にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ののののの

2018年08月29日 | ジャズ、音楽


8/28 くう

吉田野乃子(as) 西村伸雄(tp, etc.) 佐々木伸彦(g) 野口裕司(映像インスタレーション)

『トランペットののぶお氏とギターののぶひこ氏によるユニット「のびのび」に、サックスのののこが参加しての
即興トリオ「ののことのびのび」。今回は映像アートをリアルタイムに製作するインスタレーション作家のぐち氏と初コラボレーション。
音が映像を刺激し、映像が音を導く。ノイズとリズムと光と色の混沌が折り重なって一つの会話を成立させる。「の」の付く4人による、同じことは二度と起こらない即興アートの世界!』(吉田野乃子)

野乃子さんの言うとおりの内容、映像に触発されたり、音楽に触発されたりの即興空間・・・
フリーだ即興だというのは、様子見の要素が大きい音楽だと思うのですが、音だけなら瞬間的な反応ができるが
映像が絡むと”視覚”で認知し、一瞬間を置いた反応になってしまうような気がします。
その辺の噛み合ったり、無かったりを楽しむものなんだろなあ・・

野乃子さんの音が良い!ノイジーな演奏でもずーっと聴いていたいと思わさる。
久々の佐々ギター、メロディやフレーズほとんど弾かず、パサパサ、ギュイ~ンばかりで変態度が増したような・・

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居合はじめました。②

2018年08月27日 | 居合

立川志の輔独演会は満席。1~2日でソールドアウトだったらしい。

演目は「千両みかん」「茶の湯」。
勿論面白かったけど、創作、現代物もやって欲しかった・・

 

居合をやってみたいという気持ちは芽生えたが、さて何処で?

刀を使う以上、”真剣で斬る”ことを前提としたものでないといけないのでは?
自分が物騒な真剣を振り回すというイメージは今のところありません。
でも、いくら動きが華麗でも実戦を想定していないものはただの剣舞なのでは?
紙一重で命のやり取りをする技ゆえ、すべての動きに意味、合理性があるはずで
そういったことを学びたい。

某流派のブログを発見。
真剣の試斬もやってるし、流派の雰囲気、刀への思い入れなど伝わってくる。
月会費500円と格安で練習日程も都合がいいので、見学を申し込んだ。

練習場の入り口で待っていると、テンガロンハットを被りウェスタンブーツの男性が「見学の方ですか~。」と
声をかけてきた。
え゛っ!?この方が師範?武道の重々しいイメージと違う・・・

教えているので師範でもあるが、流派を興した”宗家”であった。
(明治に途絶えた流派を再興した・・)

 稽古は厳しくやるけど、人間関係は楽しく。
社会人(オトナ)の集まりであり、職場のぴりぴりを、ここにまで持ち込む必要ない。
 和装だったら何着てもいいよ、コスプレOK。刀の拵えも自由。
という説明。

練習中の会話を聞くと
「ここで相手の刀を受けるだろ~、受けておいて体を外して首斬るんだよ。」とか
「そうそう、そこで手首をねえ~」
和気藹々と怖ろしい会話。

カジュアルだけど実戦的?これはおらに合いそうな感じ!
入門を決めました。

まずは道具。

練習刀。
お飾りの模造刀ではなく、振り回しても大丈夫な練習用のもの。
武道具屋に発注したが在庫が無く、3週間待ってようやく入荷した。
48,000円也。ネットで買えば安かったのですが、初心者は地元店舗で購入。
刃長2尺3寸5分、重さ約1㎏。

勿論切れませんが、これで殴られたらケガします。
2尺3寸5分という長さが日本刀の定寸とされているらしいが、誰が決めたか定かではなく
実戦ならもう少し短いほうが取り回しが良い様な気がします。おらには少し重く感じる。
でも買っちまったし・・・

練習刀といえども、むき出しで持ち歩くと法に触れるので、
初めはギターケースを利用、後にぴったりサイズの釣竿ケースを購入。

練習着
ネットでグレーの袴と足袋。
上着は嫁の喪服を改造。(あるもの活用!)
後日、古着屋で1000円の着物を購入。

刀と和装があれば直ぐに始められます。

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居合はじめました。①

2018年08月24日 | 居合


今日は立川志の輔独演会。
チケット発売直後にチケットぴあに行ったにもかかわらず、買えたのは中央より後ろの席。
人気恐るべし!!

