にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

DAC比べ

2017年08月30日 | オーディオ

おらの参加するオーディオ同好会。

主催U氏の手作機器の試聴を中心とした、オーディオ好きの集まり。
25日の例会は3種のDACの比較試聴。
①標準機(回路的にはおらのDACに近い)
②抵抗等素材を吟味した改良機
③筐体を頑丈なものにし、トロイダルトランス3個ぶっこんで、素材、配線の取り回し、ノイズ対策した新作

体調悪いせいもありおら程度にはどれも似たように聞こえるのですが、違うと言えば多少違う・・・?

①を従来の標準サウンドとすると、
②は品位が上がってすっきりした感じ。
③は情報量が多く、音源ソフトの正体を暴いてしまう感じ。

プロ的な耳の持ち主には③が機械として優れているらしいが、
おら個人は②の音楽的まとまりの良さを好む。

情報量ねえ~
安い機器では聞こえなかった音が、高性能機器で聞こえてくるというのはオーディオの醍醐味のひとつですけど、
”音楽を聴くこと”にホントに必要なことなんでしょうかねえ?
弦を擦る音、ピアノの鍵盤に爪が当たる音、奏者のうめき声や鼻息、呼吸音・・・
そんなもん聞こえなくたって、むしろ聞こえない方がいいような・・
自宅で録音の音質に捉われずに作品の音楽的評価(偉そう・・良し悪しがわからなくなった時に聞くことが多いです。)
をするときはサブシステムの10cmスピーカー(フォステクスFE103)を聴くことにしています。
メインシステムだと大した演奏でなくても音質にごまかされたり、録音の粗が聞こえてしまったりするので・・
オーディオマニアに評価される録音の良い盤はだいたい内容が”ソウデモネェ”ことが多いし
ウッドベースからあんな重ったるい低音出るわけないし・・(オーディオマニアに喧嘩売ってるのか?)
多少音悪くても、”中身のある音楽”をおらは選びたい。
機器の”微細な部分”にこだわらなくなるのならオーディオを止めた方がいいのか?
いやそうじゃない、いろいろ試行錯誤した結果、”ほどほどオーディオ”(日本の一般的な住宅で音楽を楽しめる)
の境地にたどり着いたのですね。

あまりお金をかけずに心豊かに音楽を楽しめるのがいいですね。
おそらくうちのシステムのコスパは最強クラスだと自負しております。
ブランド品を並べただけのシステムなんかには負けないかと・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一夜限りのジャズ喫茶 29.8

2017年08月25日 | ジャズ、音楽

ジョン・アバークロンビーの訃報。
最近ちょっと気になってた人、う~ん、また一人天に・・・

8/23
カレーの五○堂の「一夜限りのジャズ喫茶」、今月は「アフリカンなジャズ特集」。
ジャズは総てがアフリカンと言えばアフリカンですけど・・とは限らないか、
まあウェスタン(西洋)の要素との混じり具合、濃淡を楽しむものか・・

シェップのドクロ、ランディ・ウェストン、アビー・リンカーン等々、
脳天気なチャカポコ音楽というより、ルーツを探求した気合の入った作品が多くなかなか良いです。

毎月この店の”特集”を欠かさず聴いているうちに、おらの音楽嗜好も相当影響受けていますね。
もともと”何か他と違ったモノ”、緊張感、、気合、やむにやまれず等の傾向が強かったのですが
その辺が更に深化した感じ。
今になってコルトレーンが聴きたくなってきた・・・

その反動で、こじゃれた企画モノや日本や欧州のボーカルなんぞは聴く意味を失いつつあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MAGIK MALIK

2017年08月18日 | ジャズ、音楽

8月15日、嫁と小樽方面にドライブを試みたが、どうも道が混んでいる。
銭函手前で札幌方面に引き返した。
あても無いドライブ・・初老夫婦は円山動物園に。

10数年ぶりで建物がかなりリニューアルされており、旭山動物園の影響もあってか”行動展示型”にはなっていたが、
良い意味でも悪い意味でも円山のゆるい感じは変わっていなかった。
ちょっぴり批判的なのは、
昔の話だがここのスタッフの労働文化みたいなのが好きじゃなかったし、動物直ぐ死んじゃうし・・・
それでも子供の頃から親しんだおらが街の動物園・・・
動き回るレッサーパンダを見れてよかった。

狸小路の古レコード屋の店の外の格安コーナーを覗いた。
怪しげ(?)なコンピレーションものに混じって、フランスのラベルブルーの作品を発見。
このレーベルはアンリ・テキシエやアルド・ロマーノ等の質の高い作品が多く、音も良い。
MALIKも実は1枚持っており、あんまり聴いていないけど、フランスのフルート奏者(?)と認識していた。
2枚組で500円ならまあ買い、ということでレジに行くと、「250円です。」と、よく見たら半額セール品でした。

予想通り、重くて切れの良いドラムなど1枚125円CDとは思えないような高音質。
内容は多彩だけど、つかみどころが無い。
部分部分はかなりかっこいいなと思うが、それが1曲でぐわっと来ない。
懲りすぎなのか、はぐらかしなのか・・・
聴けばまずまずなのだが、CD棚に埋もれたら出番が無いかもしれない・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルーテシア入庫

