にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

菊地雅章「POOさん」

2016年01月18日 | ジャズ、音楽

正月が明けた途端に仕事が繁忙期に入り、更に飲み会が続く日々。
それでも夜更かししてジャズ聞く時間を確保してる・・・
そこまでしなくてもと思うが、中毒というか、業というか・・

 

亡くなってから気が付いても遅く、鈍いのかもしれないが菊地の遺作はどれもお宝なのではないかと。
と思ったら、市場で枯渇していた菊地作品が矢継ぎ早に発売され、財布が追いつかない状態・・・
焦りながら、まずは「ダンシング・ミスト」「イエロー・カーカス・イン・ザ・ブルー」等収録したこの1枚。
おらは菊地の総ての音楽に、なんかトゲっとした感じを覚えます。
ノリの良い曲でも、隙があればぶっ壊そうという魂胆、スローバラード曲でも気を抜かせない緊張感、
聞いていて疲れることがあるけど、そこがクセになるのか?

あと4~5枚欲しいのがある・・

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ポール・ブレイ「Not Two Not One」

2016年01月08日 | ジャズ、音楽

ゲス極、実はけっこう好きでしす。(ベースいいよね!)
文字通りゲスの極み扱だろうけど、この修羅場を潜り抜け深みのあるやさぐれたミュージシャンになってもらいたいものだ・・

新年早々ポール・ブレイ(1月3日に亡くなった。享年83歳。)に接した。
また星がひとつ・・・
訃報を知る前日、ゲイリー・ピーコック、ポール・モチアンとの「Not Two Not One」をガシガシかけていた。
先日のピーコック「ヴォイセズ」からの流れではあるのだが・・

名手3人の重厚なやり取り、モチアンもいないし、こういうのもう聞けなくなるのかあ。
年をとってエロさも抜け、よりハードでドライなブレイ、アルバム10枚くらい集めた後、ご無沙汰気味でしたけどもう一度聞かないと。

ブレイの共演者を並べるとほぼジャズ史ですね。
パーカー、レスター・ヤング、ミンガス、ブレイキー、ロリンズ、ドン・チェリー、オーネット・コールマン、チャーリー・ヘイデン、エバン・パーカー、ペデルセン、ジョンスコ、リー・コニッツ等々・・

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ゲイリー・ピーコック「ヴォイセズ」

2016年01月04日 | ジャズ、音楽

明けましておめでとうございます。
本年もお付き合い願います。

飲み食いしながらダラダラとTVを見ていただけの正月。
(体重は何とか1Kg増位で抑えられたけど・・)
紅白歌合戦でのレベッカのnokko、見た目はおばさんだったけど、まだまだ唄える人ですね。
もっと聞きたかった・・

年の初めの1枚は菊地雅章、富樫雅彦、村上寛とやったゲイリー・ピーコックのセカンドリーダー作。
曲のタイトルが意思だの梵鐘だのでやや懸念されたが、冒頭のベースの音で一気に深みの有る世界に。
この緊張感と漂いながら音楽が紡ぎ出される感じ、おらがジャズという音楽に求める典型なのかもしれない。
そろそろ総てのジャズを網羅的に聞くというやり方は止めて、自分にとってのメインディッシュだけに絞って
いくべきなのかもしれない。
もう”お勉強聞き”は要らないかな・・・

富樫抜きの「イーストワード」も早期に確保ですね。

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