、準備されたブラスバンドです。その気になれば普通のジャズなんてできちゃうけど、ブラスの音を楽しんでますね。
ゲスト参加したデジィ・ガレスピー、ブランフォード・マルサリスも馴染んでプレイしてます。このスタイルは黒人音楽の故郷みたいなものなんでしょうね。
この前NHKで台風にやられたミシシッピのブラスバンドの話やってたけど、黒人音楽の根っこの部分なんですね。(ノリの良さはやっぱDNAレベルでかなわないなあ)
きっとダーティダズンはアメリカでは人気高いのだろうな。
 


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