にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

楽音舎

2018年11月30日 | ジャズ、音楽

ルノー車に乗る日産株主としては、ゴーンのニュースが気になるというか複雑。
ルノーがヒールになってるし株価は気になるし・・・

オーディオ同好会のメンバーに「ジャズ詳しくないので選んでくれ」と頼まれ北区の
中古レコード店「楽音舎」に行った。

3管ハードバップやブルーノートレーベルがあまり好きじゃないおらのモノサシで選んで良いのか?
予算僅少なのでお買い得コーナーの中から探す。
おおっ390円からあるぞ!

選んだのが、
ウェザー・リポートの初作、390円。
MJQの「シェリフ」、500円。

アコースティックでいきたかったけど、ウェザーの歴史的名作がこの値段。
聴いたこと無いなら是非一度という思いでチョイス。

 

MJQ?

”モダンジャズクインテット”なら知ってると言われてこけた。

”あれはジャズの形を借りたお約束・・”などとは言わなかったですよ・・

バッハのコスプレで典雅を装った、実はどす黒いジャズの深みを味わっていただきたい。

どちらも強力なリーダーの構成力と、超一流のソロプレイヤーを擁し、集団的即興しながら
しっかりしたバンドコンセプトに貫かれている。

限られた中からのチョイスとしては、いいんでないかい。

 

 

コメント (2)
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マリオン・ブラウン「ノヴェンバー・コットン・フラワー」

2018年11月20日 | ジャズ、音楽


安定企業で値上がりしなくても配当が良いので素人でも手が出せる銘柄ということで
株を買っちまった日産。
検査の不正のほとぼり冷めやらぬうちにカルロス・ゴーン逮捕による暴落!
これで膿が出し切れて、反騰するのか・・???

 

初めて平岸の中古レコード店「ページワン」に行った。
ジャズよりロック系が多いか。
本作を発見、値段も1,300円とお手頃!
数枚気になるのがあった、また行こう。(これ以上LPは増やさないはずだったのに・・)

マリオン・ブラウンやアーチー・シェップ・・
フリージャズでデビューしてしまうと一生”フリー系”と言われる。
それも勲章かもしれないけど、こういう”吼えない系”発表時は「軟弱」「商業化」と言われたのでしょうね。

叙情サックスのブラウン、カリプソやっても何所か物悲しい・・それがイイ感じ。
フリーをくぐった人のほうが、音の響きとか構成とかよりしっかりしているような気がします。

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中本マリⅢ

2018年11月13日 | ジャズ、音楽

先日の恵み野のジャズカフェTOSSYのマッキントッシュシステム、
JBL系のホーンシステムにない”家庭的”な音が新鮮で驚きだった。
その反動で自宅のアダムF7(20cmウーハー)がしょぼく聴こえるかと懸念しながら聴いてみる・・・
良いでないの!大型システムのスケール感は望むべくも無いが、音源に入ってる情報が
ちゃんと出て来ているきちっとフォーカスの合った音。

大型システムならではの大音量・拡大鏡的表現に憧れるが、一般住宅での日常オーディオは現用機で充分ですね。
と言うか、こちらの方が優れた部分もあると思います。
お金持ちマニアが高級大型システムを買ってしまい、それが気持ちよく鳴る音源に偏向してしまい、
音楽を聴く為の道具から逸脱してしまう。
趣味の世界、”音のグルメ”というのもわかるが、おらはジャンクな音楽も楽しみたいので、ほどほどオーディオ
でいきたいです。
マッキンシステムとも(やりようによっては)勝負できると自負はしておりますが・・
今回の中本作品なんか、負けていないような・・

スリーブラインドマイス(TBM)レーベル推しの松江のジャズバーで本作(アナログ盤)を聴き、
惹かれていた本作、珍しく新品CDで購入。

日頃、日本人ジャズボーカルの存在意義に疑問を持つおらですが、
鈴木勲(b)と渡辺香津美(g)の音と中本のハスキーな声でのっけから作品世界に引きずり込まれます。
中本マリは別格か?
演奏内容と録音が合致するとこれほど魅力的な作品に仕上がるのですかね。

ジャズのうま味が凝縮されているTBM作品、要チェックですわ。

 

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JAZZCAFE TOSSY

2018年11月08日 | ジャズ、音楽

先日恵み野の閑静な住宅街にあるジャズカフェTOSSYを訪ねた。

靴を脱いで入店、明るいウッディな内装の奥にでかいスピーカーが鎮座。
アンプとスピーカーはマッキントッシュ!!
(興奮して聞き惚れてしまい型番や詳細な写真は失念。)
ドーム型のツィーターとミッドレンジユニットがずらーっと並ぶ大型スピーカーから
どんなジャンルもこなして音楽を楽しめる、骨太で刺激の少ない音が。
う~ん、これがマッキンサウンドなのか・・・

大型システムを聴いた体験と言っても、ALTEC、JBLがほとんどというかそれ以外は
B&W、オンケン、アバンギャルドくらいで、ホーン型が中心だったのでこのマッキンはとても新鮮に聴こえる。
ホーンのように音が押し寄せてこない、と言って音場型のようにふわっと留まるわけでもなく丁度よく音が届く感じで長時間聴いても疲れない(と思う)。

普通のジャズは当然ちゃんと鳴らすであろうと思い、
キップ・ハランハン、ロジャー・ターナー、シャバカ・ハッチングス等
の相当メリハリの効いた盤を持込む。
打楽器のキレや電子音の振幅も難なくこなす。
評価なんか忘れて、音楽そのものにのめり込む。(これが”良いオーディオ”の証!)
ここでは絶対かからないであろうケンドリック・ラマー「トゥ・ピンプ・ア・バタフライ」が手の混んだ音造りをしていることを発見できました。
まあ、7~800万円のシステムですから・・・

そんな高価なシステムで好きなように持込み音源掛けさせてくれたマスター
ありがとうございました。
コーヒーも美味しかった!

