にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

一夜限りのジャズ喫茶 7/26

2017年07月27日 | ジャズ、音楽

9/23~24芸術の森で行われる「アジアン・ミーティング・フェスティバル」に入場できるらしいので
札幌国際芸術祭のパスポートを購入した。道民用1,300円。
他の会場にも使えるようだが、HP観てもどこで何をやるのかよくわからない。
ノイズ電車YPY、湿った犬はもう売切れだし、
テニスコーツのライブ?いつ、どこで、いくら?わからん・・気が付いたら売切れか?
この値段なので芸森ライブだけでも良いのですが、なんだかな~(YPY、湿った犬を逃したのが腹立つ!)

カレー屋五〇堂さんのジャズ喫茶営業、今月はコルトレーン特集。
マイルスの命日は覚えてないけど、コルトレーンの命日(7/17)だけはしっかり覚えているのが古いタイプのジャズファン?
この時期になるとトレーン聴こうかなと思います、というかこの季節以外あまり・・・
カインド・オブ・ブルーやインパルスのオリジナル盤が惜しげもなくかかる。

「コルトレーンと知らずに聴くと、もの凄いサックス奏者だと思いませんか。」と五十嵐店主。
おお、確かにコルトレーンなら当たり前だけど、これほど一音一音重みのある音楽はそう無いですね。
ヴィレッジ・ヴァンガードライブあたりは、これぞジャズ!
トレーンに続いてドルフィーが登場するんですぜ!
こういうのを聴かずしてジャズを語れないですね・・・と言いつつ敬して遠ざけてきた。

インパルス時代だけでプレスティッジ時代をほとんど聞いてこなかったことも判明。
愕然(いつものことですけど)とする反面、フレッシュなコルトレーン作品群がまだあることに喜び!

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サヒブ・シハブ「サヒブズ・ジャズ・パーティー」

2017年07月26日 | ジャズ、音楽

最近聴くCDは田中伊佐資「僕が選んだ「いい音ジャズ」201枚 」の紹介作品が中心となっております。

でも録音がいくら良くても内容が気に入らないと、やっぱダメですね。
好きな内容のものが、更に音質が良いのが一番嬉しいですけど、内容さえ気に入れば、ちょっと位音悪くても平気ですから。
結局、おらはオーディオマニアではないですね。
それに高音質でもジャズボーカルが以前にまして”ただのオバサン唄”にしか聞こえてこない・・・
唄聴くなら古臭いスタンダードなんかよりも矢野顕子や竹原ピストル(違いすぎる?)が面白い・・

"良い音盤”を車やセカンドシステム(フォステクス FE103)で聴くと、とても良い感じなのですが
メインシステムで聴くとさほど”良さ”を感じないことがよくある。
解像度が高く、情報量は多いが、その分音楽してのまとまりより、作品作りの裏側、調味料的要素までもが見えてくるのでしょうか。
これがモニター的な音なのかな。
アナログレコードでは全く起きず、リミックスをしたCDに顕著である。
今の音作りって、ほどほどのシステム向きなんでしょうね。
リミックスの正体を暴いてしまうメインシステム、機械としての性能は高いのだろうけど、
音楽を楽めるのはセカンドシステムなのかな?
でも、もう後戻りはできない・・・

そして今回も田中本の作品

『ベースが地響きを立てて疾走する。それと二人三脚するようにドラムスが躍動感たっぷりのビートを刻み、
ギターがやや歪み気味のトーンで合いの手を入れる。もう待ちきれないとばかりに飛び出すフルート!
オープニングの冒頭数十秒であなたの心はわしづかみにされ、初めて恋したときのようにドキドキすることだろう。
この快感、一度体験してしまうと永久に抜け出すことはできまい。
サヒブ・シハブ畢生の名盤『サヒブズ・ジャズ・パーティ』は左様に、無数のジャズ・ファンの血を騒がせ、沸き立たせてきた。』
原田和典氏の紹介文にあるとおりです。
若き日の(63年録音)ペデルセンの活きのいいベースのグイグイ感だけで、〇!

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SPレコード鑑賞会

2017年07月21日 | ジャズ、音楽

16日に千歳市内をフィアット500で走行中、いきなりパトカーが追跡してきた。
あっちゃー、一時停止でやられてしまった~、張り込みポイントだったんですね。
交通量の少ない道で、徐行確認していたが、まあ停止はしていなかった。
くっそ~、減点2点・罰金7,000円の刑、ゴールド免許は一生縁が無いのか・・・

そんな失意を胸に雨の中、恵庭のSPレコード鑑賞会に寄らせてもらいました。
オーディオ同好会で2回お邪魔しており、一度この会にも来てみたかったのです。
今回が第255回!
レコード、機器、音楽知識、情熱、根気、気力、体力、メンバーシップ等々総てが揃わないとこんなに
長続きできませんね。

SPの音、スペックとは関係無く、音楽の芯を感じます。

残念ながら前半のみの参加となりましたが

ジャズ・サックス PRESTIGE盤特集(担当 薦田 仁)
 1.THE FLIGHT     JAMES MOODY  703
 2.LATER        SONNY STITT  704
 3.SONNY SIDE      SONNY STITT  722
 4.MY SILENT LOVE   ZOOT SIMS  726
 5.JANE-O        ZOOT SIMS  732
 6.EZZ-THETIC      LEE KONITZ  743
を聞いて、40年代にモダンジャズは完成していたことがわかりました。
おらのジャズの歴史観が少し変わりました。(これってかなりな事かと・・)

 

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スポング社コーヒーミル

2017年07月18日 | 日々のこと

7/15 STVホールにパークジャズライブを観に行った。
お目当ては菊地バンド。
吉田野乃子(sax)と西村伸雄(tp)が参加し電化マイルスをやるらしいので。
クソ暑い日に冷房の効いたホールで無料でライブを観るのはいいですね。
ビッグバンドでのベイシーなんかで、まったりしていましたがテンション全く違う
菊地バンドにのけぞる!
やっとの思いでアドリブを10秒くらい披露する他のバントと違い、
いくらでも延々とソロできるこの人たち・・まあモノが違いますな~
あっと言う間の30分1曲。

手動のコーヒーミルが半年も使わないうちに壊れた。
その先代も回転部がグラグラになって使えなくなった。
そこら辺で売っている物はどうも華奢だ、どうせ買うなら一生モンを!
調べたらイギリスのスポング社のモノが堅牢で、これで挽いた豆は美味いらしい。
スポング社は1980年代に買収され、その数年後に製造中止したらしいので市場にあるものは40年落ち以上。
ヤフオクで1万円前後で入手できるみたい。
7,500円で即決というのを落札できた。

ハンドルが赤いので、初期型らしいが錆びもあまり無く、程度は悪くない。
鋳物の工具のようなつくり、これならおらの残りの人生で充分使えそう・・

ゴリゴリと豆が砕かれていくのが何か快感?
ハンドル数回回せば、2人分くらい直ぐ挽ける。
香り立ちがよくコーヒーが少し美味くなったような・・・

 

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ジョン・ルイス&サッシャ・ディステル「アフタヌーン・イン・パリ」

2017年07月14日 | ジャズ、音楽

会社の冷房による鳥肌状態と外出時の暑さ、温度差が辛いです。

ルイス好きで、かなり前から欲しかったCDがカレー屋五○堂の中古コーナーにあった。
これも田中本に載っている。

ジョン・ルイスとサッシャ・ディスティル(g)の名義だが聴き所はバルネ・ウイラン(ts)でしょう。

録音年(1956年)も頷ける古い音質のピアノで始まるが、ベース、ギターが入ると霧が晴れたようになり
活きのいいサックスが吹き出すと様相が変わる。
ウイランはフランス語ぽい柔らかい演奏をする人だと思ってたけど、ここでは若さ満開、サックスから音が迸っている。
ウイランの青春の音を見事に捉えている。
ヨーロッパの技術者もやるもんです。

ジャズはやっぱり黒人さん達だけのものではなく、いろんな人種の文化やスキルが混ざって面白くなったものであることが
わかりますねえ。 

明日はパークジャズライブでも観にいくかな・・

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野球&JAZZ

2017年07月10日 | ジャズ、音楽


7/7 ファイターズvsホークス
同僚のコネで入手したタダチケットで久々の野球観戦。
全く覇気のないファイターズ、これが去年の優勝チームとは・・・
バッターで期待できるのは西川と松本くらいかな、中田は重症だなあ、ダメオーラぷんぷん。
有原も”完投負け”というおらの予言が当たってしまう。
ホークスはどこから打ってもクリーナップ、途中で柳田と内川引込んでも、楽勝。

育成が売りのファイターズだけど、未熟な若手が安直に試合に出られることの弊害があるのでは。
必死になって一軍に”爪痕を残す”ということに欠けるのでは。
永遠に一軍半程度の選手を見せ続けるのってどうなんでしょう?
実績、実力のあるスターが並ぶホークスと比べるとねえ・・

7/8 Solid Sounds Jazz Orchestra&河野祐亮ピアノトリオ
音が悪くて観辛い単なるテントビアガーデンの会場が嫌いで、興味が無かったシティジャズ。
チケットをいただいたので観戦。

地元ビッグバンドとピアノトリオ。
こういうフェスではビッグバンドは”華”ですね。
とぼけた感じのボーイズボーカルはちょっとあれでしたが・・
でも中学生トランペットがなかなか聴かせてくれた!

