にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

エグベルト・ジスモンチ「Musica de Sobrevivencia」

2006年03月28日 | ジャズ、音楽
先日のMA-DA-RAのライブでの 小山睦広さんのガットギターに触発されて(プレイというよりガットギターというだけでなんですが・・・・)久々に聴いた。
ギター(6弦はほとんど弾かず、10弦、14弦、20弦、どうやって弾くのかわかりません)ピアノを弾き、ジャンルを越えたブラジルの巨匠ジスモンチ。ブラジル音楽のことは全くわからないけど、この人はECMレーベルばかりですが数枚アルバムあります。

クラシック嗜好だったのが、自己のアイデンテティを求め、ジャングルの中でインディオと過ごし、開眼したという。
本作も道具立てや、一聴したところクラシック的に聴こえるが、全然違う。クラシックにはない、抑えきれない情念のようなものを感じます。

ただこのアルバムは他作品と違い、おらはいつも不安で寂しい気持ちになる。作品名は、英語にすると、というかカタカナではミュージックオブサバイバル。
曲名を見ると自然を題材にしてるようだがアマゾンの濃密さなんか全然感じない。
不思議な音世界です。

コメント
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