にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

サマージャズコンサート

2024年07月22日 | ジャズ、音楽

7/20 13:30開演 サンプラザホール
柳真也(b)山下ヤスシ(p)舘山健二(ds)蛇池雅人(sax)松田宮佳(vo)

知人が関与しているジャズライブに行きました。
ご婦人の団体主催で、聴衆はオラより年輩者が多い。
キャパ500人位のホールはほぼ満席。
札幌の地元ジャズバンド1組でこれだけ集まるのは稀かと。

柳、舘山、蛇池は既知のメンバー、皆名手。山下ピアノもなかなか・・・

ジャズを普段耳にしない人でも楽しめるように
「星に願いを」「モーニン」「コーヒールンバ」「チュニジアの夜」等のお馴染み曲が並ぶ。

テーマをやって、サックス、ピアノ、ベース、ドラムのソロ回し、お約束っぽい。
一曲ごとに、各ソロ毎にボーカル嬢が「ピアノ、山下ヤスシ!!」と紹介する。
同行の嫁、「いちいち紹介する必要あるの?かったるい。」
「ジャズってこんなに退屈だっけ?」などと言い出す。

確かに”いぇーい”となるような場面は無かった・・
熱くならない”ジャズの見本”みたいな、老人ホーム慰問演奏のような・・

チョット言い過ぎか・・どの曲もきっちり、ちゃんとした演奏だったのですが・・・

ライブ終了後、北24条で15時台からビール飲みまくり!!

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ジョン・コルトレーン「コルトレーン」

2024年07月18日 | ジャズ、音楽

7/17はコルトレーンの命日(ジャズファンなら常識?)。
なので今回は自身の名前を冠した「コルトレーン」
(7/17に律儀にコルトレーンを聴くジャズファンなんてまだいるのかしら?)

マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズと結成した“黄金カルテット”による、
スタジオ録音第1弾。
持っているのはシングルジャケットのMCA ラベルのUSA盤、音は割と良いです。


雄叫びや「至上の愛」等の抹香臭さもなく、むしろ内向的に曲を練り込んだ感じ。
落ち着いてこのメンバーを楽しめる作品はあとは「クレセント」くらいかと。
なのでこの2作は貴重で、オラの好みであります。
「サン・シップ」なんか迂闊に聴けないです・・
「インターステラー・スペース」は案外聴ける・・
「チム・チム・チェリー」はどうだっけ?・・
今宵もトレーン特集になりそう。

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ジェームス・ブラウン「グッドフット」

2024年07月02日 | ジャズ、音楽

部屋の模様替えをし、サブスピーカー、スパースワンの位置も変えた。


ユニットをこちら側に向け、音像がオラの顔前あたりに結ぶようにしてみた。
(でかいヘッドフォンみたいな使い方とでも言いましょうか・・)

夜は小音量でも近接音で楽しめるはず・・

 

奈良の「スロートレコード」で入手したLP2枚組USA盤、1972年作、3,000円位だったか・・
(鹿の袋がカワイイですね。)
ジェームス・ブラウンは多作で、編集盤が山ほどあり、把握できてません。
店頭で勘頼みで購入するしかありません。
まあどれも悪くなく、中身も似たようなモノ(??)なので・・・

USA盤、音良いぜよ!!
中身も良し!!

新配置のスワンで聴くと、思惑通りJBのボーカルが目の前にいる。、
一音一音の存在感があり、高音、低音ともに不足を感じない。
近接、点音源、フルレンジならではの世界がここにありますね。

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ザ・ジョルジュ・グルンツ コンサートジャズバンド83

2024年06月24日 | ジャズ、音楽

6/22に中古レコード店「楽音舎」に行ったところ、入り口に「全品半額」の札が下がり
商品はかなり減少し店内が雑然となっていた。
店主に「もしかして閉じるんですか?」と問うと、「今月いっぱいで。」とのこと。
時折訪ねる先が無くなるのは寂しいかぎりですが、”半額”に気が昂ってしまう。
残り少ない商品でも、10枚くらい候補に。
気持ちを静めて、珍しさから手にしたけど、そんなに聞かなそうなものを外し、
結果レコード2枚、CD2枚に絞る。(感想は後日・・)
気になる盤がまだあるのですが・・