後半の河野トリオ。
演奏レベルは高い、特にドラムはハイテク、流麗なピアノトリオ・・・
なんですがあ、おらには引っかかる部分がない・・・
聴いている間、「どうしてだろ~」とずっと考える。
個々のソロはあってもメンバー間のインタープレイとかあまりないのね。
これもジャズなんだろうけど、全く破綻することのないお約束音楽。
アドリブだけがジャズじゃないけど、
”その場限りの一瞬の輝き”は望めないというか、そんな不確定要素を排除した音楽。

ジャズピアノというフォーマットを利用した現代のピアノミュージック。
世界的にも今の若者ピアノはこういうのが多いみたい。
否定はしないが、おらにとってはジャズに似て非なるもの・・・

 

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寺田町&中島弘惠

2017年07月07日 | ジャズ、音楽

7/4 リブギャラリー
恒例の寺田ライブ、今回は中島ピアノとのデュオ。
”酒場臭さ””チンピラ臭さ”がほとんど無い、いつもとかなり違う。
中島ピアノも”いえ~い”系ではなく、音数少なく暗い水底できらりと光る感じ。
共演者との兼ね合いもあろうが、”酒だ、女だ”という世界から、歳を重ねた男のより普遍的な唄世界に
なってきたのか。

同世代(寺田57歳、おら59歳)故の共感があり、寺田の変化と自分の変化を重ね合わせて考えたりしてしまう。
打上の席で、寺田に感想を伝えた時、”歳を経て変わっていくのは当然でその変化がまた面白い、けど変わらないことも凄い”
だなんて訳のわからないことを言ってしまった。

59歳になっても考えてること高校時代とあまり変わっていない、でも紛れも無い初老男・・・
ご同輩の皆様はどんな心持ちで過ごしているのだろう・・・

今夜は、ファイターズvsホークス、
大谷はせいぜい代打だろうし、太田は昨日は途中で引っ込んだし、近ちゃんは長期離脱だし、
鶴ちゃんはほとんど出てないし、見所は上林と柳田か・・・

明日はシティジャズ・・・

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オーディオ、ライブ

2017年07月04日 | ジャズ、音楽

ここ一週間、イベントが続いております。

7/1 恵庭オーディオ遠征
オーディオ仲間で恵庭のマニアを訪ねました。
TBMレーベルの鈴木勲「ブローアップ」のサブマスターテープ音源を
テレフンケンのテープデッキ、REVOXミキサー、パワーアンプ クラウンD75改、スピーカーALTEC A5
で聞きました。
調子に乗って、ブルーノートで一番音がいいと思ってる
オーネット・コールマン「ゴールデンサークル」もかけてもらいました。
いずれもALTECの最高の音だったと思います。サックスがたまらん~

7/1 スイングハートジャズオーケストラライブ
共済ホール
王道ジャズを愛するgroovy氏が所属する楽団の30周年記念ライブ。
ベイシー、エリントンのお馴染みナンバーをやるのは皆が知ってるだけプレッシャーですよね。
知合いの出演というのは我が子の学芸会を観る様な緊張感がありますね。
ソロアドリブをする人は立ち上がってマイクの前に進み出てやる。
groovy氏の出番はなんとクライマックスのアンコール曲、
これって締めのスピーチを頼まれて全く酔えないパーティみたいでしんどい~(違うか?)

後半ゲストの元東京ユニオン・オーケストラの近藤淳氏(sax)が登場したのですが、いやあ驚きました。
プロって凄いですね。
メロディ吹くだけでスポットライトがより明るくなったように、全部持っていってしまう。
かっちりしたバンドサウンドに乗って、輝かしいソロプレイ。
ジャズのスタープレイヤーというのはこういう感じなんですね。

7/2 オリジナルラブ
道新ホール

田島はいつもどおり熱演、ソロでもエフェクター等駆使して充分ですけど
ベース、ドラムがいるとサウンドのやっぱ厚みが違いますね。

ホールなので座ってあずましく観れると油断していた。
始まった途端オールスタンディング・・・
途中のアコースティックパート3曲だけお座り、後半立ちっぱなし・・
こういうライブはそろそろ潮時か・・・

コメント (2)
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