にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

田島貴男「ひとりソウルツアー2016」

2016年10月31日 | ジャズ、音楽

アビシニアン猫ネオ、かろうじて生きてます。
小さじ1杯程度のキャットフードと少量の水しか口にせず、体内に残ったエネルギーを燃やし尽くそうとしている感じ。
呼吸することにも相当エネルギー使っていて、見ているうちに息が止まってしまうかもと思ってしまう。
右目があまり開かないし、眼球の動きが少ない。もう見えていないかもしれない。
意識はあり、外の空気を吸いたがる。
その時が近い、いつもどおり接してやろうと思う。


そんな中、田島のライブ。

10/29 キューブガーデン

独りでギターやヴォイスをループさせ多彩な音造りをさせながら、本格的なジャズ風ギターも弾く。
今回はソウル色より、じっくり弾き語る感が強かったかな。
相変わらずノリノリの熱演で盛り上げ上手。

でも、オールスタンディングはやっぱ辛い!
狭い会場に400人位がすし詰めで、昭和の166cmのおじさんには前方の青年の後頭部しか見えない。
頑張って2時間つま先立ちしてたら、元から悪い右膝が悲鳴を上げ始めた。
歓声ではなく、肉体から悲鳴を出すようでは、もう無理なのか・・・
でも右前方の娘さんも終盤しゃがんでいた。
若者も辛いのだな・・・
立ち見はこれで最後かも。

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一夜限りのジャズ喫茶~10/26

2016年10月27日 | ジャズ、音楽

アビシニアン猫ネオ、骨と皮だけになりつつ時折うろついている。
最後まで失わない遊び心・・ほとほと感心。

カレー屋さん五〇堂さんの月1回のジャズ喫茶営業。
「ESPとその周辺アーティスト特集! フリージャズで6時間。 ジャズの十月革命にちなみ10月はフリージャズという訳です。」
あ~ついにやっちまったぁ~フリー特集!
盛り上がっている日本シリーズを尻目に、フリージャズを聴きに行くのです。

こんなの分かるのか?気持ちいいのか?と問われると、返答に困ります。というか永遠に応えられないかも。
好きなのかどうかも分からないけど、演奏に込められた、チャレンジ精神、現状を打破しなければという切迫感、焦燥感みたいなのに惹かれるのかな。

レーベルの実質的な第1作がアイラーの「スピリチュアル・ユニティ」だったのか。
いきなりすげえスタートだったんですね。アイラーは時代で色褪せることは無いですね。
ファラオ・サンダースのまっとうな演奏、初めは”しっかり、安心”と思ったけど、途中で退屈になっちまった。
うま下手(ただ下手?)サックスとそれをサポートする強力なトリオ(ミルフォード・グレイブス、エディ・ゴメス、ドン・プーレン)の
ジュゼッピ・ローガン盤が面白かった。

今聴くESP作品はとても真面目で端正な音楽でした。
なのでフランク・ライトが流れても女性を含んだグループ客は楽しく談笑しておりました。
時代が変わるとESPもBGになるのか?
真剣に聞いてないだけか・・・・

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ネオ、経過

2016年10月26日 | 

スプーン1杯の流動食を日に数回舐める程度、水はほとんど飲まず、ほぼ絶食状態。
意識はしっかりしてるが余計な動きはしたくなさそう。
猫用座布団に座って動かない。

今朝、名前を呼び続けても、瞬きを返すくらいで、うっとおしそう。
でもしばらくして、しょうがねえなあという感じで立ち上がっておらのそばに来た。
しっぽの付け根をなでると、声を絞ってかすかに鳴いた。
これは、いけない、涙ぐんでしまう。
燃え尽きつつある命の残りを使ってサービス精神を発揮している。
ありがとね、もういいから休みな。

猫の気丈さには本当感心します。人間の方がよっぽど感傷的。
猫のように自分は振舞えるだろうか?

涙目で出勤するオヤジ・・

 

 

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猫、病

2016年10月25日 | 


アビシニアンのネオがひと月前位から元気が無くなり、激痩せしてしまった。
かかりつけの獣医によると、腎臓が良くないが、それ以外も懸念されるので北大での精密検査を勧められた。
検査の結果、リンパ系の病気で治癒の見込みは無いという。

いつもの餌を全く食べず、フレーバーの強いおやつ系の流動食を気が向いたら少量舐める程度。
ほぼ断食状態で、このままでは生き続けることは難しいが、ねお自身が食べることを拒絶している感じ。
不完全な体で生き続ける事を潔しとせず、クールに覚悟を決めたのだろうか。
肉体は衰弱してるけど、気持ちは平静で遊び心はまだあるようで、おらが朝刊を取る為に玄関のドアを開けるときには
やってきて外の空気を楽しんでるし、風呂場でも遊ぼうとする。
おらが感傷的になり、猫撫で声で話しかけても、
”そういうのいいですから。気持ち悪いのでいつもどおりでいいです。”という顔をしている。
自分の身の処し方は心得ているといった風格まで感じさせる。

