にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

札幌オーディオ同好会 第59回例会

2017年11月28日 | オーディオ

おらが参加しているオーディオの会の例会報を転載します。
毎月おじさん達が集まってわいわいやってます。
いろいろ経験したことで、おら程度でも少し耳が肥え、
システムも洗練されました。
お金かけずにオーディオ~音楽を楽しもうという会です。
ご興味あれば・・・

『11/17 らんぷうぇい
 今回はらんぷうぇいにある平面型スピーカー、マグネパン。
 このパワー喰いのスピーカーをQSC社の業務用パワーアンプRMX2450(片チャンネル450W)
 と植木氏製金田式パワーアンプ(片チャンネル60W)で鳴らす企画。

 らんぷうぇいには
 MG-Ⅱ   2ウエィ6Ω 1973年製 
 MG2.7QR  3ウエィ4Ω 1994年製
 という超古と古の2機種がある。
 両方とも畳1枚位の大きさで、平面でありながら、力強い低音と
 箱を背負っていないせいなのか抜けの良い鳴りっぷりが魅力。
 定位はびしっと決まるわけではないけど、でかいフルレンジといった感じの不思議な音場。
 神経質なところは無くどんな音楽でも楽しく聞かせてくれる。
 しかし背面からも同じ音が出て、壁面から2m以上離して置かねばならず、
 日本の家屋事情では難しい。

 

 今日はMG2.7QRが登場。
 リー・コニッツのアルトが滑らかかつ張りのある音色はgood!
 だけどレッド・ミッチェルのベースが鳴り出すと、片方がびびる。
 これでは鑑賞どころでは・・・
 らんぷうぇい店主Y氏「こんな状態なので、原因と修復方法を会員諸氏に問いたい。」
 ここから”ぶっ壊れたスピーカーを聴く会”がスタート。

 

 四半世紀経とうとしている機器、もう成仏させてもいいのではという考えが私の脳裏をよぎるのだが、
 先輩諸氏はまるで自分自身のことのようにまだなんとか修復延命できるのでは、もう一度勃て!!と、
 しつこく試聴(場所をずらしたり、左右入替えたり、アンプを替えたり、CD・レコードの新旧音源等)と
 議論が交わされる。
 ごみ等がはさまった、ネジが緩んだ、振動板そのものの剥離・たわみ等いろいろ考えられるが、
 結局開腹手術するしかないと思うのだが、「術中に亡くなる可能性も有る、それは最後の手段で・・・」
 親族かっ?!

 

 ビッグバンドやアナログレコードの50年代録音ではビビリが生じない。
 ソースを選べば難なくこのスピーカーならではの音が出る。
 無理させないで、あった音源をかけてやるのが一番のような気がしますが・・・

 こんな破損状態でも2台のパワーアンプの違いをはっきりさせたのはさすがでした。
 小編成の音源を繊細に表現する金田式アンプ、
 大編成になると余裕を持ってダイナミズムを表現するQSC社アンプ。
 極端にキャラが違うとは言え、パワーアンプの違いを私程度の耳でも実感できたのですから。

 次回は12/23 「60回記念忘年会!!」』

 

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フライングダッチマン

2017年11月21日 | ジャズ、音楽

40年近く前のハービー・ハンコックの札幌公演で終演後、ベニー・モウピンと握手したことを今思い出した。
そこから、釧路でエルビン・ジョーンズにサインもらって握手したことや根室でジャイアント馬場にサイン
もらったこと、中標津でブルーザー・ブローディに追いかけられたこと、釧路で藤波辰巳の胸叩いたことなども。
過去がフラッシュバックするというのは、お迎えが近いのか?

