にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

マル・ウォルドロン「プレイイズ・ザ・ブルース」

2024年08月26日 | ジャズ、音楽

映画「箱男」観ました。
原作が変てこだから映画も変てこ。

佐藤浩市が浣腸されて段ボール箱に入ってのぞき窓からナース(浅野忠信の愛人)のお尻を見たり匂いかいだりするプレイ(?)をしたことについて、同じプレイを浅野が愛人ナースに再現させるシーンがあった。
原作にこんなシーンあったのか・・読んだのは数十年前なので曖昧。
嫁にこのシーンのことを嬉しそう(何故??)に話したら、「職場でその話はするなよ!」と冷徹に言われた。
森山大道のような、暗いざらっとした映像が良かった。


ハードオフ伏古店で購入した中古レコード日本盤、これも880円。
マルは「フリー・アト・ラスト」1969年あたりからの数年間はゾーンに入っていた時期だとオラは思ってる。
(実はそんなに聴いていないが「ブラッド・アンド・ガッツ」1970年作でそう思った・・)
アートとしてジャズを扱う欧州で気合いが入ったのか?
本作は1971年にミュンヘンのドミシルで行ったライヴ録音。
おおっ!やっぱり硬派でどす黒くて良いです!!
ベース、ドラムは知らない人達だけど好演、うねうねベースよろし。
盤質も良好。

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マッコイ・タイナー「エコーズ・オブ・ア・フレンド」

2024年08月22日 | ジャズ、音楽

8/19はお休み、運動不足解消のため自転車で散歩に。
取りあえず伏古のハードオフを目指す。自宅から6Km程度か・・

通ったことが無い道は新鮮ですね。
炎天下けっこうかかってハードオフに到着。
伏古店は中古オーディオに力を入れている。
珍品やヤマハのNS2000に”おおっ?”となるが・・全体的に古いわりにお高いような・・

中古レコードは全体的に値上がりしていた。
トーキング・ヘッズ「Little Creatures」が目にとまったが、国内盤で5,000円位・・USA盤ならねえ・・
それでも格安盤の箱で、マッコイのソロを発見、880円。

高校の先輩宅で、「サハラ」を大音量で聴いたのが
オラにとってジャズとオーディオのW初体験で、
「アトランティズ」バンドのライブも観たし、この頃のマッコイは
オラのジャズ趣味の原点のはずなのに、本作は何故か持っていませんでした。
マッコイの前にまずコルトレーン聴かねばならないし、
マイルス、ハンコック、ウェザーリポート等が新譜どんどん出すし、
当時は手が回らなかった。

好きなんだけど、マッコイって、重い、暑苦しい、野暮ったい(?)という空気もあったような・・


日本ビクターの企画で東京で録音、1973年のジャズディスク大賞金賞を受賞している。
「サハラ」と同時期というほぼ絶頂期、「ネイマ」「マイ・フェイバリット・シングス」等を
思う存分ピアノを叩き、エネルギーに満ちたスケールの大きな、これぞマッコイ!!
盤質も良好。

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NU-BOYCOTT ライブ

2024年08月20日 | ジャズ、音楽

8/17 キサ
gtヨシガキルイ+ba富川健太+as吉田野乃子+ds渋谷徹

面白そうなバンドだし、
北18条なら自転車でひとっ走りだし、ワンドリンク付きで2,500円だったので行ってみた。

会場は雑居ビルの地下1階の奥、案内表示も無く、恐る恐るドアを開けたら、演者の野乃子さんが
受付におり、飲み物を手渡してくれた。

切れ味の良い印象。
あらゆる音楽が引き出しにどっさり持ちながら、
”ありきたりの音楽にならない”ルールでやっているような・・
やんちゃなようで、結構作り込んだ決め決めの曲。

※写真OKですよ~と言うので。

ジジイには、良いんだかどうだかわらないうちに、あっという間に演奏は終了した。
いい刺激になったことは間違いない・・・

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カル・ジェイダー「WARM WAVE」

2024年08月16日 | ジャズ、音楽

8/14~8/16は出社し会社でのんびりしております。
電話も来ない・・

FACEレコードでUSオリジナル盤1,250円なので買ってみました。
盤の状態はあまり良くないが、聴ける範囲。

プロデュサーはクリード・テイラー、クラウス・オーガマンのストリングスバンド、
ハンク・ジョーンズ、ケニー・バレル、ジミー・レイニー、セルダン・パウエル等の腕利き達、
録音はフィル・ラモーン、バン ゲルダ―という巨力布陣。

