にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

コルトレーン「The Master」

2018年03月26日 | ジャズ、音楽

この時季は例年鬱気味なおら。
ようやく雪が融けて、気持が昂ぶるべきなんですが、なんか”もののあはれ”・・
そんな時は、王道ジャズを聞くに限る。(?)

白石のサイクルレコードにて700円でゲット。
エルビン好きにとってコルトレーンはインパルス中心(ドルフィーも聴けるし・・)になり
ハードバップのプレステッジ期をスルーしていたが、聞いてみると、もうこの時期でコルトレーンは
ジャズサックス奏者として完成されていたのですね。

Wilbur Harden,Red Garland, Jimmy Cobbらとの1958年のセッションを収録したアルバム。
後の飛翔というか、求道というか、独自路線に行く前の”普通のジャズ”で構えずに聴けるのがいいです。

気に入ったので、アマゾン見たらダウンロードで「ソウルトレーン」が300円だったので思わずポッチ!
自分にとってはコルトレーンを”新譜”気分で聞ける喜び・・・これもちゃんと聞いてこなかった故の恩恵?!

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大札幌成金

2018年03月20日 | ジャズ、音楽


3月17日 共済ホール

先日、若手落語と講談の競演というのを観てきた。
枯れつつあるオジイチャン名人(誰?)より伸び盛りの若手の方が活きが良くて、時代の笑い?
昼、夜の2回公演とも満員で、大入り袋が入場時渡されたチラシの袋に入っていた。
落語は盛況みたいですね。
年配夫婦には好みが分かれる音楽や芝居より、手頃な価格で安心して楽しめる落語がぴったりなのか。

柳亭小痴楽
瀧川鯉八
神田松之丞[講談]
春風亭昇々
桂 宮治

松之丞が持ち時間をオーバーしたことを昇々が文句を言ってたけど、皆目いっぱい自分の持ち味を
出していました。
この企画、9月にも開催されるそう、また行こうっと。

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サンタナ「The swing of delight」

2018年03月16日 | ジャズ、音楽


やっちまった~、ハードオフで状態の良いサンタナの2枚組LPを見つけて、嬉々として購入。(1,080円也)
家でふとCD棚にある3枚セットを見たら、うわっ!入っているでないの~
昨年からのサンタナブームでLP、CD買いまくり、ろくに聞かず作品の区別もできないくせに買ってしまったのです。
しばらくサンタナ禁止ですな。
CD持っていてもアナログ盤揃えるマニアもいますが、おらは聴ければどっちでもいい派なので・・

あらためてどんな作品か、見てみると、うわっ!
ハービー・ハンコック、ウエイン・ショーター、ロン・カーター、トニー・ウイリアムス、ハービー・メイソン、
スーパースターずらり!!
一度は聞いているはずなのに、いったいどういう耳しているのか?
いや、パーソネル知らないからこそ、ネームバリューにだまされずに聞いて、
”ジャズ・フュージョンにのせたサンタナかあ、まずまずじゃない”程度の印象だったのか。

確かにちょいうるさいドラムはトニーだし、ところどころにショーターが顔を出しているが、驚く程のものでは・・
一番張り切っているのはロン・カーターかもしれない・・・

ロック、ラテン、ジャズ等何を混ぜても、重く深刻にならずに軽妙なことがサンタナの真骨頂なんでしょうか・・

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スティーブ・ライヒ

2018年03月14日 | ジャズ、音楽

3月11日に満60歳になってしまいました。
還暦!人生の節目!と思っていましたが、赤いちゃんちゃんこを着ることも無く、
いつものようにあっさりとした誕生日でした。
見た目や肉体は充分歳相応なんですが、心根が高校生と変わらないチンピラのまま・・
おらの60歳って・・・

ジャズ以外で、面白そうなものないかと探したら、ライヒに行き着いた。
手稲区の「ちえりあ」にけっこう貸出しCDがあるのを知り、スティーブ・ライヒ作品を都合8枚借りた。

現代音楽の範疇なんですか?よく分かりませんが、聴いてて面白いです。
声やマリンバなど素材は違えど、しつこく反復しているうちに、クラクラというか気持ちよくなっていく。(これがミニマル?)

初期作品から、アイデアに満ち溢れており、楽しめます。
こりゃ現代音楽というより・・・・う~何だろ・・?

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一夜限りのジャズ喫茶 2/28

2018年03月01日 | ジャズ、音楽

カーリング娘達の「そだね~」に、「あいつらなまってんなあ~、田舎臭え~」と思ってたが
実は自分達も同じしゃべり方をしていたことに気付く。
なまっている自覚がほとんど無い北海道人だべさ~
嫁の知人が子供の頃の藤澤とカーリングしたことがあると言っていたとのこと・・

カレー屋五○堂のジャズ喫茶営業、今回はECMレーベル特集。
こうしてひとつのレーベルを聞くと、プロデューサー、マンフレッド・アイヒャーの支配力が段々強くなっていくのが分かりました。
初期のアメリカの名のあるミュージシャン作品は奏者側に主導権があり、プロデューサーとのせめぎ合いの結果、絶妙なバランスの作品が生まれたのでは。
アイヒャー色が強くなると、おらには区別できない、似たような作品が多くなったような。

  

そんな中で、
 スクラッチノイズなんかものともせず、鮮烈に楽器が立ち上がるヤン・ガルバレク「SALT」
 そして耳タコ盤ながら、あらためて完璧な作り込みに感心したチック「リターン・トゥ・・」
が印象的・・

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