にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

司馬遼太郎「風塵抄」

2010年03月31日 | 日々のこと
最近、読みたい本が見つからず、司馬遼太郎の「街道を行く」などの読み漏らしたものでしのいでいます。
本作は新聞掲載された短いエッセイ集であるが、随所に「おっ!」と思う文章がある、さすがである。

なかでも、「なぜ勉強しなければならないのか?」という問いに対して、

「人間は、言語で自分と世界をつかまえている。言語を豊富にするためには、教育をうけたほうがいい。自然科学や人文科学などの概念をふやすことができ、自然と人間世界が刻々の劇場のようにあきないものになる。」

「いい芸術は高度な快感の体系といっていい。それに接するには、少年少女期からの蓄積が要る。蓄積が感受性を鋭くするのである。そのためには、ほどほどの教育はうけねばならない。」

「感受性が豊かであれば、世界と社会ほどおもしろいものはない。」

感受性や好奇心というものはかけがえのないものなんですね。

お金はないけど、ジャズ楽しめる程度の感受性は持ち続けることができそうです。
でも息子達見てると、心配ですね。人生のビタミン見つけて欲しいと思いますが、こればかりはねぇ~

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どうやらプラズマ

2010年03月30日 | 日々のこと
昨日は職場の先輩が定年(嘱託で残るのですが)で、その送別会。
月曜から飲むとね、一週間が長いのよねぇ~。

若手社員で家電マニアがいたのでテレビのことを聞いてみた。
彼はパナソニックのプラズマと東芝の液晶を持っており、世評通りの特徴でプラズマの方が良いという。
ということでパナソニックか4月中旬発売の日立WOOOの新作のどちらかに決めようと思ってます。
woooはハードディスク内蔵の録画機能も付いてるのでこれでいいかな。
4月17日発売予定で2週間前の予約価格33万円だったのがネットショップでは今既に298,000円。どういうこっちゃ?
パナソニックの3月発売の新作は既にネットでは24万円台(一般店頭では少し前まで33万円がもう27万円位になってる)になっているので、プラズマ2番手の日立なら録画機能付いてパナソニックに近い価格になりそうな気がします。
狙い目は25万円台かな?
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ラズェル細木「ときめきJAZZタイム」

2010年03月28日 | ジャズ、音楽
雪しつこいですね、タイヤ交換してもいい時期なのに。
週末は自転車乗ろうと思ってましたが、全然ダメですね。

本を整理してたらこの本が出てきて、手が止まって読み耽ってしまいました。
料理や酒のうんちく漫画でお馴染み(?)のラズウェル細木氏のジャズ漫画。

ジャズマニアの哀しく笑える生態をうまく捉えています。
中でも主人公がジャズ喫茶で臨時店員になったとき、キースの「ケルンコンサートC面」のリクエストした客に『セシル・テイラー先生の「ダーク・トゥ・ゼムセルブス」を聞かせてやる!』というくだりはかつてジャズ喫茶でレコードをかけていたことがあるおらは思わず笑ってしまいます。

この作品読むと、既にジャズを愛好する行為そのものが徐々に滅んでいってるような気がしますね。
息子達見ていると、ジャズに限らず音楽や文学が人生の要素のひとつになることが無さそう。(うちのバカ息子どもだけか?)
おらの時代(これもおら個人だけかもしれないが)では映画がそれ程のウェイトが無かったように、まあその時代の価値とか文化とかあるのだろうが、ジャズを堪能できる世代に生まれてよかったと言っておきます。


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ケーブル効果?

2010年03月27日 | オーディオ
自宅の装置でピアノトリオを聴いたら、音の重心が下がったというかベースの音が重厚、ピアノが透明感がありながらマイルドになったように、音量上げてもうるさくないし。
定位もより良い感じ、2つのスピーカーの間にピアノが浮かぶ。
プリアンプとCDプレーヤー間のケーブルを自作ウェスタンに交換した効果なのでしょうか?
たいした耳ではないので、直ぐに違いはわかりませんが、こうして地味に変化を感じます。
ケーブルで劇的に変わるなんてのはおかしい、こうして地味に違いに気付くのが健全だと思います。
(自己満足にすぎないのかもしれませんが・・・)

今後オーディオにお金注ぎ込むのは難しくなると思いますが、今でも充分満足だし、使いこなしを楽しんで行こうと思います。
プリアンプ、電源という課題はありますがディズニーランド同様オーディオは永遠に未完成であるから長く楽しめるのかもしれないので、まあコツコツと・・・
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寺田町「人魚に恋した男の歌」

2010年03月26日 | ジャズ、音楽
体やっと調子が戻りました。
職場でダウンしてる人が多く、風邪流行っているのかな。
単純に風邪というけれどどんなウィルスにやられているのでしょうかね。
未知のウィルスに冒されながら人類は変化(進化?)してきたと言う話もあるし、1回風邪ひくと体質が変わっているのかしら・・・

先日のライブ会場で本人から購入。
1997年のセカンドアルバム。
いつものギター+ワン(ベースやピアノ)のシンプルな構成とは違いグループをバックにしてる。
近作のような深みはないが、音楽劇のような独特な世界がありこれはこれで良し!

