札幌市北区に暮らしております。
9/6 3:08 どんと縦揺れを感じ目が覚める。
今までで一番の揺れ、こりゃ震源地はかなりひどいだろうな・・。
直後にもう電気がつかない、携帯電話の灯りを頼りに家の中を確認する。
寝室は無事、クローゼットのタンスの引き出しがレール式のため全部が飛び出ているが落ちてはいない、
オヤジ部屋の壁の棚の本が落ちている、台所でガラスのティーポットが棚から落ちたものにあたり割れていた。
食器棚の中は少し崩れていた程度で破損なし。
壁にかけていたものも無事。
猫はびびりまくっている。
ラジオを聴く、胆振あたりが震源、札幌市北区の震度を読み上げるが、他の地区については言わない。
札幌で揺れたのは北区だけ?
外に出ると、真っ暗のなかに、近所の幼稚園だけが明るく光を放っている。非常電源が作動したのか、誰もいないのに?
隣の親宅も大丈夫のよう。
夜が白んできたので、起きる。新聞は来ていない。
会社から、停電復旧までは自宅待機せよとのメール。
停電が長引きそうだという情報で、まず冷凍庫にあったハーゲンダッツを2個食い、牛乳600CCを飲み干す。
朝からウォップ~。
ラジオ情報だけでは何故全道が停電になるのか理解できない。
(ひとつがダメになると全部ダウンする仕組みだったのね、バカだ・・)
断水するかもという情報が、ガセかもしれないが、家にある鍋、バケツなどに水を貯める。
偵察を兼ねて,仕事で行く予定だった発寒の取引先のところに自転車で行ったみた。
信号も停止している・・新道と下手稲通交差点だけは点いていた。
「何で来たの?今日は仕事したらダメでしょ~」と取引先社長に笑い顔で言われた。
帰りに通りかかったドン・キホーテは長蛇の列、コンビニも混んでたけど、
買物する気にならず、1~2日なら何とかなると思う。
電気がないとハロゲンヒーターなので炊事もできない。
物置にガスコンロがあったがボンベは1個だけ。
冷蔵庫にあった卵10個をゆでる。(卵は生のほうが日持ちすることにあとで気付く。)
ゆで卵2個の昼食。
午後は読書。
暮れる前に、晩飯。
冷蔵庫のものを利用してチャーハンとトマトとはるさめスープとゆで卵。
食後の運動で外で木刀を振る。
星空がきれい。
18:30、川の向い側(西区八軒地区)に電気が点る。ローソンがまぶしい。
ひと汗かいたので、水シャワーを浴びる、やっぱ冷たい。
震えているところで通電(19:30)。
TVをむさぼるように見続ける。
食べ物より情報に飢えていたようだ。