岩合光昭写真展

２月末日、ついに退職の日がやってきました。
午前中残務を整理して、「お世話になりました、お元気で」という一言であっさりと
会社を去りました。
感慨よりは明日以降への不安が強いですね。


そんな中、日曜日に札幌三越の「猫写真展」に行ってきました。

三越百貨店に入ったのは何年振りか？
普段は全く縁のないデパートですが、動物病院で招待券ゲットしたので嫁とお散歩がてら行ってみました。
今は日曜日は百貨店そんなに混まないという話ですが、会場は人で溢れかえっていました。
ほとんどはタダ券とはいえ、こんなに猫好きがいたとは驚きです。

岩合氏は猫写真の第一人者であり、どの作品も猫好き目線で猫の表情をうまく捉えています。
自宅の猫さえうまく撮れず、野良猫を撮ろうとして不審者扱いされたことがあるおらは、さすがだなと思います。

まあ、でも瞬間を上手く切り取った写真とはいえ、生猫３匹も飼っており、毎日ライブでいろんな表情見て触っているのでねえ・・・

同時開催されている猫グッズ市もなかなか楽しいですね。
オヤジでも欲しくなる物がちらほら。

ジェームズ・ロリンズ「ナチの亡霊」

うぃ～、昨夜の酒が残ってる。
”とりあえずビール”なぞ飲まずにずっと熱燗飲んでいたせいですね。
酒飲んで、一騒ぎし「お互いがんばりましょう！」なんて言いながら乾杯して、何か心のけじめがついたような気になりました。（単純なだけか・・・）


図書館で見つけ、キワモノではずしたとしてもいいかなという気持ちで読み始めたが、どうしてどうして、ガンガン読まさる。
通勤の地下鉄でうっかり一駅乗り越したほど。

全体的に見れば荒唐無稽のご都合主義部分があり、悪者達が徹底していないので結局負けてしまうのですが、スピーディな展開とアクション描写がうまい。（訳者もいいのかな。）

インディ・ジョーンズ「クリスタル・スカルの王国」の小説版も書いた作者、なるほどそれならうなづける。
いい意味でインディ・ジョーンズ的に楽しめる娯楽作品。

スタンリー・タレンタイン&ザ・スリー・サウンズ「ブルー・アワー」

退社カウントダウンではありますが、所属セクションでは上司とは喧嘩腰でしか話ができず「裏切り者」扱いされており、関連セクションでは多少残念がってくれる人もいるが送別会めいたものはない予定でしたが、先輩が明日一席設けてくれることになった。
一匹狼を気取っていましたが、誰かに送ってもらえるのはやはりうれしい・・


ブルーな夜のイメージと同時にコテコテのブールス味のある作品。
ブルーノートレーベルはフリーや新主流派も網羅したとはいえアルフレッド・ライオンのコア部分はスリー・サウンズやグラント・グリーン、ジミー・スミスあたりなんでしょうかね。
時代性も視野に入れつつ、根っこではジャズのグローバルな解放性なんてものより、黒人さんたちのインサイドな音世界が好きだったと思います。

今の我が家のステレオだと、以前のべたっとした感じが薄れ、深夜なんだけども素面でかっちり演奏しているように聞こえます。
（まあでも、いつの間にかどの曲も同じに聞えてしまう・・単調なのかトータル作品なのか・・・）

あまり音質が好きではなかったブルーノート盤を聞きなおさなければならないのかな・・・

退職直前

今月いっぱいで今の会社を辞め、来週火曜日から新しい会社に行きます。
後任者がようやく決まり（おらが探してきた人物に決定した、変な話・・・）、
やり残していたことを片付け、新しい会社に必要な住民票や身分証明書（資格登録のため）などを取りに行ったり、手続き的なことでバタバタしてます。

できれば一週間位休んでリフレッシュしたかったのですが、なし崩し的に来週になったら、別の職場に出勤していることになりそう。
まあ、それで良いのでしょうが・・・

さて、古いジャズ（レスター・ヤングかな）でも聴いて落ち着こう・・・

中村 文則「掏摸」

うっぷ、月曜日から焼き肉屋に行ってしまいました。
野菜は一切頼まず、（いつも自宅では野菜中心なので）肉ばっかし久々にガッツリ食いました。

芥川賞作家によるストーリー性のある犯罪小説。
お話としてはやや尻すぼみ感があるが、暗くてイヤな世界に引きずり込まれてしまう。
デティールの表現と心理描写が上手いのかな。
読んでいる間は暗澹たる気持ちになってしまいますが何だかはまります。