2017年08月16日 | 

右前タイヤが激しく片減りしているため、修理工場を探した。

古いフランス車の面倒を見てくれて、これからかかりつけの工場になってくれそうな所を探した。
おらの住む新川に古い車を丁寧に直してくれそうな工場を見つけた。
電話した時に、「11年落ちの古いルーテシアなんですけど・・・」と言ったら
「全然、まだ新しいじゃないですか。」と言われた。これは良さそうだぞ・・
結局サスの調整が必要で中華タイヤは使い物にならないとのご宣託。
まあ、仕方ないので調整とタイヤ交換を依頼。

おまかせだったのでヨコハマのブルーアースというタイヤが装着されてきた。
今までの中華タイヤだと妙に柔らかくて、峠攻めなんて無理だったけど、ヨコハマだといけそう・・・
走りが滑らかで、シフトショックまで減った感じ。
タイヤって大事ですね・・・

工場主から、想定外の一言、「この車タイミングベルト交換してませんよね?メーカーは6万kmでの
交換を推奨してますけど・・」

丁度6万km越えたところ・・・何台も乗ってきたのに迂闊だった~、外車にはこれがあった~
十数万円かかるるが、しないわけにはいかない・・・
とほほ・・・

次はブレーキまわりが予想される・・・
外車地獄が始まった・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NMA ライブ・ビデオアーカイブ

2017年08月09日 | ジャズ、音楽

札幌国際芸術祭(SIAF)のアートディレクターに就任した大友良英、
NHKに出まくり国民的音楽家のように振舞ってるけど、奴は「あまちゃんの皮を被ったノイズ野郎」だぜ~。

SIAFの企画でも「ノイズ電車」とかありえないのがあるし、SIAFはノイズ祭りなのか?

そして札幌市資料館(大通西13)で、SIAFの一環でNMA(NOW MUSIC ARTS)の主催ライブ映像が観れる。
これもフリーやノイズの刺激的なライブばかり。

実際に観た、懐かしいライブも幾つかある。
NMAのライブは観た時は、驚きや”何だこれ?”というものが多かったが、
しばらく時間が経つと(ものによっては数年かかった)何となく聴けるようになっている。
おらのような凡耳には早過ぎたのかもしれませんね。

おらの会社が大通西11と近いので、サボって、もといお昼休みに見に行ける・・・
今日は大画面でのダイジェストとライブを見逃したドラびでおを観てきました。

ダイジェスト上映会場のスピーカーがGENELECだった。
一度聴きたかったスピーカー、明瞭で小さいけど低音の不足感は全く無かった。
なかなか良さそう・・

SIAFよくわかんねえけど、これは面白い!

 ※追記 資料館では「北海道の木彫り熊」展もやっていました。
    北海道なら一家に一頭はあった木彫り熊、いつしかダサいモノ扱いになっていましたけど
    手彫りのものは一点一点個性があり”作品”呼べるクオリティ。
    欲しくなってしまった・・・

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルーテシア その後

2017年08月04日 | 

3月に購入した11年落ちのルノールーテシア。
運転しやすく、もっちりマイルドな乗り味が気に入っております。
でも半年も乗っていると、古い車なら何か起こります。

運転していて、左折ウインカーを上げたら、やたら早くカチカチ言い出す。
普段は国産車より遅めの”ピッチョ、ピッチョ・・”という湿った感じの音。
一度復旧し、再発した。リレーが壊れた?
たまたま会っていたメカに詳しいH君に話をしたら「球切れでしょう、他の車でもそういうのあるから・・」
何十年も車乗っているのに知らなんだ。ブレーキランプは何度も交換したが、ウインカーは初めてかも・・
やっぱり球切れでした。


マニュアルを見ると簡単そう、でもネジを見ると星型の溝、トルクスねじというやつか・・
ホーマックに行きまずドライバーさがす。
500円位でドライバーセットがあったが適合するかはっきりしないので、店員さんに車まで同行してもらい現物合わせをする。ネジ穴にぴったりのものはないが、何とか使えそうなので、購入。
テールランプを外し蓋を開け電球を外し、丸ソケットか平ソケットかを確認して電球を購入(丸でした。)。
無事交換完了。
想定内とは言え、ネジひとつとっても規格が違うのねえ・・・

ああ、悩ましいのは右前タイヤの片減り。
タイヤの溝が無くなるくらいに減っています。
MADE IN PRC=シナ製なので消しゴムみたいに減り易い?
アライメントなんでしょうか?

買った店は今ひとつだし、オイル交換もそろそろだし、古いフランス車の面倒見てくれる工場探さないと・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サブー・マルティネス「 Maldito Primitivo」

2017年08月01日 | ジャズ、音楽

長年愛用のCD読取機として愛用してきたDVDプレーヤー(10年目のパイオニアDV600AV)が読み取りエラーを頻発。
レンズクリーニングしても改善されないので、寿命と判断。
CD専用機も検討したが、デジタル信号出力できればいいので、またパイオニアのDVDプレーヤー(DV2030,4,000円位)にしました。
トランスポートこそ大事だという意見もありますが、お金かけた割にはそれ程違いは・・・偽オーディオマニアです。 

春のサンタナ観戦大阪ツアー時にアメリカ村の店でみつけたCD。
ブルーノートの異色盤「PALO CONGO」で知られるコンガ奏者サブー・マルティネスの作品。
77年9月、北欧スウェーデン在住時に残されたライブ音源。
欧州バンドのカッチリさがラテンメンバーの弾けるリズムをより強調している感じ。
一歩先行くワールドミュージックだったのでしょうか・・
まあジャズそのものが異文化の衝突、せめぎ合いですからねえ・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする