にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

エルネグロ&ロビー「at the Third World War」

2007年02月28日 | ジャズ、音楽
たいていの仕事は年度替りの4月近辺が忙しいのだが、おらは2月がピークで、バタバタした日々が続いており、ライブに行く気持ちのゆとりが無い。と言って毎日残業というわけでもないのですが・・・

キップ・ハンラハンのリーダー作品およびプロデュース作品(要するにアメリカン・クラーべレーベル作品)に昨年からはまっていますが、ビンボなので新品(いまどきCDに2800円も出すのが躊躇われる、いいものは値段関係ないはずですが・・)には手が出ないので安い中古盤を探しているがなかなか出てこない。ヤフオクに2作品あったがこちらしか落とせなかった、総額1468円でゲット。

キューバ出身(?)のエルネグロ・ヘルナンデス(ds)ロビー・アメーン(per)の作品、勿論キップ・ハンラハンのプロデュース。
おらの聴いた今までのアメリカン・クラーべ作品よりジャズ色がうすく、都会の闇よりも現地の太陽(それも南米ではなくアフリカ、でも陽気ではない)を感じます。

ドン・プーレンのようなジャズマンが凄みを見せるという部分は無いけど、多彩な音作りで楽しませてくれます。
かっこいい音楽です。
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う~忙しい!

2007年02月27日 | 日々のこと
いつも仕事に余裕があり、仕事の合間(?)にブログの記事書いてますが、今日は珍しく忙しくてだめです。
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ラグドール~手がでろん

2007年02月26日 | 
いつもメインクーンのふくがいる場所なんですが、時々みきおが横取りします。
でもでかくて手の置き場が無く、でろんと下げてます。
冬はりんごがお気に入りです。
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日本酒~出羽桜「桜花吟醸酒」

2007年02月26日 | 日本酒
弟が歳暮でもらった松竹梅「上撰~金箔入り」が3本、またおらのところに来た。正月からこれを飲み続けていた。
この酒を飲んで以来日本酒に目覚めた訳ですが、今となっては、けっしてまずくはないけど、うまいなぁ~とは思わなくなってる。少しは口が肥えたのでしょうか?

試飲したいばかりに徒歩で(自宅から12分位)「銘酒の裕多加」に行く。
あれこれ試飲してるうちに訳判らなくなり、結局試飲していない酒を買う。
久々に買ったまともな酒は、ご存知、出羽桜の純米吟醸酒。
一切火入れしていない「本生」タイプ。
口当たりは柔らかく、フレッシュ、全然辛くはないけどスッとひける。
辛口好きの嫁もこれならOKとのこと。
すいすい飲める、誰にでもおすすめできますね。
松竹梅とこうも違うものとは思わなかった。
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中山 康樹「ジャズ“ライヴ名盤”入門」

2007年02月23日 | ジャズ、音楽
ジャズはライブが最高と言われながらライブアルバムが軽く扱われていることに義憤(?)を感じた著者が選んだ50枚のアルバムを語る。

半分は聴いたことがある(19枚は持っている)が、裏返せば半分しか知らないとも言える。
中にはキング・カーティス「フィルモア」、ジョージ・ベンソン「メローなロスの週末」(なんてタイトル!)というジャズを代表しないアルバムもある。(ベンソン盤いいですよ、唄って弾けるベンソン、一級品です!)

中山本は、やっぱいいなあ。
この文読んでると未聴のアルバムが聴きたくなり、まだジャズで楽しむ余地がいっぱいあるように思えて楽しくなります。

ただ読み過ぎると、当ブログの音楽感想文への影響が大で、表現をぱくってしまいそうになる・・・
コメント (2)
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ホンダZ落札

2007年02月23日 | 
ようやくホンダZを落札できました。何しろ流通量が少なく、妙なマニアが狙っているせいか高値になることが多く、難儀していたがこちらも意地になりようやく落札できた。

平成12年、走行7万km。なんだかんだで57万円。(この年式の軽自動車にこんなに出すのは、なんだかなあと思うが、4駆、ターボは世間でもけっこうします。)
相場より少し安いが、予算オーバー。
去年のゴルフといい、車ばかりに金使ってていいのか。
それでもポロ(もう9万5千km走ってる・・)に乗り続けること(タイミングベルト、バッテリー、タイヤそして税金)と比べると、5年でペイするし・・・買ってしまったのだから今更何を言ってもしょうがないですね。

これでポロとはおさらばしますが、手放すとなると惜しいような気もします。
小さくてもカチッとしていて、抜群の高速安定性、郊外を走らせたらとても楽しい車でした。
(市内の渋滞した雪道はしんどかった。)
おそらくおらにとって最期のマニュアル車でしょう。次のオーナーにも可愛がってもらえよ!(引取り手はいるのか?)
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キング・カーティス「ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト」

2007年02月22日 | ジャズ、音楽
仕事が多少忙しいせいもあろうが、どうもこの頃は家と職場だけの往復の日々が続く、精神的にもあまり余計なことはしたくない。
暖冬とはいえ雪融けはまだしばらくという2月の心境でしょうか、おっ!2月22日は猫の日だ。

そんな時には、こんなご機嫌ライブ。
1曲目のメンバー紹介だけで、もう逝ってしまいますね。
ちょいと時代を感じるが、まあそれもプラス要素として「青い影」や「 胸いっぱいの愛を」なんておなじみ曲が続く。
コーネル・テュプリー(g)バーナード・パーディー(ds)等による決め決めの演奏は当然ジャズではないのだろうし、そんなことはどうでもいい訳ですが、やっぱジャズ親爺はここで少し考え込んでしまう。
この決め決め音楽とジャズの違いは何だろう?(中山康樹は本作もジャズだと言い切っている。)
即興命のジャズとはいえ、パーカーやオーネットでもない限り(もしくは"彼等でさえ”)、ジャズプレーヤーも日頃懸命に仕込んだ技を演奏のときに組立ててることが多いのでは、極論すれば演奏を意図した段階で何らかの準備されたものが出てくる。(完全なフリーはこの世にありえないとおらは思ってる。例え狂人による演奏でも、楽器を操作するという行為が何らかの身体的習慣が伴うのではないか・・何言ってるか分からなくなってきた・・)
ジャズというものの定義はあいまいですね、単に心の持ちようなんでしょうか?

