にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

日本酒~梅乃宿「鶯梅」

2006年06月30日 | 日本酒
日本酒ではありません。奈良県葛城市の日本酒の蔵元が精米歩合50%以下の日本酒をベースに漬け込んだ梅酒。
どっかのCMではないけど、さらりとした味わい。
ほとんど日本酒の味はしません。口当たりが良いのでガバガバ飲むと、しばらく後から酔いが回る、カクテルのようなやばい酔い心地。

我が家も毎年、梅の実が成り梅酒や梅干を作っていたが、梅の木が衰え花も半分しか咲かなく、実もほんの僅かしか成らなくなってしまった。
僅かの実でも、今年は日本酒ベースで漬けてみようかな。
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佐々木伸彦トリオ

2006年06月29日 | ジャズ、音楽
6月28日 札幌くう
佐々木伸彦(g) 瀬尾高志(b) 川中健治(ds)

今やお気に入りバンドのひとつとなった佐々木トリオ。
ジャズ系でもいろんなバンドがあり、1回見たらしばらくいいかなというのと、稀ではあるが毎回飽かずに聴けるものがある。佐々木トリオは間違いなく後者である。

スタンダードばかりだが、客に「いえーい」なんて言わせる間も与えない。
アンプを使わない生音の小音量の緊張感がたまらない。もの凄くダイナミックレンジの広いギターです。

アンコールでは、「最後はソロでね」とメンバーがさっさとステージを降り、戸惑いながらもしっかりまとめてた。(いきなりギター独奏というのはけっこうしんどいそうです。)

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別冊ステレオサウンド「ALTEC」

2006年06月28日 | オーディオ
正価2800円で購入。
残りの人生を伴にしようとしてる、おらの愛器はアルテック604-8H(銀箱入り)。
そのアルテックの特集号、買わないわけにはいかない。高い本だが思い切りました。

普段のステレオサウンドは誰が買うの!?叫んでしまうようなハイエンド機器ばかりのオンパレードで嫌味な雑誌だが、この別冊は史料価値もあり、見て楽しく読んで面白い、まあアルテック親爺の絵本ですな。

50年前に、ウェスタン・エレクトリック社、アルテック社、ジェームス・バロウ・ランシングさん等によってスピーカーなどの音響関係の技術が確立され以後たいした発展もなく現在に至るのですね。むしろ効率化という名の下でのコストダウン、簡略化の流れだったのですね。

そろそろ程度の良い機器は少なくなってきたみたいなので、余裕があれば集めておきたいところです。
(銀箱のローンが始まったばかり・・・・)

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Laugh!

2006年06月26日 | ジャズ、音楽
6月25日 札幌厚生年金会館
インパルス、次長課長、東京ダイナマイト、友近、バナナマン、レイザーラモン、長州小力

お笑いのライブに嫁と行った。
満員の厚生年金会館が異様に盛り上がってました。
今これだけのメンバーを揃えたライブが実現するなんて!(大げさ?)
セリフが聞き取りづらいのが少々難でしたが、面白かった。
やっぱ小力は最高!(嫁は次課長で叫んでた)
嫁は「あんな人っ!」と言ってたが、妙な存在感があったのが、レイザーラモンRG、D級芸人の味はなかなか。

いま、一番熱いのは「お笑い」?
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渋谷 毅「ドリーム」

2006年06月22日 | ジャズ、音楽
8月5日のばんけいジャズフェスティバルに出演予定のピアニスト渋谷 毅。
まだライブで聴いたことはないが、アルバム3枚ある。
なかでもデビューアルバムである「ドリーム」が気に入ってる。いかにも町のライブハウスで録りましたという音質(そのとおりなんですが)がよく、ベースもドラムも余計な音出さずサポートに徹しており、決して強いとは言えないタッチで消え入りそうなピアノの音が切なくていい。この感じはアメリカ人には出せないだろう。

できれば小さなライブハウスで間近で聴きたい人ですが、ばんけいの野外では林栄一・峰厚介も加わるらしいので、楽しみです。
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ウェザーリポートとパット・メセニー

2006年06月22日 | ジャズ、音楽
ウェザーの「ブラックマーケット」の記事にjoefreeさんとアガルタ師匠から「凄い音楽なのは認めるけど、好みではない。メセニーも同じ、俺にとってなくてはならないものじゃ全然ない。」というコメントいただいた。
いつもながらの切れ味鋭いご発言です。

ウェザーは当時、リアルタイムで新譜をワクワクした気持ちで聴き、ジャコの死とともに興味が失せてしまった。ジャコ後もしばらくやっていたのに何故か黙殺した。でも久方ぶりに聴きなおすと、けっこうジャズしてることがうれしく、70歳過ぎても精力的に活動してるザヴィィヌルに義理を感じたのです。(マイルスの最黄金期の立役者だし)

メセニーは前にも述べたが、一時期大好きだったが、ある時醒めてしまった。先日のライブでも、紛れも無くメセニーのプレイだったけど、周りが騒ぐほどありがたく思わなかった。(ギターシンセってお好きですかぁ?)