和歌山の古レコード店で入手した1枚。
国内盤ながら、オラが全く知らないECM作品。
メンバーがごつい
トム・ハレル、ジュリアン・プリースター、チャリー・マリアーノ、
ボブ・モーゼス、ディノ・サルーシ、シーラ・ジョーダン等。

ECMから出たビッグバンドのライブ作品なんてあまり無いと思うし、
あったとしても、編成が大きくても統制の取れた作風という印象がありますが
本作は、いろんな要素がぽろぽろとこぼれだす、”音の玉手箱”。
サルーシのバンドネオンから始まり、ビッグバンドらしい分厚いホーン陣、のファンキーなエレキベース、
やんちゃなサックスソロ、ボーカル等々・・

プロデューサー、アイヒャ―の介入受けることなく、ライブ音源をそのまま発売したのかな・・
その分、多彩だけど芯が通ってない印象も・・

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ZAZEN BOYS ライブ

2024年06月10日 | ジャズ、音楽

6/8 ペニーレーン24
4月の人間椅子に続き、またペニーレーンでスタンディングライブ、懲りない66歳。
会場は満員、年輩者もいないわけではない・・

「MATSURI STUDIOからやってまいりました、ZAZEN BOYSです」というお決まりの挨拶で始まる。
音が良いねぇ~、
大音量でドスンとくるドラムはライブならではあり、当然なんだけど、
ギターの粒だった音色が素晴らしい。
向井の変な唄(?)とバカテクバンドの絶妙な取り合わせは期待通り。

新作「らんど」からも数曲。


とても良いライブだったけど、入場、開演前含めて3時間以上立ちっ放しはジジイには辛かった~
スタンディングライブはこれが最後か・・・

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春の歴史旅~レコード屋とか①

2024年06月03日 | ジャズ、音楽

名所旧跡もいいけど、オラの旅の楽しみの半分は、ご当地のレコード店・ジャズスポット巡り。

奈良 ビ―セルズ~ビートルズのレコード専門店。

※近鉄奈良駅の近くのビル3F


「ハード・デイズ・ナイト」か「ホワイトアルバム」狙いで入店。
「ホワイト」は在庫無さそうなので「ハード・デイズ」に絞る。
当初は1万円以内のリミックス盤あたりだったのだが、予算内だとどこでも買える国内盤や質の劣った盤しかない。
店主が「今は中堅プライス盤が無くて・・試聴できますよ~」のお言葉で聴かせてもらうことに。
ドイツモノラル盤13800円だったか。すべての音が一塊、これぞモノラルなのか?
デンマークモノラル盤17,800円。A面はUKプレスB面はデンマークプレス。
ドイツ盤と全然違う、モノラルだけど空間を感じるし楽器が弾む、オラのイメージ通りの音・・
こんなに違うのかあ・・・
ならばUK盤19,800円とB面で比較。
高域の澄んだ(北欧ぽい音?)デンマーク盤、ドラムやベースが少し重いどすの効いたUK盤。
差ではなく違い、オーディオ的にはデンマーク盤の方が良いのかもしれないが、作者が立ち会って作った音は
やっぱUK盤だろう・・・・・・・
え~い買っちまえ!!人生で一番高いレコードじゃ!!

