にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ハンコック生誕80周年記念号

2020年06月30日 | ジャズ、音楽

いつも立ち読み出終わらせてしまう音楽雑誌ですが、
珍しくジャズ批評7月号を買いました。

 ※写真ちょっとキモチワルイ。

「ハンコック生誕80周年記念号」!!
大体のことは知ってる人なんですけど、
ずっとリアルタイムで聴いてきた人だしねえ・・

ゲスト参加した時の方が暴れまくっているという話もあるので、
その辺の情報も欲しかったけど、軌跡、リーダー作は網羅されている。
あらためて作品を聴きなおしたくはなります。

先日の「プリズナー」、ワーナーの3作+セクスタント、ヘッドハンターズに至る頃が好きですね。

「エムワンディシ」を棚から引っ張り出して聴く。
 靄がかかったような世界は格別。
 

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猫13歳、五〇堂ジャズ

2020年06月25日 | 

お久しぶりのラグドールおくまです。
もう13歳になり、ふっくら狸みたいな体も今はガリガリになってしまいました。
元気なので加齢によるものと思われます。
我が家は人も動物もできるだけ病院に行かない方針(そうだっけ?)なので実際はわかりませんけど・・

昨夜はカレー屋五〇堂のジャズ喫茶営業。
アメリカの人種騒動を受けて「JAZZ INSIST」特集。
コロナ禍によるフラストレーション、何者かの煽り(?)等今回のアメリカの騒ぎ方はよくわからないけど、
やっぱ未だに簡単に黒人を殺してしまうのは変わっていないのですよね。

マックス・ローチやミンガスが命懸けの、”怒り”の表現は凄味があります。
そういう重い作品の中で、ハンコックの「プリズナー」が。
表に出さない”青白い炎”を感じる本作はハンコックで一番好きかも。
1曲目「I Have A Dream」のブルーノートらしくない張り出さないホーン陣が絶妙!

 

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フィアット車検

2020年06月22日 | 

嫁車フィアット500の2回目の車検が終わった。
昨年の点検時、ディラーで”オイル方面の補修”で20万円かかると言われビビり、今回はおらのルノーが世話になっている工場(トッカリモータース)にお願いした。

「どこも悪い所は無いよ~」と98,000円(オイル交換込み)で済んでしまった。
全く部品交換は無いにしても、安~。

ネット情報によるとタイミングチェーン周りからのオイル漏れや水漏れが起きることがあるようです。
ディーラーのクレーム付けられないよう予防的に交換するビジネススタイルもあろうが
壊れたらその時に治せば良いし、オイルが少し位漏れたって・・どうなのかな?

フィアット500は超高速は出ないけど、実用域では十分ヤンチャな走りが出来ますし、
賛否ある変速機が気に入っております。
流体などではないクラッチ板が繋がるダイレクト感が良いです。
足回りはルノーに譲りますけど・・

 

 

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バーナード・パーディ「ソウル・イズ」

2020年06月16日 | ジャズ、音楽

”自粛も飽きた”今日この頃。
夜の飲食以外は普通に暮らしている。
昼カラなんぞに行かなければもう大丈夫??

もう一枚フライングダッチマンレーベルから。

アレサ・フランクリンのライブは有名ですがハンコックの“Fat Albert Rotunda”やマイルスの“Get Up With It”にも参加のソウル系強力ドラマーの作品。

1曲目が「ホワッツ・ゴーイン・オン」ですから、それだけでゴキゲンな世界が広がる。
名盤と言うほどではないが、リーダードラマーのそのドラムを味わえたらそれで十分!
普段聴くジャズドラマーとはどこか違うテイスト。(ドラムのこと表現できない。)
バトルはせずに唄やサックスをうまくのせていきながら、自分もちゃんと主張している。
”是非おらのアルバムでバックを務めてもらいたい”感じ(???)・

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ホレス・タプスコット「ザ・ジャイアント・イズ・アウェイケンド」

2020年06月12日 | ジャズ、音楽

昨年インドの少年が
コロナ禍を予言し、更に今年の冬にもっと怖い病気が流行る、
それから逃れるにはウコンと有機野菜が有効と言ってるらしい。
ひたすら野菜カレーを食い続ければ良いのでしょうか?


