にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

伊藤広規 x 養父貴 和SABI & Prime Loose

2019年11月25日 | ジャズ、音楽

先日、希少なコーヒー豆、エチオピア ゲイシャのナチュラルタイプを入手。
おら好みの酸味と香りの強い品種ですが、やっぱうめえ~。
数日飲み続けると、普段飲みのコーヒーがみすぼらしく感じてしまう・・・

 11月24日 札幌 HOT TIME

今年は俄か達郎ブームのおら、山下達郎バンドのベーシスト伊藤広規のライブに行った。

「 養父貴の美しくしなやかで、芯の通ったギターサウンドに 広規のヤサグレたベース。 そこに、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している道産子key.工藤拓人と、dr.東広典が絡むと、ツンとサビの効いた ザ サムライfusionが生まれる。   『和SABI』とジョイントする『Prime Loose』は、30年以上のキャリアを持つ山下達郎カバーバンド。」

『Prime Loose』のメンバーの一人が、昔勤めていた会社の同僚で、在職時はあまり会話もしたことが無かったが 数年前にバンド活動していることを聞いた。
フルコミッション制の厳しい会社だけど、時間は自由になるのでバンド活動のために入社を決意したと言う。
そういう生き方もあるのかと感心し機会があれば行ってみたいと思っていた。

そのPrime Looseいかった! バンドサウンドは達郎そのもの、どうしたって達郎と比べられ一番しんどいボーカルも ほどほどで好感!
「LET'S DANCE BABY」で鳴らすクラッカーも準備されてたし。
最後の曲に伊藤広規が参加した。
重心が下がったような落ち着きと、うねりが生じたことに驚きました。
”本物”はやっぱり凄い!

和SABI よく考えるとフュージョンのライブッてあんまり観たことがない。
テクニカルできっちりした音楽、ジャズの”出たとこ勝負”感が無い。
ジャズと同じ編成でジャズテイストもあるのですがやっぱ違う。
ハイレベルなんだけど、何かなあ~と考えているうちにライブは進む。
終盤ジャズ系のサックスが参入したあたりでやっとライブの”熱”を感じる。
伊藤ベースもファンクぽくなる。

達郎の延長で来場したおばさん、おじさんはこのハイテク音楽楽しめたのかしら?
乗り遅れたのはおらだけ?

Prime Looseは機会があればまた聴きたい!

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カマシ・ワシントン「HEAVEN & EARTH 」

2019年11月21日 | ジャズ、音楽

オリンピックのマラソン等が札幌開催となったが、全国中からディスられた「新川通」は コースから外された。
「新川通」直近に住むおらとしては、残念でもありホッとしてもいます。
”生まれ育った地でオリンピックを体験できる貴重な機会だったのに”と
”交通規制だの何だのメンドクサイことが無くて良かった”という思い。
今年の北海道マラソンの時、車で自宅に戻ろうとした時に警備員に阻まれ、
毎年自宅周辺が封鎖されちまう苛立ちから「住民だ!通せ!」とおららしくもないワイルドな振舞いをしてしまった。
よりセキュリティが厳しいオリンピックで、間違って車に日本刀(居合の練習とかで)でも積んでいようものなら
即逮捕拘留になってしまう。
でもコースとなっている北大付近まで見にいくかどうかは、微妙ですね・・・

CDを借りに琴似のツタヤに行った、久々過ぎて会員証の期限が切れていた。
レンタルコーナーが少し狭くなったような・・もうレンタルの時代でもないのか・・・
とりあえず達郎、竹内まりや、細野をカゴに。
ジャズは縮小気味で興味をそそるモノはもう・・
おっ!カマシ・ワシントン!・・ 聴いてみるか・・

 

う~ん、これが最先端のジャズ・・・なの?

東京ジャズの映像では女性ボーカルを配して、ツインドラムをバックにぶりぶり吹きまくってた。 ファラオ・サンダースやアリス・コルトレーンあたりの「コルトレーン後」スタイルに目を付けたのか。 壮大でパワフルでスピリチュアル、おらの好みの範疇、いいとこ突いてきたと思う・・ ジャズの”熱”を保つ貴重なものだと思う。

でもなあ・・・ これが最新ジャズだと言われるとなぁ~・・
今時の若者が、「ジャズ演ろうと思うけど、この辺面白くね?」と目を付けて、
うまく再現したように聴こえるのですよねぇ・・・

カマシに続いてロニー・リストン・スミス「エクスパンションズ」を聴く。
う~ん、こっちの方が古い作品でありながら何ぼか新鮮味を感じる・・・
そっか、もうジャズは何周も巡っていて、今更”新しい”ものは出てこないのかな。
サッチモ、パーカー、フリー、その他全部が並立している中でカマシはこの辺を選んだのですね。

どうもジャズは歴史的に進化したという刷り込みをされてきたジジイなので、新しい作品に "革新"を求めてしまう。
もうそんなことは起きないし、というか過去にもそんなことは起きていないのかもしれない。

コメント (5)
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細野晴臣映画「NO SMOKING」

2019年11月14日 | ジャズ、音楽

先日のルーテシアの不具合についてもう少し。
この車のアクセルはペダルの踏力が直接伝わるのではなく、電気的信号でアクセルの開度を調整しており その電気的アクセルの動く部分が不調で、エンジンがかからなかった。 部品交換なしで調整で済んだとのこと。
不具合のたびに、びくびくする、古い仏車のスリル!
(メモ:オイルは78,700㎞で交換。)

