にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

平成29年

2017年12月27日 | 日々のこと

正月用に調達した生ハム、ハモンセラーノ。
キロ単位で生ハムを食す必要があるのか疑問でしたが、8kgで13,000円、割安に感じてポチってしまいました。
太いフェンダージャズベース位の大きさ。
(写真のワインはミニボトルではございません。)

表面や脂身を削り取ると正味の赤肉部分は割りと少ないかもしれませんが、食べ放題であることは間違いございません。
(そんなに食うものなのか?)

さて今年を振り返ると
 FMアップル出演
 フランス車(ルノールーテシア)購入
 サンタナ大阪ライブ観戦
 田中伊佐資本のCDブーム
 プリアンプの導入
 札幌国際芸術祭(大友祭り)
 出張で長崎、熊本に行けた等など
まあ充分遊び、趣味的なことを楽しめた1年だったのかな。
仕事、親や自身の健康等いろいろ起きる年代(59歳)ですから・・・
聴力の衰えを感じ、オーディオ、音楽を楽しむのも今のうちかもしれません。

来年は60歳。
会社員として定年の年度です。(早いなあ~)
今年程度に遊べればいいのですが・・・

良いお年を。
(本年のブログ営業は終了、来年は4日からの営業予定です。)

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一夜限りのジャズ喫茶 29年12月

2017年12月21日 | ジャズ、音楽

カレー屋五〇堂のジャズ喫茶営業、今月は
「ジャズ喫茶act: 坂井幹生氏が愛したレコード」

おらが学生時代、たまに街に出ると同じビルにあったレコード店disk-upジャズでレコードを物色してから
actに行くのが常だった。(他の店にも行ったけど・・B♭やジャマイカとか)
おらのホームのジャズ喫茶AYLERの暑くどい音(コルトレーンは最強だったけど・・)と対極を為すような
透明でキレのある垢抜けた音、ECMなんかぴったりに聞こえた。
フリーもかかってたなあ・・

北海道のジャズ喫茶が記載された古いスイングジャーナルを見せてもらい、当時の記憶がいろいろ湧き上がる。
東映パラスの地下にあった時のジャマイカ、根室のサテンドールやホットジャズクラブのこと、釧路ジス・イズ・・・

フィニアス・ニューボーンのサインが入った「we three」がかかった。
坂井氏が来札時に書いてもらったもの、これは極めてレアでしょう・・
おらも市民会館でフィニアス観たんだ!
とそこから、自分が観たライブの記憶が、
アニタ・オディ(ベースはジョージ・モロウ)、オスカー・ピーターソン、ビル・エバンス(ドラムはフィリー・ジョー)、
サラ・ボーン、マイルス、ジャコ・パス、ギル・エバンス・・・選ばずに行ったのが良かったのですね。
半可通状態だったら、ボーカルは避けていたかもしれない。アニタ観たなんて、けっこう自慢かも。

こうして自分のジャズライフ振り返ると、まんざらではない。
生きた巨人達を観れた、かろうじて間に合った世代なのかもしれません。

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デイブ・ブルーベック「ブランデンブルグ・ゲイト 」

2017年12月20日 | ジャズ、音楽

最近、黒川博行の小説「疫病神」シリーズを読んでいる。
やくざと自称建設コンサルタントの”金と暴力”のお話ですが、テンポが良くてサクサク読める。
特に娯楽小説でありながら北朝鮮の悲惨さがわかる「国境」はおすすめ!

これも熊本「ジャレット」にて購入。
ありゃりゃ、これはウイズストリングスものだったのか~
ストリングスものはねえ~製作側としてはコストをかけた大企画ものなんでしょうけど、まあ本筋じゃないですよねえ~
(ジャズはコンボだけの方が断然良い!おらは思うのだけど、人気出るとお金かけて大編成でやりたくなるのでしょうか・・・)

と後悔しつつ聞いてみる。
バキバキかと思ってたけど、白っぽいピアノが甘めのストリングスに合うのね。。
デズモンドの甘美なアルトはぴったし。
これは”ウイズストリングスもの”ではとても良い出来かと。
でも本筋じゃないです・・・

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リー・コニッツ、マーシャル・ソラール「European Episode」

2017年12月14日 | ジャズ、音楽

熊本のジャズバー「ジャレット」で購入。
壁一面にけっこうな枚数がセールに出されていて、それらを物色し疲れると席に戻ってバーボンを飲む。
ジャズバーというよりお酒付きのCD屋に行った感じ。

コニッツとマーシャル・ソラールのデュオだと思って選んだのですが、ドラムとベースも入っていた。
ベースはアンリ・テキシェ(1968年録音、当時23歳)!ドラムはダニエル・ユメール!得した気分!

随所にスタンダードのお馴染みフレーズを散りばめながら進む曲ににやり。
エレクトリックやフリーの嵐を横目に独自の境地を歩み意図的にいきまずにさらっと吹くコニッツ(故にクール派?)に
饒舌に絡むソラール、もう持ち味を発揮しているテキシェ、ユメールといったところでしょうか。

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熊本出張

2017年12月12日 | 日々のこと

先週は熊本に行商出張してきました。
札幌程じゃないけどけっこう寒いのね。

仕事の合間に宮本武蔵縁の霊巌洞(写真)や熊本城に。
霊巌洞は市街からけっこう離れた山寺の奥の洞穴、武蔵はここで五輪書を著したとのこと。
熊本城は震災の爪痕が痛々しいが、難攻不落の城砦がゴジラに壊されたような迫力を感じました。

夜はジャズスポット探訪で「ジャレット」に。
JBLスピーカー EVEREST DD66000をマッキンのアンプでドライブ。
高価な大型機だが小音量で、パソコンで1曲ごとにランダム(?)再生されるのBGM程度の音では真価はわからず。
壁1面の棚にあるCDは500円セール中、音よりも中古CDの物色に行ったような・・・
2枚購入・・・

熊本の中心部は空洞化を免れて活気が有り、丁度良い地方都市の賑わいを感じました。
泊まった駅前の全く商売っ気のないそっけなさにはびっくりしましたけど。
(新幹線の止まる、70万都市の駅なのに苗穂駅程度?の雰囲気・・・)

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一夜限りのジャズ喫茶 11/29

2017年12月01日 | ジャズ、音楽

来週(12/5~9)、突然熊本への出稼ぎ出張が入りました。

ジャズスポットあるのかしら?

カレー屋五〇堂のジャズ喫茶営業、今月はハードバップリバイバル。

ハードなフリー系が続き、洗脳も深まっておりましたが、今回は穏便なベテランハードバッパー。
デューク・ジョーダン、バリー・ハリス、ズート・シムス、スタン・ゲッツ、トミー・フラナガン・・・
誰もが安心して聴けるお馴染みさん達ですが何故か、”酒場のイェ~イジャズ”にはならないのね。
ここでかかる作品はリラックスはしているけど、どこか”気合”や”想い”が込められたものばかりなのね。
店主の巧みなチョイスで”新たな側面”に毎度気付かされています。
以前ここでスティーブ・キューンを聴いて、こんな”気魄”の人だったのかと驚いたりマリオン・ブラウンの
叙情サックスに魅せられたり・・

ジョージ・コールマンとテテ・モントリューのデュオ作品が印象的。
コールマンが充分な人(?)であり、テテのスケールの大きさもわかりやした。
”普通のジャズ”はもう・・と思ってたけど、どのジャズマンも"普通”じゃないのですね

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