チンク、美唄ドライブ

今年6月に車検を迎える、フィアット500（500はイタリア語でチンクエチェント、8年落ち、まだ走行3万Km代、嫁名義）。
オラは週末しか車を運転することが無く、スズキイグニスと2台も所有する必要も無く、手放す方針だった。
でも未練があった、ターボ利かせるとヤンチャで楽しいのですよ・・、
「維持費くらいパートで稼ぐわよ！」と嫁、もう2年乗ることになった。
ならばイグニス温存して、できるだけチンクに乗ることにした。（冬はイグニスがメインだし。）

5/6は空知ドライブ。
月形樺戸博物館～アルテピアッツア美唄～美唄「たつみ」で飯～新篠津～江別「キチハナ菓子店」
という経路。（宮島沼は寒くて、美唄のカフェはお休みでパス。）

月形樺戸博物館が思ったより見ごたえがありました。
明治政府の思惑、こき使われた囚人達等重たい歴史の一部を知ることが出来ました。
初代典獄の月形潔の脇差が展示されていた。オラには備前モノに見えた・・・

アルテピアッツアに向かう途中、野原が燃えていて、近隣の住民の慌てる姿が・・・
通り過ぎてアルテピアッツアの駐車場に着いた頃に消防のサイレンが、やっぱり野火だったのか。
帰路は通行止めされおり、変な脇道を通るはめに。
アルテピアッツアの彫刻群をみた初老夫婦の会話。
「これってアートなの？」
「んだ、これがアートってもんだべさ・・」

美唄「たつみ」
13時過ぎても大行列。受付簿に記載して近所の空知神社をお散歩。
色んな桜が咲いておりました。
ようやく入店、残り僅かの鳥飯セットにありつく。
混み過ぎて店のオペレーションが追い付いていない。
お味は・・並んで喰うほどじゃ無かったかな・・・

江別「キチハナ菓子店」
野中にポツンとある菓子店。
一口で終わりそうなフィナンシエが200円・・美味しくいただきました。
こんな場所で商売になるのか不思議に思うが、オラたちの様なビンボ人でも引き付けたのだから
それなりに客は来るのでしょうねえ。

ほぼ農道ばかり走る、渋滞知らずのドライブでした。

ZAZEN BOYS 「らんど」

先日の高校の同級生との飲み会で、高校生のクセにＪＢＬ（サンスイ箱にＤ１２３、アンプはサンスイＡＵ９５００だったかと）
スピーカーを持っていたＭ君からＣＤ音源をもらった。
オーディオ店主催の生録音会で録った北村英二のライブ音源。
テープ音源（2トラ38というやつか）をＣＤに落としたものらしいが、これがかなり良い音。
素人が会場にテープデッキを持ち込んで、一流の演奏を録音しまくっていたなんて、
昭和はゴージャスだったのね。

人間椅子に続いて、6/8ペニーレーン24でZAZEN BOYSのライブがある。
オラの66歳はロックの年なのだ！！？？

ライブ前に12年ぶりの新作「らんど」での予習は必須。
（新品3,000円はオラには高価なので、少し日和っていましたけど・・・）

うぉ！！新録は、先ず音が良いです。
youtubeをイヤホンで聴いていたけど、こんなに音が良いとはわかりませんでした。
（ローファイ気味の人間椅子とは違いますね・・わざと古いロック音質にしているという噂もありますが・・）
粒立ちの良いギターの音だけで、ワクワク。
楽器に埋もれることなく向野のボーカルがくっきりと立ち上がります。
意味がわからんシュールな歌詞がちゃんと聞き取れます。

向井の唄は好みが別れるかもしれないけど、バンドの音だけでも価値、大有りかと。
オラは向井の”歌詞”から好きになったのですが・・
youtubeでのラバーガールの「ZAZEN　BOYSの歌詞でいつも涙腺崩壊する人」と言うネタを
見て、このバンド理解できたのです・・・

 

人間椅子ライブ

4/16　ペニーレーン24

17:30、西１１丁目の会社を出て、東西線に乗る。
琴似まで行かず二十四軒で降り、腹ごしらえのため「中華そば 第三灯籠」にて鳥醤油ラーメンを食す。
初めての店だが弾力のあるストレート麵、無化調で素材にこだわった感じ、まずまず。

時間があるのでゆっくり歩いてペニーレーン24に。
会場横の空き地に既に200人以上の客が。
オラの様なスーツ姿はあまり見ないが、年輩者はチラホラ、安堵。
チケット番号順に整列させられ順番で入場、オラは前には行かず後方の壁際に陣取る。
疲れたら壁によりかかれるので・・

