にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ジョン・コルトレーン「インプレッションズ」

2023年03月27日 | ジャズ、音楽

昨日は爆音鉄工場。
兎に角爆音!!
前回、YAMAHA NS1000Mのツゥイーターが破損してしまった程。
工場主によると、ケーブル類を名だたるオーディオブランドのモノから、
ベルデン、カナレ等のプロご用達のベーシックなものに全取り換えしたところ
妙な強調感が薄れ、バランスが整いながら情報量が増えたとのこと。
「どうだ?」と問われても、オーナーさんでないと分からない変化・・・
強いて挙げれば、聴き疲れ感が減り、音楽がゆったり聴こえるような・・
日々改善に努める工場主の姿勢には脱帽!!

メインスピーカーはJBL4430。
ジャズ、ロック特にライブ盤はステージの熱気まで再現される。
恐るべきポテンシャルの2ウェイですがここまで鳴らしきっているところは無いかも。

サブのNS1000Mは日本モノ(山下達郎はこっちが良かった。)ヨーロッパモノ(ECMやドイツのCAN)が
タイトでカッチリしてて良い。


で、コルトレーンの「インプレッションズ」の標題曲を聴いた。
何度も聴いたはずだが、爆音だとコルトレーンがノープランで、出たとこ勝負で音をひねり出している様子が鮮明に。
この後、フリー路線に行くけど、フリーって音はヤンチャだけど、結構お約束ポイントや起承転結あるように思います。
本作の方が”フリー”度合いは高いかと。
これかな?あれかな?と徘徊するコルトレーンに”大将何処行くんだ?”と思いつつもパルスを送り続けるエルビン・・・

既知の作品で、新たな発見や深化があると、何だかとても嬉しくなります。

 

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ジミ・ヘンドリックス「アクシス:ボールド・アズ・ラヴ」

2023年03月20日 | ジャズ、音楽

普段は脳天気なオラですが、3月~4月はチョット鬱ぽい感じになる。
北国にようやく春が来て世間はウキウキしてますが、なんだかな乗れないのです・・
オラにとっては少し落ち着いて自分と周囲を見回す季節なのかもしれません。

中古レコード店「アニマルズ」にてUS180g盤をおよそ4,000円で購入。
ジミヘンの名作、コピーCDで音源を保有していました。
基本的にコピーCDでも聴ければOKなので、保有済みの音源は買わないのですが、
店頭で手の出せる価格でコンディション最高の高音質盤を見てしまうとねえ~

わわわ、こりゃあ凄い!!
明快かつパワフル!!
すっきりしたCDと比べると、音に”熱さ”を感じます。
爆音が気持ちイイ~
やべえなあ~、レコードの沼が・・・

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ピンクフロイド「おせっかい」

2023年03月13日 | ジャズ、音楽

3.11、65歳になりました。
前日に年金機構から年金請求用紙が届いた。
3月以降も継続雇用されるようなので、まだ年金要らないのですが、障害年金(心臓手術で3級該当)
もらうと”繰下げ”の選択肢は無いというので受給せざるを得ない。
年収アップとなりますが、使えるわけもなくいつものビンボ生活が続きます。

しばらくウェイン・ショーターばかり聴いていました。
リーダー作、マイルス、ウェーザー・・・まだ聞き切れないし、全然飽きない。

そんな中、先月買ったLPレコード、ようやくじっくり聴きました。
USオリジナル盤、聴き比べていないのでよくわからないけど、音が強く感じるかな・・?

何と言っても1曲目「吹けよ風、呼べよ嵐」ですね。
あの頃の全日本プロレスが好きだったオラにとって、アブドラ・ザ・ブッチャーの登場曲は
ボルテージが上がるのダス。
ジャイアント馬場はプロレスを”様式美”にまで高めた、”現代の世阿弥”だと思ってる。
あのゆっくりした技でも相手はばったばったと倒れる、それを楽しめる”粋”な客。
”野暮”な輩がプロレスを”格闘技”だと言い出して徐々にプロレスがつまらなくなっていった。
(ガチだと巡業が続けられないでしょうが。)
そんな中、強烈なキャラだけ(たいした技も身体能力も無かったけど。)で魅惑したのがブッチャー。

音楽に話を戻しましょう。
やっぱ音が良いのかな、気が付けば自宅で出せるマックスボリュームになっていました。
このアルバムのホントの肝はB面を1曲で占める「 Echoes」なのかな。

ピンクフロイド,
今聴いてもワクワクできます!!

 

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ウェイン・ショーター「The Collector」

2023年03月06日 | ジャズ、音楽

 


ウェイン・ショーターが3/2に亡くなった。
この数日はシューター参加作品ばかり聴き続けています。
学生時代、ジャズ喫茶AYLERでバイトしていた時、選曲に迷った時はショーター作品をかけていました。
リラックスして聞き流しても、じっくり聴き込んでも、一般的なリスナーにも、コアな聴き手にも”万能”。
その後の選曲もなんでも行けました。
”困ったときのショーター頼み”とよく言ってた。
今考えると、単にショーターが好きだっただけなのかもしれませんね。

ブルーノートの未発表曲集ですが、数あるショーターのアルバムの中で一番好きかもしれない。
ハンコック、レジー・ワークマン、セシル・マクビー、ジョー・チェンバースという良いメンツ。
ワンホーンでショーターのプレイを満喫できます。
マクビーのベースで始まり、躍動するチェンバースのドラムをバックに
”どよ~んと呪術的”なショーターのB1「Barracudas」、B2「Indian Song」がたまらんとです。

 

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