にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

水好き猫

2008年08月28日 | 
明日、中標津・根室方面に行きます。
以前は2泊3日で、中標津に1泊し、もう1泊は十勝、網走、日高方面の各所に泊まっていた。
最近は高速道路が整備されたお陰で、中標津まで6時間かからずに行ける様になり、時間と経費節減(これが大きいか)もあり1泊2日になってしまった。(泊まりたいところももうあまり無いし・・)
もう何度も行ってはいるが、美幌峠より向こうの道や景色はこれぞ北海道という感じで気に入ってるし、春・夏はじとーっとしてるけど、秋は空気も澄んでさわやか!なはず・・・

鉢物に水を遣ろうとすると必ずやって来て、水差しから垂れる水を飲むラグドール猫おくま。
鉢に前足をかけ、ぴちゃぴちゃと飲む。
最近は鉢の傍にいて”水やらないのぉ”というような眼差しを向けてくる。
毎朝、猫に水を飲ませるのが習慣となってしまった。
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高岡大祐ソロCD&DVD

2008年08月27日 | ジャズ、音楽
星野仙一にはがっかりを通り越して怒りを覚えます。
なんで怪我人ばかり連れて行ったのだ?岩隈でもいれば展開は違ったものに・・・終わったことか・・・
勝ち負けは仕方ないとして、その後の開き直りが醜い、まるで昔の日本軍の愚劣な指導者のよう・・・

先日のライブ会場にて購入、CD+DVDのセットで1000円(高岡本人の手焼き)。
高岡が「売れるのこればかり」と嘆いていた。(だって安いもんねえ)

高岡を聴くとトランペットやサックスと同列にチューバも有りかなって思わさるが、ほとんど選択されないところを見ると、やっぱりしんどい楽器なんだろうな。
循環呼吸やチューバを叩いたり、声や笛などを駆使してチューバをめぐる技の数々。ライブ観たので、”お~やってるな”と思えるが、本作だけいきなり聴いておらは反応できるか、疑問。
やっぱりライブの人なのかな?

DVDの方はソロライブが2曲、ディレイを駆使した演奏で音は面白いのだが、映像がいただけない。
チューバを演奏する高岡、どう見ても地味な絵面だが、それに無理してくどい着色してアートぽく見せようとしている。
つまんないし見る気が起きない。音質もいまいち、まあエレクトリック・ソロもあるよ~というオマケということか・・・
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北海道モデラーズエキシビジョン

2008年08月26日 | 日々のこと
8月23~24日 サッポロファクトリーホール

プラモデル中心の模型の展示会です。毎回行く度にその技術の高さに驚かされます。
中でも、1/72スケールの手作りの犬(5mm位の大きさですぜ!)や人の表情(髭生やして笑顔!)には驚きましたね。
アイデアが素晴らしかったのは、1/700で作られた軍港の情景、水の中まで上手く表現してました。

街の模型店が激減し、子供達の遊びのメニューから”模型作り”が無くなりつつあるようで、とても寂しく日本の物づくりの停滞もこの辺に要因があるような気がします。
模型文化は今や大人(それも中高年)によって支えられ、熟練された技術と膨大な蘊蓄に関心させられる反面、模型作りがとても敷居の高いものになっているような気がしました。

10年ほど前、子供にガンダムを作ってやった事がきっかけで、模型作りに励んだ時期があったが、「あんたは何でもやっつけ仕事!」と嫁にいわれるような出来映えで、だんだん細かい作業する根気が低下し、視力の衰え、猫の邪魔もありここ数年模型は作ってませんでした。

それでも、久々に何か作ってみたくなり、会場でキットを販売していたので、小さいキットを買ってみました。(物置に作ってないキットがいくつかあり、嫁に怒られているにも拘らず・・)
完成したら、ここにアップします。
(何時のことになるやら・・人様にお見せできるのか?)
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アガルタ通信+奥野義典

2008年08月25日 | ジャズ、音楽
昨日は何故か晩めし当番。安直にカレーを作る。
鶏手羽元があったので、庭に成った細長いトマトをたっぷり入れて圧力鍋で煮た。ジャガイモは煮込まずに電子レンジで少し加熱しプライパンでにんにくオイルを垂らし蒸し焼き芋にして。複数のルーをブレンドし辛味を足して完成!
カレーならおらでも、まずまずのものができます。カレー食ってライブに出撃!