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居合はじめました。④

2018年11月06日 | 居合

稽古は有段者の先輩がマンツーマンで基本から教えてくれます。
まず着物を着ることから。
和装初めてのおら、まずパンツ一丁になり、着物を帯で締め、袴を履きます。

帯に刀を差し、袴の紐で支えるのでしっかり結ばないと刀をきちんとさせません。
緩いと猿回しのお猿さんが刀を差したようになってしまう・・・
武の道は、まず服を着るところから・・

そして歩き方。剣道とは違う、摺り足での移動。

衣服を着る事
ちゃんと歩ける事・・
人類の発達過程か?!・・先が思いやられます。

ようやく刀を握り、上段から真下に振る。
日常では腕を上にあげることが少ないので、刀を振りかざすだけでもけっこうしんどい。
抜刀、納刀、握り方等教わるポイントは山のようにあるのだが、先ずは刀に慣れるため
に振り続けます。(実はこの振り方が難しい。釣竿のように上方に投げ出すようにしてからグリップで
締めながら引きつけるのですが1年経ってもまだ身についていない・・)

有段者は真剣を使っており、お手本を目の前でやってくれるのですが、間近で見る日本刀はかなりのモノです。
ビビッて身を引いてしまいます。

当流は有段者になると真剣の使用が認められる。
段位とるのに3年位かかるというか、実力が伴わないと何年やろうが認められない。
この辺は他流より厳しいらしい。
「刀を持てるように頑張りましょ~」と言われ
「真剣!?50~100万円するのでは?そんな高額なモノ、無理です~」
「ヤフオクで15万円位から買えるよ~」
「ヤフオク~?!」
「偽物もあるけど、うちのメンバーは見立てもできるから大丈夫だよ。
 買うなら関が原以前の時代の刀に限るよ。」

1596年以降の「新刀」はあまりおすすめでないらしい・・

ヤフオクを見ると、確かに相当数の日本刀が出品されてます。
素人が見ても、怪しいモノから100万円以上の取引もある。

正宗、虎徹、長船位しか知らなかったですが、日本刀のことも知りたくなってきました。
以来、ヤフオク日本刀コーナーの熱心なウォッチャーです。

※写真は何となくいいなあ~と思う来国光

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ロジャー・ターナー ライブ

2018年11月01日 | ジャズ、音楽

10/29~30に釧路に出張してきた。
幣舞橋そばのホテルに泊まったが、末広界隈の寂しさにショックを受けた。
飲食ビル丸ごとクローズなんてのがざら。
街が広がった分分散したのかしら・・・


10月23日 くう

ロジャー・ターナー(ds, perc)  
前衛音楽のパーカッショニストとして70年代初頭から活動。初期にデレク・ベイリーのレーベルから『Sunday Best』、
自主レーベルから近藤等則とジョン・ラッセルのトリオによる『Artless Sky』を発表。ロック・ミュージシャン、
フリースタイルの歌手、前衛ダンサー、現代芸術家、映像作家などとの創作活動にも積極的。またワークショップや
ジャズのアンサンブルにも多数参加。共演者多数(セシル・テイラー、アラン・シルヴァ、フィル・ミントン、
アネット・ピーコック、佐藤允彦、坂田明、小山彰太、齋藤徹、内橋和久、大友良英、喜多直毅、高岡大祐・・・)。16年以来2度目の来札。

今井和雄(g)
55年生まれ。高柳昌行と小杉武久に師事し、70年代から国内外で活動するギター奏者。
即興音楽を中心に、フリージャズ、現代音楽、ノイズに至る多様な演奏をおこなっている。
76年イースト・バイオニック・シンフォニアの録音に参加。91年サウンドインプロヴィゼーションシリーズ「ソロワークス」を開始。
97年より集団即興の為のプロジェクト「マージナルコンソート」を企画。05年フリージャズグループ「今井和雄トリオ」を結成。
その他、国内外で即興を中心に活動している。エレクトリック・ギターを使った大音量即興演奏や、
強靱なアタック音を持つガットギター演奏は圧巻で、
変化とメリハリを利かせた構成力は、今井の即興演奏家としての素晴らしさを如実に示している。

というインプロ系のツワモノによるデュオ。
ターナーはCD(大友良英、佐藤允彦)で聴いて、かなり期待して臨んだのですが・・・
何時までも交わらない、二つのソロが進行しているようにおらには聴こえた。

今井も凄いという”通”の方もいたが、どうもおらには”年老いた組合活動家”のような印象が・・・
ずっと変わらずに生真面目に革新活動を続けて来た事が、不遜なおらには・・・
(2部の演奏始まる前にサティを爪弾いていたのがかっこよかった。)

このライブを録音して聴いたら、すげえ良い作品になっているかもしれないが、
”観た”おらは”わくわく”しなかった。

(ターナーの凄さは充分感じましたけど・・)

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