にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

オーディオ同好会 7/6 ②

2024年07月08日 | オーディオ

気になるスピーカー(音工房 Z800、フォステクスのマグネシウムツィーター搭載)があった。
JBLの新しいアンプSA550で駆動した音を聴いてみた。
部屋が大き過ぎるのせいか低音(16cmウーハーじゃ無理なのか?)とのバランスが取れていない。
やたらシャンシャンした音に聴こえた。
ただポテンシャルは有りそうなので、調整次第では化けるシステムかも・・

ダイナミック型に戻ったALTEC A5、音が若返ったようになり、エレキベースも余裕。
調子に乗ったオラ、ZAZEN BOYSをかける。
一番の特徴であるキラキラしたギターのカッティング勃たない・・
我が家のADAMの方がなんぼかシャキっとしてる。
ジャズなら極上のA5だけど・・・
オラには味わい深いヴィンテージオーディオは不要のようです。

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オーディオ同好会 7/6

2024年07月08日 | オーディオ

奈良のビートルレコード専門店「ビ―セルズ」さんのお店日記ブログ(7/1)に「ハードディズナイト」
を買ったオラの事が載っていた。
(恐れ多くて感想文書ける程聴いておらず・・・)

成り行き上、オラが不定期開催のオーディオ同好会の声かけ役になっている。
「次は雪が融けた春にでも・・」と言ってまった前回(11/25開催)・・ああもう夏じゃ!
慌てて会員諸氏に連絡。

恵庭のK氏のサロンにおじいさんたちが集う。
ここは名器がゴロゴロ埋まってるお宝屋敷ですが
今回はかなり驚くモノが。

 

100年前のスピーカーとアンプ。
アルミ振動板のスピーカーを別箱(洗濯機くらいの大きさ)のアンプで駆動する。
英国からのお取り寄せ、劣化したコンデンサーは、日本で同規格のものを作ったとのこと。
これで120年前のレコード盤(溝は片面のみなのね)の音を聴かせてもらう。
電気で増幅された最初期の音・・・
日本で稼働品はこれだけと思われるし、世界でも数台あるかないか。
オーディオマニアの範疇越えてる・・博物館か!


ユニットを励磁型に替えていたALTEC A5がダイナミック型に戻っていた。
励磁型はハイスピードだけどややカリカリしていた。
ダイナミック型はリラックスして楽しめる感じ。
専門店の勧めるスピーカーの接続法が
高音ドライバーは正相、ウーハーは逆相。
オラはこれでいいと思うのですが、聴き比べマニアのジジイ、もといオジ様たちは気が済まない。
正相+逆相
正相+正相
逆相+正相
逆相+逆相 を聴き比べる。
途中で何だかわからなくなるが、結果的には専門店推奨に落ち着く。

ようやく本日のメインは名器アンプの聴き比べ
 マランツ7+マランツ8VSJBLSG520+SE401

いずれもK氏のサロンに20年近く死蔵していたもので、納得の修理できる人に巡り合い陽の目を見ることに。
ヴィンテージ機器は修理を経ることで部品が替わる宿命で、側だけで中身は別物化してることもよくあるらしいのですが
今日の機器は死蔵していたこともあり、ほぼオリジナル部品が残っている状態。(特にマランツ7)

管球のマランツは、まろやかな音で、古いジャズボーカルでお爺さん達はトロトロに・・
石のJBLはカチッとした音で、現代でも全く問題なく通用する音。

ジジたらしのジャズボーカルよりZAZEN BOYSを聴くオラ、「マランツは古臭い、生だるい」と言ってしまう。
「お前にはこの味わいがわからんのか?」と周囲に言われるが、聴きたい音楽を再生できないモノは
オラにとっては不要なのです。
(マランツ7、200万円するのね・・)

良いアンプって何だろ?

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オーディオフェアー感想

2024年06月17日 | オーディオ

大阪屋のオーディオフェアー(6/1、あっと言う間に半月経ってしまった。)を覗いてみた感想。
客層は(オラも含めて)お爺ちゃんばかり、業界の未来は・・
初めのうちは値段や見た目に圧倒されるが、音を聴いているうちにオラなりに傾向が分かってくるような・・

オルトフォン~ダイヤモンドカンチレバーのカートリッジをレビンソン-JBLで。
       声はリアルだったが、マイルスのソーホワットのチェンバースのベースがつぶれて聴こえた。
       盤が悪かったのか?
       今、価格を調べて驚いた、120万円!!
       とても整った音、でもなあアナログは品の無い図太さを安物カートリッジで遊んだほうが
       面白いような・・