8月24日 「くう」
濱 雅寛(g) 山田 賢(g) 南山雅樹(key) 瀬尾高志(b) 樋口千里(ds) 横山裕太(tp) 西條史宣(tb) 武内宏峰(bs) guest=奥野義典(reeds, fl)
この夏のライブの締めはやっぱアガルタで!今回は奥野サックス入りだし!
このバンドは強力なリズム隊がフロント陣をいたぶるという構図が多いが、さすが奥野サックス!敵が何人いようと平気(?)、容赦ない樋口ドラムや表情はクールだけどいつもより力入ってる南山キーの凝った音との応酬がスリリング!
アンコールでの奥野・南山の「インナ・センチメンタル・ムード」は両者の出す断片的なフレーズがおらの脳内で再構築されるような、出していない音まで聴こえるような・・う~んクラクラ・・・

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ROMANO / SCLAVIS / TEXIER『CARNET DE ROUTES』

2008年08月22日 | ジャズ、音楽
ふぁ~眠い。お疲れ気味です。きっと一昨日のライブのせいだ。(仕事は楽ですから・・)
あ~ゆ~濃いものを受け取るのは体力、気力が必要なんだと思う。
耳当りの良いピアノトリオのスタンダードをソロが終わる毎に「いぇーい」と拍手して旨い物食うようなライブが爺にはお似合いなのでしょうか?それなら家で銘盤聞いていれば充分か・・・
ジェリコのあの若い聴衆に伍して濃い音楽をいつまで聴けるのだろうか?

「ラベル・ブリュ」シリーズ。
Aldo Romano(ドラム)、Louis Sclavis(ソプラノ・サックス他)、Henri Texier(ベース)
デジパック仕様で小さな写真集まで付いた豪華版だけど、これも1000円(安!)。
誰がリーダーということもないサックス(ソプラノとクラリネットですが)トリオ。
サックストリオは大体がサックスをリズム陣が煽るスポーティな作品(本作にもその要素はあるが)になることが多いが、そこはやっぱり欧州!ロマノ、テキシエがぎちっと足場を固めた上でスクラビスが考えながら吼えてる。
テキシエ強力かつ多彩!6曲目なんか、とてもかっこいい!
のではあるが、”構成されたジャズ”がほ~んの少しだけど鼻につく。
スクラビスは音色も良く、メロディアスでありドルフィーっぽいプレイあり、ハイレベルな音楽家であることは間違いないのだが、どこか”大学の先生”が吹いているような・・・
高水準でセンスの良い欧州ジャズではあるが、偏差値の高さだけではジャズ史を変えるようなことはあまり無さそう。(別に変えなくてもいいのですが・・)

それでも今のおらにはブルーノートよりブリュの方が遥かに楽しいのだ。

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『低音野郎』&SESSION!!

2008年08月21日 | ジャズ、音楽
8月20日 「ジェリコ」
高岡大祐(tb)瀬尾高志(b)+地元若手

このユニットを観ない奴は「アホ」だと、某師匠のご教示があり慌ててジェリコへ。
さりげなくデュオでスタート。高岡のチューバは至って滑らかスムースでよどみなく音があふれ出る。至極当然に演奏は進む・・・ちょっと待ったぁ!チューバだろ?チューバ!なんというパワーじゃ!(それも大怪我の直後らしい)
後半のセッションでは、チューバ同士のデュオ(2度と聴けないかも)、バリトンサックス入り等、低音フェチにはたまらない展開。
圧巻だったのはアンコールでのチューバソロ!チューバだからどうのではなく、単純に聴いてワクワクさせてくれた。溢れ出る音楽心、いいぞ高岡!

追記:自分がジャズ通であることを連れの女性に誇示したいオバさんがジェリコに混入していた。
それほどうるさいわけではないのだが、知ったかぶりがうざく、ブキブキのインプロビゼーションに絶妙な(苛つく)タイミングで「いえーい」と拍手してた。
彼女達が帰った後、同席したお客さん達も同じ思いだったらしく、そのことで盛り上がってしまった。(オツカレサマ・・)
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マジックマリックオーケストラ『69/96』

2008年08月20日 | ジャズ、音楽
古い車を運転している夢を見た。就職直後に乗ったカリーナST(51年車)らしい。
重い車体と吹けないエンジンだが、スピードがのると安定した重厚な乗り味と操作感がとてもリアル、別海~中春別間辺りを走ってた。
単に昔の記憶がフラッシュバックしただけかな・・あっ、そうか月末に根室行く計画を立てたからですね。

