にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

Eldar Djangirov「Re-Imagination」

2015年11月30日 | ジャズ、音楽

週末はJBL4312Bで専らジャズ以外系(ピンクフロイド、フランク・ザッパ、Radio Head、ダニー・ハザウェイ等)を聴いてた。
エレキベース(エレキギターの立ち上がりも)がとてもいいのね。
あ~低音、気持ち良い~


キルギス生まれの現在28歳のピアニストの2作目(2007年、ということは20歳時か)。
偶然知ったジャズピアニスト。
アコースティックなピアノトリオ(ギター入りの曲もあり・・)にキーボード等の電子音を重ねた曲やスタンダードを織り交ぜた作品。
強いタッチと速さは元気溌溂!若手のあふれる才気を感じさせるが、スローな曲では超ベテランのような手練も。
オスカー・ピーターソンの「Place St. Henri」 をしれっと弾きこなすあたりは相当なもの。
ただ盛込み過ぎかな、スタンダード曲でどんなピアニストかじっくり知り、徐々にオリジナル曲で現代的な感覚を味わいたいという
年配者にはちと性急に感じる作品ですが、他の作品も聴きたくなってます。
系統だったジャズ情報が途絶え、過去の振り返りばかりに成りつつあるが、世界のジャズはそれなりに進行しているのですね。
大興奮するような”変革”はもう起きないかもしれないが、まだ聴くべきジャズはあるようです。

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余市ドライブ

2015年11月25日 | ジャズ、音楽

11月23日

滅多に一緒に出掛けない夫婦で久々ドライブ。
嫁専用車になっているフィアット500で余市まで。
(24日からすっかり雪景色になっちまった、最後の秋を楽しめたのかな?)

まず余市ワイナリー。
ゆったりした北海道のワイナリーらしい作り。
ショップで試飲しながらワインを選べる。
おらは運転要員なので、もっぱら嫁が試飲しまくって、チョイス。
3000円位の平気で2本買ってる・・


燻製料理の店「燻香廊(けむかろう)」で昼飯。
嫁はスモークビーフの赤ワイン煮、おらはスモークチキンとベーコンのオレンジソース煮。
オレンジソースは美味だけどソースがオレンジのしゃばしゃばした感じ(そういうものだけど)、ビーフの方が味わい深かった。
コーヒーも燻製した豆がブレンドされていて、より香ばしい感じ。
燻製好きなら是非一度!
食後に隣接の燻製屋さんで、蛸足、にしん、豆腐、甘エビ、ヘラ蟹の燻製を購入。

塩谷でサーファーのいる浜を眺めたりしながら、帰途に着く。

余市は我が家から手頃な距離で、食べ物(ワイン、海産物、果物など)も美味しいし、ドライブに最適な町ですね。
来年はオチガビ(ワイナリー)に行ってみようか・・   


※写真は購入したワイン「アルモノワール」、ワイナリー限定品で強い酸味が特徴。
 正月用だったはずなのに、一昨日あっと言う間に空いてしまった・・・うう~3,000円~

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手作りオーディオの会(第35回)

2015年11月24日 | オーディオ

最近オーディオネタばかりですね。
個人的にはJBL4312ショックで、スピーカーばかりでなくアンプも古いもの全部処分したい気持ちになっております。

11月20日 らんぷうぇい
そんな中のオーディオの会。
前座ネタにまたおらの機材を持ち込み。
今回はクラングフィルム社のスピーカー(ユニットはシーメンスの楕円フルレンジ、16cm×10cm位)と雑誌デジファイ付録のUSB-DAC付きデジタルアンプ(オラソニック社製)。
長男にずっと貸していたスピーカーが戻ってきたので、パソコンつないで鳴らしてみたら、これが侮りがたい音質。
パソコン用としては最適。
(ぺらぺらで、ほぼ後面開放の箱でユニットに負荷がかからず、伸び伸びと作動してるせいか。)
長男もゲーム用にパソコンを買い替え、それなりのパワードスピーカーを繋げたが、音はこの古いスピーカーの方が良かったと言ってた。

広いらんぷうぇいでこの小音量用のスピーカーが通用するか心配でしたが、そこそこ鳴ってくれました。
ラジオのスピーカー程度のものですが、素直な音質を認めてくれる方もいて、嬉し。

U氏のTangBand10cmフルレンジスピーカーの熟成が驚くほど進んでいた。
ピアノのハンマーの質量まで感じさせる。”10cmなのに”という前置はもう要らないレベル。
一般住宅でこれ以上は不要かもしれない。
そういえば、先日のオーディオショーでB&Wの人が、部屋のマス(容積)がないと大きいスピーカーは鳴らせないと言ってた。
裏返せば、6~8畳間程度では小さいスピーカーこそ最適なんでしょうねえ。
日本の一般住居におけるオーディオは盆栽的に追求していくしかないのでしょうねえ。

