にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

デレク・ベイリー「Concert in Milwaukee」

2014年07月30日 | ジャズ、音楽

閉店したウィアードメドルレコードで数ヶ月前に購入。

1983年のギターソロライブ。
昔はカセットテープでリリースされた”INCUS3”のCD化。(中袋はカセットテープの体。)
晩年の滋味深い(らしい)演奏に興味を持っていましたが、店頭で本作を見て即決。
メロディなんか絶対弾かない徹底的にストイックな演奏。
曲のタイトルも”E14”=エレキギターで14分とかで無愛想?
昔はピキパキの連続でさっぱりわからなかったけど、今聴くと緊迫感にあふれた男前の演奏に(少し)聴こえる・・・??
無駄を削ぎ落とし、”世俗の煩悩から解脱”(?)したような音は清涼感さえ漂う。

寝る前に一日の精神の垢(?)を落とすのに効果的・・・
まさかベイリーがこんな風に聴けるとは・・・ようやく追いつけたのか・・

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トリオ・ストラーダ

2014年07月28日 | ジャズ、音楽

7月25日 リブ・ギャラリー

定例の寺田町ライブ。今回は瀬尾ベース、熊坂アコーディオンとのトリオ。
ソロも良いけど、バンドはバンドで面白い。
特に久々の瀬尾ベースが逞しくなった感じ。
歌伴でありつつ、ついベースに耳目がいってしまう。

盛り上がったライブだったけど、風邪で咽喉をやらていて、咳き込む状態で臨んでしまった。
拍手の合間にゲホゲホしても、(静かな曲に限って)咳がこみ上げてくる。
これでは音楽を楽しむのは難しい。
心が弱っていても音楽に臨めるが、体調が悪いとダメですね。
下痢に襲われたときもしんどかったなあ~・・・・

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手作りオーディオの会7月

2014年07月23日 | オーディオ

7月18日 喫茶らんぷうぇい

今回は少しリファイン(箱の補強等?)されたU氏のスピーカーがメイン。
フォステクスの40cmウーハー、台湾あたりのドライバーホーン2本が高音部を受け持つ3ウェイシステム。
数値的にバランスをとったいうが、お約束のキンキン、カンカンした音質。
参加者の非難もとい感想・意見が噴出する中、今回初参加の録音・音響のプロのお二方がむしろ低音が問題と言う。
きちんと低音が出ていないから、高音が耳障りになっているらしい。
それなら尚更改善は無理でしょうと思ったが、このお二人がスピーカーの置く場所や置き方、箱をひっくり返したりしているうちに見る見る音が変わっていく。
結果音楽を楽しめるレベルに。
愛好家の集まりに気楽に参加したはずなのに、いつしか真剣モードでセッティングで追い込んでいく姿にプロの凄みを感じました。

「セッティングやり尽くして、どうしてもだめなら買い替えましょうねえ。」というお言葉。
使いこなせないうちに機材を買い替えまくるマニアへの警鐘と、そこそこの機材なら追い込めば何とかなるという自負でしょうか・・・

ということで、最近浮ついた音に聞こえるおらの自宅のアルテック604のセッティングを替えることにしました。
窓側から壁側に移動=部屋の全面的な模様替えとなり、背中痛めてしまった・・・

部屋も片付き(案外オーディオにとっても大事かも・・)壁を背にすることで低音がゆったりして落ち着いた感じ・・
セッティングはやっぱり大事ですね。

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オンキョーPH3000

2014年07月15日 | オーディオ

オンキョーPH3000

東急ハンズの玄関でオーディオが展示されていた。
割といい音なので立ち止まって見てたら、販売員につかまってしまい。
あれこれ説明を受ける羽目になってしまった。
まあ、興味はありますから・・・
10cm×8cmくらいの楕円型フルレンジスピーカーをカリンのしっかりしたキャビネットに入れたアンプ一体型のシステム。
シンバルがいまひとつかな、それ以外はバランスもよくしっかりした音。
アンプはDAC、FMチューナーも付き十分な機能・・・お値段、今回は特別価格28万円!!
販売員が「1/fゆらぎ」云々で脳波も良くなるとか効能を言い出し、分割なら月々ウン円でとクロージングをかけてきたので、時間が無いので
サヨナラ~してきました。


ものは悪くないけど、高いですね。
ソニーでも似たような高級コンパクトオーディオあったなあ。あれも職場でデモやって月賦で薦めてたな・・
お金があってオーディオのことあまり知らない人なら買うかもしれないけど、お金が無くて少しはオーディオのこと知ってる
おらは買わない(買えない)ですね。
28万円あればアンプとDVDプレーヤーで5万円、あとは好きな1本10万までのスピーカー・・・
かなりごついシステムできますね。

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パラダイスガラージ「実験の夜、発見の朝」

2014年07月09日 | ジャズ、音楽


家の周りに蟻がいくつもの巣を作っていて、どうしようかな~、勤勉に動いている様を見ると殺生もなあ~と思ってたら、嫁が容赦なく”蟻の巣ころり”系の薬を設置していた。
女はリアリスト・・・


