にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

土取 利行、Kapiw&Apapp

2022年11月28日 | ジャズ、音楽


11/26 北大クラーク会館

40年以上前に観たデレク・ベイリーのライブでドラムを叩いていた土取利行の演奏が
聴ける(それもタダで)という情報を得て、北大に家から40分歩いて行った。

土取の縄文鼓と各種民族楽器とKapiw&Apappoのアイヌの唄とトンコリとムックリ。
たっぷり演奏のあと、終盤は大学の文化人類学のオープンゼミ的な座談会。

古からの音楽形式を残しているアイヌと古代の音楽を探求している土取とのセッション。
ムックリや縄文鼓、民俗楽器の響きに魅了される。

素朴なアイヌ音楽に寄り添う姿勢の土取。
ほんの一瞬垣間見えるホットな音に、これがフリージャズのバトルだったらなあ~と
無いものねだりの気持ちが。
土取はジャズから、国境、民族そして時代まで飛び越えた境地にあり、
音楽の誕生等についての造詣が半端ないみたい。
楽器弾かなくても、講演だけでも成り立つ人だと思います。

今日の演奏音源を購入して日常的に愛好するかとなると微妙ですけど、
貴重な音楽体験だったことは間違いないです。

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ヤン・ガルバレク「Afric Pepperbird」

2022年11月21日 | ジャズ、音楽

 

「鶏の水炊き」を作った。
「比内地鶏のガラでダシを取れば、安い肉でもめっちゃ旨くなるよ~」という肉屋さんの
アドバイスに従ってみた。
ガラを煮込んだ後、骨を砕いて沸騰させると白湯スープが出来た。
ほう、自宅でも白湯が作れるのか・・
ただ濃厚過ぎてた。
ジジイには肉本体からでる澄んだ御出汁で充分でしたね・・・

ガルバレクのECMレーベル第1作。
ガルバレク、大好きかと言うと、微妙なんですけど、本作は良いですね。
透明、静謐のイメージが強いECMレーベルですが、
ここでは、粗削りで、方向性を探っている感じがあるけど、そう言った要素も含めて
”若いエネルギー”が溢れています。
パーカッションを多用したガルバレクなりの”アフリカ”ぽさ、
アリルド・アデルセン(b)もいつもより力強く感じます。
ECMでも初期はけっこう”熱さ”を感じる作品ありますね。

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ジャズ百貨店 

2022年11月14日 | ジャズ、音楽

部屋を片付けていたら、こんな色紙が出てきた。(存在忘れていた。)

アーチー・シェップの札幌公演時(1979/3/28 道新ホール)に、楽屋に押しかけてもらったもの。
アーチー・シェップ(ts、as)
ミッキー・タッカー(p)
水橋 孝(b)
ロイ・ブルックス(ds)
ハワード・ジョンソン(tu、のこぎり)

ハワード・ジョンソン以外の4人に書いてもらった。
当時、道新ホールの楽屋は関係者以外もふらふらと立ち入れたのか(勝手に侵入しただけ?)
マル・ウォルドロンや山下洋輔の楽屋にも乱入した記憶がある。

当ブログ記事(2005/6/13 おおっ!17年前!昔の方が文章まだましだったような・・)
「演奏終了後、楽屋に押しかけ(当時はなぜか、楽屋に行けた)サインをもらった。
一緒にいた私の彼女をみて「Oh!Pretty」とかいって頼みもしないのにしっかり握手してた。
一瞬「むっ、エロ親爺」と思ったが、なんとなく憎めないいい人のように思えた。」とある。

キャビン大阪屋のCDコーナーで、ユニバーサルレーベルの「Encore」編50作というのがあった。
なかなかの佳作揃い(うち23枚音源持ってました。)、今回4枚チョイスしました。

クインシー・ジョーンズ「ウォーキング・スぺ―ス」
豪華メンバーによる音絵巻。

ジョージ・ベンソン「アビイ・ロード」
ビートルズが「アビイ・ロード」発売の1ヵ月後の録音。
短期間で完璧カバー、もう自分のモノにしている??

ヴィンス・ガラルディ「黒いオルフェ」
スヌーピーの音楽担当して有名で、「スヌーピーのクリスマス」はジャズ史上2番目の売上を記録・・ってオラは全然知らなんだ。軽快なタッチ、選曲も良し!

デューク・エリントン「ザ・デューク・プレイズ・エリントン」
エリントンの貴重なピアノトリオ作品。

まだ触りしか聴いていませんが、どれも当たり!!
重箱の隅つついたようなレア音源も良いですが、定番シリーズは外れが無くて安心・安全・・・???

コメント (2)
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出雲方面歴史ツアー③

2022年11月07日 | 日々のこと

旅行疲れかどうかわからないけど、10/27~10/30まで寝込んでいました。
39℃近くまで発熱し、下痢。
コロナ抗原検査は陰性、そのうち熱は収まり、しばらく下痢(腹痛はあまりせず頻繁に便所通い。)が続いた。
病院の受診は熱があるとめんどくさそうだし、どうせ解熱剤程度が処方されるだけなので、
市販の解熱剤と正露丸で対処した。
正露丸は万能!!


出雲もソバが名物のようですが、割子ソバ・・普通でしたね。
信州も期待したほどじゃなかったし、産地北海道に住んでいるので、さほど驚かないですね。
札幌のツユが舌に馴染んでいることもあるし、
値段高いソバ、あまり認めてないし・・・

日曜の夜、晩飯を求めて、松江市内を歩き回ったが、どこも満席。
予約無しで来るのは”非常識”的空気を少し感じた。
そういう文化なのかしら・・
予約無しで入れたイタリアンはやっぱはずれだった。
しょっぱいだけの”タレ”がかかったサラダと
耳だけふっくら焼けているが、具の乗っている部分はペラペラで、持ち上げると具材が全部落ちてしまう
チーズが伸びないマルゲリータピザ。
店の当たり外れが大きいのか?
旅の楽しみの一つは食事なので、今後はもっと詰めていかないとですね。
(ざっくり調べてはいたのですが・・・)

松江に連泊しながら、過密日程のせいで松江城天守には登りませんでした。
城跡には2回行きました。
戦闘要塞の構えをした平山城がオラは好きですね。


※夕暮れの松江城。

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