マイブームの「ラベル・ブリュ」シリーズ。
Malik Mezzadri(フルート他)率いるバンドのデビュー作。
アラブ風からタブラ入りのインド風までアフリカ~中近東方面を彷徨うようなサウンド。フランスにおいて”ブラック”というのは対岸のアフリカであり、イスラム的な味が付いた物になるのかな。

粘っこいサックスが前面に出て印象も強く、リーダーのフルートは割りとあっさり、アルバム全体にリダーシップを発揮しているのかな。
爽やかさはないが、1曲目の泣きが入ったメロディがじっとり沁みて来て、何処の国だかわからないが聴いたことがあるようなサウンドに取り込まれている。
これもジャズか・・・



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田中啓文「落下する緑」

2008年08月19日 | ジャズ、音楽
すっかり五輪モードで夜はTVばかりで、音楽聴いてない日々・・

joeさんが紹介していた本を読んだ。
世間的な常識に疎いが鋭い感性で事件を解決していくジャズサックス奏者が主人公の連作ミステリ。
おら好みの軽妙な文章と巧みな構成でジャズ知らなくても充分楽しめる作品です。
(ドラマ化してもいいかも、ちゃんとセリフこなせるならダイゴあたりを主人公に・・・)

話の合間に”「大きなお世話」的参考レコード”というコラムが挿入されていますが、紹介されているのがカーク、ウディ・ショウ、ケン・ヴァンダーマーク、更にペーター・ブロッツマンという骨太なものが中心。
作者自身もサックスを吹くということもあり、身体的なジャズが好きそうな感じ。
”アクセサリー的にジャズが好き”という作家とは一線を画しており、この人の感性・視点で書かれたジャズ本出ないかな。
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手作りビール試飲

2008年08月18日 | 日々のこと
あ~お盆が過ぎ、短い夏が終わろうとしてます。
今朝は半袖で自転車出勤したが帰りは肌寒いに違いない。

金曜日は雨のなか濡れながら家の庭にタープを立てて、ジンギスカンを強行。
勿論、円いドラム状の羊肉をベルのたれでいただきます。
次の日にすればいいものをどうしても食べたかったので・・雨って嫌いじゃないんだな・・・

手作りビール、瓶詰して 8日経過したので試飲してみました。
泡があまり立たない、炭酸も弱い。
う~ん砂糖が少なかったか。
やっぱ、泡の立たないとね。まだ糖分が発酵しきっていないのかな。
2次発酵用の砂糖は1本ずつ計量スプーンで入れたのだが、量にばらつきがあり、炭酸の発酵量にばらつきがありそうです。
味はまずまず。エール系の素を使ったので、色は褐色、マイルドで飲みやすいが、コクとパンチにやや欠けるかな。
1~2ヶ月以上熟成させた方が良いと本にあったので、しばらく寝かしておきます。
アルコールがけっこう高くて直ぐ酔いが・・・
否!法令遵守あくまで1%未満でした・・

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アルド・ロマノ「トゥー・ビー・オーネット・トゥー・ビー」

2008年08月14日 | ジャズ、音楽
世間はお盆モードのようですが、今日もお仕事、暇だけど・・・

お茶の水「ディスク・ユニオン」にて購入、1000円位。
今「ラベル・ブリュ」が小ブームのおら、東京でもロマノの名前に反応。
国内盤でスイングジャーナルのゴールドディスクに選定されているではありませんか。今ではSJ誌のゴールドディスクに価値を見出さないどころか、むしろネガティヴに捉えてるおらですが、こんな作品をちゃんと評価していた時期もあったのね。

Aldo Romano (ds)Paolo Fresu (tp,flh,YAMAHA SPX90)Franco D'andrea (p)Furio Di Castri (b)
1989年11月録音
ロマノグループ(全員イタリア人らしいです。 )によるオーネット・コールマン作品集(オリジナル4曲入り)。
でも全然オーネット臭ないです。(よ~く聴いてもオーネットの曲かなあと気付くかどうか?)
でも志の部分でのオーネットへのリスペクトと、ジャズが古典芸能化しつつあるアメリカに対する欧州勢の自負が感じられます。
欧州ジャズは、演奏レベルが高く、楽器および楽曲がコントロール(フリーキーに聴こえてもそれも構成の内)されているという印象がおらにはありますが、本作もロマノのかっこいいけど暴れない粒立ちの良いドラムやフレスの音色にあらわれており、「テーマ・フロム・ア・シンフォニー」のおバカなフレーズでさえ賢く(?)聴こえます。
コメント (2)
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