にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ミンガス「EAST COASTING」

2016年05月27日 | ジャズ、音楽

大通西11丁目で働くおら。
札幌ラーメンショーなるものが今年も開催されている。
800円も出すなら、食券買う必要も無く、きちんと座れてお水も出してくれる店でこだわりの一杯が食えるのですが、
職場のそばで賑々しくやっていれば、一杯位はつい食べてしまう。
食したのは秋田の稲庭ラーメン。
乾麺と思しきストレート麺にとろみのある鶏しょうゆ味のスープ。
麺もしっかり、具の鶏肉も味もよく、真面目に作ったラーメンであることは間違いないが、
現在の魚・肉ブレンド等の複雑味が跋扈するラーメン界にあっては、やや物足りないかな。(完食しましたけど・・)


先日のエヴァンス盤同様、巨匠作品ながら持っておらずちゃんと聴いたことが無かった。

Charles Mingus (b) Clarence Shaw(tp) Jimmy Knepper (tb) Shafi Hadi(=Curtis Porter)(as,ts)
Bill Evans (p) Dannie Richmond (ds)

奇しくもエヴァンスが参加しているが、あまり色を出さず(出せず)ミンガス親分色全開。
とは言うものの親分、今回はあまり怒っておらず(?)、落ちついた感じ、1曲目"Memories of You"からおらの好きな
クラレンス・ショウ(tp)の哀感漂う音色が。

聴いているうちに、大編成と錯覚してしまう、ワイルドだけど実は緻密なミンガスサウンド!
本作はそれをじわ~っと味わえました。

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ジミー・スミス『ザ・キャット』

2016年05月24日 | ジャズ、音楽


日曜、山方面で遊んだ。
月曜、トイレで左内股に黒いものが・・こんなところにホクロあったっけ?
よく見れば足が生えてる・・マダニだあ!
ズボン脱いで山中を徘徊したわけではないのですが・・・

当然引っ張っても取れず、熱めのシャワーかけてもダメ。
結局皮ふ科受診。
オペ台に載せられ局麻かけられ除去手術となってしまった。
ビビリを覚られないよう、終始にこやかな態度・・・
クソダニめ~、3,000円かかってしまいました。

新スピーカーADAM F7でクリフォード・ブラウンのウイズ・ストリングスを聴いたら貧弱で邪魔に思ってたストリングスが
とても麗しく思えた。
今までだとビッグバンドやストリングスものは上手く鳴らせず、やかましいだけで、いまひとつ好きじゃなかったが、
F7できちんと再生したら音そのものが気持ちよくなり、それならと本作を聴き直し。

定評有るジミー・スミス(この名前って山田太郎みたいなもの?)の代表作。
従来のお団子状態ではなく、各楽器がきちっと分離して聞き取れるとなるとこれはご機嫌です!
再生環境で作品評価が変わるのは如何なものかという思いもありますが、
兎に角気持ちよく音楽が聴ければそんな理屈なんかどうでもいいわけで。
ソロイストとバックバンドの妙味がこんなに楽しいとは!

古い録音がとても活き活きと鳴るこのスピーカー、今までピンと来なかったアルバムを聴き直すだけで、かなり楽しめそうです。

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ビル・エヴァンス「Some Other Time」

2016年05月20日 | ジャズ、音楽

昨日、植物園付近の路上でエゾリスが轢かれていた。
何故か今でもいたましい気持ち・・・

飲み会の前の時間潰しでタワーレコードをのぞいた。
他の作品目当てで、本作の存在は知ってはいたが、数あるエヴァンス作品のひとつだと思い直ぐに食指は動かなかった。
でも試聴コーナーで手にとってしまった。

「モントルーライブ直後のエディ・ゴメス(b)、ジャック・ディジョネット(ds)とのトリオの未発表音源、
しかも現時点で唯一のスタジオ録音音源。MPSレーベルで音も良し!」とある。

ディジョネット入りで、スタンダードナンバーが並ぶエヴァンスの掘出物!
値段も2,980円とアマゾンより安くガンバッテイル!
買ってしまうわけで・・

まず音質。
我が家のシステムでは小さいスピーカーで聞くとピアノが明瞭で良い感じだが、
大きいスピーカーだと焦点がボケる。そういうミックスか・・

ドラムは存在感あまり無いです。ディジョネット目当てだと、がっかりです。
トリオとしての緊密感もなく、エヴァンスが気儘にバリバリ弾くのをベースとかすかなドラムがサポートする感じ。
エヴァンスにとってはほんの手遊び程度のセッションで、お蔵作品レベルであり、他の名作を越える事は無く、
エヴァンスが生きていたら陽の目をみることはなかったでしょう。

でも、今となってはそんなことを含めて、リラックスしたエヴァンスが聴けるありがたい作品です。
ゆるい分愛聴盤になる可能性高いかもしれません。 

 

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ビル・エヴァンス 「Loose Blues」

2016年05月12日 | ジャズ、音楽

新スピーカー ADAM F7、絶好調です。

まだセッティング追い込んでいませんがJBL4312の出番がほとんどありません。
おらはこれ以上はもう要らないですね。
パワードモニターおススメです!