寺田の音楽的ルーツってよく分からないけど多くの音楽を聞き込み、いろんな要素を取り込み、更に音がどう聞こえるか(聞かれているか)まで考えて曲を作り込んでいますね。


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ソニー・ロリンズ「アルフィー」

2010年03月24日 | ジャズ、音楽
クリント・イーストウッドの「グラントリノ」見ました。
ストーリーはまあこんなものか・・でも年老いた白人、アメリカのやるせなさがよく描かれてました。

先日行ったカイバルコレクションのカフェでかかっていたロリンズの「アルフィー」を自宅で聴いた。
映画のサントラでキャッチーなテーマが耳に残るまとまりのよい作品というイメージがあったが、ロリンズご本人はかなり奔放な演奏してますね。
それをうま~く包み込んでいるアレンジ、さすがオリーバー・ネルソン!

久しぶりに聴いたけど、価値を見直しました。


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手伸び猫

2010年03月23日 | 
やっと体調が戻りつつありますが、まだ100%ではないです。
朝起きる前に、額が濡れるくらい汗ばんでます。まだよからぬ物が体内にあるのか・・
でもこれからジム行きます。

ラグドール猫おくま、何故か両前脚を伸ばしてます。
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やっぱプラズマ?

2010年03月22日 | 日々のこと
ようやく体調戻りつつあります。3連休はありがたかったです。

日ハム連敗。
ダルビッシュはまだ本調子じゃないのか?それとも気合いの持って行き方が間違っているのか?
昨日の梨田、もう始まったのか?KY采配。去年勝てたのは、監督采配の余地のない、つなぎの打線の2アウトからの連打であり・・・2試合目からぼやきか・・

テレビについてあれこれ迷ってます。
しかしオーディオと違いテレビは趣味的要素が少ない「家電」なのかあまり有用な情報がないですね。
LEDの液晶は白い服が光って見える、あまりまだ使いこなしていないのかな。
それに倍速だの4倍速だの、コマ数を増やすいうのも結局補正技術であり、「ごまかしかよ」と思わさる。

映画とスポーツを夜見るのならプラズマになるのでしょうか。
パナソニックの新しいプラズマパネルか、日立の新型のどちらかにしようかな・・・
音まわりどうしましましょう?
現行のケンウッドアンプとビクターのいにしえのSX3スピーカーで行くか、2.1チャンネルの導入か?
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寺田町三日月楽団 

2010年03月21日 | ジャズ、音楽
3月20日 盤渓リブギャラリー
寺田町(歌とギター)小川紀美代(バンドネオン)瀬尾高志(ウッドベース)

中央区だけど別天地のリブギャラリー、薪ストーブの薪がはぜる音がする中でのライブ。
バンドネオン初めて聴きました。大きい音出るんですね。
複数リード楽器、ミニパイプオルガン、リズムもとれるし、シンセみたいにも・・凄い発明?
この楽器があるだけで、とても分厚いサウンドになるが、主張も強い。その点、バランスのよい小川のプレイだったと思う。

前回のソロライブ以来、大のお気に入り曲「上水沿いの道」はこの編成ではやらないのだろうなあという予想を裏切り、三日月ヴァージョンで聴けただけで大満足!

終演後、恒例の打ち上げパーティ、遠慮無く美味しい料理をいただき、気が付いたら日付がかわっていた。
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田中啓文「辛い飴」

2010年03月20日 | ジャズ、音楽
図書館で発見。
ジャズミステリシリーズ第二弾というが、ミステリというより面白く読める音楽小説集。
ジャズを小説のアクセサリーに利用する作家もいるが、根っからジャズ好きな著者はそんな的外れなことはせず、納得して読めます。
各章末に「大きなお世話的参考レコード」コーナーがあるが、大きなお世話どころか大いに参考になりどれも聴きたくなります。
音楽への愛情と筆力が合うと引き込まれますね。
音楽本書いてくれないかな、それなら買ってよみますが・・・

今晩は盤渓のリブギャラリーの寺田町三日月楽団のライブに行きます。
リブギャラリー、中央区とはいえ山中の別世界のような空間。
響きも良いし、楽しみです。
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