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JBL4312B

2015年11月20日 | ジャズ、音楽

平成20年車のソニカを車検に出しました。
走行距離88,800km、エンジンががさつな感じが出てきてるし、前輪がギシギシ言うし、CVTの動力伝達がいまひとつの感じ。
代車が似たような走行距離の軽自動車でしたが、”やれ”具合が違いますね。
ソニカの作り込みの良さを再認識です。
タワー式駐車場に入り、ちゃんと走るターボ付きの4WDの軽自動車って、ほとんど無く、それなりに”老い”は出てきましたけど、
まだまだ頑張ってもらわないと。
足回りの点検、前輪ブレーキパッド交換、CVTフルードは半分だけ交換等し滑らかさをとり戻りして帰ってきました。
やっぱりオイル交換しないといけないのね。
(交換しそびれて7000km近くまで引っ張ってしまった。)

JBL4312はマークⅡではなくただのBでした。
それにしても、ALTEC604がこんなにへぼかったのかとショックを受けております。
まず低音、JBLの30cmウーハーがきちっとバスレフ動作すると、こんなにベース(特にエレベ)って気持ち良かったのか!
音楽のニュアンスまで変わり、あまり聞いていなったロック系にも手が伸びる。
中高音もギターがメリハリ良く鳴り、弾む低音と相まって楽しく音楽を楽しめる。
ALTECは上記の要素が無い、低音が弾まず、中高音も飛んでこない。
古いモノラル録音でようやく味が出る程度。あ~がっかりです・・

それほど高音質でないけどJBLは音楽を楽しく聞かせるという点では、最上のスピーカーかもしれない。
これ以上を望まず、ここらでまとめおくのが一番賢いのかもしれませんね。

※今日の写真が現物です。

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JBL4312BMKⅡゲット!

2015年11月19日 | オーディオ

JBLの人気モデル4312BMk-Ⅱをゲット!
おらもついにJBLオーナー!!
でも、置く場所が・・鳴らしきれるのか?

60歳を過ぎた友人I氏は数年先のリタイア後は札幌から信州に居を移して山三昧の日々を送るべく、断捨離モード。
その一環でオーディオも整理ということで、自慢のJBLシステムをおらに譲ってくれることに。
機器に疎いI氏、当初は超格安の価格提示だったが、友情が壊れるのを懸念し市場買取価格(人気モデルなのでけっこうなお値段)を考慮したお友達価格に落ち着く。

中華デジタルアンプでとりあえず鳴らす。
え゛っ?嘘!音が張り出し、ギターが艶やか、低音も弾む。

ALTEC604と切替えて比べると、604がただただ古臭く聞こえる。
全く勝負にならない・・・マルチアンプにしてウーハーも活発になり、金田式DAC等をつないで煮詰めてきたものが、あっさりとこの程度(?)のスピーカーにやられてしまうとは・・・
JBLはしばらく使っていないそうで、やや低域がもたつくが、セッティング等で伸びしろは大。
(ウーハーの白い塗料?に1ヶ所ひび割れがある。要修理・・糊でいいか・・)

JBLを入手した喜びより、ALTECが負けてしまったことのショックが優り、今まで何だったのかという敗北感・・・

もう少し比較検討してみますが、最早メインの座は・・・

※写真は現物ではありません・・ウーハーもう少し黄ばんでます・・


 

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北海道オーディオショー

2015年11月16日 | オーディオ

11/15 旧厚生年金会館(名前ころころ変わる・・ジジイは着いていく気も無い・・)
大阪屋主催のオーディオショーを覗いてみた。
プア・オーディオ派=アンチ・ハイエンドとしての敵情視察?

趣味の世界ですから、お金のある人は有るなりに、無い人は無いなりに楽しめば良いのでしょうが、
ビンボ人としては「あんなに金かけてあの程度の音かよ」と溜飲を下げに行く場でもある。
というか、以前は羨望と諦めのため息の場だったのが、今や”内心道場破り”の心境で臨めるようになったのである。進歩したものだ。

TAD、B&W、ヤマハ、JBL等のスピーカーを聞く。
コンピュータによる振動解析、素材開発等どのメーカーも真面目に研究し、やるべきことはやっており、その成果も表れていた。
もう素人が合板で箱作って、紙素材のスピーカーつけても勝負にならないのか・・・
ただ、とても偏差値の高い優等生だが面白みに欠ける感じ。
特にB&W、鬼太鼓座の大太鼓を難なくこなし、どんなソースもしれっと鳴らししまう。
面白みがないが、色付けの無い音とはこういうものなのか?

そのB&Wにつながっていた太いスピーカーケーブルの値段を聞いてぶっ飛んだ。
ペアで560万!いくら銀線でも・・・
というか銀線使っても、こんなそっけない音なんだな・・・そこがいいのかB&W?

