にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ドン・チェリー、エド・ブラックウェル「ベムシャ スイング」

2014年01月30日 | ジャズ、音楽

ずっと読まずに置いてあった村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んでます。
村上小説がサクサクと読めなくなったのはどうしてなのか・・

オヤジ部屋を確保し、アナログシステムを設置したことで、毎晩遅くまでレコード三昧してます。
カートリッジをオーディオテクニカAT120から30年以上前のオルトフォンVMS20Eに替えてみたりしてます。
かっちり真面目なテクニカに対して重く脂っこい感じのオルトフォン。(針っていつまで使えるのでしょう?)
この傾向が経年劣化なのかデフォなのかよくわかりませんが、違うことだけで喜んでおります。

こうなるのと気になるのが古レコード。かさ張るのでもうLPは増やさないことにしてたけど・・
仕事の合間に立ち寄ったハードオフで発見。
500円を購入基準とするおらなので1000円のプライスに一瞬手が止まるが、ドン・チェリーだもの買わずばなるまい。

高価(??)なだけあってとてもコンディションが良い、ジャケットは新品同様、盤面もピカピカ、大切にされていたんだね・・・
モンクのタイトル曲を演っているのでこの邦題。ほんとは「EL CORAZON」かなりイメージ違いますね。

この二人だと「Mu」がお馴染みなんだろうけど、もうあの頃のトンガリ感はなく、バトル無しのまったり余裕のデュオ。

音質がとても良いです。ECMレーベル特有の冷たさは少なく、ドラムがクリアーでドスが効いてます。
これはオーディオ鑑賞会に持っていけるぞ。

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マグネパン、リベンジ

2014年01月29日 | オーディオ

12月の手作りオーディオの会でマグネパンの平面型スピーカーがお披露目され、弦の響きは良いけど、マイルスのラッパが後ろ向きに聞こえてガッカリ。

「石のアンプに替えたら鳴りが全く違う」という喫茶らんぷうぇいマスターのお言葉で、再試聴に。

前回は真空管のローパワーアンプだったが、今回はサンスイのトランジスタアンプでドライブ。
おおっ!全然違うではないですか!!
個々の楽器が張り出し、低音モリモリ。
参加者全員が、クラシック向きと想定して弦楽的なソフトを持ってきてたけど全くソース選びません、BLACK EYED PEASだって楽しく再生。
シンバルの切れ込みとか空間表現とか多少意見が出かかるが、聴き疲れせず音楽を楽しめることが何よりで、細かいことはどうでも良くなる。

箱が無い、ネットワークが無い巨大なフルレンジ、平面波というのがこんなに有利なのでしょうか。
1本100万円以下でこの音なら、(置ける場所さえあれば)有りかな。

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手作りオーディオ会1月例会

2014年01月19日 | オーディオ
  • 昨夜は取引先の某組合団体の新年会に出席した。
    とても和気藹々の集団なんですが、自分が日本人の集団にいることに違和感を覚えるというか・・
    人嫌いでもないし、そこそこ人様と語り合える能力はあるつもりですが、なんかはぐれたくなります。


1月17日 喫茶ランプウェイ
参加しているオーディオの鑑賞会が複数あるので、U氏主催の会を手作りオーディオ会とさせていただきます。
今回は(も)新作スピーカーが登場。
本格的なシステムを毎月作り上げてしまうU氏のパワーにはいつも驚かされます。
作る手間もありますが、人前に作品を出す勇気と意欲に感服です。

フォステクスの40cmウーハーを土台にホーンのスコーカー、ツィーターという本格3ウェイ。
搬入のお手伝いをしたけど1本35kgもあり汗だく。
今までの小口径のフルレンジの「大きさ、値段の割りに頑張ってなってま~す。」という次元から
数段レベルアップで、もう量的な部分はクリアーで、質の部分の煮詰めの段階にきたようです。
ただオーディオはここからが大変なわけで・・・・

