にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ウーゴ・ファトルーソライブ

2008年09月30日 | ジャズ、音楽
9月29日 「くう」
Hugo Fattoruso ウーゴ・ファトルーソ(pf, accordion, vo) ヤヒロトモヒロ(perc)

プロフィールの紹介に
『ウーゴ・ファトルーソはミルトン・ナシメント・グループの音楽監督をつとめ、グラミー賞を獲得したアルバム「ミルトン」でのピアノ、アコーディオン、アレンジ、そしてツアーでも活躍した事でも知られる南米大陸を代表するピアニスト/作編曲家。ブラジルとアルゼンチンに挟まれたウルグアイの出身(1943年生)で、幼少の頃からプロとして活躍するブラジル音楽界の超人気音楽家・・』とある。
少々お高いけど(月末のおらにとってです。世界クラスの人を真近で観られるのだからリーズナブルなんでしょうね。)「くう」へ。

ウーゴさん、先ずピアニストとして強靭で軽やか、唄心(実際唄ってるし)、懐の深さに魅了された。でもそれだけの人ではないですね、アコーディオンも太鼓も唄も曲も、何か溢れ出てくる感じ。
ボサノバ同様、通る声でも朗々としてるわけでもないが、もそもそと語るような唄が絶妙ですね。

ヤヒロとのセッション的なやり取り中心だったのでジャズ耳でも何の違和感無く楽しめた。(ウーゴさんに圧倒されて彼ことはあまり書いてないけど、今後は要チェックの人になりましたね。)
南米音楽についてあまり語る言葉を持たないおらですが、正しく「ミルトン」と同レベルの音楽であったことは間違いない。
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日本ハムVS西武

2008年09月29日 | 日々のこと
9月26日札幌ドーム

出張で行けなくなった友人に変り急遽ドームへ。
高校同窓仲間で席を取ったので、余人にまわす事も出来ず同窓のおらが代打になった次第。

ほぼ全試合スカパーで見てる我が家ですが、今シーズンドームに行くのは結局これが2試合目。
予定を立てたが諸般の事情でキャンセルが続いたせいだが、どうも今年は球場に足を運ぶ気にさせない試合展開が多すぎたこともある。
昨年あの戦力で優勝できたのは奇跡に近いものがあったわけで、今年もへっぽこ打線で乗り切ろうなんて大甘で、そうこうしてるうちに武田久あたりが疲弊してしまった。
それでもまだ2位のチャンスがあるので最後まで目が放せない・・はずだったが、あ~本日(29日)段階では厳しくなりましたねぇ~、昨日ダルで勝負すべきではなかったのかな・・・

西武の優勝胴上げを見たが、今年の勝ちっぷりは賞賛すべきでしょうね。
あれだけ打撃を向上させたデーブ恐るべし。それに比べてハムは・・ほとんどホームランを期待できないこんな打線では、プロ球団としての魅力というか資質に欠けると言わざるを得ない。

15本打ってチームでは本塁打数2位のスレッジだが、西武のズンドコ細川と同数・・稀哲が2割4分台の打率、本塁打0本(!)・・あ~愚痴ばかり・・・
と言いつつ次年度のファンクラブ更新手続をするのであった。

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自転車の制動

2008年09月26日 | ジャズ、音楽
いきなり秋の空気になり、風が沁みる季節になりました。自転車通勤もあと1月でしょうか?
自転車にようやく体が慣れたような、やや疲れたような感じです。
車道は怖いので歩道を走ることが多いのですが、対抗してくる自転車への対応を迷うことがあります。
キープレフト?いや歩道だからライト?もともとルールは無いから臨機応変?(だいたい避けようとした方に相手も来ることが多いのは何故?)

今までのおらの自転車のブレーキのかけ方は、惰性で走りできるだけ勢いを失わないようにブレーキパッドが減らないように、止まる寸前でレバーを握り停止という、こんな所にまで貧乏性が沁みこんだもの。
自然に減速するママチャリならこれでいいかもしれないが、惰性でもけっこう走るおらのビアンキ号でこのかけ方だとガックンブレーキになってしまい「おっとっと」と足をついてしまうこともあった。

先日、自転車専門店ウルフロードの店主から教わったのは、ブレーキはバンバン多用し、ブレーキをかけながらこいで徐行するというもの。
成程、自転車はこいでいる方が安定しており、再加速もし易い。ブレーキパッドはそう簡単に減らないらしい。

それからこぎ方も、気持ちは足を後ろの方に押し出すようにする。そうするとハムストリング等が鍛えられフォームも綺麗になるという。(そもそも自転車は”こぐ”のではなく回転で走らせるものらしいですが。)

こんなことは当たり前かつ些細なことかもしれないが、おらにとっては特に”ブレーキの在り方の思想”ががらりと変りました。
これでより安全に自転車をコントロールできます。