当然、レベルの高い音楽=好きな音楽とはならない。勿論多少の学習によって開眼することもあるけど、性に合わない物ってありますよね。おらはジョン・ゾーン、ジム・フリーゼルなんかだめです。むかしおらの周囲でドナルド・フェイゲンがいいと騒いでたけど、これもあかんかったです。

結局何が言いたいのか判らなくなってしまった。
こうしていろんな音楽を聴いてあーだこーだ言うとるのが楽しい訳です。
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馬が居た

2006年06月21日 | 日々のこと
発見洞の松田先輩と、小学校に通う途中にあった馬に蹄鉄を付けるところの話に及んだ。うちの父は”かなぐつ屋(金靴?)と呼んでた。学校帰りに作業を見たものだ。真っ赤に焼けた蹄鉄をハンマーで叩いて形を整え、ジューッと水に入れて焼入れし、馬の爪を削り取り釘で蹄鉄を打ちつける。馬はおとなしく、ちゃんと作業にあわせて足を挙げてた。

近所の爺様が馬車でうちに遊びに来ていた。帰った後には、馬糞が一山こんもりとあった。未舗装の道端には馬糞がよく落ちてたし、馬の水柱みたいな放尿に見とれたものだ。
40年前の札幌市北区新川の光景である。
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発見洞

2006年06月21日 | ジャズ、音楽
アルシュビル6階にあるこだわりとごり押し(だって若者に、「これもいいよお~」と売りつけてたですから)の中古レコード屋さん発見洞
ここの店主松田さんは、小・中・高校が同じ1級上の先輩である。久しぶりにお邪魔してみた。

アルシュビル(いまでもおらはエイトと言ってしまう)もずいぶん変わったというか、下の方はパチンコ店で賑わっているが、上の方は空き家状態、札幌の中心部は空洞化してるのね。

高校や北区新川地区のこと、そしてレコード業界のこと等話したが、やっぱり今の若い者はネットで気に入った曲をダウンロードする方向で、レコード、CD等のパッケージソフトはあまり買わず、音質もこだわらないそうです。
音楽のパッケージソフト屋さんの将来も厳しいそうです・・ふぅ・・

うっ、考えてみるとこちらでアルバム購入したこと無かったです、ジャズ系もわずかにあるようですが、おらには判らない物ばっかりみたいで・・先輩申し訳ないっす。


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ウェザー・リポート「ブラック・マーケット」

2006年06月20日 | ジャズ、音楽
ザヴィヌルおさらいシリーズ。

どうしても1曲目のつかみが良すぎて、ポップ(おらにとってポップは誉め言葉だす。)な作品と決め付けがちですが、これは2曲目が肝だった。ザヴィヌルが9年間を伴にしたキャノン・ボール・アダレイへの追悼曲。
ウェイン・ショーターいいなあ。
ショーターを、ホーン奏者として楽しめるのはマイルスグループやブルーノート時代で、ウェザーでは脇役だと思ってたが、ブリブリとジャズ的に空間を埋める演奏ではなく、ここぞと言う時にもうこれしかない音を吹いている。
ショーターの絶頂期はウェザー・リポート時代だったのか!

ベースのジャコ・パストリアスについて、中山康樹と後藤雅洋の対談で、「今の若い音楽ファンがジャコを英雄視することに、疑問がある。すでにミロスラフ・ヴィトスなんかを知ってたからジャコには驚かなかった。」とあった。発言趣旨は近頃のミュージシャンが小粒になってきたという文脈の中のものであるが、それはベーシストとして見た場合であり、ジャコの意義は別のところにあると思う。
いくら凄くても、ヴィトスは、暗い煙草臭いジャズライブハウスのジャズベーシストの凄さであり、大きなホールや野外の大観衆の喝采を浴びるところにジャコの存在意義があると思う。
ザヴィヌルはある意味そんなジャコを利用して音楽的にも経済的(個人的な金儲けではなく、レコード、コンサート売上を維持することは、いいメンバー、機材、スタッフを維持することになる)にも発展させたのでしょう。

先日の「ウェザー・リポート」にMD西村さんから、同意のレス頂き、その中で「『「ザヴィヌル」とか、ミロスラフ・ヴィトウスの「限りなき探求」とか、ウェイン・ショーターの「スーパー・ノヴァ」は合わせて聴かないといかんですね。」とおっしゃているが、おらは「スーパー・ノヴァ」しか持ってなく、「ザヴィヌル」は実は聴いたことがありましぇん!もひとつ、キャノン・ボール・アダレイの「マーシー・マーシー・マーシー」も聴いたことありましぇん・・・こんなんでよく・・いいのだ、まだまだお楽しみが残ってるということなのだ!

チケット買ったし、8月6日のライブが楽しみ~!
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ウェザー・リポート「テイル・スピニン」

2006年06月20日 | ジャズ、音楽
ウェザー・リポートの音は、その完成度の高さからいろいろザヴィヌルが手を加えたものだと思い込んでた。しかしザヴィヌル本によると、ほぼライブ録りに近くあまり鋏を入れてはいないと言うので久々に聴き直してみた。まとまりの良いザヴィヌルのパッケージサウンドと決め込んでたが、
おー成程、かなりハードなやり取りしてるではないですか。

仕掛けの多い音楽だと見られがちだが、ザヴィヌルは常にライブで再現可能な作品(後に例外作も出てくるが)を目指しており、実際ライブでもより熱く再現していたらしい。
アルフォンソ・ジョンソンのベースもいいなあ。

ジャズ初心者へのお奨めということで、ビル・エバンス(けっこう難解かつハードなピアノですよね)やブルー・ノートものがよく挙げられてるけど、ウェザーいいんじゃないかな。

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