テクニクス~カッチリ真面目な音なんだけどホテルカルフォルニアのギターの艶が・・

クリプトン~サックスは太い音なんだけど、ドラムがクシャっと固まった感じ
       
頑張って欲しい両国産ブランドだけど、真面目なサラリーマンが仕上げた音に聴こえた。

ラックスマン~CDプレーヤのお披露目だったが、オラの目当てはフォーカルのスピーカー。 
       高域は艶やかで好感を持ったが、低域がやや甘いかな~

トライオード~アンプのお披露目だが、目当てはスペンドールのスピーカー。
       期待した割に、普通で良さが分からなかった・・

ソナスファベール~高価なフラッグシップ機でかかったのはクラシックだけだけど、
         色気のある音でメーカーの勢いを感じた。

  

KEF~AVコーナーにあったのを、オラだけのために聴かせてくれた。
  最近気になる”そこに音楽がある”鳴り方。現実的なお値段。

気になったのはソナスとKEF。
オラの普段聴く音源との相性がわかりませんけど・・

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オーディオバーゲン

2024年02月19日 | オーディオ

昨夜(2/18)はカレー屋五〇堂でトム・ウェイツ特集。
コピーCD3枚ほど持っているが、じっくり聴いていなかった。

作品ごとのテーマ性、楽器構成、一音一音へのこだわり、単なるだみ声シンガーじゃ無かったのね。
また気になる人が増えちゃった。

2/20までキャビン大阪屋の決算セール、オーディオ機器ばかりでなく音楽ソフトもあるようなので
行ってみた。

目に付いたお買い得CDを4枚購入。(感想は後日に・・)

リーズナブルなパワードスピーカーを愛用し、
お高いピュア―オーディオに見切りを付けたつもりですが、まだ機器のバーゲン気になる。
新品のウン十万~百万円は、置く場所も無いので目も行きませんが
お手頃中古(B&W804が1本135,000円、ハーベスLS5が110,000円と半額以下)は一瞬前のめりになります。
ペアで25万円位のものが、ビンボなオラでもお得に感じるオーディオの世界。
頭おかしいですね、世間とかけ離れてます。
こんなの買ったら、更にアンプが欲しくなるし・・・

20万円あればパワードモニターのかなり良いのが(ジェネレック、アダム、フォーカル等)狙えます。
部屋に合わせて周波数特性・音場を補正できるのもあるし・・

鑑賞用とモニター用は別モノと言う話もあるが、フラットじゃない=”味付け・色付け”と考えます。
オラは癖のない機器で、”音楽のクセ”を楽しみたいです。
と言うことは、次があるとすればキャリブレーション機能(補正機能)付きのパワードスピーカーでしょうか?

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爆音鉄工場、2023冬

2023年12月25日 | オーディオ

12/23に爆音鉄工場お邪魔した。
長年健闘したオンキョーのアンプが爆音酷使に耐えきれず逝ってしまった。
何と後釜はパイオニアのAVアンプ(VSAなんたらかと)。

ここでしっかり爆音を鳴らしきるのためには、、
値段やブランド(高級ブランドでもここでは貧相)やスペック(業務用200Wアンプでも飽和)ではなく
真にしっかりした造りのアンプが要求される。
使用に耐えたのはサンスイとオンキョー位でした。
そこに、スイッチング電源のデジタルAVアンプとは・・・

それが、ちゃんと鳴っているのよ!!
押し寄せては来ないけど制御の効いた低音が心地良い。
音場補正の効果なのか、バスドラムが音場にピタッと位置し、切れの良いビートを刻む。

ピュアオーディオアンプに比べるとAVアンプは劣るという定説があるけど、
こんな体験をするとAVアンプも充分選択肢になりますね。中古価格は格安らしいし・・

パワードモニタースピーカーも”音場補正機能付き”が出てきています。
スピーカーにこだわっても結局、部屋の特性にやられているわけで、
それを簡単に周波数や位相特性をフラットにできるのは凄いことかと。

次の機器は”音場補正機能付き”になるような・・

※ヤマハ1000モニのツィーター飛ぶくらいの爆音!!

