にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

玄関にストーブ

2008年11月28日 | 日々のこと
円高は悪者なんでしょうか?
そりゃ輸出産業、国内観光産業はダメージあるかもしれないが、原油や輸入資材は安くなるわけだし、消費者としてはいいこともあるのに、どうしてマスコミはトヨタ目線なのでしょう?

おらの家は30坪ほどの小さなもの(外断熱、強制換気)だが、暖房は玄関(!)に設置されているFF式灯油ストーブ1台のみ。
暖気が上昇するので当然2階のリビングは暖かく、日差しが強い日の日中は暖房もあまり要らない。
しかしさすがに1階の部屋の隅々まで暖気は行き渡らず、子供の部屋には暖房機を設置しているが、夫婦の部屋は昔から寒い所で寝ることに慣れているせいもあり予備的な暖房は無い。(今は支障ないが将来寝たきりになった時は対策が必要?)

1台のストーブで家の隅々まで暖めようというのは無理な話で、更に強制換気で外気を冷たいまま室内に引っ張り込んでいるので換気口付近は当然寒く、設計に問題があるのは明白だが、何とか暮らしている。

その結果、昨年の灯油代5万円(一冬ではなく1年でっせ)!
かなり倹約気味に使ったとはいえ給湯ボイラーも含めての数値であり、これはかなりの省エネ住宅(生活?)ではあると思う。
灯油価格が少し下がったようなので、温度少し上げようかな。
(ちなみに現在のストーブの温度設定は20℃、これだと部屋の隅々はやや寒い。以前は27℃にしてたこともある、これだと家中パンツ一丁でも平気でした。)
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エグベルト・ジスモンチ「オルフェ・ノヴォ」

2008年11月27日 | ジャズ、音楽
疲れることしてないのに体がだるいです。”冬”に体がまだ対応しきれていない感じです。
それに足先が冷えるとずっと冷たいままで、布団に入ってもなかなか温まらず寝つきも悪い。(”るいべ足”と呼んでます。)
割れた腹筋を目指す運動オタクの嫁は、「それは血行不良だ、運動不足だ、足首のストレッチだ、体操だ、鍛錬が足りん!」と言う。
おらはもう体鍛える気もなく、このまま小太りのまま人生をフェイドアウトしてもいいと思ってる。
そりゃおらだって時々運動したり、自転車乗ったり、山歩きするが、それはその行為そのものが楽しいからで、トレーニングそのものが”目的化”するのは”野暮”に思える・・・でも足冷たい・・・

これもハード・オフ中古レコード、1000円位。1970年録音MPSレーベルの国内盤。
盤のコンディションは良好。
ジスモンチはECMレーベルでしか聴いたことが無く、ジスモンチ自身の「深遠」指向とレーベルの「透徹」指向が合い重なり、体温の感じられない作品が多かったが、これはその前の作品。

まず録音が良い、生々しいギター!さすが定評あるMPS。メロディアスにはじけるベースの音も演奏もいい。
幽玄の境地に入りつつあるが、女性と自身のボーカルや、けっこう熱くギター弾いていたりして興味深い。

ボサ・ノヴァ企画として作られたのだろうが、その辺の区別があいまいなドイツレーベルで、プロデュサーがヨアヒム・ベーレントでジャズ臭もするが既にジスモンチの世界が展開している。
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ローランド・カーク「PETITE FLEUR」

2008年11月26日 | ジャズ、音楽
昨日の「弘前劇場」について作家の佐々木譲さんも書いている。(おそらくおらと同じ会場におられたと思う。)
お~佐々木さんでさえ「冒頭戸惑い、一度では判らない」と、おらが混乱するのは当然でした。
いろいろ考えさせられるのも普段使ってない頭にはいいのかも。