 

実は昨年11月から居合を学び始めました。その経緯を・・

フィットネスジムに通ってましたがどうも義務的に通っている傾向。
行けばそれなりに楽しいのだが、何年通っても何かが向上する実感は得られない。
それに健康ブームなのかけっこう混んでおり、スタジオレッスン参加のために並び、
やたら密度の高い中で運動することが煩わしく思えるようになっていた。

フィットネスジムに代わる運動を考えてみた。
 年齢からして、若者と競うようなことはできない。
 続けることで少しでも向上した実感がえられるもの。
 自宅でも練習可能。
 かっこ良さそうなもの。

武道の経験は一切無いが、体の捌きとかには興味があり、たどり着いたのが居合。
調べると、札幌でもいくつかの流派が活動している。

まずどんなものか見てみようということで某流派の昇段審査会を見てみた。
けっこうな人数、幅広い年代で女性も多い。
審査員の前で型を披露して技量を問うものらしい。
ベテランの女性(要するにオバサン)の動きがとても滑らかで、明らかに初心者と違うことがわかる。
「かっこいいなあ~」と思うが、ふと疑問が。
演舞としては優れているが、あれで本当にモノを”斬る”ことができるのだろうか?
(型はきれいだけど若しかしたら、あのオバサンに勝てるような気がする・・)

初めて居合を見る私には、判断などできるはずも無いのですが・・・・

やってみようかなと気持が芽生えながらも、疑問を抱きつつ会場を出た。

※写真はおらではありません。権利関係問題あり・・

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ゲジ喰いラグドール猫

2018年08月17日 | 

お盆の夕方、オヤジ部屋で優雅にジャズピアノなんぞ(アル・ヘイグでした。)を聴いていたら、床を高速で移動する虫が、わお!ゲジだ!

たいていの虫は平気だけど、ゲジはねえ・・びびる・・

たまたまラグドール猫おくまが通りかかったので、ゲジがいることを伝える。
はじめはキョトン顔だったけど、ゲジをみて観察モードに入る。
直ぐに見失ってしまったようだが、索敵モードになり、そこにしばらく佇む。
あらぬ方向からゲジが疾走、「おくま、右右!」と教えると、ゆっくりした動きなのに右前脚でばふっとゲジをとり押えた。
ゆっくりと確かめるように
右前脚を浮かせると、そこにゲジが、もう動かない。
すると口を持って行きハニハニ、おおっ!喰っとる、ゲジを!
何事も無かったようにおくまは立ち去る。
後には、堅くて残した顎の部分を思われる破片が・・・

普段はなまけもののように動きがとろく、狩猟本能なんて見せた事ないけど、
あの早いゲジを一発で押さえ、喰ってしまうとは・・・やっぱり猫なんですね・・

※夏痩せしたのかな・・猫が痩せだすと心配になります。

 

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ジョン・マクラフリン 「リメンバー・シャクティ」

2018年08月13日 | ジャズ、音楽

昨日の夕方、カラスの鳴き声が異常にやかましい。
様子を見に外に出たら、表の通りの電線に20羽以上が集まり、鳴き交わしている。
これだけ数がいると少し怖い感じ、車道を見ると、路面に轢かれたカラスがへばりついていた。
仲間の弔い?
「危険情報の交換、共有」という説もあるが、そういうこと含めてやっぱ”弔い”なんだろうなあ・・
飛翔能力に劣る子ガラスだったのか、
それともぎりぎりまでチキンゲーム(カラスですけど?)のスリルを愉しんだ挙句の・・

昨年はサンタナ、今年はマクラフリンがマイブーム?
考えてみれば、マクラフリンこそ電化マイルスの象徴とも言うべき人かもしれない。
ショーターやハンコック等と違った、ジャズを経ていない異物ゆえの、センセーション?