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チバハウス

2023年08月18日 | オーディオ

先日買ったドン・チェリーの中古レコード「TIBET」。
とても良い内容で気に入ったのですが、カレー屋五〇堂店主から「エターナル・ナウ」と同内容で
あると教えられ、ちょっと驚いた。
今後「エターナル」買う可能性あったので助かりました。
(持っていても買ってしまう場合もあるジジイ・・・)

田中伊佐資の「やっぱレコードはもろオモロい」で、
ごついオーディオがある喫茶店(ジジイはカフェなんて言えないです。)が
勤め先から徒歩圏にあることを知り行ってみた。


広々とした店内、ユートピア製の箱(バックロードホーンかな)に納まるアルテック604-8Gを、
マッキントッシュの管球アンプで駆動している。
豊かな低音、刺激の少ない中高音、響きの良いコンクリート空間でゆったりと鳴っている。
でも同軸効果で、定位が決まり楽器の実体感もある。
アンビエントな曲などで、ふわっと音に包まれる感じ。
強力ドライバーからガシガシ飛んでくる中高音と対峙して聴くスピーカーだと思ってたけど
こういう鳴り方もするのか・・・
美味しいコーヒーを飲みながら、心を安らげるひと時を演出してる・・・

かつて、自宅の八畳間に小さな銀箱に納めたアルテック604-8Hを使いこなせず手放したオラ。
箱と空間、両方必要だったのか・・・
レコードやCDも販売している。
オラの知らない分野だけど、”通”向けの面白そうな匂いがする。
たまに寄ってみたいです。

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励磁型スピーカー

2023年06月20日 | オーディオ

オーディオ同好会の主催植木さんを偲ぶべく、会員有志が恵庭K氏の元に集った。

ここは蓄音機からJBLの大型モニターまで世界の名器が所狭しと並ぶ宝庫。
ただその旗艦たるJBLが見当たらない。
驚きK氏に尋ねると、
反応の悪いパーマネントマグネットに見切りをつけて、JBLを処分し励磁型に鞍替えしたと。(????)
マルチ駆動のA5も磁石を取っ払って励磁型に改造済みだと?
新たに古いアルテック銀箱サイズ(ウェスタン?)の励磁型3ウェイが導入されているし・・・
励磁型の存在は知ってはいたが、それは時代に逆行するような・・・

兎に角聴いてみましょう、
先ずは銀箱サイズ、3ウェイ。
ボーカルとギターのデュオ。
音の立ち上がりと立ち下がり(この表現で良いのか?)が鋭い、スピーカーユニットが制御されている感じ。
反応が良くて、艶やか、生々しい。
全く古臭くない、むしろハイスピードで現代的。
ただ大音量になると、サックスがきつくなった。
この辺はセッティング、ホーンのデッドニング等、今後の調整次第か。

 

※スピーカーの箱上にあるのは、アンプではなく磁界を作るための電源ユニット。

アルテックA5。
福井の工房に、既存のアルテックユニットを送り、そこで磁石外して励磁パーツに換装したもので、
ホーンのダイヤフラムも新品に交換した。
前日の調整中にチャンエルデバイダーが壊れてしまいサブウーハーが作動しておらず
バランスも崩れた状態での試聴であったが、こちらもハイスピードサウンド。
押しの強いA5の高音ドライバーが押し出しばかりでなく、引き際も良い感じ端正に鳴ってる感じ。

新品ダイヤフラムが馴染むのに時間を要し、全体が硬くて、低音の潤いに欠けており調整、鳴らし仕込みが
必要な状態ではあるが、伸びしろしかなく、今後が楽しみなスピーカー。


両機とも、”古い音楽を懐かしい音”で聴くなんてものではなく、最新の音源をハイスピード、高感度で
聴くためのと解釈しました。
調整が済んだ音を、是非聴かねば!!

会場には植木さんが遺した、オーディオパーツが持ち込まれ、持ち帰り自由とのことで
フルテックのプラグ付き電源ケーブルをいただいた。

植木さんがつないだ会員が集まってオーディオ談義に花を咲かせることが、何よりの供養・・
存命なら、またいたずらっぽい目をして新作ケーブルを持ち込んで来て、
そしてオラがメンドクサガル一幕があったに違いない・・
ジジイ達が集まり趣味のことで、言いたいこと言い合えた月例会のあったあの頃、
かけがえのない日々だったのか・・・

 

 

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点音源

2023年01月10日 | オーディオ

オラのメインシステム(スピーカー、ADAM F7を中心としたもの)は、音量はもう十分で、
情報量、レンジ等はまずまずなのだが、時々雑味を感じ聴き疲れすることがある。
またソースの粗やクセが目立って、音楽を楽しめないことがある。
モニタースピーカーの特徴なんでしょうが、この辺を改善したい気持ちが。
ジェネレックや音が柔らかそうなフォーカルあたりどうかな~という思いが。
(いずれもパワードモニター、意味なく高いオーディオ用は眼中にないです。)

メインの買い替えは、いつものことながら予算の問題があり、踏み切れない。
”聴き疲れしない””小型””夜間小音量”というテーマで考えてみる。
OTAI AUDIOというショップのYouTubeで絶賛され前から気になっていた ECLIPSE TD307がいきなり候補に。
(パワードではないけどアンプ余ってるし。)
”点音源による定位の良さ”もあるし、何より価格も安いし。

かなり前のめりの気持ちになり、CD買ったついでに大阪屋で試聴させてもらう。
う~ん、試聴した限りでは、普通・・・充分音楽楽しめるけど、10cmフルレンジ上手く鳴らせば
この位の音は出ますからねえ。
自宅できちんとセッティングすれば、音場表現も確認できるのでしょうが・・
店頭試聴では今一つわからない・・

気持ちが萎えて、家に帰る。
落ち着いて室内を見渡すと部屋の片隅に置物と化している長岡鉄男氏設計のスパースワンが目に。
ADAMとJBL4312があるためにお休みしていたのだが、こいつも”点音源”だった。
使われているユニットもフォステクスFE108ESⅡというなかなかのモノだし、
低音がボーボーと出過ぎるきらいはあるが、ホーンの穴にクッションでも詰めれば抑えられるし、
よし使ってみるか・・・

従来は、メインシステムと同様に3m以上離れた置き方をしていたが今回は
超ニアにセットしてみる。
これは爆音鉄工場で工場主が、「間近で聴くと頭の真中にステージが拡がるよ~」と聴かせてくれた
体験を参考にしたもの。この時は爆音で脳が弾けそうになったけど・・・

 

スピーカーの向き、距離等をうまく調整すると、小音量でも音場が形成された。
スピーカーの存在が消え、自分の額の前位に奏者が立つ。
高音のキレは無いが、目の前にステージができる。
これは驚きました!
予想外に交響曲などの大編成モノが素晴らしい。
今までだと大編成モノは、音数が増えた分ゴチャゴチャして喧しく聞こえていたけど、
ホールで聴くような、まとまりのある音に。
何十年もスピーカーの音を聴いてきたけど、初めて”ステレオの音場”を実感したのかもしれません。

これでクラシックへの扉が開くかも、ピンクフロイドなんかもいいだろうなあ・・
 ECLIPSE TD307が絶賛されるのも、こういう音がするからなのか?

ジャズ喫茶でアルテックやJBLの洗礼を受けたオラの様なジャズジジイは
大型、マルチウェイシステムでさんざん辛酸(?)をなめつくさないとここにたどり着けないのかな。
ツイーターなかなか外せないもんねえ・・・

「小口径フルレンジ点音源スピーカーを間近で聴く」という方法を初めから知っていれば
オーディオの沼にはまらずに済んだのに・・・
ま、楽しい”沼生活”でしたけど・・・

 

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オルトフォン カートリッジ OMEGA

2022年12月28日 | オーディオ

1年位前に買ったにもかかわらず、未使用のままだったカートリッジを、ようやく開封。
4,000円台の最安製品だが楕円針を装備。

高域の伸びや、迫力、細やかさ等目立ったところは感じないが、聴いているうちに
音楽を”うまくまとめている”ように感じました。
スペックだけではない、老舗ブランドならではの音造りの上手さなのかしら。

現行のシュアーのホワイトレベルが少々つまらない音に聴こえる。
(シュアーの中では、クセのない優等生的な音質と評価しています。)

正月はレコード三昧か・・、

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デンオン PMA350

2022年07月11日 | オーディオ

寝室用のセカンドシステム(フォステクスFE103のスパイラルホーン)で現在使用しているアンプは
デンオン PMA350Z、50年前に定価62,000円、出力27W+27W。
オーディオメーカーがパワー競争を始める直前の製品でパワーはあまりないけど基本はしっかり作って
ある感じ。(デンオンはパワー競争にあまり乗らなかった気がする・・)

オーディオ同好会の方からのもらい物で、多少ガリがあったがお掃除して支障なく使っております。
音質についてはわかりません・・ということはフラットで素直なのかな?
高級アンプを使ったことが無いので、なんとも言えませんが、家庭で使うには音質、パワーともにこれで
充分な気がします。
アンプで音が変わるというのは、なんか怪しい気がします。

壊れるまで使おうと思っていますが、オラが先に・・・

 

コメント (2)
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