5/30はカレー屋五〇堂のジャズ喫茶の日。
今月は「べたな超定番を改めて聴く」。
店主に「今日は来ないかと思ってた~、べたなのばかりですよ~」と言われた。
どれだけ変態ジャズマニアと思われているのでしょうか?
拙ブログ読者の皆様ならお分かりのとおり、おらは基本的にはスイングジャーナルの評価を鵜呑みにし、
ビンボなのでできるだけ外れないようにして、音楽のコスパを追求してきた男です。
基本は醤油味で、たまに刺激を求めて辛みそ味に手を出しているだけです。
ピーターソンやポール・デスモンドだって好物です。
(でもクール・ストラッティンやケリー・ブルーはちょっと・・)
定番が365枚あれば、毎日が天国・・・?
ここのレコードはオリジナルとかお宝盤ばかりなので、旧知の定番も一味違って聴こえます。
白石のサイクルレコードにてゲットのLP。
Lee Oscar:harmonica
古澤良治郎:drums
高橋知己:saxophone
大口純一郎:piano,e.piano
佐山雅弘:keyboards,synthesizer
廣木光一:guitar
大出元信:guitar
川端民生:bass
ペッカー:percussion
1982年3月24日六本木Pit Inn
”ね”のライブで古澤の良さがようやく分かりかけたら、直ぐ亡くなってしまった。
単なるドラマーには留まらない、ユーモラスでほのぼのとした音楽世界を見せてくれた。
発表時には、ゆるいコマーシャルなものとスルーしていたが、日本の精鋭達、今聴いても
素晴らしい。
イキミの無さが、古澤とリー・オスカーの共通点なんだろうか。
レコード物色中、店内に沢田研二のベスト集が流れていた。
どの曲もいいですねぇ、昭和歌謡の頂点ですね。