フライングダッチマンレーベルの1000円CDがドバっと出ていたので、その中から4枚セレクト。
プロデューサーがボブ・シール、録音がバン・ゲルダーでガトー・バルビエリやオーネット・コールマン、ジョージ・ラッセル、
エリントンまで多様な作品が並んでいますね、

スティーブ・キューン「Three Waves」
スティーブ・スワローとピート・ラ・ロッカのトリオ作品。

ロニー・リストン・スミス「COsmic Funk」
ウェイン・ショーターの「フットプリンツ」、コルトレーンの「ナイーマ」なんかもやってる。
時代を先取りしていたのがよくわかります。

ドン・チェリー「Human Music 」
コンポーザー、電子音楽家として知られるジョン・アップルトンとドン・チェリーが共演した異色のフライング・ダッチマン問題作。
ダートマス大学の電子音楽スタジオにて録音されたドン・チェリーのインプロヴィゼーションと電子音が絡む異色の名作!(メーカー資料より)

ジョン・アップルトン「Appleton Syntonic Menagerie」
ミュージック・コンクレートの大家、ジョン・アップルトンが1969年にフライング・ダッチマンからリリースしたファースト・アルバム。
モンド・ミュージック・ファン垂涎のレア盤です!(メーカー資料より)

未開封CDがまだあるのに、買ってしまう・・まあ老後の楽しみ、貯金ですな。
ということでまだ聴いてません・・・

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アンソニー・ブラクストン「Trio (Victoriaville) 2007」

2017年11月15日 | ジャズ、音楽

日馬富士って酒飲むと白鳳よりずーっと強いのですね・・・
札幌の杉山弁護士の方が凶暴か?

カレー屋五○堂でフリージャズの洗脳を受け続けているせいか、普通のジャズが聴けない体(ハードバップ系がお約束音楽に聞こえて・・)になりフリー系を聴くことが多くなっている。

何度聴いてもよく分からなかったアンソニー・ブラクストンとアート・アンサンブル・オブ・シカゴを少し聞き込んでみようかと。


アマゾンのMP3ダウンロードで1曲(演奏時間59分36秒)200円というのを見つけた。
フルアルバムサイズでこの値段ならポチってしまいますよね。
CDに落として車で聴いただけなので、感想はまだ何とも言えないが、力任せのフリーではなく、考えられた作品のよう・・・

アマゾンには他にも入手困難なフリー系でもアルバム1枚分を300~400円でダウンロードできるものがけっこうありました。
これは毎日のようにポチりたくなってしまいますねえ。

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藤戸竹喜の世界

2017年11月09日 | 日々のこと

先日、芸術の森に木彫展を見に行った。

アイヌの熊彫り作家、お土産民芸から独自の表現世界にたどり着いた人?
民芸、工芸とアート、どっちが偉いのか知りませんが、おら程度には身近(?)な熊から段々
高度な表現世界になっていく様はとても分かり易い。
いや、違うな、初めから良い作品を作っていて、対象が変わっただけなのかな。


過日TVで運慶の番組で『無着像』を見て、”何かすげえなあ~”と思ったが藤戸作品にも通ずるものを感じた。

12月17日までやっています。おすすめです!

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神田松之丞独演会

2017年11月07日 | ジャズ、音楽

11/6 札幌教育文化会館
嫁が「講談」というものを一度観てみたいと言うので行ってみた。
落語は数回観ているが講談はおらも初めて。

落語はそこそこブームだけど講談は"絶滅危惧”で講談師の数も全国で80名、松之丞(34歳)が
男性で一番若いとのこと。
講談初めての客のために、講談とはどんなものかを笑いを交えて紹介しながら題目に入る。
相撲ネタ、怪談、休憩後「神崎詫び証文」と続く。
話し出した途端に、情景が浮かび物語世界に導かれる。
その辺は落語より優れているかもしれない・・・
思ってたよりも芸を楽しめたけど、テレビや映画でドラマ、物語が氾濫している中で
赤穂浪士の話をどうしても聴きたいかというと・・・
テレビの無い時代は、講談の人気は凄かったに違いないと思います・・・

 

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ねお、一周忌

2017年11月01日 | 

ぼったくり駐車場!札幌市内にある。
迂闊に車も止められませんね。

今日はアビシニアン猫ねおの1周忌。(メインクーン猫ふくは12月)
もう1年経つのか・・・
まだ呼べば、どこかから駆け寄ってくるような思いがあります。
それだけ楽しい時間を過ごさせてくれたのか・・・

グイグイ来るオス猫がいなくなり、自己主張するようになって2匹の不在感を埋めている
ラグドール猫おくま。
最近は気が付くと膝の上にいる。10歳になってようやく自分の天下ということなのか・・・
でもこいつも何年かしたら・・・
とつぶやいたら、嫁に「あんたが先かもよ」と言われた。盛者必衰・・・

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