久々のライブであり、ゴリっとしたロックの大音量に一瞬押されるが、
これこれ！！という感じで徐々に熱くなりだす。

オラの前に立った女性、でかくてジャマ・・
これがまったく動かない、ビートに揺るがず、拍手もしない。
ただど～んと立ち尽くすだけ・・仁王像？？？・・人それぞれか・・

テクの和嶋、ヘビーな鈴木、元気（陽性？）なナカジマの絶妙なバランス。
今回はキャリア前半の曲が多目とのことだが、俄かのオラはどれも新鮮。
ロックって見た目ヤンチャだけど、ジャズよりも緻密でカッチリ決め決めの音楽なのね。
和島のギター、今まで見たギタリストの中でもトップクラスじゃないかな・・

和嶋が「35年ももったのは、”売れなかったからだ。”
なまじ売れると、良くないことにお金使ったり、仲間割れしたり、
マネージャーや通訳に使い込みされたり・・」
「アルバム23枚作れたバンドはそう無いのでは、ストーンズが23枚だけどそれは確実に超える！」
と言ってた。

アンコール3曲やって2時間30分、
スタンディングは、ちょっとしんどかったけど、最後まで楽しく鑑賞できました。

ライブTシャツ、サイズが売り切れで買えなかった。残念！

人間椅子 芋虫

先週、高校の同級生5人と飲んだ。
どうせ話題は病気、孫、家庭菜園、親の介護なんぞだろうと思っていたが、
一番病気自慢していたのがオラだったことに、後で気付く。

昨夜はカレー屋五〇堂で、先月に続き”坂本龍一特集”
教授の世界をたっぷり堪能させていただきました。
聴くべき作品がまだまだあるのは、ご馳走の山が沢山あるという喜びと
レコード、ＣＤをまだまだ購入せねばという負担感の両方がありますね。

NHK「Last Days 坂本龍一 最期の日々」は見るのが辛かったですね。
ここまで死に様見せる必要あったのかな？
死は皆に平等に訪れるのだから、そこをクローズアップしなくたって・・
遺された作品群を愛でれば良いのではないか。

いよいよ明日は人間椅子ライブ。
66歳にしてオールスタンディングのロックライブ（大丈夫か？ｵｼﾞｲﾁｬﾝ）を前にして
いつもよりワクワクしてます。

人間椅子、今のお気に入り曲は「芋虫」（アルバム「怪人二十面相」所蔵）かな。
スズケンのボーカルとうねるベース！！

クルセイダーズ「The 2nd Crusade」

人間椅子のライブチケット入手、来週4/16だぜい！
チケット手続きめんどくさいですね。
ネット予約して、コンビニ入金して、後日またコンビニ行って発券・・
転売防止のためだろうが・・

中古レコード、US盤2枚組だけど900円位、盤質、音質良好。
はじめは大好きだったけど、人気が出始めるにつれ、離れてしまった。
ライブも観た（なんとロバータ・フラックがゲストボーカルだぜい！！）けど
何故かひ弱なバンドに聴こえ（音量バランスのせいか？）がっかりした覚えもある。

でも、今聴くと良いのよ！！
特にウェイン・ヘンダーソンが在籍していた頃のクルセイダーズが好きですね。
南部の荒くれモノではなく、一音一音緻密に計算されつくされたモノですね。
この辺りにひ弱さを感じ取ったのかしら。
カッチリしたバンドのなかで、ヘンダーソンあたりが気を吐くのが好きだったのかも。

ジャズっぽいホーン奏者が離脱し、実力派ボーカルを盛り立てて人気バンドになっていくのだけど
やっぱこっちだよなあ～

 

平林牧子「「ハイド・アンド・シーク」

お借りした音源。
デンマークで活動するピアニストのトリオ作品。

ベースにクラウス・ホウマン、そしてマイルス・デイヴィス・グループや
ヤン・ガルバレク・グループで活躍した俊英ドラマー、マリリン・マズールとのトリオ。
オラにはつかみどころが見つからない、近頃のピアニスト（誰？？）と違い、硬質で骨太に感じる。
ベースも好み、音質も良し！

バークリーに留学して、デンマークに渡って音楽活動し、音楽賞をもらったりして、何かタフで素敵な
生き方してるように見える。
他の作品も聴いてみたいです。

純米吟醸酒「忠臣蔵」

久々の日本酒記事。

嫁の甲子園・兵庫ツアーのお土産。
赤穂市坂越の1601年創業で赤穂藩主浅野家の御用酒屋でもあった奥藤商事で直接購入。
口当たりは一瞬トロっとして甘いかな～と思った刹那、すぅ～っと切れる。
食中酒でもいける吟醸酒ですね。