マイルス「フォア & モア 」

今日は３月から勤める会社で、打ち合わせ。
１０人もいない小さな会社で、事務の女性に「ようやく私の後輩が入るのね。」と言われ、
「５０過ぎのジジイですけど！」と返さざるを得なかった。
この歳で新入社員になるは幸か不幸か・・・・


どんな時もジャズを聴き続けてきましたが、ここ数ヶ月は（鳴らしていましたが）全然入ってきませんでした。
この歳で会社を変わるというプレッシャーだったのか、新生活が待ち遠しいのか、「時よ早く過ぎれ！」という気持ちが強くて、落ち着いて聴けませんでした。
ようやく心が上向いてきたのか、音楽も聴けるようになってきました。


直球ど真ん中、マイルスの黄金クインテット。
ドラム、ベースが明瞭になった、メインシステムで聴くと、トニーのドラムの切れ味は元よりロン・カーターのベースの躍動感も気持ち良いです。

まずはマイルスの決定盤で勢いつけて・・

富樫雅彦「スピリチュアル・ネイチャー」

会社移籍もそろそろカウントダウン、現職場ではもう流し気味で楽に過ごしてますが、心中はそわそわ。

そんな時は深遠な富樫作品。
当時(1975年録音作品)、どうしてスイングジャーナルのディスク大賞を受賞したのか分からず、レコードも手放してしまった。

その後富樫の凄味に気付き、あらためてＣＤで買いなおした。

叙情的、田園的フリー（決してホーンが吼えない）ライブ、結果として恐ろしくまとまりのよいトータルアルバム。
このアイデアを富樫はどうして思いついたのだろう。
肉体的制約を受けたドラマーが、むしろそのことで精神的世界を拡張しえたからなのだろうか。

富樫版「インナサイレントウェイ」であったことが、今にしてわかる。
このコンセプトを理解し、作品を作り上げた他のメンバーもすげえ、日本ジャズあっぱれ！
（気付くのが３５年遅いか・・・）

マシーン運動

退職前の落ち着かない心を、ジムで汗流すことで誤魔化している日々です。
予想外に社内で名残惜しんでくれる人もいて、シンミリしたりもしてます。

ジムで１００日チャレンジというプログラムを受けている。
筋肉量や脂肪率などを測定し目標を設定し、個別のトレーニングメニューを段階的に進めていくもの。

昨日、第2ステージが終わって身体測定したところ、体重は減っていたが、筋肉が減って脂肪が増えていた。
なんじゃこりゃ？
ずっとジム通っていてそこそこ絞れているので、もう伸びしろがなく少し油断すると筋肉ダウンしてしまうのでしょうか。
一度始めると止められないジムの戦略にはめられているのか？

運動不足解消、楽しく汗流してビール飲めればＯＫだったはずなのに、何か数値目標持たされてマシーンやってるとオズマ（古っ！）になったような気分。
”父ちゃん、俺は野球人形じゃない！”(bｙ飛雄馬）と叫びたくもなる？


※と言いつつ、今日はビール飲みたくてジムお休み、これでいいのだ。

免許更新

今日もお休み４連休。
今の職場も残すところあと半月となりました。
有給たっぷり残していますが、全部休むわけにもいかず、ぽちぽちと消化しております。
３月になれば環境の変化などでかなりぐったりしそうなので、今のうちのんびりかつ体を鍛えておこうかと思ってます。
と言いつつ、落ち着いて音楽を聴けない日々です。会社を替わるストレスか・・・


本日は免許更新に行ってきました。
悔しくも２時間講習。（ずっと無違反できたのだが、信号無視、駐禁で連続でやられてまった。）
ゴールド免許は遠いですねえ。

携帯電話購入

昨日見たレンタル、ブルーレイはジョニー・ディップ主演の「パブリック・エネミィ」。
おちゃらけた役しか見たことのないディップが、スタイリッシュに実在のギャング、デリンジャーを演じています。
トンプソンやＢＡＲ等の銃器の扱いもなかなかで、バックにビリー・ホリディの唄も流れるまずまずの作品。


新しい携帯電話を買いました。
今までは会社の電話で公私混同が黙認されていましたが、会社変わることもあり自前で受け専用の電話を持つことにしました。

家族と同じauで安くて丈夫で長持ち、カメラがまずまず使えるものという基準で選ぶことにしました。
カシオのＧショックなんて良いかなと狙っていましたが、ショップに同行の嫁の「”０円”機種の中から！」という命令で、一応防水でカメラが少し使えそうなソニーのサイバーショットＳ００３という機種になりました。
残り１台しかなく色は選びようのないメタリックピンク！
画素数はあまり関係ないとはいえ１２１０万画素で一昔前のデジカメよりスペックは高い、写真モードもいろいろあります。
写真といってもブログ用の猫写真がメインなので性能的にはこれで十分、あとは使いこなしかな。