にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

奥田 英朗にはまる?

2009年05月31日 | 日々のこと
機械というものも愛着を持って使っていると、頑張って働いてくれますが、不具合が出始めて買い換えようかなと思った途端になんかグズグズになってしまいますよね。持ち主の愛が冷めると機械もやってられなくなるのでしょうか?
どこかの学者が、使う人の思い入れの有無で機械の寿命が変わるという研究結果を発表していたような・・・で、調子の悪い真空管アンプラックス38FD、なんか全体が劣化した音に聞こえてきます。
おらが買い換えを考え出したからでしょうか・・
候補のアンプ、クラウンD45、新品で6万円弱、中古で4万5千円位が相場のようです。(オーディオアンプとしては安いですね。)オークションで4万円位で買えればOKでしょうか。

「空中ブランコ」が面白く、その読みやすさから、奥田作品を更に借りてみました。
「町長選挙」は「空中ブランコ」の続編。文句なく楽しめます。
「サウスバウンド」は元左翼活動家の父を持つ子供の東京の日々と一家で転居した西表島での出来事の2部構成。いつもなら手を出さないお話ですが、この人の文章ならさくさくと読み進んでしまいます。
西表島行きたくなりましたね。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無線LAN

2009年05月29日 | 日々のこと
最近、真空管アンプの調子が悪いです。左側にノイズがあり音が小さい。
パワー部のみを使っていたが、プリメインに戻して左右バランスを調整。
音量というか音色に勢いがない感じです。こうなると、そろそろ見切りをつけて先日のジャズ・オーディオ鑑賞会で魅されたクラウンアンプの導入をリアルに考えてしまいます。

二人の息子がそれぞれノートパソコンを持っている。ネットする時いちいちケーブルを繋ぎなおしていたが、やはり不便。次男の機械は無線モデム内蔵していることもあり、無線ルータを導入しました。
COREGAの300mbps、カード付きで8500円。そんなに高くないのですね。

次男の方は、内蔵モデムですぐ繋がったが、どうも長男の方はうまくつながりません。
こういうのって、ちょっとでもスムースにいかないと、めんどくさくなって嫌気がさしてきます。
年取ったのかなあ?
息子にやらせようっと・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Three Sounds「Soul Symphony」

2009年05月28日 | ジャズ、音楽
珍しくスィングジャーナル(先月号)を読んで(立ち読みだけど)聴きたくなり、ジャケットも動物さんがいっぱいいる(ノアの箱船なのか?)ので購入。

ブルーノートレーベルの人気ピアノトリオ、スリー・サウンズのフュージョン?
ストリングス入りのものは、ウエス・モンゴメリーの作品でさえどうかと思うおらですが、本作はあまり甘過ぎず、ピアノトリオの苦み加減とうまくマッチしてますね。
というかスリーサウンズってけっこう甘口かと思ってたけど、ミルクチョコではなくビターチョコのホロ苦甘さだったのね(何言ってるんだろ?)
ピアノのジーン・ハリス、けっこうハード、黒くてノリもいいです。

この時期のブルーノートはノーマークでしたが、案外面白いかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥田 英朗「空中ブランコ」

2009年05月27日 | 日々のこと
不眠状態が続きましたが、ようやく眠れるようになってきました。それでも目覚めが早いですね。
老化現象?

図書館で借りた直木賞受賞作品。
上手いなこの人。
楽しく笑いながら読めました。

飛べなくなった空中ブランコ乗り、先端恐怖症のヤクザ、 ボールが投げられなくなったプロ野球選手など神経科医を訪れる悩める患者達。
ハチャメチャながら結果的に患者を救う主人公と兎に角注射したがるナース。
粗筋紹介してもしょうがないですね。

面白かったです!おすすめ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロの機材②

2009年05月26日 | オーディオ
関井さんのお話の続き。

オーディオ界でブームみたいになっているケーブルについては、数千円のベルデンで十分であり、万円単位のものはぼったくり以外の何者ではない。音楽用USBも同様とのこと。

CDプレーヤーも氏が使っているのは10数万円のタスカムのCDレコーダーでプロでもこの程度のものしか使っていないそう。
この辺もCDプレーヤーに大差がないのではという、(おらにとっては)1万円しないパイオニアのDVDプレーヤーで十分という思いが確信に変わったわけです。

