朝食時(どうして宿の朝飯はうまいのでしょう、ぜったいおかわりしてしまいます)、宿の館内放送で鳥の声が流れていたのですが、隣のテーブルに座った内地から来た親子連れが、「さすが北海道だね~、鳥の声に満ち溢れているね~」と嬉しそうに語り合ってた。
「今の季節ウグイスがあんなに鳴くかい!」と言う嫁を制していたが、やがて気付いたのか、その話題はしなくなった。内地の人は北海道の夢とロマンでいっぱいなのね。
糠平だから早朝ならけっこう鳥は鳴くと思いますが、8時近くだと鳴いてるのはカラスだけでした。
然別湖を少し探索し、狩勝峠を越え、富良野へ。
富良野でめし食って、デリスでプリン買おうと思ってたら、お目当ての店は両方とも月曜は休み。
中富良野まで走り、「サンタのひげ」という看板を見てポプラファームに。
「サンタのひげ」とはメロンにソフトクリームを載せたもの。
メロン2分の1玉サイズが1000円、4分の1サイズが500円。
クオーターサイズを嫁とわけて食った。
なんじゃこりゃ!?メロンが硬くてがりがりなのである。
これはないでしょう、こんな大根みたいな未熟なメロンがご当地名物かい?
ざけんなよ、ポプラファーム!
疎外感と不快感を覚え、こんな町でもう金使ってやんねぇぞ、ということで飯も食わずに、富良野よさらば!
観光客に媚びた、富良野や小樽はクソだ!と東直己が言ってたが、激しく同意するぞ。
根室管内の景色を見た後では、富良野や美瑛は箱庭だし、ラベンダーだって見せかけだし、黒板五郎がいなけりゃこんなことにはなっていない。この町は虚構で成り立っている。ぺっ!
と言ってる、このおらは以前「麓郷の森」にも「ファーム富田」にも「ケンとメリーの木」にも行ったことがあるのですが・・・食い物の恨み恐るべし!
途中、不慣れなレンタカーのくせして、無理な追い越しする車が数台いた。おらは道東では○○キロ以下の車は邪魔なので圧倒的に追い越すが、こっちではいくら追い越してもきりが無いし、それほど直線も長くないし、あきらめて穏やかな運転だす。どうして前が見えないのに追い越しかけるのかな、想像力のない輩なんでしょうね。
芦別三段の滝(写真)で休憩、三笠を経て一路札幌へ、自宅に無事17時到着。