ホレス・タプスコット(p)ブラック・アーサー・ブライス(as)デヴィッド・ブライアント、ウォルター・サベージ・ジュニア(b)エバレット・ブラウン・ジュニア(ds)1969年4月1日録音

カレー屋五〇堂さんで、初めて知ったピアニスト。
”西海岸ブラック・ジャズの重鎮”らしいが全く知りませんでした。

やんちゃなフリーではなく、きちんと構成された気合いの入った音楽。
(2回聞いただけでは)まだず~んと刺さってこないけど、イイと思います。

フライングダッチマンレーベルも侮れないですねえ。
エリントンからオーネット、ソウル方面まで網羅していて、プロデューサー、ボブ・シールが好きなように腕を振るっているみたい。
タプスコットとは喧嘩(と言うか恫喝)したみたいですけど・・

 

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居合始めました~拵作り⑤

2020年06月09日 | 居合

およそ3ヶ月かけて日本刀の拵を作りました。
木工経験も少なく、不器用で道具もカッターナイフ(!)中心で、
牛の角やエイの革等で迷走しながら、百均、ホームセンターの材を活用して
なんとか完成にこぎつけたことは自分としては満足。
費用総額約3万円。
牛の角、エイの革での7,000円ロス(鯉口の3,140円もかなあ)が痛いけど、
数か月工作を楽しんだ挙句、実際に使える道具ができたのだからオヤジのホビーとしては上出来でしょう。

じっくりそばで見なければ(?)見た目はなかなか。
刀身を付けて抜き差ししてみる。
苦労しただけあって、鞘と刀身はピッタリ。
ただ刀身の棟が鯉口の金具に接触することがあるのが気にかかる。
ここは要改善か。(百均で素材を探そうか・・)


また作るとすれば、柄の金具(蟷螂)はあるので鞘の木、柄紐で8,000円、
あとは百均、ホームセンターの品で作れます。

次は”刀身の研ぎ”もやってみようか。
格安錆刀を探して、家庭用砥石、サンドペーパー、コンパウンドでどうにかならないか・・無謀?

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居合始めました~拵作り④

2020年06月03日 | 居合

ようやく最終工程です。

⑥柄の頭、縁に金具を嵌める。
刀の金具は、とにかく希少で高価。
市場にあっても本物はべらぼうな値段。
ヤフオクで現代もの2セットで7,520円というものを見つけた。

虎柄と蟷螂柄。
なんでカマキリなのか、きっと謂れがあるのだろうが・・
ここは虎を採用。


⑦柄に柄紐を巻く。
柄は鮫の革(実はエイの革)を張り、その上に和紙(菱紙)を挟み込みながら柄紐を巻く。

エイの革はちゃんとしたサイズは高価。
見える部分だけ短冊状にして貼れば良いだろうと、小ぶりのもの(なぜか緑色)を入手(2,620円)。
これで一度巻いてみた。
う~小さ過ぎて、木の地の部分が見えてかっこ悪い。

湿らせると可塑性が生じ、丈夫で堅くて、滑り止め材として理想的なエイ革。
昔の人はこの素材が最適だったので高価な輸入品にもかかわらず使い続けたのか。
これに代わるものかぁ~
あった!超粗目(40番手?)の紙やすり。
柄に巻き付けられる柔軟性、滑り難さ、程々の耐久性を具備しており、黒くて見た目も良し!
紐も巻きやすい。

紙やすりを柄に木工ボンドで張り付ける。
和紙に墨を塗り(防腐のため?)、小さく切って折り畳んだ菱紙を挟み込みながら柄紐を巻く。
紐は松脂(本物は松脂を油で練ったモノらしいが、嫁のバイオリン用を流用) を付けながら。

一度巻き終えるが(エイ革の時一度やってるから実際には2回目)、どうも緩い。
意を決して巻き直す、前回よりまし、これがおらの限界か。

ひとまず完成。

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居合始めました~拵作り③

2020年06月02日 | 居合

もうしばし、工作記事にお付き合いを・・

④鞘を塗装する。
鞘の塗装は、本物は漆塗り工芸の極致。
様々な技巧、技法がある。
漆塗りの参考になったのはYoutubeの和竿塗りの動画だったが、漆は高価で、
扱いはおらには無理そう、かゆくなったら大変だし・・
せいぜいカシューかな。
いろいろ塗装動画を見ていくうちにバイクのヘルメット塗装までたどり着き、
これにしようと思った。