沖縄中城の「CD屋さん」で試聴した豊田道倫が気になり、手頃な中古があったので購入。
(ほんとはCD屋さんから買うのが筋なんだろうけど・・)

豊田は初期はこのユニット名で活動していたらしい。
まったく美声ではなく、鼻づまりぽい音痴ぽい唄、ノイズ系の音加工等人によっては全く受け付けないであろうこのざらっとした音世界が何故か癖になる感じ。

録音当時20代の豊田も今は44歳、若いやんちゃな曲もいいけど、近作の歳を経た男の唄を聴いてみたいですね。

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りんけんバンド「アジマァ」

2014年07月07日 | ジャズ、音楽

先週4日にウイアードメドルレコードに寄ったら、今日7日に閉店するという。
ジャズ以外の毛色の変わった音楽を色々紹介してくれたお店が無くなり、とても残念です。
(と言いつつ、そんなに買っていなかった・・・)

まだ沖縄ネタ・・
ライブを観たけど、何かいまひとつの感を抱いたりんけんバンドでしたが、
アマゾンで1円中古があったので思わずポッチ!

曲の構成、上原知子の声、演奏レベル、音質も上々なのですが・・・
何か距離感というか?

う~ん、考えてみるにこのバンドは「観光客が良く行くソーキそば店」ではないかと。
地元の人も行かないことは無いけど観光客が多く、一定水準はクリアーしてるけど”ディープ沖縄”までいかない店。
そして、北海道人のおらにはそれなりにうまいのだけど、やっぱり本音はラーメンやそばかなという「沖縄そば」の微妙感。
全編、沖縄言葉で唄われていることも、(英語よりも)距離感を感じてしまう?

観光土産呼ばわりしたけど、決して質は低くない。
実は一見とてもポップで大和人にわかり易く見せながら、(ビジネスとして成立させながらも)
どうせこちら側には来れないだろうという林賢氏の、沖縄人の大和に対する見えないバリアがあるのか・・・
(深読みし過ぎかな・・・)

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「カオリーニョ藤原の真実」

2014年07月04日 | ジャズ、音楽

沖縄の余韻というか疲れがようやく抜けつつあります。
今回はお仕着せの観光ではなく、自分で好きな所に行き、自分の感度120%位に上げて、沖縄を受け止めようとしたせいなのかなあ~


沖縄中城の「CD屋さん」で購入したCD。
試聴時いきなり日本語のボサノバ調ギター弾語り「What a Wonderful World 」が流れてきた。
べたな曲(「あの素晴しい愛をもう一度」や「みんな夢の中 」なんかも)をこんな風に唄い流すのって何か凄いじゃないかと思わさって即決。
”演歌ボサノバ”と言われているらしいが、フォークぽいかな。(友部正人や高田渡の曲も収録されてる。)
藤原氏は1956年生まれ、同年代の大人(おっさん)の音楽はより心に響くようです。
生音をそのまま閉じ込めたような録音も一役買っています。
このCDをかけると、若干同調しかねる部分もありながら、何故かぽわーっと浸り、聴き続けてしまう。癖になる・・・

こういうの聴いてると、嫁に”少し弱ってる”と思われるのではないかと妙な気を遣ってしまうけど・・・

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中城の「CD屋さん」

2014年07月01日 | 日々のこと

沖縄3日目はビオスの丘でミニジャングルクルーズ。
手軽に沖縄の自然が楽しめる所おススメです。(相変わらず写真なし・・)


沖縄ならジャズの出物があるかもしれないと中古レコード店を調べたら、中城の「CD屋さん」にひっかかった。
(ジャズの出物なんてもう無いのね。若い米兵がジャズ聞くはずも無い・・)
店主の趣味を全面的に押し出して、ご贔屓をプッシュしている。
豊田道倫、佐野千秋、ナオキ屋とか・・・未知の領域・・

ジャズもあったが今ひとつ手が出るものが無いので、
店主に、「この店のカラーにひかれて立ち寄った旅行者ふろむ北海道だが、何かおススメはないですか?」
と尋ねたら、「どうぞ試聴しまくって下さい。」と。

豊田は全く美声じゃないけど、何かひっかかる、ノイジーなギターもいい。
佐野は雰囲気はあるが(店主の今年一押し盤らしい)、今日はお姉ちゃんの歌の気分じゃないかな・・
そしてカオリーニョ藤原という関西のおっさんのCD、おおっ!これは?
おっさんのCDに決定。(感想は後日)

店オリジナルCD(沖縄民謡系を独自にコンピレーション)をおまけに付けてくれた。
”北海道”が効いたのか、沖縄の人はほんとに気が良い・・とくくるのはいけないですね。
店主の好意ですね。感謝!

その後は
「旧海軍司令部壕」
  艦に載らずに地下壕で戦った海軍か・・・
  
「首里金城町石畳道」
  地元老人会の手書きの案内看板がいい味わい。

で、最後はビール1杯100円の居酒屋で締めました。
沖縄は外は暑いけど、室内は冷房効き過ぎで、ビールがあまり進みません。
沖縄のおもてなしなのか?北海道の過ぎたる暖房と同質か?

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