相変わらずのオーディオ界が今回は少し前進しているように感じました。
(それにしても試聴用ソフトが音楽的にいまひとつなのは永遠のお約束なのでしょうかねえ・・)

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letter from 泥棒

2015年11月13日 | 日々のこと

某法律事務所からおら宛てに手紙がきた。
嫁に「何か訴えられるようなことをしでかしたのか?」と問われつつ手渡された。
開けてみると、例の泥棒の弁護人(国選?)であった。
被告人は生活保護を受給しており、被害弁償をする資力も無い、せめて気持ちだけでもと"詫び状”を書いたので不快かもしれないが目を通してくれとある。

泥棒の文面は明らかに弁護士の指導のもとに書かれたものと思われるが、妙に達筆、字が綺麗なのである。
「あんたの方がよっぽど泥棒みたいな字だよねぇ~」と冷やかす嫁。
なんか無性に腹が立ってくる、こんな綺麗な字が書ける癖に、バカヤロ~
なあにぃ~、国からぬくぬくと保護費もらっておきながら、更に泥棒だとぉ~
(国家から保護なぞ受けず、泥棒稼業で何とかしのいできたというのならまだしも・・)

裁判長、こんな奴厳罰にして下さい・・
いやそれよりも被害弁償してよ~

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ブルーベック デスモンド「The Duets」

2015年11月10日 | ジャズ、音楽

今夏、嫁の姉が亡くなり、「今年は年賀状出さないね」と嫁に言われ
あっ、そうだったんだね・・と鈍い反応をしたら嫁ににらまれてしまった。
配偶者の兄弟が亡くなると、自分も喪に服すのかという瞬時の戸惑い・・
配偶者と全く悲しみを分かちあっていないことがばれてしまった。気をつけないと・・

クリケットレコードでゲットした中古レコード、500円也。
もうレコード増やしたくないのですが、この値段ならねえ・・

両雄の再会デュオ。
無骨で過熱気味のブルーベック(こんな”乱暴”なピアニストがどうしてアメリカで絶大な人気なのか?白人故か?
かなりえぐい演奏してますけどねえ・・)と甘美で抑制の効いたデスモンドの組合せって絶妙ですよね。

ピアノの音質はいまひとつですが、内容はいい!
ブルーベックも「昔は暴れ過ぎたけど・・今日は抑え気味で・・」としみじみやってる。

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空間現代2

2015年11月05日 | ジャズ、音楽

ライブ会場(マンモス2015)で生産者から購入。
「エディット感覚を根底にして作られた複雑かつユーモラスな楽曲構造と、脱快楽的なリズム構築を生演奏によって繰り広げるストイックなライブ・パフォーマンス、その両方の魅力が詰め込まれた傑作に仕上がっている。
 収録曲は彼らの近年のライブではお馴染みの楽曲が並ぶが、全ての楽器音をバラバラに一音ずつ録音した後、編集により曲として再構築するという手法が取られ (メンバーの古谷野が編集を担当)、これらにより生演奏とも打ち込みとも異なる未知なる聴取体験をもたらすような一枚となっている。」
 というもの。
アイデア勝負的だったり、方法論が先立つとツマラン場合がままあるが、本作は出てくる音が気持ち良く、面白い。

ジャズではないが、このグループの取組みはおらでも充分楽しめる。
スタンダードばかりやってソロまわして、いえ~いとやってる酒場ジャズより何ぼか真摯・・・言ってしまった・・
自分自身が歳をとってしまったことへの反動か、どうも”おじいちゃんぽい”ことに反発を覚えます。
先日の高田蓮の高田渡追悼ライブも、”そういう主旨”のライブであることはわかっていながら、唱和しているジジイを嫌悪してしまった。

いや、年取ったせいじゃないな、ずっと”何か別のモノ”を求めて音楽を聴き続けてきたのであり、その期待に応えてくれたのが主にジャズだった。
ジャズでも”馴れ合った”ものはダメですからねえ・・

今の若者達もまんざらではない・・・

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オーディオ合宿2015

2015年11月02日 | ジャズ、音楽

10/31~11/1 長万部、今金
今年もオーディオ合宿に参加しました。
長万部温泉大成館に札幌ばかりでなく函館からも、総勢14名が参集。

大広間で宿主の新作スピーカー中心にを試聴。
ダイヤトーンの2S305の箱にビクターのウーハー等が入った3ウェイ。
刺激的な部分が無く、大音量でもうるさくないあたりはさすがT氏の作品。

函館勢は、皆マッキンやウェスタンを愛用されているようで、自己紹介のとき「べリンガーを使ってます!」と言わないでよかった・・
否、プアオーディオ派としては言うべきだったか・・

二次会は宿に隣接するバーミモザ。
驚くほど端正な音で鳴る自作4ウェイマルチシステムを聞きながら時の経つのを忘れて盛り上がる。
趣味って人をつなげるのですね。

2日目は今金の、えっ!こんなところにあるの?と毎回驚くジャズ喫茶「どんぐりの木」でアルテックA7を聴く。
コーヒーも旨くて、居心地がよく、何時間でも居たくなる。
昼食はピリカダム付近にぽつんとある「日本料理わたなべ」でおまかせランチ、味噌汁の出汁が違う!
ここも「どんぐりの木」並みの立地だが、手の込んだ和食がこんなところで食べられるとは!

来年は函館遠征?

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