細野デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画を観にシアターキノに。

平日15:15スタートですが7~8割の入り。
 札幌には2つのシネコン以外にまともな映画館はここだけだからか・・

冒頭マッカーサーが登場、戦後の誕生時から歴史的に人生をたどるのかと思ったら、 そうでもない、いくつもの音楽的試みを掘る訳でもない、秘蔵音源・映像もない。
いろいろやっているうちにオジイチャンになっていて、今は古いタイプの音楽を演っている というのを”ホワン”と描いている映画。
ま、音楽聴きたければアルバム聴けばいいし、音楽を紐解くというのも野暮なのかもしれない。
”ホワン”とした感じが伝わればOKなのかな。

映画を見ていて気付いたのは、おらはこの人の声に魅せられていたこと。
この声だから、語りも歌も、すぐ細野ワールドになってしまうのだと思う。

高1時の「ホソノハウス」から、トロピカル3部作、YMOとリアルタイムに聴き、 現在まで付かず離れず付き合ってきたような存在はこの人だけであり、 同じ時代を生きれたことはかけがえのないことかもしれない。

 

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大瀧詠一「LET'S ONDO AGAIN」

2019年11月11日 | ジャズ、音楽

ルノールーテシア、退院しました。 セルは回るけどエンジンがかからない症状、当初は燃料ポンプの故障が疑われ その場合11万円越えとなり、一瞬買替が頭をよぎりました。 原因がアクセル方面で調整で治ったようです。 オイル交換もしてとても滑らかになって戻ってきました。 買替の野望はあっけなく潰えた・・

ナイアガラ・フォーリン・スターズ名義だけど大瀧作品と言っていいですよね。

五〇堂の五十嵐さんに阿波踊りの鳴り物CD「ぞめき」をお貸ししたら、
「これと共通点ありますね、えっ!聴いたことがない?ならお貸しします。」

洋楽と日本民謡との融合って、古くからチャレンジされてきたけど、かなりハイレベルで 奥深いものがあるようですね。 キワモノかと思っていても、耳にすると日本人の血が騒ぎ出しますものね。

本作はパロディ、ものまね、音頭と一見ふざけた曲が並びますが、一度聴くとあと引きますねえ。 次作が、あの大ヒットアルバム「ロング・バケーション」・・・ 大瀧にとってはどちらも渾身の作品だったと思います。 むしろこっちの方が耳に残る・・

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ポール・ブレイ「ホット」

2019年11月08日 | ジャズ、音楽

 ルノールーテシアの故障、当初燃料ポンプが疑われ、
その場合10万円越えと言われびびっていた。
しかし、いろいろお掃除調整しているうちにエンジンがかかった。
アクセル方面(ワイヤーで直接動くのではなく、電気的に作動するらしい。)が原因で大事には ならずに済んだみたい。
せめて車検満了(まだ1年半年ある。)まで、最小限の出費で乗り切りたい。

ベースは盟友スティーヴ・スワロウで、ドラムはサークルのバリー・アルトシュルにギターはジョン・スコフィールド。 いつもは青白い炎のブレイですが、今回はタイトルどおり、熱い!

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エグベルト・ジスモンチ「Saudacoes」

2019年11月05日 | ジャズ、音楽

11/5の朝、出勤しようとルノーのキイを捻る・・セルは 回るがエンジン始動せず・・むむっ!
昼に自宅に戻り、再度チャレンジするが、かからない・・・
自動車保険のロードサービスに連絡する。
11/7の朝にレッカーを予約出動してもらい、かかりつけの工場(トッカリモータース)に入庫することに。
何だろ、燃料供給方面か?いくらかかるか、治るのか・・・

ちなみにトッカリさんは、古くてパーツ供給に難がある仏車でもなんとかしてくれる頼もしい工場、
近所にあって良かった~

アマゾン見てるうちに、お手頃価格(送料込930円)でポチってしまった2枚組CD。

「ブラジルが生んだ奇跡の音楽家,エグベルト・ジスモンチが壮大なるシンフォニーと,
ギター・デュオという2つの異なるフォーマットでその桁外れの音世界を存分に表現した2枚組の超大作。
14年ぶりのECM作品であること,息子アレキサンドルとの共演など興味が尽きない。」2009年作品

1枚目はストリングスによる現代音楽。西欧クラシックにはないキレ・リズムがあるが、やっぱ2枚目の
ギター・デュオですね。
対峙するのではなく息子がお父さんに沿うようにサポートしてジスモンチの世界が深まっているような・・
ECMなので音も良し!

 

 

 

 

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三線ライブ

2019年11月01日 | ジャズ、音楽

会社の忘年会は「揚子江」に決定。
中華と寿司が食える不思議な店。
宴会は海鮮中心(大トロ三昧やあわびの天ぷらとか)だけどあんかけ焼きそばも出てくる何でもあり状態。
今年は何が出てくるか・・

首里城燃えちゃった。
おらが生きている間に復元できるのかなあ・・・

沖縄好きとして、心痛めております中、来年1月25日共済ホールで行われる三線ライブのチケットを購入しました。
毎年沖縄に行ってるけど、そんなに沖縄音楽にはのめり込んでいません。
でも真冬に沖縄を味わえるのも良いかなと。
何と言っても知名定男・大工哲弘・宮沢和史という沖縄音楽に詳しくないおらでも知っている3人が揃う。
沖縄行っても、このうち一人でもなかなか観れないと思います。
わざわざくそ寒い札幌に来てくれるのならねえ・・・

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