10/4~26までの入院生活を終え、生還しました。
なので、拙ブログはもう少しお付き合い願います。
闘病記は後日として、入院のためAKGのヘッドホンを買い、80枚程CDを持っていきました。
ジャズジャイアンツのあまり聴き込んでない作品とキース・ジャレット、山下達郎を10枚ずつ
位。
持ち込んだ中で妙にはまったのが、キース・ジャレット「NO END」
エレクトリック・ギター、エレクトリック・ベース、ドラム、パーカッション、そしてピアノ(あんまり弾いてない)を一人でオーバーダビングした異色作。
初めて聴いたときは、先ずジャズぽくないし、他のECM作品と比べれば宅録で音質もイマイチ。
いくらキースだからと言って、こんなゲテモノまで商品化するのかという印象。
しかし、療養中だとエンドレスでずーっと聴いていられる。
伝統的ジャズピアニストではないキースの正体、核、本質みたいなものが見えて来たような気がしました。
「レクイエム」は流れず、「NO END」に励まされたということでしょうか。