97年のライブ2枚組CD。
本当はシャクティは初期アルバム(1975年)から聴くべきなんだろうけど、安かったので(2枚組で335円!)再結成ライブ盤から・・・

インド風ジャズと言うより、ジャズ風インド音楽。
マクラフリンよりもタブラのザキールフセインが主役に聴こえる。(出番もギターより多い。)

まあジャンル分けなんか、どうでもいいですね。
インド音楽の深遠の淵を、マクラフリンを通じて覗く事ができます。

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シャバカ・ハッチングス「SONS OF KEMET」

2018年08月07日 | ジャズ、音楽

昨日は6人集まって高校のミニ同窓会。
この歳になると、亡くなった奴や病気自慢の話題が中心。
思い出も霞んでしまったし、同じ話し何度もするのもつまらないし、こういうのは2~3年毎くらいでいいかな・・

これもタワーレコードで試聴して、買ってしまったCD。

シャバカ・ハッチングス(ts) テオン・クロス(tuba) トム・スキナー(ds) セブ・ロシュフォード(ds)
ゲスト:コンゴ・ナッティ、ジョシュア・アイデヘン(MC) エディ・ヒック、モーゼス・ボイド、マクスウェル・ハレット(ds)
ピート・ウェアハム、ヌビア・ガルシア(ts)

『ツイン・ドラム(曲によってはトリプル・ドラム)+チューバが繰り出す分厚いビートの上を、シャバカのサックスが自由自在に泳ぎ回る!
ニューオリンズからカリブ海~ロンドン~中東に至るまで地球規模での広がりを感じさせる躍動的なサウンドは、
一度聴けば病みつきになること間違いなし!
ラガ・ジャングル界の最高峰のMC、コンゴ・ナッティがゲスト参加。』というもの・・・

進んだ機材でどんな低音も簡単に出せる時代で、チューバによる低音演奏というのは、
人間の肺力で吹き出す一番フィジカルな音だと考えます。
それにツインドラムが景気良く絡むのですから、これは認めざるを得ません。

ライブだと絶対大盛り上がりになるに違いないけど、CDで聴き通すとちょっと暑苦しいかな・・
聴きどころは、あくまでぶぉぶぉのチューバとどこどこの太鼓、それ以外は曲の進行役みたいなもの。
(吹っ切れているサックスはなかなかですけど・・)

 

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KHRUANGBIN / クルアンビン

2018年08月02日 | ジャズ、音楽

会社の冷房が効きすぎる、鳥肌の毎日。
古いビルなので温度調整ができないので、送風口を塞ぐしか手立てがない・・

タワーレコードで試聴して、ちょい聴きの印象で買ったCD。

タイ・ファンクから影響をうけたテキサスのトリオバンドの1stアルバム。
今時のファンクと言うより、昭和のビアガーデン(煌びやかに提灯が並んでいるようなイメージ)
に流れていそうなエレキ音楽におらには聴こえる。

どこか懐かしさを感じさせるあたりがアジアン・タイなのか?
そもそもタイ・ファンクって?・・・
調べてみると、なるほど黒人音楽をタイ風味で取り込んだものなのね。
日本だと和田アキ子、しばたはつみ等の黒人音楽和モノということになるのか。
そういうのがアメリカに逆流して新たなフレーバーが生まれるのですね。
いまやアメリカから一方的に流れて来るだけではないのですね。
世界は渦巻いているのですね。

出自背景はどうであれ、夏の宵には合うクセになります。

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