立川志の輔独演会は満席。1~2日でソールドアウトだったらしい。
演目は「千両みかん」「茶の湯」。
勿論面白かったけど、創作、現代物もやって欲しかった・・
居合をやってみたいという気持ちは芽生えたが、さて何処で?
刀を使う以上、”真剣で斬る”ことを前提としたものでないといけないのでは?
自分が物騒な真剣を振り回すというイメージは今のところありません。
でも、いくら動きが華麗でも実戦を想定していないものはただの剣舞なのでは?
紙一重で命のやり取りをする技ゆえ、すべての動きに意味、合理性があるはずで
そういったことを学びたい。
某流派のブログを発見。
真剣の試斬もやってるし、流派の雰囲気、刀への思い入れなど伝わってくる。
月会費500円と格安で練習日程も都合がいいので、見学を申し込んだ。
練習場の入り口で待っていると、テンガロンハットを被りウェスタンブーツの男性が「見学の方ですか~。」と
声をかけてきた。
え゛っ!?この方が師範?武道の重々しいイメージと違う・・・
教えているので師範でもあるが、流派を興した”宗家”であった。
(明治に途絶えた流派を再興した・・)
稽古は厳しくやるけど、人間関係は楽しく。
社会人(オトナ)の集まりであり、職場のぴりぴりを、ここにまで持ち込む必要ない。
和装だったら何着てもいいよ、コスプレOK。刀の拵えも自由。
という説明。
練習中の会話を聞くと
「ここで相手の刀を受けるだろ~、受けておいて体を外して首斬るんだよ。」とか
「そうそう、そこで手首をねえ~」
和気藹々と怖ろしい会話。
カジュアルだけど実戦的?これはおらに合いそうな感じ!
入門を決めました。
まずは道具。
練習刀。
お飾りの模造刀ではなく、振り回しても大丈夫な練習用のもの。
武道具屋に発注したが在庫が無く、3週間待ってようやく入荷した。
48,000円也。ネットで買えば安かったのですが、初心者は地元店舗で購入。
刃長2尺3寸5分、重さ約1㎏。
勿論切れませんが、これで殴られたらケガします。
2尺3寸5分という長さが日本刀の定寸とされているらしいが、誰が決めたか定かではなく
実戦ならもう少し短いほうが取り回しが良い様な気がします。おらには少し重く感じる。
でも買っちまったし・・・
練習刀といえども、むき出しで持ち歩くと法に触れるので、
初めはギターケースを利用、後にぴったりサイズの釣竿ケースを購入。
練習着
ネットでグレーの袴と足袋。
上着は嫁の喪服を改造。(あるもの活用!)
後日、古着屋で1000円の着物を購入。
刀と和装があれば直ぐに始められます。