にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

菊地成孔著「スペインの宇宙食」

2006年03月17日 | ジャズ、音楽
サックス奏者、菊地成孔の本。
内輪ネタと鼻につくような部分(確信犯だと思う。)もあるが、料理の描写がうまくて、エロで病的、文章での菊地作品。菊地秀行の弟だけのことはある。

以前に読んだ「格闘技」について書かれた本は、こちらが最近の格闘技事情に疎いせいもあり、いまひとつだったがこの本は楽しめた。
「官能と退廃」のナル様ワールドが音楽同様に拡がっている。でもこの本はミュージシャン菊地の書いたものなので、菊地の音楽が好きで、「こりゃどんな文書いてるのだろう?ふんっ、音楽同様気取りやがって!」というのが正しい読み方のようで。

以前読んだ「東京大学のアルバート・アイラー」はこちらはジャズ好きには絶対おすすめです。    

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オーネットまで半月!

2006年03月17日 | ジャズ、音楽
おそらく最後になるであろうオーネット・コールマンの日本公演。
札幌では4月1日に「キタラ」(クラシック専用ホール、あんまりここでジャズは聴きたくは無い)で行われる。

前座というかオープニングは山下洋輔のソロ。オーネットとの共演もあるらしい。
山下はけっこう好きだけど、ファンの誰もが今回は邪魔(言過ぎ?)だと思ってるに違いない。
山下だってその位のことはわきまえているはずだけど、どうしてこの仕事請けたのかな、オーネットとやれることが嬉しくて請けたのなら、まあ、心情的には許せるが・・
オーネットが現役であるなら、できるだけシンプルな構成がいいなあ。

うげっ!当日仕事が入ってしまったど、開演には間に合いそうだけど、背広着てオーネット聴くのやだなあ~
コメント (2)
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