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沢木耕太郎「無名」

2008年09月25日 | 日々のこと
最近読みたい本があまり無い。
本が売れず、作家達はセールスが安定している歴史時代物にシフトせざるを得ないようで、今現在を描く作家が少ないのが寂しい。

そんな中、図書館で手にしたのが本書。
かつて「深夜特急」を読んだおらを、「旅に出たい!」という気持ちより、「旅に行ったつもり」にさせてしまう位のノンフィクションの名手が、自分の父親の死を看取る過程を描いたもの。
「小説」としてはいるがドキュメントタッチで描かれておりほぼ事実であろう。

仕事では「他人の人生」について徹底的に掘り下げる作者が、自分の父については、実はあまり知らないことに愕然とし、あっと言う間に寝たきりになり会話も覚束ない状態に戸惑っている。

79歳になるおらの父についておらはどれだけ知っているのだろうか。
おらの息子達はおらのことをどれだけ知っているのだろうか?
親の生き様、思いをあまりわからないまま、世は廻っているのだろうか?

もしかしたら、今おらが死んだら、このブログだけが唯一のおらの残せる”生きた証”なのかもしれない・・


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アレルギー猫の餌

2008年09月24日 | 
VWゴルフのヘッドライトの球が切れていたので、自分で交換した。あまりやった事がないし、ようやく手が入る狭いスペースだったが、どうにかできた。
ハロゲン球って高いのね。1780円也。

アビシニアン猫ねおのアレルギーが治らない。症状を抑える粉薬を与えているが、薬が切れると痒いらしく直ぐ掻き傷を作ってしまう。

食べ物を替えれば治るかもしれないと獣医は言う。
キャットフードはずっとアイムスだったが、最近はロイヤルカナンのスキンケアに変えてみたが効果はないようなので、獣医おすすめのアレルギー療法食ロイヤルカナンの『低分子プロテイン』を与えてみることにした。
これが高いんです。一番安いネット価格で4kg4588円もする。人間の米の倍以上!
うちの場合もう2匹いて、基本的に食べ放題システムなので、ねおだけ隔離するわけにいかず、同じ餌を3匹に与えなければいけないので、う~頭が痛いです。
3匹で1月に8㎏は食うでしょう・・・とほほ・・
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さっぽろオータムフェスト

2008年09月22日 | 日々のこと
嫁と自転車の乗り初めで大通公園のさっぽろオータムフェストへ。
人ごみや行列はあまり好きではない癖に来てしまった。
やっぱり5丁目のご当地グルメ会場は長蛇の列。
6~7丁目もビアガーデンみたいで、自転車だし・・・
結局8丁目に辿り着くが、ここも混んでる。「帰ろうか?・・」「でも、折角来たんだし」ということで紋別のカニ甲羅盛(カニの甲羅にカニ肉載せて炭火で焼いたもの)だけでも食って行くかと列に並ぶ。
「それじゃあ私は蒸し牡蠣に並ぶは」と嫁。

気が付いたら、イカ・ホタテ串、たこ足串焼き、うに炊き込みご飯等も買い、麦から作った発泡性の飲料まで手にしてるではありませんか!更に芦別のガタタン、新得そば、白老牛なんぞも食べ、酒やぱんじゅうやドーナツやそーめんかぼちゃ等を購入し・・・健全にサイクリング散歩がてら軽い食事をして帰る予定だったのに、昼間から暴飲暴食、お土産どっさり1万円ぶっとびツアーになっちまっただ。
美唄やきとりが食えなかったのが残念!(まだ喰う気か!?)
※カメラ持ってたのに、食うのに夢中で写真ありません・・・


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嫁の新車

2008年09月22日 | 日々のこと
4月に車に接触され事故車となってしまった嫁の赤自転車。乗れない訳ではないが微妙に歪んでおり、最近他にも不具合が出てきたため、新車購入ということになった。
ママチャリで充分と嫁は言うが、ビアンキ車で自転車の面白みを覗いてしまったおらはビアンキかルイガノあたりの少し拘ったのにしようと説得。
しかしもうこの時期では自転車店にも販売元にも在庫がほとんど無い状態らしい。

金曜日、仕事帰りに寄ってみたウルフロードという店にルイガノが3台あった。
マニアックな店らしいが「直ぐ売れるかと思ってたがオシャレなのはうちではうれなかった~」と店主が笑いながら言う。また来年は15%位値上がりするらしいというので、翌日嫁を連れて再訪。
この店の店主の話が面白く、乗り方も教えてくれ、自転車が大好きなことがよくわかる。

ほんとは赤が好きだけど選択の余地が無いのでこれでいいということで、モカ色(というかコーヒー牛乳色)の小径車を購入。12㎏と軽量でとり回しがし易く、変速7段もあれば街中では充分でしょう。