理屈抜きで楽しめる本作なのに、なんで理屈こねてるのでしょう・・・
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アストル・ピアソラ 「タンゴ:ゼロ・アワー」

2007年02月21日 | ジャズ、音楽
これもレンタル。
ジャズならまあだいたいの全体像は掴んでいるつもりですが、ジャズ以外はほとんど判っていないおらにはジョアン・ジルベルトやピアソラまであるレンタルはありがたい。
反面、大枚はたいてドキドキしながら未知のものにチャレンジし、一生付き合える音楽に巡り会うという醍醐味が喪われる。
大きなリターンが欲しければ、それだけリスクを背負い込まなければいけないのが世の常でしょうか。

タンゴや南米音楽に"陽気”"情熱"や"官能”という言葉がよく使われるが、ピアソラはどうも違うと思う。
とてもいかつい音楽、”情熱”というより"情念”が渦巻き”、聴いてすっきり爽やかにならず、気軽にBGMに”なんて向かない。

聴いて”快”なのかどうか判らない、そうこうしてるうちに、このどろっとした世界にはまり込んでいく。
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ドン・プーレン「ライヴ・アット・モントルー」

2007年02月20日 | ジャズ、音楽
すっかり目が弱り、猫達の邪魔もあり模型(ミリタリー系のプラモデル)を作らなくなって久しい。
最近マウス操作より複雑な作業をすることがほとんど無く、手指を動かさないとボケが進んでしまうと焦り、久々に作ってみた。
作っても置く場所に困るので、700分の1スケールの艦船(ウォーターラインシリーズ、軍艦がほとんどですが)が場所を取らずに済むので、タミヤの日本海軍の小さな駆逐艦買ってみた。
あ~目がしんどい、手が震える、やっぱ猫が来た。
あっち行けよ、わっ!セメダインこぼしてしまった。部品がでろでろに溶けてまった。
帝国海軍駆逐艦「綾波」飴状になりにけり・・とほほ。

キップ・ハンラハンの作品で大活躍のプーレン、ヤフオクでLPレコードのリーダー作があったので購入、総額1219円也。
古いながらも帯は付いてたけど、盤面はちょっとスクラッチノイズ多いかったかな。

ドン・ピューレン(p)ジェフ・バーリン(eb)スティーヴ・ジョーダン(ds)ラファエル・クルツ(per)サミー・フィゲロア(per)

1977年7月12日録音のライブ盤。

片面とも1曲ずつの収録で、どちらの曲も前半はピアノがソロで頑張り後半からベース・ドラムが登場する。
セシル・テイラーばりの打楽器奏法も出てきますが、これもあくまで技のひとつにすぎず、スケールの大きな(すこし大げさ?)情感溢れる演奏をしてます。

もうこういう豪快なピアニストはもう出てこないのでしょうか、日本人が好みそうなスタンダード中心のちんまりしたピアノばかりだもんなあ。

ジョージ・アダムスとプーレンの双頭バンドも当時は荒っぽいなあと感じたが今だと朗々としたプレイに聴こえるのでしょうか?

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トニー・ウィリアムス「エマージェンシー!」

2007年02月19日 | ジャズ、音楽
腹の調子が戻り、土曜日に焼肉食ったら元気になった。二十四軒の焼肉店十々亭、店主がジャズ好きらしく会計コーナーの壁一面にジャズCDが並んでた。店内にもジャズではなかったけどボーカルが流れていた。
料理はどれもうまかったが、高校生の食いっぷりはおとろしかあ、食い放題コースにしなかったので大変なことになってもうた~。

昨日は西野温泉・華の湯に行った。小さな銭湯の造りだが、鉱泉を薪で沸かしており、とてもマイルドな湯で肌もすべすべ、体も芯から暖まった。入浴料390円でプチ極楽を味わえた。でもまだ肩凝ってるなあ・・

これもレンタル。
電化マイルスはジョン・マクラフリン(枕不倫と変換された・・)なくしては語れない?
というかマクラフリンのギターはマイルスにとっての、いい飛び道具だったのでしょうか?
そんなマクラフリンが聴きたくて借りてまった。

トニー・ウィリアムス(ds)ジョン・マクラフリン(g)ラリー・ヤング(org)
けっこう好きなはずなのにトニーの諸作は聞き漏らしが多く、本作はシンプルなトリオ編成でドラムもマクラフリンのギターも堪能できる。
いいですねこの不穏な感じ、今でも楽しめます。

ただ半端くさいボーカルはいただけないですね。楽器が強力な分、ボーカルのへぼさ加減がより目立つし、ボイス効果を狙ったのだろうが歌詞がまぬけだし、唄物でヒット狙うならもっとちゃんと唄わないと。

エッジの効いたスピード感溢れるこの頃のマクラフリンの音は、この時代の代表だったのでしょうか?


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