にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

志村けん・・・

2020年03月30日 | ジャズ、音楽

ドリフで育った世代です。
全員集合は札幌厚生年金会館(2005.9.1記事ご参照下さい。)と札幌市民会館で2回観てるというのが自慢です。(おらのライブ自慢ではマイルス、ビル・エバンス、阿部薫、ツービートと同格です。)


荒井注の後釜に入った志村は子供の目から見ても、”若手、新参者”だったけど直ぐに新しい面白さに魅了され、加藤茶とのコンビは無敵だったしドリフ以降の活躍も皆さん知ってのとおり。

こんなにショック受けるとは思わなかった。
ジャズマンは訃報に馴れっこのせいもあるが、ああそうか・・と受け入れられるけど、おらの人生の40数年間、ずっと面白いことを見せ続けてくれた人がいなくなるのって・・
ましてやコロナだし・・


今夜は「ダイアナ・ロス&マービン・ゲイ」の”Don't Knock My Love ”で
思いっきり「生麦生米生卵」と叫ぼうか・・・

※ウィルソン・ピケットがオリジナルというのは知ってます。
 うちにはこのレコードしかないので・・

 

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マッコイ・タイナー「アトランティス」

2020年03月24日 | ジャズ、音楽

昼頃、時計台を通りかかったけど、観光客が一人もいなかった。
小雪がちらついてたとはいえ、こういう風景は初めて。

 

デビッド・ダーリングで味を占め、また楽音舎に。
未知との遭遇は無かったが、マッコイの2枚組LPが500円。
発売時(1975年おらは高校3年)、ジャズ喫茶AYLERでガンガン鳴っていた懐かしの作品。
なのに持っていなかった。店で聴き過ぎて、買いそびれてしまったのか・・
当時は昼飯我慢して、月に1~2枚が精一杯だった、そしてこの年は目くるめくような新譜の嵐、
マイルス(ゲット・アップ・ウイズ・イット)
ハンコック(スラスト)
ウェザー・リポート(ミステリアス・トラベラー)
キース・ジャレット(生と死の幻想、ケルン)
冨樫雅彦(スピリチュアル・ネイチャー)
それにマイルス来日などもあり、お金がいくらあっても足りなかった・・

あれ??マッコイもこの年来たはず、見たはず・・・う~ボケじじい・・

パワフルで圧倒的なんだけど、生真面目過ぎて熱量がちょっとうざく感じた
気もするが、今聴くとこの大げさ感も含めて、マッコイならではの世界。
奏者と聴者の青春の音がここに!

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デビッド・ダーリング「Darkwood」

2020年03月17日 | ジャズ、音楽

年寄りがコロナで亡くなったことを、わざわざニュース速報で知らせる必要あるのか?
マスコミが煽っているのか?
それともこういう情報を流し続けて、世間を鈍麻させようという何者かの意図?
確かに、”もうそろそろ”、”もういいじゃん”という気持ちになってきたもんね。
居合やりたい、飲み会行きたい・・・


北区の古レコード店「楽音舎」に寄った。
ここはタバコ臭いと陳列が雑なのが難だけど、格安掘出物が時々ある。

モノクロの地味なジャケット、知らない人だけどECM、390円!CD。
チェロのソロ!?ジャズではなさそう・・
現代音楽系こそECMの神髄と誰かが言ってたような・・
買ってみましょうか・・

うぉ!これぞECMの音楽!
タイトル通り、「暗い森」に彷徨うというか沈み込んだような、重くて深~い世界。
部屋の空気まで変わる感じ、はまりましたね。

クラシックよりニュー・エイジ寄りの人で、オレゴン、テリエ・リピダル等と共演しており
他のアルバムも良さそう。

おらにとって、この年であまりない新たな出会い、うれしい。

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マッコイ・タイナー「サハラ」

2020年03月13日 | ジャズ、音楽

コロナで何処にも遊びに行けないのはつまらなくなってきた。
何処にいたってリスクの程度はそんなに変わらないし、罹ったとしても
質の悪い風邪程度だし、もういいじゃん!という気持ちになりかけるが、
自分のせいで他人様に迷惑をかけるわけにもねえ・・