乗ってみる。はじめは小径タイヤにやや不安定な感じを覚えるが、走りだしてしまえば問題なくけっこうスピード出るし、軽量小型なのでストップ・ゴーが楽で、歩道をゆっくり走るには向いているみたい。
おらのビアンキと比べると双方5万円代のモデルだか機械としての精密感はビアンキが優るようです。
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ROKIA TRAORE『MOUNEISA』

2008年09月19日 | ジャズ、音楽
一昨日、またジャズ喫茶エンジェルアイズに行き、JBLの大音量を堪能してきました。ドラムの量感や骨太なピアノが凄いです。コーン紙が軽いD130であんな低音が出るのは、フロントロードホーンの箱の為せる技か?

これまたラベル・ブリュ。(許して!)
ついにアフリカ音楽まで辿り着きました。
このレーベルはジャズと同じくらいワールドミュージックに力を入れているらしく世界中の作品がラインアップされている。
おらはアフリカ方面の音楽も悪くはないですが、あんまり”生”というか”原石”のものは苦手で、少し磨きのかかった物がいいですね。
”ワールドミュージック”と言っても、結局アフリカ、中近東、インド、南米等の非欧米圏を大雑把に括っただけで、そこに”癒し”とか”自然”とかがまぶされて、胡散臭いものになってる場合もあるようです。
選択眼を養うには時間がかかるので、信頼できるプロデュサーやレーべルを通じて聴くのが近道かもしれません。

ガーナの女性歌手ロキア・トラオレのデビュー作。
販売店の紹介文に「ユッスー・ンドゥールと比較される程」という表現がありますが、おらにはロキアの唄声そのものより、このバンドの音が気に入りました。
伝統楽器(コラやバラフォンなど)のアコースティックなバックがロキアの声の強さをほんわか包み込んでます。でもよく聴くと柔らかさばかりでなく、強烈なビートが裏に流れているような気がします。

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ゲイリー・ルーカス『天涯海角~ジ・エッジ・オブ・ヘブン』

2008年09月18日 | ジャズ、音楽
リーマンと違って、政治力というかユダヤパワーというか、AIGが米政府管理下になり破綻を免れ、AIG系生保の契約者としてはとりあえずホッとしています。
保険会社は日本で営業している生保は日本国のルールで厳格に運営されており、ソルベンシーマージンも1000%以上あるから大丈夫!とアナウンスしている。
しかし資産運用はAIG本体にほぼ上納金みたく委ねていたに違いないのだろうから、不良債権化し今後の収支はどうなるわからないし、新規でAIG系と契約する人は少なくなるような気がする。
どこか健全な会社が買収してくれないかな・・・

これまたラベル・ブリュ。ジャズに分類されてたんですが、どうみてもキワモノの臭い。しかし自分の好奇心に勝てず買ってしまった。

キャプテン・ビーフハートのバンドの一員でもあったギタリスト、ゲイリー・ルーカスが1930年代の中国歌謡をカヴァーした作品。ボーカルも中国人女性。
大丈夫でした聴けます。腕っこきのギタリストがアコースティックに素直に中国曲をやってます。
この音世界は紛れも無く、唯一無二でしょう、でもやっぱり、モロ中国曲だなあ・・

割と淡白にギター弾いているルーカス、本作だけではおらにはよくわかりません・・・・

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ザックス・ンコーシ『トリビュート・トゥ・ザックス・ンコーシ』

2008年09月17日 | ジャズ、音楽
嫁がバドミントンで足を負傷した。骨にひびが入ったらしい。
”らしい”というのは掛かった病院があいまいな診断しかしないので。ひびでも捻挫でも湿布して安静にするしかないので、どっちでも同じ・・みたいなことを医者が言ってるらしい。
今日も元気に自転車でお出かけしてます。

これもラベル・ブリュ。(最近ブリュばっかで恐縮です。それも段々変化球、際どいコースに行きつつあります。)
”アフリカン・ジャズを代表するテナー奏者、ザックス・ンコーシが1975年に残した幻の名作”だそうです。
へビィで濃いサウンドを想定してましたが、違いました。
喇叭の入ったレゲエのインストバンドに似た雰囲気。
とても軽いタッチ、ポリリズムの躍動なんてのもなく、ゆったりシンプル、抜けたような曲ばかり。

サウンドバランスが変わってます。サックスがソロを執っていても後ろに引込んでおり、バックのリズム隊が前面に出ています。この辺はリズム重視のアフリカっぽいところなのでしょうか。

全体がゆるくて、ンコーシがどんなプレーヤーかあまり浮かんできません。
この作品は、あまり考えずにぬるま湯にひたるという聴き方が正解なのかな・・・


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