にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

「マダムのJAZZ NIGHT」2回目

2017年02月28日 | ジャズ、音楽

再び2月25日にFMアップルの「マダムのJAZZ NIGHT」に出演しました。
前回は緊張と興奮でマイク近すぎて、フガフガ言ってましたが今回はその辺注意してしゃべりましたけど・・

選曲当日まで迷いました。
多目の候補曲を持ち込み、番組内ではCMとの兼ね合いがあり長い曲は無理で、時間進行見ながら曲を選ぶ形になります

1, Bi-bop   SUPERSAX
2, ※Naquela base   Vitor Assis Brasil
3, KAYBEE    Attla Zoller
4, ※茶わん蒸しの歌    古澤良治郎「ね」
5、Mas Que Nada    Al Jarreau(vo)
   アル・ジャロウを偲んでリクエストです
6、Manteca   Dizzy Gillespie Bigband
7,※Tumbao No.5    CACHAITO
8、You want forget me    Shirley Horn(vo)
9,※So What      Miles From Indiaより
10、Sweet Georgia brown     Dick Morgan
11,※Left Alone   Mal Waldron(Steve Lacy参加)
12、Once I Loved     Jacob Fischer
13,“at the same time, as the・・・・・   Kip Hanrahan

無印がGROOVY氏の選曲。
※印がおらの選曲。

GROOVY氏のオーソドックスさをいいことに、変化球をバリバリ・・
(自分にとっては直球ど真ん中の好きな曲ばかりなんですけど。 )

2は1枚のCDしか情報がないブラジルのアルトサックス。
短い曲ながら、ただならぬものを感じたので・・

4は古澤のレゲエ調のキーボードのノリが大好きなので。
「ね」のライブが一番楽しかったかもしれない・・・

7はキューバのベース、カチャイートのミンガスに捧げた曲。
骨太のベースが最高!

9 マイルスバンドのOB(ここではチック・コリアとロン・カーター)とインド系ジャズマンの企画盤。
カレー味のso what!

11はマルとボーカルの作品ですが、レイシーがおいしいところ持って行ってしまってる。
メロディだけでもレイシーは凄い!

13はキップ・ハンラハン「テンダネス」から、ドン・プーレンがセシル・テイラーばりに暴れている曲をエンディングに掛け逃げ・・

ブラジル、日本、キューバ、インド、欧州、南米と並ぶ。
終わってからアメリカ感が薄いことに気付く。
まあジャズの多様性、豊饒をお楽しみいただけたのでしょうか?

 

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「THE MAN WITH A HORN」デモ盤

2017年02月22日 | ジャズ、音楽

今週の土曜日(2/25)またFMアップルに登場する予定です。
前回の大友良英「大岡越前」にもかかわらず・・・
さて何持って行くか?

昨年、太平の中古レコード店でマイルスの「THE MAN WITH A HORN」のデモ盤を入手。していました。
10インチシングルというのか?両面で3曲、33回転。
市場流通する商品ではなく試聴用のサンプル盤それもマイルスですから、稀少なことは間違いなく、1,500円だったので買ってしまった。
ところが盤の歪みがひどく、うちの針では片面がトレースできない。
再生できる部分は確かにカッティングに余裕があるのか、いい音のようですがこれじゃあねえ~


デモ盤の再生諦めて、持ってる「THE MAN WITH A HORN」を聴き直す。
おおっ!いいでないの!
発売当時はこちらの期待値が高過ぎて、ジャズ史に影響を与えるような目論見もなく、
悪くは無いけどちょっと・・・という感じでした。
でも今聴くと、そんな種も仕掛けも無いことで、全盛期ほどではないが、一プレーヤー素のマイルスが楽しめます。

このレコードどうしましょ?
やったこと無いけど、ガラス板等に挟んで日光にでも当てて矯正試してみます?

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デレク・ベイリー「BALLADS」

2017年02月16日 | ジャズ、音楽

3月で59歳になっちまう。
心は高校生と変わらない気分なのに、どんどん歳が重なっていく。
会社も高齢者雇用の仕組み作りに入っている。
なんせおらが定年後の高齢者雇用の第1号なので・・・
「モチベーション上げるために業績給要素も」とか言ってるが、そういうニンジンがジジイに効くのかなあ・・?

デレク・ベイリーのソロアルバム、CDが中古でもバカ高いので、今回はダウンロード(1600円)で購入。

よく分からないながら、ベイリーの音楽が好きです。
禁欲的な潔さとでも言いましょうか・・・

クリシェ(と言うのですか?)慣用句的フレーズは弾かないという、とんでもないことに挑戦した人。
元は腕っこきのスタジオミュージシャンだったのでメロディーの宝庫みたいな人がメロディを弾かず即興で勝負・・
一度出た音は「既知」のモノとなるわけですから、常に新しい「未知」の音を紡ぎ続けなくては・・・
これって無理がありますね・・

そんなベイリーが何故か旋律がある曲を、スタンダードバラード集を作った。
いつものベイリーなんだけど、メロディーがほのかに聴こえたり隠れたり、この具合が良いですね。
最近毎朝、出勤の身支度をしながら聞いています。
おらの1日はベイリーで始まる・・・?

 

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生麦生米・・

2017年02月07日 | ジャズ、音楽

4月24日のサンタナ観る為の大阪ツアー。
ジェットスターで夫婦2名で往復25,000円!ホテルは今を時めくアパホテル!!
1泊目の神戸はダブルベッド、大阪2~3泊はツイン。ホテル代が合計39,000円。
週末にもかかわらず、こんな料金で行けるんですね。
4/24はよしもと新喜劇も見る予定。(1列目の席、確保!)
あと何処に行こうか・・・

昨年末に買った中古レコード2枚。
スライ ストーンの「スモール・トーク」
「暴動」のようなケレン味は無く、なんとなく内向きと感があるが、”素”のスライが聴けて良い。

「ダイアナ・ロス&マービン・ゲイ」
大御所二人の名前だけで買ってしまった。
デュオ、と言っても録音は別々、なのでコンビネーションなんて無いけど、それぞれの歌唱力で成立してる。
3曲目の「Don't knock my love」はドリフ、志村けんの「生麦、生米・・」のネタ曲。
この1曲だけでもドリフ世代はご機嫌!?

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CODONA

2017年02月02日 | ジャズ、音楽

FMアップル出演時の録音CDをもらって聞いてみました。
マイク近過ぎてフガフガ言ってるし、声が張り過ぎたかと思ったら、語尾があいまいになったり。
緊張のせいと思っていたが、同僚に聞かせたら、「いつもこんなもんだよ、お前は。」と言われた・・・

 

ドン・チェリー、ナナ・バスコンセロス、コリン・ウォルコットのECM3作品のBOXセット。
何処の国かわからない仮想民俗音楽であるが、”なんちゃって民俗”のレベルではなく、いろんな民俗要素を咀嚼・吸収したうえで
3人の独自の音楽として成立している。
東洋の(というか"和”の)間をしかっり体現している曲に驚きます。
この3人ならではの音楽の広さだと思いますが特にコリン・ウォルコットが凄いのかな?
世界の音楽であり、どこの国の音楽でもなく彼等の音楽・・・
残念ながら既に3人とも故人、こういう懐の深い音楽はもう聴けないのでしょうか?

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