にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

一夜限りのジャズ喫茶 10/25

2017年10月27日 | ジャズ、音楽

BS放送の東京ジャズで川口千里という女子大生ドラマーを観た。
「手数姫」の異名をとり、テクの評価も高く、確かに元気一杯の演奏に見える。
だけどゲーム「太鼓の達人」の達人みたいでおらはグルーヴを感じない、心弾まない。
機械の評点を競うカラオケ名人と同じような、心に来ない・・・あくまで素人ジジイの感想。

カレー屋五〇堂のジャズ喫茶営業、今月は”フリー”。

先月のヨーロッパフリーに続いて、本場(?)アメリカのフリー。

マリオン・ブラウン、オーネット、フランク・ロウ、AEOC、ポール・ブレイ等々。
フリーですけど、どれも端正、全く聴き疲れしません、飽きません。

人種差別、戦争、政治状況、精神、音楽表現など色んな制約からの”フリー”を勝ち取る為の
雄叫びだったのですね。
白人向けの酒場の”いぇーい”じゃない音楽表現となると、こうなっちまったのかしら。
マックス・ローチ「WE INSIST」もかかりました。
当時は命がけの作品リリースだったのでしょうねえ。

一番気に入ったのは、レスター・ボウイ(tp)とマラカイ・フェイバース(b)が参加したドラムとのトリオ作品。(タイトル?)
マラカイのベース、凄え!!!

こうしてこの店で毎月洗脳を受けていると、もう「酒場の”いぇーい”ジャズ」は聴けなくなってきてます。
それでいいのだ?

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サイトウエレトリコ・グッドサウンド 『ワイルドスクリーン・バロック』

2017年10月23日 | ジャズ、音楽

もう雪かあ~
タイヤ交換とか雪かきグッズの準備・・・
沖縄行きてぇ~(行ったばかりですけど)

これも沖縄 中城のCD屋さんで購入。
店主に何か面白いものないかと尋ねたら、
本作を「フランク・ザッパとか好きだった面白いかも。」と薦めてくれた。
一言もザッパなんて言っていないのに何故?
”ザッパ好き顔”しとるのか?おらは・・

早くて複雑なホーンのアンサンブル、こりゃホンマにザッパですわ。
ばかテクの無駄遣いとも言える難儀な曲と合間の上滑り感のあるMCや客の笑い声。
やや微妙なところもではあるが、ザッパ以外でこんなケッタイな音楽に挑んだことに拍手!

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植野隆司「Tea In The Guitara」

2017年10月16日 | ジャズ、音楽

「音楽聞くの好きです。」と言うと
「何か楽器はやるのですか?」と聞かれることがある。
その度に「否、自分は聞くだけで・・・」と負い目を感じるように応えてきた。
なんだろこのコンプレックス感・・・
そんなに音楽好きなら少しは楽器もできないといかんのか?

例えばですよ、格闘技ファンはいくら熱狂的でもリング経験者はそういないでしょう。
まあ演奏や競技の実体験あれば、一層深い鑑賞眼が得られることは間違いないでしょうけど・・

受け手がいて、送り手が成立するわけですから、おらのような”聞き専”がいても・・・


沖縄中城のCD屋さんで買った1枚。
テニスコーツの植野隆司のソロ作品。
「山間の茶園にて即興的に行われたギター演奏、フィールド・レコーディングに、編集・ミキシングを施し、再構成したサウンドスケープ。」
店には他の植野作品があり、「こちらは唄ってもいます。」という店主の説明を聞き
それは却下(うん?)し、インストのこちらに。

茶園でうろつきながらギターを弾いています。
風や周囲の音(遠いサイレンの音なんかも)や雑音も入っていますが、それも含めた作品表現。
聞き手の頭の中に空間や風景のイメージ浮かびます。ある意味ビジュアル作品でもあるかと。
”即興的”ではあるが、受け手にどのように聞こえているか周到に計算されている。
なかなかやるのう~



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クリス・ピッツィオコス「PROTEAN REALITY」

2017年10月11日 | ジャズ、音楽

先日のライブ会場で購入。
もう1作あったのでクリス本人に「ふぃっち りこめんど?」と聞いたら即、本作を指差した。
演奏家は新しい方を押しがちですが・・・まあご本人のお勧めですから。

クリスを評して「あらゆる特殊奏法を完璧にコントロールする超絶演奏!!」とあったがそのとおり。
サックスで出せる音の極限、フリーキーでノイジーだけどイキっておらず冷静に制御しきってる。
粒粒したドラムとのかけあいのスピード感も半端ない。
メロディなんでほとんど吹かないけど、音色がきれい。

この手の演奏はそう何回も聞けるものじゃないけど、
爽快なスポーツ映像を繰り返し見るような感覚で聞けます。
不思議?というかこれは凄いことなのかな?

 

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沖縄中南部ツアー2

2017年10月05日 | 日々のこと

3日目の晩飯はビストロ「ココロマンス」。

ジジイには小恥ずかしい名前だが、その建物は衝撃的!


薄暗い駐車場の片隅に古民家と言うより廃屋に近い佇まい。
看板もなく、建物から全く光は漏れておらず営業しているとは思い難い。
呼び鈴を押すと店員がドアを開けて迎えてくれる。
中は白を基調としたこじゃれた店内。
値段もリーズナブルで、フォアグラやトリフを使ってはいるが凝り過ぎない料理に安心する。

予約時に「初めてのお客様はほとんどたどり着けないので、迷ったらご連絡を。」と言われた。
たどり着いても、入店を躊躇う人も多いのでは。

4日目
糸満市に行き、夕方の出発まで適当に浜辺で過ごす。
ビンボ人の性で、予定びっしり入れ過ぎ、くたくた。
何も考えずにぼーっとビーチで過ごすのが、南の島の正統な時間の使い方かもしれない。

あっと言う間に楽しい時間は終わり、寒くなり始めた札幌に、現実に・・・

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沖縄中南部ツアー1

2017年10月04日 | 日々のこと

毎年恒例の沖縄ツアー。今回は南部方面を中心に。

初日9/29
千歳9:30発、羽田で乗換え
14:05に那覇空港着、レンタカー(ヴィッツ)を借りるが、那覇界隈の車の多さ、密度の高さにビビリながら出発。
先ず向ったのは浦添市のブエノチキン。
3年前に寄った時は予約でいっぱいで食べられなかった。
酢とにんにくを効かせた鶏の丸焼き、美味しかったけど、皮がパリパリではないのね・・

おらに豊田道倫を教えてくれた中城のCD屋による。
面白そうなアルバムあったけど、あまり時間かけられず(早々嫁が切れたらタイヘン・・)さっと2枚購入。

晩飯は日本最古のショッピングセンター、プラザハウス内にあったバリ料理「BARI MOON」で。
雰囲気はあるけど、黄昏た感じのショッピングセンター、料理屋さんも・・・
外人(インドネシア?)の姐さんが給仕をするが英語オンリー。
異国感もあり料理も悪くはないけど、インパクトが・・・

ホテルは北中城のウェルネスリゾート、ビスタコスタ。
リゾートホテルと言っても丘の上、街の夜景はまずまずだけど、ビーチサイドでないとリゾートホテルの意味が・・
朝飯はまあまあ・・

2日目9/30
神の島と言われる久高島に。
ほとんど車が通らない島をレンタ自転車で
南国ならではの植生や虫など観察しながら巡る。
この日は島内で神事が行われ、メインストリートは立ち入りできなかった。
三線を弾きながら地元の人達が練り歩いていた。

斉場御獄
信仰スポット巡りになった。
沖縄の人にとって大切なところ、まあ信仰心の薄いよそ者は・・・

中城城跡
世界遺産の城跡。沖縄独特の城、高台にあり東シナ海、太平洋両方見える。
なぜか気になるのは、隣接するホテルの廃墟。

コザ市外を徘徊。
米軍人向けの店が並び$も使える街、でもかつての賑わいは無く、黄昏感たっぷり。

晩飯はホテル(沖縄市のグランメールリゾート、住宅街の丘の上、やっぱビーチサイドでないと・・・)のレストランで。
これでおらも酒飲めるが、ホテルの料理はダメですね。
ステーキ頼んだけど、焼き方も聞かずにウェルダンが出てきた。レアじゃ食えない程度の肉。
冷凍食品を加熱したピザや揚げ物じゃねえ。
朝飯もいまいち。

3日目
ガンガラーの谷。
鍾乳洞が崩落した谷のガイドツアー。
入り口の洞窟カフェが良い感じ。

奥武島で昼飯。沖縄のてんぷら。
地元民と観光客が行列を成していた。
炎天下30分くらい待たされようやくゲット。
いも、さかな、アオサ、チクワ、モズク等、衣厚めのフリッター、1個60円と安いけど、
いも天なんかのために並ぶべきではなかった・・・

瀬長島
那覇空港そばの橋でつながった島。
飛行機の発着が間近で見られる。時々自衛隊機も混じりマニアにはたまらない。
ウミカジテラスという店舗が人気スポットになってるらしく、混んでた。
なんと旭川ラーメンの梅光軒もあった。中国、台湾人がターゲット?

ホテルは那覇のかりゆしアーバンリゾート那覇。
14階プレミアムフロアーに案内され、スタッフが部屋まで荷物を運んでくれる。
こういうサービス、受けたこと無い北海道夫婦は戸惑う。

 

 

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