先週のオーディオ同好会で聞いたダイヤトーンのスピーカーが気に入ったので会報記事を
転載しました。
『札幌オーディオ同好会 第67回例会
6/22 らんぷうぇい
今回はランプウエイの山田氏の出品でDIATONE DS-31CmkII。
このスピーカーは、3ウェイ5スピーカー。
ネット情報によると
「低域は30cmコーン型ウーファーと20cmコーン型ウーファーを搭載。
これらのユニットはダブルドライブ方式を採用しており、並列駆動することで放射効率を向上させると共に、
口径を違えることによって再生特性の均一化を図っています。
また、2個のウーファーのチューニングをたくみに調整することによってダンピングの良い低音と滑らかな
中低音の再生を可能にしています。
高域には5cmコーン型トゥイーターを2個搭載しています。
このユニットはメカニカルロード型となっており、特殊合成ゴムのサスペンションによって機械制動をかけ、抜けの良い音質を得ています。
また、トゥイーターユニットを2個垂直に並べることでステレオ再生における音の広がりを改善しています。
超高域には3cmコーン型スーパートゥイーターを搭載しています。
振動板にはアルミ合金成型板を採用しており、10kHz以上の超高域部を受け持っています。
フロントバッフルにはレベルコントロールを搭載しており、2kHz~25kHzの範囲のレベルを3段階に変化できます。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
外観はウォルナット仕上げとなっており、フロントバッフルにも木目パターンの突き板を使用しています。
また、フロントグリルには二重サランネットを使用しており、格調高い雰囲気を出しています。」
1970年代の製品で、新素材(カーポン、チタン等)競争になる前、オーソドックスな素材でダイヤトーンができる限りのことを
やった機種と思われます。(2s-305やP610の技術陣?)
今回も途中参戦の筆者、小休止モードの会場で持込みCDをかけまくる。
先ずはど定番、サムシングエルスの1曲目「枯葉」、高域、低域、過不足なくラッパもイキイキ。
ビートルズ、「カムトゲザー」、キレがありバスドラもチャンと出てる。
カンターテドミノ、パイプオルガン、教会の高さもまずまず。
マイルス・デイビスの「フットプリンツ」ではトニー・ウィリアムスのシンバルが宙で鳴ってる。
どのジャンルもオールマイティにこなし、スーパーツィータ以外は”紙”の振動板だけどハリ、つやある。
ユニット数多いけど、位相も自然。
スピーカーの品評よりも、鳴ってる音楽に引き込まれる=良いオーディオの証拠!
「こりゃ良いんでないかい!」と皆を振り返ると、
「ふっ、ようやくここまできたのよ。」とニヒルな空気。
初めは鈍くてしょぼくて、どうしようかというところから、セッテイングいろいろやり、
決め手はレイオーディオのスピーカーケーブルだったらしい。
前回も”アンプ替えたんかい!”という位違いを見せ付けたこのケーブル、う~ん、ホシクナッテクル・・・
調教の結果とはいえ、DS-31Cで充分に思えた。多分、我が家のJBL4312より上なことは間違いない・・
山田さん、こんないいスピーカーを眠らせておくなんて・・』
我が家にはこれ以上スピーカー置くところ無いし、大型だけどJBLとの交換に応じても・・