にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

11/25 オーディオ同好会

2023年11月27日 | ジャズ、音楽

オーディオのお宝ザックザックの恵庭のK氏の所でオーディオ鑑賞会。

いきなりの降雪、路面凍結にもかかわらず数寄者のお爺さん達が終結もとい集結。
今回も励磁型マルチドライブのアルテックA5システムを中心に。

前回よりもかなり音がこなれた印象。
会場到着時に流れていたリー・モーガンの第3集、古い録音だが生々しい。

オラの準備した谷村新司、ピアノとデュオの「昴」をかける。
目の前に谷村が立ってる!と、お爺さん達からどよめきが・・・
このシステムとは相性が良いみたい。

新しめのECM、ヤコブ・ブロをかける。
あのECMの透明感、ガラス感がなく、むき身の音になる。
”ベールがはがれた”というのとは違う、音の”隙間”が無い。
製作者の意図と違う表現はどうなんでしょう?
ホーンシステムの特性なのか音がグイッと迫るのは良いが、”空間”表現は苦手なのか?

グラビア写真集を虫眼鏡で拡大して、肌の粗を見つけるように思える。
オラはオーディオはホドホドで良いと思う、高だかレコードやCD程度のスペックのパッケージソフトを
愉しむための道具だと思うので。

他人様のシステムにケチ付けているけど、ここの音は間違いなく北海道では最上位の音です。
このレベルの音を聴かせてもらうことで、自分の方向性を確認できるのです。
感謝なのです。 

次回は雪が融けたら・・・

 

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Stereo Sound ORIGINAL SELECTION Vol.4 「谷村新司」

2023年11月21日 | ジャズ、音楽

今年はアーティストがどんどん亡くなりますね。
谷村新司は”聴く音楽”の守備外だったけど、”同時代の唄”として耳にする機会が多く、
何故か「22歳」なんかカラオケで歌うことがあった。
日本語の歌詞をド直球で歌い上げる第一人者であったことは間違いない。

大阪屋のオーディオフェアーで聴いたピアノだけをバックに歌う谷村の音源がちょいと気になっていた。
ステレオサウンド社から高音質シリーズで出ていることを知ったが、
アナログ盤は8,800円、CDは4,950円と高価。
躊躇ったが、オーディオの会のネタにもなるし、ステレオサウンド社の”高音質”如何ほどか試したくて
CD(SACDとのハイブリッド盤)を思い切って発注。
 昴、群青、陽はまた昇る等全16曲。
入魂のマスタリング!!とあるけど・・・
この種の音楽としては確かに”高音質”・・
でもなあ、ジミヘンの重量盤聴いた時のような「うわっ!!」というのは無かった。

谷村が大好きで、ある程度聴き込んで、それがより良い音で聴ける時に、
「うわっ!!」が生じるのでしょうねえ。

でも口ずさめてしまう曲が多い、好き嫌いを越えて耳にしみこんでいる、
これは凄いことなんだろうなあ。

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名古屋中古レコード~バナナレコードとか

2023年11月20日 | ジャズ、音楽

先月名古屋で7枚、今月も、LPレコード7枚買ってしまった。
増え続けるレコード、置く場所を確保しないと・・・

名古屋レコードショップ巡りの続き

・レコードショップズー
並べ方がちょっと雑だけど枚数多し。
格安盤がいっぱい。
職場の同僚への土産に吉田拓郎「大いなる人」を110円!!でゲット。

・バナナレコード
フリージャズのコーナーがある!!、嬉しくなり3枚購入。

①アート・アンサンブル・オブ・シカゴ「Among the People」

1980年イタリアでのライブ録音1,890円。
ブートかもしれないけど、音質は良好。
ECM レーベル録音期で、作風は近い。
じわ~っとインプロで盛り上がるが、クライマックスが無いような・・
やっぱり無いような不思議な迷宮を彷徨うな音楽。
何十年聴いても、このグループは不可思議・・・


②アート・アンサンブル・オブ・シカゴ「ネイキッド」


DIWレーベルからリリース 1985~86年録音、1,190円。
本作もECM期で、①同様、抑制の効いた(?)フリー。
かなり計算された音楽なのかしら・・

 

③サン・ラ「ANGELS and DEMONS at  PLAY」

1965年録音らしい、Cornbread Records(EU表示のレーベル、イタリアあたりか?)1,890円。

AEOC同様、不思議ちゃんサン・ラ。
演奏は紛れもないサン・ラなのだが曲構成のメリハリが無く、
曲の終わり方が唐突で”えっ!ここで終わるの?”となる不可思議な作品。
なぜ本作を180gの重量盤で音質追求したくなったのか、レーベルの意図も不可思議・・ 
それも含めてサン・ラの音楽なのか?