オーディオは気に入ったスピーカー(ただし高能率)を低出力のトランジスタまたはデジタルアンプで駆動、そしてCDプレーヤーはパソコンでもデジタルプレーヤーでも一般家庭なら十分OKという、業界にとって残念な結論にたどりつきそうな気配・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロの機材

2009年05月25日 | オーディオ
先日のジャズオーディオ鑑賞会の2部のレコーディング・エンジニア関井さんのお話が興味深かった。
当日の使用機材等は

テープ  TBM発売 38パチ2トラ サブマスター
     山本剛トリオ ミスティ(レコード・CD発売済)
テープレコーダーSTUDER-A810(プロ用マスターレコーダー)
ミキサー STUDER-926(16ch)
メインアンプ クラウン 45D
スピーカー JBL4425(2way)

音源ソースやプロ用機材は別として、アンプ・スピーカーはそれ程高い物ではない。
関井さんによるとずっと昔からプロの現場で使われてきたクラウンのアンプで必要十分であり、25W位のパワーの方がアンプの一番おいしいところを使えるそう。
実際、素晴らしい音が出ていた。クラウン欲しくなってきたな・・・

最近の低能率スピーカーをハイパワーで駆動するのは、大音量でない限り音の余韻が表現できないそうです。

最近オーディオ業界はぼったくりではないかと思いつつあるおらに、追い打ちかけるように今回の体験・・・
どうせ高い物は買えないおらには大きな朗報なのでしょうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランボー4

2009年05月24日 | 日々のこと
レンタルでランボー4を観た。
お約束のストーリー展開だが思ったより出来は良いと思った。
ロッキーもそうだが、”今更”というのを解った上で、作品を作り、観る方も「え~今更かよ」と言いつつ思ったより良くて、学生時代にロッキーを観て片手腕立てに挑み、生卵飲んで、旭山公園の階段を駆け上った思い出が頭をよぎったりする。

スタローンは何かにけじめを付けようとしているのでしょうかね。
B級娯楽作ばかりだけど、案外一番多く作品を観た俳優になるのかもしれません。

中標津で生まれた長男の名を、標星と書いて”シルベスタ”を候補に挙げたおらですし・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キキバンド

2009年05月22日 | ジャズ、音楽
5月22日琴似パトス
梅津和時(as, ss)鬼怒無月(g)早川岳晴(b)ジョー・トランプ(ds)

梅津和時率いるキキバンドのライブ!
いやあライブはいいねえ!
鬼怒ギターしびれる~、ドラムも豪快!

でもよ~く聴くと、一見奔放なサウンドもじっくり練られ、破綻・暴発のないきっちりしたものであるのがわかりますね。これ悪口でも批判でもありません。
このバンドと律儀な梅津さんの特質なんでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回札幌ジャズオーディオ鑑賞会

2009年05月21日 | ジャズ、音楽
またジャズオーディオ鑑賞会に参加しました。
場所は豊平のMITUYA Cafe。
1部:北海道のジャズ
MITUYA CafeのJBL、D130と075の平面バッフルで北海道ゆかりのボーカルものを聴く。
おっ!ボーカルだけなら我が家のシステムも負けてないぞ・・あ~ベースが鳴り出すと白旗です。

2部:スペシャルゲスト・コーナー
   レコーディング・エンジニア:関井久夫氏によるスタジオ再現
   2トラック38で聞くスリーブラインドマイスの山本剛「ミスティ」のサブ・マスターテープ

これは面白かった!
さほど大きくないスピーカーから山本のピアノが飛んでくる!
関井さんのプロのお話もとっても興味深かった。
(その辺のお話はまた今度・・・もう寝ますZZZ)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田和典「世界最高のジャズ」

2009年05月20日 | ジャズ、音楽
仕事兼務のおらですが副業が動きだした途端に、今まで割と余裕のあった本業の方も何故か忙しくなりだす。
やっぱそういうものですか・・・

これも図書館で借りた新書のジャズ本。
これもジャズおすすめ本だが、安直に耳当たりの良い物を勧めることなく、
『ジャズは決して「やさしくない」。そもそもジャズは外来文化、誤解を恐れずに言えば前衛芸術である。~進んで、自分をそこに放り込み、反復に反復を重ねながら、ものにするしかないのではないか、と僕は思う。』という著者のスタンスは好ましい。
そして、マイルス、ミンガス、モンク、カーク、ドルフィー、オーネット等のこれぞジャズマンという人を採り上げている。
回り道なんかする必要ないですね、この直球ど真ん中に反応できなきゃ、ジャズ聴く必要ないですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする