にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

猫失踪時にしたこと

2007年11月30日 | 
ここのところ、ラグドール猫みきお失踪にまつわることが続き恐縮です。一応猫ブログでもありますので・・
今回の失踪で我が家が行ったことを整理しておきます。

11月14日18時30分、嫁が猫を外に出してしまう。敷地内を散歩させることは常態化しており、みきおなら遠くには行かないであろうという予断があり、9月のメインクーンふくの失踪4日間で懲りたはずなのに無反省。
近所を名前を呼びながら探した。

11月15日
動物管理センター、交番、動物病院、清掃センターに連絡。
近所を捜索することせず。(ある意味途方に暮れていた。)

11月17日
北海道新聞の販売店で新聞チラシを依頼。2050枚で9300円弱。

11月18日
チラシ配布。電話2件、うち目撃情報らしきもの1件。
長男と4時間探索。
後で判ったことですが、世間の方はそれほど新聞チラシは見ていないようです。個別ポスティングの方が良かったかななんて思いましたが、どこに業者あるのかコストいくらかわかりません。
他紙は考えませんでした、サッポロ人なので道新だけにしてしまいました。

11月19日
近所のスーパー、動物病院にチラシを貼らせて貰う。
インターネットの迷い猫、タウン情報の掲示板に掲載。

近所を探し回っても、基本的に猫は人目に触れないよう主に夜間に行動するし、寒いと尚更風の当らない所(車の下や物陰)に潜むので、ほとんど猫を見ることが無かった。

いきなり冷え込んだことも、探索の足を鈍らせ、雪の中で白い猫を探すのはしんどかった。

まず悔やまれるのは初動の拙さ。それほど遠くに行っていない内に探し回るべきだった。
徐々に行動範囲を広げる猫の習性からも、直後にエネルギーをかけるべきだった。「今に帰ってくるさ」という気持ちがあった。

チラシを人の目に付く場所に早目に貼るべきだった。例えば小中学校の入口付近等。子供達の情報は貴重だったかもしれない。

新聞は道新ばかりでなく、全紙にすべきだった。チラシそのものの効果は薄いかもしれないが、たいしたコストでもないのでやるべきだった。日経新聞のチラシなんてあんまり入ってないから目立ったかもしれない。

ほぼ諦めの境地ですが、ある日玄関の前にみきおがいたら、どんなに嬉しいか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道ものづくり戦略フォーラム

2007年11月29日 | 日々のこと
11月28日 札幌プリンスホテル
たまには見聞を拡げるのもいいだろうと(これを口実に午後はさぼるつもりで・・・)フォーラムに行った。
日経新聞主催の寺島実郎、トヨタ自動車北海道の社長、高橋知事による北海道の製造業に関するフォーラム。
寺島氏によると北海道は日本の中でもオイルマネーで潤うロシア、北米に近い戦略的位置にあり、全然顕在化していないけど将来性はあるという。
トヨタの社長は、はっきりとは言わないが、地場の企業はのんびりしていてあまり使い物にならないと言外に匂わせていたような。
知事は自動車産業を誘致したいと意欲を述べていた。
トヨタなどの自動車メーカーが来れば、裾野もひろがり、道内の雇用、景気にも良い影響があり、一瞬、「うちの息子も使ってくれないかな」なんて思ったりする。

しかしよ~く考えると、栄華を極める日本の自動車メーカーだが、自動車産業が未来を担うなんてことは無く、むしろ諸悪の根源と言われる時代がもう直ぐそこに来てるような気がする。

車だコンピュータだ携帯だと、物だらけの暮らしが本当に豊かで快適なんだろうか。(車2台あって、毎日こうやってコンピュータいじってますけど。携帯はあまり使ってないなあ・・)
ある意味、もっと石油高が続いて、無駄なことしなくなるほうが、地球にとってはいいことかもしれない。

と言いつつ、灯油節約の為、室温が低くて、暖房がわりの猫を奪い合う我が家ですが・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心の回復・・

2007年11月28日 | 
既に2週間が過ぎましたが、ラグドール猫みきおはやっぱり帰ってきません。
先日の3連休も、嫁と探し回りましたが、この寒さでは野良猫の痕跡すらありませんでした。
失踪した直後に、まだそれ程遠くに行かないうちに探し回るべきだったのでしょうか。

雪がちらつくのを見る度に、寒空の下を彷徨しているのかと思うと、可哀そうで泣きそうになってました。
食欲もなく、音楽もあまり楽しめませんでした。

だけど時間の経過にともない、切なさの度合が減ってきました。
熱燗の酒飲んで、牡蠣鍋食って、サッカー見て歓声挙げたりしてました。
これが人間の心のメカニズムなんでしょうか、それとも単におらが薄情なだけなんでしょうか。

でもやっぱし、まだ2匹猫がいても、家の中で何かが欠けている。
(3匹目のアビシニアンが来たせいで、みきおが出て行ってしまったという説もあるが、どう見てもみきおは悠々と過ごしていた。ふくがいじけるのなら判らないでもないが・・)

世間の皆さんは親や配偶者を失くしても、10日もしたら、職場復帰して普通に働いているもんなあ。
愛する者の記憶がある限り、喪ったことの哀しみは消えることは無いだろうが、時というものが傷を和らげてくれるのだろうか。それとも日常生活をこなすことで紛らわせているのだろうか。

みきおの代わりにならないし、猫は消耗品ではないことは判っているが、ラグドール種の猫が欲しい気持ちが芽生えてきてる。こんなおらは不謹慎なんだろうか。

毎日朝晩、家の周りをサーチしてみるが、やっぱりいない・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホッカイドウモデラーズエキシビション

2007年11月27日 | 日々のこと
11月24日 サッポロファクトリーホール

毎年開催されている模型の展示会。

AFV(戦車)、飛行機、船、車、ガンダム系等多彩な作品で会場は人も多く盛況。

おらも一時期プラモデル作りを再開したが、猫達の妨害、老眼とそれに根気が減退して、全く作らなくなってしまった。
更にこんなレベルの高い作品を見てしまうと、「あ~、おらには無理、無理・・」と萎えかけるが、会場を出る頃には、冬の夜長に何か作るのもいいんでないかいなんて思ったりしてる。
しかし、いざプラモデルキットを求めようとしても、売っている店が極めて少ないのである。発寒にあった模型店「ひろ」も先日閉店してしまい(良い店だったのに)、太平にあるホビーショップもラジコン、車、エアガンだけになってしまい、近所で模型を気軽に買える状況では無くなってる。子供の頃は、欲しいおもちゃ=プラモデルであり、怪獣、戦車、車、飛行機や果ては金閣寺や城郭まで作ったものだ。
プラモ以外にも、竹ひごと紙でゴム動力の飛行機を作り、ようやく完成して飛ばした途端直ぐ墜落して壊れて泣きそうになったが、懲りずにまた紙を張り直したものだ。
模型文化を支えるのも、中高年ばかりで、業界はどんどん尻すぼみのようで、寂しい限りです。
TVゲームばかりでの今の子供の風潮を嘆きたくもなる・・・
ご同輩の皆さん、今から模型作りしましょうよ、手先を使うとボケ防止にもなるし!

写真(ボケてますね)のセイバー戦闘機はなんと紙製!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アガルタ通信ライブ

2007年11月26日 | ジャズ、音楽
11月23日 札幌「くう」
濱 雅寛(g) 山田 賢(g) 南山雅樹(key) 瀬尾高志(b) 大村吟弘(ds)
櫻井三樹(ts) 西村伸雄(tp) 西條史宣(tb)

お馴染みバンドの定例ライブだが、病に倒れた山田ギターの復帰戦であり、準構成員(?)の南山が加わり、大村ドラム、櫻井サックスというある意味今夜だけスペシャルバンド。

おおっ、山田ギター、空間が拡がった感じになります。弾いてる姿と出てくる音のギャップにいつもの事ながら驚かされる。
フロント陣をいたぶるように煽る樋口ドラム(そこが好きなんですけど)と違い、大村ドラムは優しく(充分目いっぱい叩いていたけど)、これが櫻井サックスにマッチし、後半は櫻井の良さが発揮されていたように思う。

当たり前でしょうが、いつもと違うメンバーで新たな局面を見せてくれる、ライブって面白い!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本酒~福正宗

2007年11月22日 | 日本酒
燗酒の季節となった。
酒屋「裕多加」で燗に向いた酒を探したら、これが一番安かった。1升で1985円。
「裕多加」は厳選された酒しか置いていないので、安めの酒でもはずすことは無い、というかセレクトされた中から安くて質の高い酒を求めるのがコツのように思える。
真面目に作られた酒なら、1万円の酒と2000円もしない酒の味の違いはあっても質の違いはあまりない。(と思います。その程度の舌ですから。)

金沢市の福光屋の特別純米酒。
本醸造でもこれより高い酒はあるが、スペックは侮れない。精米70%の純米酒に吟醸酒を2割ブレンドして、”さらり”と”こく”を両立させ、冷でも常温でも燗でもOKの酒に仕上げている。
燗にすると、こくはあまり感じないが本当にさらりとしており、くいくいと進んでしまう。

よく見れば、この蔵元は黒帯や加賀鳶等、名だたる複数ブランドを展開しており、おらが紹介するまでもない有名酒なのかな・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身も心も寒い時

2007年11月21日 | ジャズ、音楽
みきおがいなくて、寒風が凍みる今日この頃。音楽聴くのも、あまり気乗りがしない。
それでも無音はさびしいので、レコード棚を前にして、おもむろに手が伸びるのは、バド・パウエル、ビル・エバンス、セロニアス・モンク。
ピアノという耳当りの良さとかではなく、洒落たセンスや腕のよさなんぞはお呼びではなく、この3人から伝わる何かジャズのコアな部分、情念みたいなものに惹かれるのだろうか。
パウエルは、どちらかと言えばやや崩れた切なさで晩期の方が普段は好みなのだが、今は無機質な位に技巧を誇る前期がいい。
エバンスは逆に、リバーサイド時代の名盤より死に向かってひた走る様な晩期。
モンクは、あれっ?モンクだけはいつでもいいかな、まあその中では案外チャーリー・ラウズが入ったCBS期が良かったりする。