出来た作品は腕利き達は個性を発揮することなく、エッジの立たない音質で、
ジェイダーのヴィブラホンだけがとろけるような音で響く。
普通なら腕利き達を招集したなら、ジャズコンボ+ストリングスのような、
ジャズ要素の強い作風にするはずだがクリード・テイラーはお構いなしに、
これぞ”イージーリスニング”の極致(?)みたいなユルイ、
シロップ漬けの様なトロトロ音楽を意図したのか・・ある意味凄い・・

暑い夏の夜には良いです。

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鞘、修理

2024年08月14日 | 居合

愛刀、三原正興の鞘の栗型付近に割れが生じた。
買った時に付いてきた鞘で、正興専用ではなく、ぴったりではないが何とか納まる近代の合わせ鞘だと思う。
刀というものは、各部品が分解可能で、補修しやすく、好きなパーツに交換可能である。
鞘も調整が必要な時はパカッと割開き、また貼り合せて使う物らしいが、オラは割れが進まないように、
がっちり固める方向で修理します。

工程
①割れ部分を、エポキシ粘土パテで埋める。

②釣具店で買った太い黒綿糸を補修部分に巻く。

③2液式のエポキシボンドで糸巻部分を塗り固める。

という工程だったのですが、エポキシボンドが夏の暑さのせいか直ぐに硬化しだし、
糸に塗り付けいる最中に糊状になってしまい、ボコボコの仕上がりになっちまった。
ま、機能回復すればいいので・・・

 

 

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南 佳孝「冒険王」

2024年08月09日 | ジャズ、音楽

市内中心部を徘徊時、ラーメンでも食おうかと某店を訪れる。
入店前に券売機でチケットを買うシステム。
なんとラーメン1杯1,500円!チャーシュー麵2,000円!!特製3,000円!!!
「限られたコスト=庶民価格の中で、創意工夫を凝らすのがラーメン」と言う
オラのポリシーに反する。(ビンボだからではない・・・)
札幌のラーメンは1,000円時代に突入したとはいえ、オラには受け入れられず、退散。
(実はこの店1杯1,200円の頃に食っている。材料にコストかかっているのは理解できたが、それ程でもなかった・・ならば何故再訪・・・?)
駅前通りのサラリーマンのおっさんで混んでる天ぷら屋蛯天で900円のかき揚げ丼にした。満足。


札幌駅前のFACEレコードでジャケット見て、則買いしました。
だって昭和30年代生まれにはたまらない小松崎茂画伯だもの!
シュリンク包装(ビニールの薄皮)が残ってる、試聴盤1,200円位。

全曲、松本隆作詞、プロデュース。
加藤和彦も参加!
中身はジャケットほど昭和レトロ、クセ感はなく、あの夏っぽい南の歌唱。

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室内楽団八向山

2024年08月05日 | ジャズ、音楽

大阪屋でCD買ったついでに中古のB&Wのスピーカーを聴かせてもらった。
型番忘れたけど、あのちょんまげツィーターが載ったトールボーイ型。
ビル・エバンストリオが録音の古さを感じさせない美音で鳴ってた。
「ぎり、オラの手が届く価格・・」一瞬前のめりになるが、
「アンプはどうする?クラウンD45やサンスイD607でいいのか?」とビンボブレーキがかかる。
B&Wあの重そうなケプラー繊維のウーハー、我が家での小音量で動くのか?と現実に戻る。

家に帰り、エバンスを聴く。
豊潤さが無く、痩せた感じ・・でも、これがちゃんとした1961年録音の音の様な気がする。
スタジオモニターとリスニング用の違いなのか・・
どんな録音素材もまろやかにするリスニング用と粗やえぐみもそのままのモニター・・
どちらか一択ではなく、リスニング用ワンセットあっても良いのかもしれない・・
最新のJBLなら聴いても気にもならないが、”前のめり”にさせるB&W、要注意(?)。

室内楽団八向山
山下洋輔(p)向井滋春(tb)八尋知洋(per)

向井滋春作品を検索していたら、本作を発見。
面白そうだったし、中古CDはお手頃だったのでポッチ。

主役というか進行役はモリモリと音を紡ぎ続ける向井。
肘内をかまさず、ピアノをスケール大きく鳴らし包容力ある山下。
そこに(オーディオ的にも音が良くて)快楽的な八尋がドスンとくる。

向井と山下がグネグネとジャズ的に絡み合うのを、ドスドスとレフェリーの如く割って入り
場を落ち着かせたり煽ったりの八尋。
これは絶妙な顔合せですね。
良いです!気になる方はお早目に!!

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向井滋春「フォー・マイ・リトル・バード」

2024年08月01日 | ジャズ、音楽

昨日(7/31)はカレー屋五〇堂「コルトレーン」特集。
プレスティッジの「コルトレーン」のサヒブ・シハブのバリトンサックス、面白!
(インパルス作品以外、弱いのよねえ・・できればアナログ盤で欲しいなあ・・)


向井滋春(tb)高橋知己(ss,ts)古野光昭(b)元岡一英(p)亀山憲一郎(ds)

GUEST:今村裕司(perc)土岐英史(as)大徳俊幸(el-p)

和ジャズ・・
いつでもそこら辺あるという親しみさ(?)と、手の内がわかる感じ(実際、わかるはずもない・・)
で後回しになっていたオラでしたが、先日カレー屋五〇堂の和ジャズ特集で聴いた
向井滋春で目が覚めたような・・

オラには珍しい店頭で新品CD購入。
向井、25歳の時(1974年・・・今年75歳!)のファーストアルバム。
意欲に満ち溢れているけど、全然青っちょろくない、しっかりした、今でも聴ける作品。
TBMレーベル等”青春の高揚感”まで詰まっているようなこの時期の作品は、違和感なく心にしみてきます。

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大友良英、さっぽろ八月祭スペシャルビッグバンド

2024年07月29日 | ジャズ、音楽

7/27 北3条広場

毎年、大友氏が指揮する札幌地元ビッグバンドの演奏をバックに盆踊りが行われている。
盆踊り前のバンド演奏を買い物ついでに覗いてみた。

アイヌ嬢のボーカル、のこぎり、タップダンス等多彩な顔ぶれで、ぶっつけ本番の演奏。
さすが大友氏!!さすがジャズマン!!
アイヌの唄からしっかりしたファンクのグルーブまで持っていく・・のであるが・・
以前はこういう趣向好きだったはずなのに、
「さっさとジャズファンクやれよ!大友もっとギャンギャンギター弾けよ!」と思ってしまうオラ。
歳を取って気が短くなったのだろうか、「音楽の”芯”の部分しか聴きたくない」という現況なのだろうか・・

バンド演奏の次は、「鳴り物」を持った市民なら誰でも参加できる「オーケストラSAPPORO」・・
手拍子さえ苦手なオラは、即退散。

夏祭りライブも楽しめない、偏屈なジャズマニアのジジイになったのか・・

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レコードプレーヤー、ハウリング対策

2024年07月24日 | オーディオ

ターンテーブル停止状態でレコードに針を載せヴォリュームを上げるとサブウーハーがハウリングを起こす。
ローコストでの対策を検討してみた。
調べてみると、アナログブームのはずなのに情報が少ない。
アナログプレーヤーの基本であり、ハウリング解消策がアナログプレーヤーの歴史と思っていたのですが・・
皆さんどうしているのでしょう?

それでもいくつかの方法がありました。
防振ゴム
蕎麦猪口+軟式テニスボール
ゴムチューブ
カップに砂 等

プアオーディオのオラの選んだのは、
最も安上がりのダイソーの防振ジェルと木片の組合せ。


粘着性のある防振ジェルはプラスチックフィルムに包んだまま木片の下に敷き
レコードプレーヤーとサブウーハーの下に設置してみた。
効果充分、フルヴォリュームにしてもハウリングは発生しなくなった。

ジェル2組、220円+手持ちの木片で対策完了!!

コメント (2)
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