バイクのヘルメットはラッピング塗装という技法で塗られており、
これならおらでもできそうだし、黒をベースにクラシカルな仕上がりが期待できる。

ラッピング塗装に必要なキャンディカラー(スプレー缶)を買いにホーマックに。
当初は赤を考えていたが、黄色が何故かバーゲン価格だったのでこっちにする。
黒を下地にするとゴールドぽく仕上がるので、これもゴージャスで良いかと。

鞘の木地を数段階のサンドペーパーで磨き、黒カシューを4度程重ねる。
百均のプラスチックブラシから流用した栗型は見事な漆調の黒に、もう素材は何だかわからない・・

キッチンラップをくしゃくしゃにしたものに銀色塗料を着け、黒色の上にポンポンとテキトーに模様を付ける。
試し用の板にシルバー塗料を塗ってみたが、ギラギラして品が無い。
タミヤの模型用のアクリル塗料のチタンシルバーを使うと落ち着いた感じなので、採用。

キャンディカラーを3度程重ねスプレー塗装。
仕上げはクリアスプレー(車用のラッカー塗料、ポリウレタンも考えたけど高いのでパス・・)、水ペーパーで修正したつもりだったけど、少しムラが残った・・・
でも一見黒と金の豪華な伝統工芸風に見える、自分基準で合格!

⑤鞘の鐺に金具を嵌める。
太刀拵から吊り金具を外して帯刀できるようにしたのを半太刀拵というらしい。
武骨な打刀拵よりカッコイイ。
先輩諸氏も半太刀拵が多く、古刀を納めるならスリムで優美な半太刀風を目指す。
鞘に付ける金具は希少で高価、ようやく現代ものの鐺金具を入手(3,140円)

整形して塗装した鞘に、汚れを落として磨きをかけた金具を嵌める。

※低性能なガラホのカメラなのでボケ写真、ご容赦・・

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居合始めました~拵作り②

2020年06月01日 | 居合

今月から元通りになるのかなあ~
おらは時代が変わりつつあるような気がします。
グローバリズムとか毎日がお祭りのような商業主義みたいなことは
もう終わりのような気がします、何の根拠も無いけど・・

②鞘の鯉口
鯉口(鞘の刀を出し入れする部分)に鞘の摩耗を防ぐためだと思いますが、別の素材を嵌めます。
金属、木材もあるようですが、牛の角が主に使われている。
ある程度整形された部品も売られているが、数千円する。
ヤフオクで装飾用の牛の角が1円であった。
思わず落札!、ところが送料が4500円!!
一瞬騙されたかと思ったが、ちゃんと表示してあった。
おらがバカなだけ・・・

自宅は留守がちなので、勤務先を届け先にした。
届いたのは150cm超のフルサイズのもの。
同僚達が「何を買ったの~?」と驚くが、一番驚いたのはおら。

自宅のガレージの片隅にコッソリ置いておいたが、見つけた嫁が、
「何々?あれっ!」とやっぱり驚く。
事情を話したら、「一生分あるね!」
そんなに作るつもりは・・

ところが、この角が堅い。
木材用の鋸で切ることはできるが、適切な形でなかなか切り出せない。
面を整えて穴を開けることも、我が家の工具では極めて困難。
鞘の木材よりも高かったのに、使えない・・・

ネットで再検索、ヤフオクに金属製の物があった。3,140円かあ、仕方ない・・
来たものは、黒塗りの安っぽいもの。
鞘に取りあえず嵌める。
鞘塗装時に貼ったマスキングテープをはがした際に、塗装がはがれ光沢のある金属面が現れる。
これでは趣が無さ過ぎる。
鉄と判断し、少量だけ残っていたガンブルー液で黒染めしたら、シューシューと泡立ち、溶け出した。
地は銅だったのね。腐食して焦げたような仕上がり・・う~ん・・


③鞘の上部側面に栗型
鞘側面には栗型を付ける。
下げ緒(紐)を通すためのものだが、これも主に牛角製。
ダメです、上手く切り出せない、うちの刃物では無理。
替わりの材料を求めてダイソーに(?)。
風呂の蓋用のブラシのRがイイ形、よし!これで!
切断してヤスリ掛けすると、なんとかそれっぽくなる。
ボンドで接着。
塗装すれば素材はわからんだろう・・・

 

本物素材へのこだわりが徐々に妥協の産物に・・・

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