ハードオフで買った中古レコード、1000円位。
見たことないカークのレコードがあれば買わずにはいられない!
紫がかった銀色にモノクロの女性という訳の分からないアルバムジャケット、「MOON RECORD」ってレーベル、ブートか?
1970年2月26日ドイツ、シュツットガルトでのライブ。
68年の「ヴォランティアード・スレイバリー」とピアノ(ロン・バートン)とベース(ヴァーノン・マーチン)が同じで、曲(バグス・グルーブ、マイ・シェリー・アモール、聖者が街に・・等)や雰囲気も近い。

音質は良くはないがまずまず聴ける程度。(下手なライブテープ?程度の良いエアチェックテープ?)
内容は何と言っても全盛期のカークだし、「ヴォランティアード~」のようなスケールの大きさは無いけどこの時期の普段着のライブとしてまとまりよく楽しめます。
カークのライブは平均点が高く、観客の受けも良かったでしょうねえ。サイドが無名、凡庸でもカーク一人いれば充分盛り上がったに違いない。(カーク自身もそれを自覚しておりあまりサイドメンにこだわらなかったらしい。)

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弘前劇場『いつか見る青い空』

2008年11月25日 | 日々のこと
今朝、自宅の玄関を出て、リュックを背負い直そうとした刹那、背中がピキンと痛くなってもうた。軽いギックリ背中のようです。昨日ほとんど体を動かさずのんびり運動不足で過ごしたことと、今朝の冷気のせいでしょうか?
朝起きたらラジオ体操ですかね・・

11月23日 シアターZOO

7月の公演ですっかりファンになった弘前劇場がまた来札、嫁と観にいった。
いきなり刃物沙汰のシーンから始まるが、直ぐにドラマが続き、それが過去の事であるのを理解するのにやや手間取る。
日常的なやり取りと、生と死と、復讐譚が重層的に絡むのだが、前作のようにしっくり来なかった。
最後にデカルトの「我思う故に我あり・・」が引用されるが、おら夫婦程度には理解ができなかった。

ほんとは音楽も芝居もそのものを素直に受け止めればいいのであり、中途半端な解釈を表現力の無い者が再言語化するのは野暮なことだろうし(それでもおらはブログに感想を載せ続けております・・)、自分には難解なものも世に多いことは認める。
でも漢詩や和歌等の古典や哲学書を引用されても、演劇空間の中でとっさにその意味を捉えることができないと、取り残されるしかない。
魚屋、警官、刃物研ぎ等の登場人物が皆古典に通じた教養深いインテリという設定、難解な脚本は中央に対する挑発なのだろうか?

でも、次回も行くと思う。


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吾妻ひでお「うつうつ日記」

2008年11月21日 | 日々のこと
今日は研修会などがあり、少し前に会社に戻ってきました。滅多に中心部行かないので、少しぶらついてみました。人はそこそこ歩いているが、天候もあろうが何か街全体に活力が感じられませんね。

「失踪日記」にやられて「うつうつ日記」も読んだ。
朝パン食って、漫画少し描いて、昼は麺食って、図書館行って、アイスクリーム食って昼寝して、抗鬱剤を飲む日々の日記。
「失踪日記」のようなエピソードは無く、ひたすら単調。でもギリギリの精神状態を吾妻なりにフラフラしながらバランスをとって生きている様が伝わります。
文筆業って辛いのね、おらはもたないかもしれない。
案外こうして会社に拘束されている方が楽なのかもしれない。

病んでる人の日記として自分とは距離を置いて読んでいたが、おらの今の生活を日記にしても吾妻とそんなに変わらない内容になってしまうような気がしてきた。
会社員という枠にはまる事で生活の規則性を得ているに過ぎず、会社にも行かず1月も自宅で過ごしたらほとんど吾妻と同化してしまうのではないだろうか、昼間からビール飲み続ければアル中だし、不眠・昼夜の逆転などで睡眠剤常用から抗精神剤服用にいける(?)様な気がする。(あ~、おら疲れているのかぁ?)
日記の中の読書感想は参考になりそう。

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ゼンハイザーCX300

2008年11月20日 | オーディオ
通勤時、携帯CDプレーヤー(パナソニック)を使っているが、付属のイヤホンがやや大きくおらの耳には今ひとつ合わなかったのでヨドバシでイヤホンを買った。
センハイザーCX300(ヨドバシで4980円、アマゾンだと4106円だった・・ポイント使って買ったから・・)というカナル型(耳栓タイプ)。ヘッドホンもゼンハイザーで音質を気に入っており、CX300の評判もいいので、選定した。

当然、店頭には様々な機種が並んでいるが1~2万円がボリュームゾーンで4980円は安物の部類。ALTECブランドのものまでありやや惹かれた。
しかしなあ、通勤のノイズの中で使うし、おらにとっては消耗品(コードを猫に齧られたらおしまい)だし、この辺でもおらには贅沢過ぎる。

使い始めは低音過多のドンシャリ傾向だったが、使っているうちに中高音の粒立ちが良くなてきた(アコギの音が気持ちいい)がそれでも低音重視かな、いままでイコライザーをX-Bassモード(実はドンシャリ好き?)にしていたがノーマルでも量感たっぷり。他の機種と聞き比べしたわけではないが(付属品よりははるかにいいです。)通勤時用としては充分でしょうか。

カナル型の特徴なんでしょうが、耳にしっかりねじ込むと、コードの擦れる音や歩いた時の振動がゴンゴン伝わってしまう。歩く時は、密着度が低下しややスカスカした音になってしまうが耳穴からやや浮かし気味にして振動を減らしている、
遮音性は高く、音漏れは少ないのだろうが、外部の音が聴こえないわけではなく地下鉄の走行音はやっぱりうるさく聞こえる。いくら耳を塞いでも、外部の音は人間の鼻や口や骨を通じて伝わるわけだし、そういった環境ではどんな高級品使っても大差無いのでは、遮音性高過ぎるのも危険だし。

歩行時の振動を嫌うのなら、通常のヘッドホン型、耳掛け型の方が良さそうだが、装着感の好みもあるしコンパクトさに欠け音漏れする。どれも一長一短かな。

バランスドアーマチュア3ウェイ型なんて高級仕様もあったが、イヤホンだってマルチウェイにするのはメリットばかりと言えないのでは・・・どうせ高くて買えないけど。


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斎藤崇也セッション

2008年11月19日 | ジャズ、音楽
11月18日 くう
斎藤崇也(p)折原寿一(g) 熊谷 望(b) 佐藤裕一(ds)

オルケスタ・デ・ラルスにも参加しているピアニスト斎藤と地元勢のセッション。
最近ラテンフレイバーに弱い。全員初めて聴く。
いきなりジャコ・パスの「ティーン・タウン」で始まる。つかみはOK。
1年ぶりの顔合わせセッションというが、かっちりした演奏でバンド全体のまとまりがよい。
あまりラテン味はしなかったがサウンドバランスがよく個々の技量の高さも充分堪能でき、このままCDにしてもいいような演奏だが、普段のワイルドなライブに慣れているせいか抑制が効き過ぎているようにも感じた。
う~ん、この辺は優劣ではなくて、それぞれの音楽の立ち位置が違うのだろうなあ。
爽快でノリノリなのに妙に静かな客も何だが不気味だった。

多彩で手数が多くしなやかな佐藤ドラムが気に入りました、また聴きたいです。

2部が始まっても、トイレに立てこもり(?)大声で携帯電話で話す女がいて、会場にその声が響いてた。
マスターが注意して治まったようだが、小便できなかったではないか!
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猫暖房

2008年11月18日 | 
今年から茶の間に炬燵を導入した。
しかし電源を入れることはなく、替わりに猫を入れている。
けっこう暖かいのですが、気紛れでいなくなってしまうのがやや難です。