マッコイも亡くなってしまった。
ジャズマンの訃報に馴れっこですが、今回はちょっと・・・

高校1年の時、S先輩の自宅で自作スピーカー(オールパイオニア製の30cm3ウェイ、マルチ駆動の
本格システム)から大音量で本作を浴びせられた。
この衝撃のおかげで、おらのジャズとオーディオの世界の扉が開いたのです。
(初めからおらは”いぇ~い”のジャズではなかったのですね。)

冒頭、小豆洗いのような音のパーカッションにアフリカの笛、そこに象の雄叫びのようなラッパの音、そこから強靭なタッチで疾走するマッコイ。
フォークソングを中心に育ったガキの耳に強烈で、未知のものだったけど、
おらの”何だこれは?”の旅はここから始まったのですね。

コルトレーンを聴くにしても、マッコイ、エルビンがいないとダメだし・・
亡くなってわかる、おらにとって大切なピアニストだったことを・・

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クルセイダーズ「Southern Comfort」

2020年03月10日 | ジャズ、音楽

コロナのせいでライブ、居合、オーディオの会等生きる楽しみは奪われるは
株は下がるは・・・
できることと言えば、牛乳を飲むことくらいか(給食で消費されなくて余ってしまっているとか)・・

ライブ盤「スクラッチ」を久々に聴いたら、初期のクルセイダーズが更に聴きたくなり本作をポッチ。

あれっ?こんなに良かったっけ?
チョット泥臭いファンクな感じが最高!

昔(1985年?)札幌厚生年金会館でのライブ(ロバータ・フラックをフューチャーしてたと思う・・信じられない組合せ・・ほんとに観たのか?)が
あまりにひ弱な音で、平凡な唄伴にしか聞こえずガッカリした記憶がある。
(今聞くと評価は変わるかもしれないけど・・)

トロンボーンのウェイン・ヘンダーソンがいるかいないかで違うような気がする。
ヘンダーソンが抜けて、洗練されて人気・知名度が一気に増したようですが、
腑抜けたバンドに落ちてしまった印象。
ヘンダーソンが在籍した1976年までなのかな、おらにとっては。

理屈抜き、ストンと入ってくる、”これでいいのだ!”という音楽!!


※前記ライブの対バンが、ジャコ・パストリアスバンドだったような気がする。
 バブル期ならでは、豪華組合せだったのかなあ・・
 もう記憶あいまい・・

 

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Bottom Rhythm Jam - Primitive -

2020年03月03日 | ジャズ、音楽

外出や、外食をはばかるような世間の雰囲気。
今朝も嫁と週末に外食するか否かで議論。
毎日会社に出ている以上、どこに出かけようが同じことだと思うのですが・・


ジャズ売場が徐々に狭まりつつあるタワーレコード。
世の爺ジャズファンもう少し店でCD買えよ・・
といいつおらも年に数枚、もうポイントカードも不要・・
頑張って試聴コーナーで新鮮な作品を紹介してくれている。
古い既知のものしか手を出せないジジイには貴重な情報。
試聴して買った本作。


『パーカッション、ドラム、ウッドベース、リズム隊のみのエネルギー溢れるセッション!
 全曲一発録音、編集、ダビング一切無し、BGMにはなり得ない、生々しくヘビーなサウンド!
 ソロ活動、CDデビュー15周年を迎えた唯一無二のパーカッショニスト"辻コースケ"。
彼が中心となってをウッドベースと打楽器のみのセッションを行う企画「Bottom Rhythm Jam」10年ぶりの新作。
前作に続いて、活動休止中のindigo jam unitよりドラム"清水勇博"と、パーカッション"和佐野功"、
現在、日野皓正クインテット等で活躍中のジャズベーシスト"杉本智和"が参加。
個性的で実力派の4名が行った即興演奏を、修正や編集は一切無しで、パッケージ。
緊張感ある4人の対話、迫力あるジャンベ&ウッドベースの重低音、
エネルギー溢れる演奏をお楽しみください。』 というもの。

極太のベースの音が決め手になりました。
メロディやコード出す楽器無くても、というか無い方が”芯”の部分だけむき出しになっていて
それが快感になってくる。
今時貴重な、つい大音量になってしまう、フィジカルな音楽!

 

 

 

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