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リー・リトナー「シュガー・ローフ・エクスプレス」

2014年01月15日 | ジャズ、音楽

時間潰しで入ったハードオフで、リー・リトナーのダイレクトカッティングLPを発見。
懐かしさとオーディオ鑑賞会のネタにも使えると即決購入。525円也。

アル・ヘイグのトリオ作品もあり食指が伸びかけたが、既所有CDに同じセッションが入っていたような気がして回避。
帰宅して確認したらやはりそうだった。危ないところ。525円でアル・ヘイグのピアノトリオLPがあったら考えてしまいますよね。

演奏をテープ録音を経ずにその場でラッカー盤に刻んで音質を追求したダイレクトカッティングというのが当時ちょいと流行りましたね。
リトナーの第1弾「ジェントルソウツ」とハンコックの「ダイレクトステップ」(一発取りのプレッシャーにやや負けてた印象)は持っていたのですがいつの間にか無くなっていました。

エリック・ゲイルも参加した本作、先日のハンコックの「洪水」同様あの頃のサウンドがぎっしり詰まってる。
盤質も良好!一応LPの最高音質なんだろなあ・・

リトナーなんて多作で軽くて、ありきたりで深堀りする対象になってこなかったけど振り返ってみれば「ツイストオブマーリー」「Wes Biund」「This is Love」などどれもお気に入りだなあ。
ウェスやレゲエの肝をきちっとつかんだ上で、耳あたりのいい作品(決して軟弱ではない)に仕上げるというのはただならぬ才能か。

おっ!「Twist of Jobim」「Twist of Motawn」というのもあるぞ・・


 

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日本酒三昧

2014年01月14日 | 日本酒

正月呆けからやっとまっとうな生活に戻らなければいけないのですが、オヤジ部屋に蘇らせた
アナログシステムでレコードを聞きだしたら止まらなくなり、連夜夜更かししております。
しばらく聞いていなかったのと、記憶力が低下しているので、どのLPもとても新鮮!!
これぞ老人力なのか?・・
ハンコックのライブ盤「洪水」なんか4面聞き通してしまった。
アコースティックなジャズは新旧色々あるけど、案外こんなエレクトリックな作品が貴重になってきたような気がします。


正月はいろんな日本酒が飲めました。

末廣「山廃吟醸」~自腹で買った。ちょいと辛い。
久保田「萬寿」~長男が買ってくれた。やっぱり、それなりに旨い。

会社の宴会の残り
龍力「米のささやき」~名のとおり、米の味わい豊か。
獺祭「2割3部」~米を77%削り落とすという、超ハイスペック大吟醸。

会社で飲んだの
〆張鶴「大吟醸」~バランス良し。
人気一「大吟醸」~忘れた・・・
千歳鶴「雪原の舞」~内地の酒にまったく見劣りしない。この酒が一番先に空いた。

それぞれ個性があったけど、おらはやっぱり獺祭かな。
「萬寿」は名ばかりでは無いことが分かりました。(自分では買わないけど貰って嬉しい?)

 

 

 

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オーディオ新年会

2014年01月06日 | オーディオ

あけましておめでとうございます。
本年も拙ブログにお付き合い願います。

4日にカスタムオーディオのF先生宅で新年会。
4ウェイマルチシステム(オンケンのスピーカーをカスタムアンプでマルチドライブ)の音の良さと、お話の面白さで8時間もお邪魔してしまいました。

いろんなオーディオシステムを聴いてきましたけど、おそらく最高の音です。
ハッタリ効かせたドヤ顔サウンドとは一線を画してます。
全く誇張がなく、大音量でも静かというか粗さがないのでいつまでも聴き続けたくなります。
超有名ジャズ喫茶の店主がF宅を訪れシステムの導入を検討したけど、店のファンの反対で断念したという
ことです。その店主は本当はバランスの良い音がお好みだったらしいです。

生でチャリー・パーカーを観た事があるまたF先生ですが、ジム・ホールの家に遊びに行ったことがあるという
またびっくりエピソードが飛び出したりで、話は尽きませんでした。

パーカーの演奏は無表情で、いきなりブリブリブリ~と吹いて他を圧倒していたとのことです。
1951年のニューヨークでまだ子供だったけど父に連れられて4日連続で聴いたパーカーは強烈な印象が残ったとのことです。
(F先生のお父さんって一体・・・?!)

コメント (7)
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