奈良 エルムンド


19,800円のレコードを抱いて、クラシックの流れる喫茶エルムンドに。
ここはソナスファベールのスピーカー、マッキントッシュの球アンプ、EMTのプレーヤー等のシステム。
レコードが終わると、カウンターからマダムがプレーヤーのもとに赴き、ブラシでサワサワと埃をはらい
次のレコードをかけます、奈良の雅。
ソナスファベールの音を初めて聴きます。
歌劇がそこそこの音量でかかってたけど耳に刺さらない音質。
オケに埋まらない歌い手の存在感そしてホールトーン・・歌劇も良いもんだなと思わさる。
JBLなんかと違う飛んでは来ないけど、”そこに音楽がある”という表現。
聴き疲れしないシステムへの興味がわいてきます。

奈良 ブルーノート


老舗のジャズスポット。マスターに何処から来たのか問われ、札幌と答えると
お約束で、”遠い所から~・・何か聴きたいものは?ボーカルとか?”
”ボーカルは好まん、バリバリしたやつを”と言ったら
デビッド・マレイがアフリカ勢とやったCD(ファラオ・サンダース参加)をかけてくれた。
なかなか良い!ハードだけど重くない感じ。
デビッド・マレイって、聴けばどの作品も意欲的なんだけどなんかスルーしがちな人・・
タンノイの大型スピーカー(ウエストミンスター?)から、ゴリゴリではないけど”そこに音楽がある”・・
ここも欧州のスピーカー・・

 

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本田竹廣「ジス・イズ・ホンダ」

2024年05月13日 | ジャズ、音楽

中古レコード店「アニマルズ」でLPレコードで購入、2,500円。(GWセールで割引してくれた。)

4/28カレー屋五〇堂で日本ジャズ特集があり、ナベサダの「スイスエアー」がかかった。
モントルー・ジャズ・フェスティバルでメンバー一丸となった意気込み、熱気に「おおっ!!」となった。
でも、何十回聴いてもナベサダの音色が苦手なオラ、「スイスエアー」は見送り・・・

本田のピアノは刺さりまくっていたので、アニマルズ店頭で本作を見つけ即購入。
鈴木良雄(b)日野元彦(ds)1972年録音。

お馴染み曲を日本人ならではの思い入れで弾きまくる。
”昭和の青春の缶詰”みたいな作品。音も良し!

欧米の大物ジャズマンだけでも手いっぱいで、「和ジャズ」は後回しにしてきたオラ。
ジャズを聴き始めたのが高1(73年)の後半あたりから。
この時期がえぐい!!
マイルスの「クッキン」と「オン・ザ・コーナー」が同一人物の作品と言われ混乱しまくっているビギナーに新譜の嵐。
リアルタイムで買ったレコード(思い出せるだけでも・・昼飯我慢して、よく買ったものです。)

ハンコック「ヘッドハンターズ」73年
ウェザーリポート「ミステリアス・トラベラー」74年
「ゲット・アップ・ウィズ・イット」74年
キースの「宝島」74年
マッコイ・タイナー「アトランティス」74年
MJQ「ラスト・コンサート」74年
ロリンズ「ザ・カッティング・エッジ」74年
アート・ペッパー「リヴィング・レジェンド」75年

TBMも新譜バリバリ出てたけど、さすがに手が回らなかった。

日本のジャズ、耳になじみ易い故に少し軽く見て、いつでも聴けるという錯覚・・・
気が付けば多くの名手たちがこの世を去り、TBMレコードはお宝価格に。
今本田を聴くと、初めての曲でも、旧知の、馴染んだモノに聴こえます。
これぞ”和”なのでしょうか。

 

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N.M.L.「ZERO LANDMINE」

2024年05月02日 | ジャズ、音楽

GWは暦通りの出勤、電話もほとんど来ないし、事務所で遊んでおります。
明日からの4連休、特に予定も無い・・
刀の鯉口の手入れでもしようかな。(ゆるゆるで直ぐ抜け落ちてしまうので・・)
試斬に備えて刃も研ごうかな・・

先月のカレー屋五〇堂の坂本龍一特集で知った作品。

「地雷撤去」のチャリティに坂本が立ち上がり主旨に共感した国内外のアーティストや演奏家が集結、N.M.L.(NO MORE LANDMINE)という音楽ユニットを結成した。
地雷版ウイアーザワールドといったところでしょうか。
クラフトワークの”サウンドロゴ”、ユキヒロ、細野、デヴィッド・シルビアン、ブライアン・イーノ、藤原真理、ミスチルの桜井、GLAYのTERU、TAKURO、LUNA SEAのSUGIZO等々多彩なメンバーが参加しているが、
紛れもない坂本作品。

Amazonで中古格安で入手できます。気になる方は是非!