Bill Evans(p), Zoot Sims(ts), Jim Hall(g), Ron Carter(b), Philly Joe Jones(ds)

見落としていたエヴァンス作品。
ディスコグラフィーや中山本「エヴァンスを聴け!」 にも載っていたのに未聴、何故かスルーしていました。

このメンバーで全曲エヴァンスのオリジナル!の割には作りがユルイ感じ。
中山本でも評価は低く、作品の意義などは薄く制作当時は(エヴァンス自身の判断で)ボツになったのでしょう。
でも豪華メンバーによる、まったりセッションとして捉えれば、これは極上!
今、リバーサイドのエヴァンス作品を自分にとって新譜として聴けることが何より嬉しいです。
メジャーどころの聞き逃しアルバムまだまだありそう・・
 

 

 

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オヤジ部屋の椅子

2016年05月09日 | 日々のこと

あっと言う間にGWは終わってしもた・・
自衛隊の戦車観たり、車庫のペンキ塗り、空知ワイナリー巡りなどまずまず充実。

5月7日はキタラで北海道交響楽団によるマーラーの2番「復活」。
1番、5番、6番あたりはおらなりに楽しめるのですが、2番は何回聴いてもつかめなかった。
ライブで何とかなるかと思ったが、何ともならなず、ただ冗長な曲にしか・・・


息子達が独立しようやく確保した8畳のオヤジ部屋。
ギシギシ言う古いベッドが椅子がわりで、全然安楽ではなかった。
「一人掛けの椅子どうかな~」とつぶやくと、「燃えないゴミとかあたってみたら?」と嫁。
自力で頑張ることに。
コボスタ宮城の楽天のベンチのレカロの椅子にヒントを得、目を付けたのが車のシート。

中古パーツの伊丹車両(北広島市大曲)は、廃車の欲しいパーツを工具を持ち込んで自力でとりはずすシステム。
自分で車のシートを取外したことなんかないけど、スパナのセットを持参して入場。
ジャガー、アウディから軽まで廃車がずらり。
爆発物なのでエアーバッグが作動済みになっており、サイドエアバッグ搭載の車はシート横が破れエアバッグが
飛び出している。

革張りのジャガーは取外し方がわからん・・・
床面が平らじゃない車は足の長さが違う・・・
事故車ぽい・・気持ち悪い汚れが付いてる・・
そんな中で選んだのは古いオデッセイ。床面が平ら、肘掛も付いてる、汚れもひどくない。

スパナで簡単に取外せました。
1脚3,240円。そんなに安くなかったけど・・

自宅に着き、外でジャブジャブ洗う。
数日天日干し、大体の汚れは落ちたけど、更にファブリーズ。(効くのか?)

脚部に2×4の板を装着してひとまず完成。

座り心地、良いです!
ずっと座っていても疲れにくい、リクライニングもできるし・・・

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アヴァンギャルド

2016年05月02日 | オーディオ

4月29日に西区の某宅を訪ね、アヴァンギャルドスピーカーの音を聞かせていただいた。

DUO2というモデルで、マッキントッシュのアンプでドライブしている。機器の合計金額は600万円!!
文字通りラッパが拡がる独特の形状、見た目から鋭く刺激的な音が想定されるが、音の合間の静寂を感じさせるもの。
音の立ち上がり、下がりが良いせいと推察。小音量でも細部をしっかり聞き取れる。
今までに聞いたシステムでもベストかもしれないです。

オーナー氏によると、まとも鳴らすのに7年かかったそうです。
セッティング、ケーブル、ボード(TAOC社のボードがかなり効いたそうです。)等々・・
その間のご苦労やストレスは・・おらには耐えられないですね。

600万円なんておらには天文学的金額だけど、まあ高級車1台分くらいだから、道楽としては驚く程のことでも
ないのかな。
出せる人はどんどんオーディオにお金ぶっこんで、業界を活性化していただきたく・・・

試聴させていただいたポール・チェンバース「ベース・オン・トップ」の弓弾きに驚きました。
ブルーノートなのに(?)ちゃんとコントラバスの箱や弦の音が入っていたのね。
「弓弾きなんてすんなよな~、つまんねえ~」と決め付けていました。
良いシステムで音楽を再発見できる、これが一番クゥ~たまらん!

サブシステムはサンスイ箱に入ったJBL LE8T、アンプはマランツ。
これも良い鳴り方してました。

 人生の楽園ですね。

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