ジャズというジャンルだけでも数多くのミュージシャン、スタイルが林立するが、こんな身も心も寒い時に聴く音楽こそ自分にとって根っこの部分なのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喪うこと

2007年11月20日 | 
ラグドール猫みきおはいまだに行方不明です。
ぐじぐじとした話が続きますが、お付き合いの程願います。

当ブログを始めたきっかけは、みきおを飼ったことがきっかけでした。
文章を書く習慣の無かったおらが、自分の好きなことや過去のことや、どうってことない日常を綴ってこれたのも、日々いろんな表情を見せてくれる猫達のお陰だったかもしれません。
なかでも主役格だったみきおはこのブログの随所におり、ブログそのものがみきおとの日々であり、その分辛いものがあります。
猫ブログやホームページで、猫が死んでしまって閉鎖されてしまうのを何回か目にしました。猫をメインとしたページで主役がいなくなれば、意義が無くなってしまうのは止むを得ないかもしれない。
おらも、こんな状態で萎え気味ではありますが、当ブログは”微笑ましい猫ブログ”ではなく”オヤジの日々ブログ”であり、みきおいなくても、ライブに行くし、猫はまだ2匹いるので終わりませんのだ。

おらは祖父以外に、身内をなくした経験がない。猫でこんなに気が滅入るのなら、身内を喪うのは相当堪えることだろう。(みきおについては、”悲しみ”ではなく”かわいそうなことをした、不憫だ”という後悔の念が強い)
親に育てられ、妻を娶り、子を為し、犬・猫に囲まれ、”得る”だけの日々だったが、いずれ自身の生命も含めて総て”喪う”のが人生であり、誰しもそれは避けようがない。
親の年齢を考えると、”やがて”その日は訪れるだろうし、猫もいずれいなくなる。(おらが先かも・・)

不死でない限り、「人生は不治の病」であると誰かが言ってた。
そんなゴールしかなくても、それでも人生は続く・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英祐一、瀬尾高志デュオ

2007年11月19日 | ジャズ、音楽
11月16日 JAMUSICA
猫がいなくなり、気が重くなりがちだが、おらの少ない楽しみのひとつだし家にいてため息ついてるより、パワフルな英の唄と瀬尾画伯のベースでも聴こうとお出かけ。

初めて、西28丁目の「JAMUSICA」に行った。魅力的な出し物もあるけど、飲食をメインにして音楽聞くスペースのように思えて行きそびれていた。
通常のライブチャージは1000円で、ワンドリンク、ワンフードをオーダーしなければならないが、ビール飲んでピザ食って、合計2300円。ピザもうまかったし、これはリーズナブルか。

PAなしの生音だが、2人のパワーは充分過ぎる。
気が沈んでいるからといって、音楽に癒されようとか、元気をもらおう(嫌いな表現だ)なんて思ってはいないが、ひりひりした傷に少し薄皮がはったような気にはなった。
英のMCは、やっぱり何言ってんだかようわからず、瀬尾が困ったような返答してるが、音楽の息はぴったり。
以前にも言ったかもしれないが瀬尾ベースを堪能するなら、唄伴がいい。

おらよりはるかに若い英の唄世界に完全な共感を覚えることは難しいが、熱く懸命に愚直に唄う英の姿をたまには見たいというおらであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尋ね猫

2007年11月19日 | 
みきおがいなくなってもうもう5日目。
きちんと管理できてなかった癖に、いなくなってオロオロしているバカ飼主です。
気は重いですが、経過を書きます。

道新に尋ね猫チラシを頼んだ。
土曜の午前中に依頼したら、早い方がいいだろうと、日曜の朝刊に入れてくれた。
北区新川エリア2050枚(約9300円)

考えられる手立てもあまりなく、チラシに淡い期待を寄せ、日曜の朝、電話の鳴りを待つ。
1本目の電話は、動物管理センター等への届出をアドバイスしてくれたもの。
2本目は、「早朝に白い大きな猫を見た。」というが条・丁目までしか教えてくれない匿名電話。それでも情報に色めき経ち、たまたまいた長男と車を繰り出し探索に。
猫と言うものはこの寒空では人から見えない風の当たらない物陰に潜んでいることが多いだろうし、車でとろとろと巡回しても、発見できる確率は極めて稀であろう。雪がちらつくなか歩いている人もほとんいない。
4時間かけたが、発見できず。
その後、チラシに対する反応は何もなかった。

探索して回ってみると、何とか雨露しのげる場所はありそうがが、餌は誰かに貰わない限り厳しい。冬の屋外をもしトボトボ歩いているとした、そろそろ厳しいかもしれない。
家の中で、ぬくぬく、餌食ってる、ふくとねおを見て、みきおを思うと、辛い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする