オーディオのお宝ザックザックの恵庭のK氏の所でオーディオ鑑賞会。
いきなりの降雪、路面凍結にもかかわらず数寄者のお爺さん達が終結もとい集結。
今回も励磁型マルチドライブのアルテックA5システムを中心に。
前回よりもかなり音がこなれた印象。
会場到着時に流れていたリー・モーガンの第3集、古い録音だが生々しい。
オラの準備した谷村新司、ピアノとデュオの「昴」をかける。
目の前に谷村が立ってる!と、お爺さん達からどよめきが・・・
このシステムとは相性が良いみたい。
新しめのECM、ヤコブ・ブロをかける。
あのECMの透明感、ガラス感がなく、むき身の音になる。
”ベールがはがれた”というのとは違う、音の”隙間”が無い。
製作者の意図と違う表現はどうなんでしょう?
ホーンシステムの特性なのか音がグイッと迫るのは良いが、”空間”表現は苦手なのか?
グラビア写真集を虫眼鏡で拡大して、肌の粗を見つけるように思える。
オラはオーディオはホドホドで良いと思う、高だかレコードやCD程度のスペックのパッケージソフトを
愉しむための道具だと思うので。
他人様のシステムにケチ付けているけど、ここの音は間違いなく北海道では最上位の音です。
このレベルの音を聴かせてもらうことで、自分の方向性を確認できるのです。
感謝なのです。
次回は雪が融けたら・・・