猫は体が柔らかいが、特にラグドールという種類はふにゃふにゃ。
アビシニアンならはパンとした体で抱いてもしっかりしてるが、ラグドールは体の張りというものがなく、ぐでーっとして、大きくて重いこともあり、抱いて運ぶのも大変である。
でもこのふにゃふにゃ感が魅力でもあり、動きもおっとり柔らかい。(運動能力は猫であることを疑うほどとろい。)

我家のラグドール猫おくまは靴下はいたような足先がチャームポイント。
カウンターの縁に合わせて90度曲げた足先がかわいい(と思う)。
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手作りソーセージ

2008年11月17日 | 日々のこと
嫁が某生協の共同購入会員で食材を入手しているのだが、どうしても豚モモ肉ブロックも買わなければいけない仕組みだそうで、その調理方法に難儀している。
ミンチして鍋物で食べたらよかろうと挽肉器を東急ハンズで購入した。
全金属性のものが欲しかったが17000円もするので、貝印(中身はイタリア製)の3400円の物にした。
チープなオモチャみたいなプラスチック製だが、割と丈夫で洗い易いそう。
ソーセージ作り用のアダプターも付いおり、ハンズの売場には、挽肉器の隣に羊腸も売っていたのでチャレンジ!

ビール、燻製に継いでソーセージまで作ることになったおらですが、そういった方面の凝り性の趣味人ではなく、週末に作る父さんのカレーの延長線程度のものです。(好奇心が強いだけ?)

レシピもスパイスの準備も無く、挽いた肉(脂多いほうが良いらしいのでバラ肉も混ぜた)にニンニク、塩、胡椒、ローズマリー(たまたまあった、どんな味?)、唐辛子、酒、醤油、砂糖を適当に入れで、水でもどした羊腸に詰めてみました。
お~初めての割には簡単、形はそれらしいものが出来ました。
スモーカーでかるく燻り、(生ソーセージを燻っていいのか?)、フライパンで焼いてみました。
味は悪くないが肉が脂が分離してしまいモソモソした感じ、もっと細かく挽いてよく練るべきだった?
(後で調べたら、よ~く練って75℃で茹でてから焼いたりするらしい。スモークは正解でした。)
フランクフルト用の羊腸だったのに、肉の量けちって細く作ってしまい、腸に張が無く噛んでもふにゃふにゃして噛み切れない。(本当はフランクフルトは豚腸を使うものらしいが、羊って書いてあったなあ・・・)

しばらくブームになるか?

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リュック

2008年11月14日 | 日々のこと
冬のバスは渋滞(歩いた方が早いこともけっこうある)、満員、過剰暖房が嫌いなので冬場は自宅から北24条まで歩くことにした。(朝だけですが。)
25分位の徒歩だが、片掛けショルダーバッグ(鞄の中身はべんと箱、本、CDプレーヤーぐらいの物ですが・・)よりはリュックの方が塩梅がいい。
よしっ!リュックを買うなら秀岳荘へ行こう。

嫁は「山行くわけでないんだし、そんな本格的でなくても、ヨーカドーでいいんでないのぉ」と言う。
「分かってないなあ、北海道の冬は一歩外に出れば氷点下の世界であり、大都会札幌だって危険度は高い、現におらは昔北高の傍で酔っ払って雪の中で眠りそうになったことがあるし、それから・・」
「はい、はい、好きなの買ってきなさい。」

折りしも秀岳荘はバーゲン中、ラッキー。
軽量なモンベル社の物と迷ったが、雨用のカバーが内臓されていることと、自転車のヘルメット(まだ持ってないが来シーズン導入?)収納可能なので、ジャック・ウルフスキンの物にした。(5500円)
善くも悪しくも足あとマークが目立つが、自分で思うほど世間様はとっつあんのリュックに興味は持たないでしょう。
前側の止め具のところに笛まで付いてる、これで遭難した時に助けを呼べる・・って市内の通勤用なんですが・・

背負い心地もよく、歩き易いですね。満員時の地下鉄で後方がやや気になりますが、それ程ぶ厚い荷物を背負うわけではないから・・リュック邪魔な奴いますよね、気をつけないと。


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