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ZAZEN BOYS 「らんど」

2024年04月22日 | ジャズ、音楽

先日の高校の同級生との飲み会で、高校生のクセにJBL(サンスイ箱にD123、アンプはサンスイAU9500だったかと)
スピーカーを持っていたM君からCD音源をもらった。
オーディオ店主催の生録音会で録った北村英二のライブ音源。
テープ音源(2トラ38というやつか)をCDに落としたものらしいが、これがかなり良い音。
素人が会場にテープデッキを持ち込んで、一流の演奏を録音しまくっていたなんて、
昭和はゴージャスだったのね。

人間椅子に続いて、6/8ペニーレーン24でZAZEN BOYSのライブがある。
オラの66歳はロックの年なのだ!!??

ライブ前に12年ぶりの新作「らんど」での予習は必須。
(新品3,000円はオラには高価なので、少し日和っていましたけど・・・)

うぉ!!新録は、先ず音が良いです。
youtubeをイヤホンで聴いていたけど、こんなに音が良いとはわかりませんでした。
(ローファイ気味の人間椅子とは違いますね・・わざと古いロック音質にしているという噂もありますが・・)
粒立ちの良いギターの音だけで、ワクワク。
楽器に埋もれることなく向野のボーカルがくっきりと立ち上がります。
意味がわからんシュールな歌詞がちゃんと聞き取れます。

向井の唄は好みが別れるかもしれないけど、バンドの音だけでも価値、大有りかと。
オラは向井の”歌詞”から好きになったのですが・・
youtubeでのラバーガールの「ZAZEN BOYSの歌詞でいつも涙腺崩壊する人」と言うネタを
見て、このバンド理解できたのです・・・

 

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人間椅子ライブ

2024年04月18日 | ジャズ、音楽

4/16 ペニーレーン24


17:30、西11丁目の会社を出て、東西線に乗る。
琴似まで行かず二十四軒で降り、腹ごしらえのため「中華そば 第三灯籠」にて鳥醤油ラーメンを食す。
初めての店だが弾力のあるストレート麵、無化調で素材にこだわった感じ、まずまず。

時間があるのでゆっくり歩いてペニーレーン24に。
会場横の空き地に既に200人以上の客が。
オラの様なスーツ姿はあまり見ないが、年輩者はチラホラ、安堵。
チケット番号順に整列させられ順番で入場、オラは前には行かず後方の壁際に陣取る。
疲れたら壁によりかかれるので・・

久々のライブであり、ゴリっとしたロックの大音量に一瞬押されるが、
これこれ!!という感じで徐々に熱くなりだす。

オラの前に立った女性、でかくてジャマ・・
これがまったく動かない、ビートに揺るがず、拍手もしない。
ただど~んと立ち尽くすだけ・・仁王像???・・人それぞれか・・

テクの和嶋、ヘビーな鈴木、元気(陽性?)なナカジマの絶妙なバランス。
今回はキャリア前半の曲が多目とのことだが、俄かのオラはどれも新鮮。
ロックって見た目ヤンチャだけど、ジャズよりも緻密でカッチリ決め決めの音楽なのね。
和島のギター、今まで見たギタリストの中でもトップクラスじゃないかな・・

和嶋が「35年ももったのは、”売れなかったからだ。”
なまじ売れると、良くないことにお金使ったり、仲間割れしたり、
マネージャーや通訳に使い込みされたり・・」
「アルバム23枚作れたバンドはそう無いのでは、ストーンズが23枚だけどそれは確実に超える!」
と言ってた。

アンコール3曲やって2時間30分、
スタンディングは、ちょっとしんどかったけど、最後まで楽しく鑑賞できました。

ライブTシャツ、サイズが売り切れで買えなかった。残念!

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