 

 

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ベンガル猫来た~

2023年11月13日 | 

8/19にソマリ猫を迎えた。
初めは、オラの顔みて「しゃ~!!」だったけど、今はオラの布団の上でいっしょに寝ている。
ようやく慣れだしたソマリ猫さんにはちょっとしんどいかもしれないが、もう一匹飼うことにした。

ラグドール猫おくまが死んで、2年程猫不在期間があったが、ようやく嫁がその気になり
ソマリ猫を迎え、どうせ飼うのならもう一匹ね!という勢いになったのです。

ソマリ猫を譲ってくれたブリーダーさんのところに、繁殖卒業したベンガル猫がいることを知り
ソマリ猫を連れてお見合いに行った。
たがいに距離置いて絡みなし、取っ組み合いの喧嘩にもならなかったので、即決して譲ってもらった。


来た当初は、部屋の隅に姿をくらまして、探し回ることもあったが
日中家にいる嫁が徐々に手懐け、呼べば来る程度に。

触り心地がとてもシルキー。
何と言ってもヒョウ柄のワイルドな模様がカッコイイ。
顔は”びっくり顔”というか・・

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名古屋中古レコード~リアリーグッド②

2023年11月06日 | ジャズ、音楽

カーラ・ブレイが10/17に亡くなっていたことを知りました。享年87歳。
若い頃のビッグバンドについては、オラまだつかんでないけど
晩年のスティーブ・スワロー(公私共々のパートナーだったのかな)とのコンビネーションが
滋味深くて好きでした。

名古屋のレコード店「リアリーグッド」で買った4枚の後半。

③ジョージ・ラッセル「The Outer View」
リバーサイドレーベルから1962年発表のアルバム、USA(OJC)盤1,200円。
Steve Swallow(b)、Pete La Roca(ds)、Paul Plummer(ts)、Garnett Brown(tb)、Don Ellis(tp)
Sheila Jordan(vo)

62年でラッセルは既にラッセルだったのね。
はなから周りを気にせず、自分の”王道”を歩んでいたのね。
「You are My Sunshine」なんてベタ曲もラッセルにかかれば、”何か別の物”に・・・


④デイブ・ブルーベック「タイム・イン」

コロンビア在籍末期の65年録音、USA盤 980円。
黄金のカルテット(Dave Brubeck(p) Paul Desmond(as) Gene Wright(b) Joe Morello(ds))
による”タイムシリーズ”の最終作。

このバンドの魅力はサディスティックな叩きつけるようなタッチのブルーベックと
この上なく甘美なトーンのデズモンドのコントラストにあると思います。
白人ゆえ人気を博したのだろうが、酒場でイエ~いとなるようなスタイルじゃなく
えぐいタッチでけっこう攻めていて、そんなところが好きで気が付けば10数枚は持っています。

テイク・ファイブの様なキラーチューンは無いけど、アルバム全体の仕上がりは
「タイム・アウト」より良いかも。

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名古屋中古レコード~リアリーグッド①

2023年11月01日 | ジャズ、音楽

史跡巡りも良いけど、旅先のジャズスポットやレコード店巡りもまた楽しいものです。
今回は名古屋市内数店舗覗いてみました。

先ずは中区橘のリアリーグッドに
落ち着いた雰囲気、レコードもキレイに整理されていていい感じ。

①ソニー・スティット「DUMPTY MAMA」
ベテランサックス奏者、スティットのフライングダッチマンレーベル1975年リリースのリーダー作、。
PEE WEE ELLIS(ts), MIKE WOFFORD(p), FRANK STROZIER(as), BRIAN TORFF(b), SHELLY MANNE(ds), RAY ARMANDO(per)

スティットろくに聴いていないオラですが、こんなジャケットで、傷多目だけどオリジナル盤で1800円なら手を出してしまいます。
ここではビ・バップの大家というより、アーシーなソウルサックス、何でもできるのね。


②ハンプトン・ホーズ「Live at THE JazzShoecase in Chicago」

エンヤレーベルのドイツ盤、1973年録音。
セシル・マクビーとロイ・ヘインズとのトリオのトリオのライブ、1,400円。
この面子なら買ってしまいます。
なんとモノラル録音。取りあえず録音したが、内容が良かったのでレコードリリースとなったのか?
モノラルのせいか演奏、音質がゴリっとした感じ、マクビーのベースも堪能できます。

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