そうなると、痛みを伴うような治療なんかせずに、静かに見守ってやろうと思う。
服薬(ステロイド系)で瞬間的に元気なるが、その後はほとんど動かない。
あれだけ撫でられるのが好きだったのに、触れられるのが嫌みたい。
触れても、あまりの痩せように戸惑ってしまうのだが・・・

あれだけ好きだった串だんごにも興味を示さない。

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セシル・テイラー、マックス・ローチ「Historic Concerts」

2016年10月19日 | ジャズ、音楽

これもビヴァリー・レコードでゲット。
テイラーとローチのデュオ、2枚組みLP。

お店の方が、「これきついですよ」とご忠告してくれた。
てっきり音質、盤質のことかと思ったら内容のことらしい。
嬉々としてこのレコードを手に取ったおっさんが、まさか「ひどい、きつい」とクレームをつける訳が無かろう。
想定外のご忠告に「いや、大丈夫です。知ってます。覚悟の上です。」と応える。
ホーン奏者ならいざ知らず、ローチとの取組みですから、それ程怖いことは無く安心して聴けます。

気持ち良いのかどうかもわからないまま、変なプレイをしている程度にしかテイラーのピアノはわかっておりません。
分かろうとすることがいけないのか・・・

はちゃめちゃなホーン陣の咆哮の中から、何か構造的なものが見えそうで見えないというのがテイラー先生の本領かもしれないが、
根っからの生真面目ドラム、ローチなので、全体がかっちりしており、おらには丁度いい按配。
ハードだけど安心して聴ける・・・それでいいのか?

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フランク・ザッパ「LUMPY GRAVY」

2016年10月13日 | ジャズ、音楽

アナログレコード再燃のおら、南1西1のビヴァリー・レコードに入ってみる。
ジャズ中心の品揃えの中にザッパ作品を発見。

ザッパの個人名義の初リーダー作、UKオリジナル盤らしい。
US盤よりUK盤の方が溝が深くて音も深い(?)と言う説もあるようですが、
プレスの良し悪しは聴き比べてみないとわかりません。まあ高くなかったので(2,000円)。

結局、まず自分が聴いてみたい作品であることが第一で、それがより質の良い盤であればなお嬉しいということか。
未聴のザッパ作品なら買っちまうわけで。

1967年の作だが、おしゃべりやおもちゃみたいな音を織り交ぜたロックというより現代音楽。
変てこだけど、面白い。
音は良いですね。(盤の一部に変色した部分がありそこがちょっと音が変、たいして気にならないけど。)
最初から色んな音楽要素(ロックと現代音楽とドゥーワップとちょっぴりジャズ等々)が同居してあふれ出ていた人なんですね。

多作のザッパ先生、未聴の作品はできれば状態の良いLPレコードでいきたいですね。
(CDでも文句無いけど・・おらのアナログ熱はこの程度・・)

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ソニカ10万km

2016年10月07日 | ジャズ、音楽

おらの愛車ダイハツソニカが走行10万Km到達!
3年落ち(平成20年式)を走行3万Kmで購入し、5年で7万Km乗ったことになる。
その間の故障は、発電機と、フロントスタビライザーが折れ。
それ以外は好調ですけど、最近温まる前のミッションから下品な音がするのが気になってます。
あと3年は乗りたいところです。

軽自動車で4WD、ターボでタワー式駐車場に入るのは、アルトくらいしかないし、ソニカは造りもいいですからね。
燃費はリッター14Kmくらい。

山はあるけど、5年履いたスタッドレスタイヤを新品に替えることにしました。
冬タイヤくらいは国内ブランドにすべきかとも思いましたが夏タイヤで問題無かったので、また台湾のナンカンにしました。
履き替え工賃、古タイヤ処分、バルブ交換等含めて22,000円位で済みました。
古いタイヤよりはマシでしょう。

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アナログ再燃か?

2016年10月06日 | ジャズ、音楽

五〇堂のルディー・ヴァン・ゲルダー特集にて、RVG刻印入りのレコードの音の濃密さにやられ、
禁断のアナログ盤に興味を持ち出してしまいました。
自宅のレコードを再確認したら、RVG刻印入り盤、まだありました。

40年前のブルーノートは輸入盤しかなく、その頃のものは刻印が入ってたみたいですね。
ショーター、エルビン、ハンコック・・聴き倒してかなり擦り減ってます。
お宝盤かもしれないけど、聴いて何ぼだし、おらの血肉になっている盤ばかりなので、悔いはないですね。

おらの耳ではCDで充分だったはずなのに、またレコードを買ってしまうのか・・・・・
アナログ趣味で気をつけなければいけないのは、オリジナル盤信仰になっちまって、作品そのものをきちんと聴かなくなってしまう危険というか
演奏内容よりオリジナル盤であることが偉いという変なことになりかねない。

余程の名盤で無い限り、同じ作品を何枚も集めて、ヴァージョン違いを楽しむということは、おらは避けたい・・・
オリジナルなのかどうか判別できない者がどうのこうの言っても意味が無く、結局自分の耳を頼るしかない。
オリジナル系に手を出すにしても、お気に入りの作品で1万円以内、気になる作品で3,000円位が上限かな。
(これは再びレコードを集め出すという宣言なのか?)

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