にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

アーチー・シェップ「A Sea of Faces」

2022年05月30日 | ジャズ、音楽

猫、死んでから2週間が過ぎようとしている。
嫁と二人きりの生活、何か隙間があるようで(嫁と不仲ではないです。)
物足りない、寂しい。
早くも”猫禁断症状”が出てきたのか。
嫁はもう亡くなる姿をみるのはこりごりだと言う。
そう言いながら昨日はホームセンターのペットコーナーを覗く夫婦。

5/25カレー屋五〇堂さんは、アーチ・シェップ特集。
全部シェップはくどいかなと思ったけど、そんなことは無かった。
サックス演奏そのものは、あまり変わり映えしないけど、時代に応じた舞台仕立てがうまいのか、
”ほど良い過激さ”というか実はきちっと抑制されたプレイなのか、もたれず飽きない。
セシル・テイラーやコルトレーン等の強面先輩達に可愛がられ、
先達が命削って切り拓いた道をちょっと楽に渡り歩けた”運”の持ち主なのか・・

シェップ作品のなかで、一番好きなのはこれかな。
LPのA面すべてを占めるグラカン・モンカーIII 作「Hipnosis」が圧巻!!

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来派、集合!!

2022年05月23日 | 居合

猫死んじゃったけど、ふと部屋のどこかにいないかと、視線を巡らせてしまう。
やっぱり、もういないのね・・・

 

イグニスに乗り慣れてきました。
古いルノーは頑張って吹かして力んで走ってたけど、
イグニスはCVTをスルスルと滑らかにスピードを乗せて巡行させる感じ。
サスはやや硬めで、しっかりしているロールは少ない。
やや重心の高い車だけど、ふらつきはない。
滑らかさと、少し高いアイポイントの視認性の良さが相まって、
運転しても疲れにくいですね。
市内を走る分には何の不足感も無いが、さすがに高速域になると小排気量(1242cc)車かなと思う。
通勤、営業で市内を走り回って、燃費はリッター17Km越えでした。
ハイオク、ルノーの半額以下で済みます。


居合の先生宅で、刀の鑑賞・勉強会。
今回は来派が5振り集合!!!
写真 上から
 来 国行
 中堂来(3尺オーバーの豪刀)
 来 国俊
 来 国次
 了戒

いずれも刀剣展の目玉になるような刀が集合したわけですが、
オラには直刃で地肌も地味(?)で凄さがよく分かりません。
油をのせて、光の加減でようやく”梨地肌”というのが見えたような・・・

その後、登場した備前兼光なら、オラにも見どころはわかるのですが・・・

こうして手に取って、じっくり眺めても、なかなかわかりません。
でも回を重ねるごとに、少しずつ見えてくるものがあるのかと。

地肌が分からなくても、形は見ただけで分かります。
国行の小切っ先がとても、優美です。

バカ長い中堂来は別ですが、どれも振り易い。
バランスが良く、重さを感じません。スパスパ斬りまくれそうです。
”振るなら古刀に限る”というのが、手にして分かります。

時間を忘れて、ずーっと刀を眺め続けた1日。

 

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ラグドール猫おくま、逝く

2022年05月17日 | 

5/17 7:30頃に呼吸を止めました。
出勤支度中に、嫁が「もうダメかも・・」
呼吸がほぼ止まりつつ、肺に溜った空気をケホッと吐き出し動かなくなりました。
オラと嫁が在宅中で、看取ることができました。

最後まで、日常のルーティーンをこなそうとし、
(きっと)確固たる平常心を持ち続けて逝ったのだと思います。
猫たちの死に様は、本当に見事で、オラもかくありたいと勉強させられます。

猫なんて寝てばかりの、ウンコたれぬいぐるみみたいなものですが、
猫のいる日常がどれ程価値があったのか失って気付かされます。
というかこれから喪失感が深まっていくのか・・・

嫁が「会話の無い夫婦になちゃうねえ・・」とぼそり。

帰ったら、庭に埋めます。

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「細野晴臣と彼らの時代」

2022年05月16日 | ジャズ、音楽

 ラグドール猫おくま、今朝はまだよろよろだけど歩いていました。
 5月になってほぼ絶食状態なんですが
 5/13 嫁によると、「庭を散歩した。まだ遊ぶ気あるみたい。」
 5/14 もしかして”治療の余地”があるかも(見殺しにしたら悔いが残るし・・)という思いで病院受診。
 医師の触診で肝臓腫瘍であることが判明。オラが触れてもわかるくらいの大きさ・・
 「これ以上余計な検査いいですよね。」に無言で頷くオラ。
 病状がはっきりしたことで、なんか落ち着いた気持ち。
 やっぱ助からないのか・・・・・・・それをオラ自身が受け入れたのかしら。

 5/15 衰弱度合いが増し、昏睡状態かと思うが、時折覚醒して移動する。
 なでるとなつく仕草を見せることがあり、涙腺がやばくなる。

 オラの部屋で寝ていることが多く、夜は添い寝。(床の固さに腰がしんどい・・)
 深夜1時頃、様子を見る。呼吸が止まっているのか・・ああついに・・と思いかけると腹が動いた。
 午前4時、何故かオラの足に乗っている、重さで起きる。
 少しづつ、嫁の寝ている寝室に行こうとする。
 朝のルーティーンをこなそうとしているのか、だけどどこにそんな体力が残っているのか不思議。
 もうゾンビ化しているのか?

 おそらく今日か明日だと思う。
 今日は嫁も家にいないので、おらがこのあと会社半ドンにして見守ろうかと。
 昏睡したままいってしまうのだろうが・・・
 帰宅まで生きているかな・・

 図書館で見つけて読んだけど、これは買っても良かったかな・・
 「はっぴいえんど」から近作までの細野の活動歴を共演者達の発言などを交え丹念にまとめた労作。
 ざっくり知っていたつもりでしたが、これでより理解が深まりました。

 とはいうももの、最近のブギや古いタイプの曲は意図は多少理解しつつもまだ大好きとまでは・・・

 

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ハンス・ライヒェル「YUXO-A NEW DAXOPHONE OPERETTA」

2022年05月09日 | ジャズ、音楽

ラグドール猫おくまは今朝はまだ生きていました。
5/4に液状おやつ「とろリッチ」のハマチ味だけに反応して数本食したが、それ以降
一切食べ物は口にしようとしない。
歩行可能で、家の中を移動しているが階段はかなりしんどそう。
静かにしていたいみたいで、構い過ぎに注意をしているが、どうしても気になってしまう。
「緩慢なる自殺」に見えて辛い。


カレー屋五〇堂の現代音楽特集で聴いたライヒェルのEP盤が耳に残り、
更に4/26日経新聞で、ライヒェルからダグソフォン(ライヒェルが発明した楽器、へら状の木を弓で
こすったりして音を出す、人の声やリード楽器のような音等色んな音が出る。)を受け継いだ内橋和久の記事を読み興味が深まり3,000円越えだったけどCDを発注した。
(音楽をコスパで考えてしまう、ビンボ人の哀しい性・・・)

創作楽器の面白さもあるけど、目先の物珍しさを通り越して、
ダグソフォンをいじくりまわして、使いこなして、唯一無二の素晴らしい作品に仕上がっています。
ニコニコしながら、心から楽しんで作品作ったに違いないです。

買って良かったです!!
(結構、CD、レコード持っているのだから、もう枚数よりも中身中心で行くべきだと・・・)

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マッコイ・タイナー「アサンテ」

2022年05月02日 | ジャズ、音楽

ラグドール猫おくまの状態がよろしくない。
ちゅーるすら食わない断食状態。
意識はしかっりして、苦痛は無さそうだけど、水だけでは・・・
猫は自分の最期がわかるのかな。
なんか毅然としている・・見ている方は泣けてくる・
一週間もつかな・・・


ブルーノートのオリジナルLPを格安(1,500円!)でゲット。
ジャケットに水濡れダメージがあるせいらしいが盤質は問題無し。

高校1年の時、先輩宅で爆音で聴かされたマッコイの「サハラ」が
オラのジャズ沼の始まりだったような。

アサンテは1970年録音。
マッコイばかりでなくバスター・ウィリアムス(b)アンドリュー・ホワイト(ds)ムトゥーメ(per)等も
好演。
サハラ(1972年録音)より躍動感ありますね。
当時の”勢い”は凄かったけど、ちょっと”暑苦しさ”も感じた・・・
今となっては、かけがえのない”熱い”ピアノですね。

 

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