にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

銀巴里セッション

2019年09月25日 | ジャズ、音楽

TBMが1500円再発されている。なので3枚ゲット。
先ずは、歴史的録音と言われる本作。1963年6月録音。
50年代後半辺りのジャズの黄金期(例えばカインドオブブルーが1959年録音)から数年後には
消化、吸収、解釈して、もう独自の和風味ができているのですね。
「いえ~い」のジャズではない修行僧のようなジャズ、ニッポンのジャズ。

あるサイトに録音時の年齢が標記されてたので引用させていただく。
<サイド1>
Greensleeves
:高柳昌行(g)【30歳】、金井英人(b)【32歳】、稲葉国光(b)【29歳】、富樫雅彦(ds)【23歳】
Nardis
:菊地雅章(p)【23歳】、金井英人(b)、富樫雅彦(ds)
<サイド2>
If I were a bell
:中牟礼貞則(g)【30歳】、日野皓正(tp)【20歳】、稲葉国光(b)、山崎弘(ds)【23歳】
Obstruction
:山下洋輔(p)【21歳】、宇山恭平(g)【25歳】、金井英人(b)、富樫雅彦(ds)

”栴檀は双葉より芳し”ということですかね、特に富樫!

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ポール・ブレイ「ジャパン・スーツ」

2019年09月20日 | ジャズ、音楽

お盆頃から週2回のペースで鍼治療を受けている。
右肘はかなり良くなり(8割程度か)、軽い刀なら片手で振れるようになった。
今はあきらめていた左足先の麻痺、痺れ、痛みを中心に治療中。
麻痺はなくなり、若干の痺れと痛みが残っている。
口は悪いけど腕は良い先生・・

ゲイリー・ピーコック(b)バリー・アルトシュル(ds)
1977年ポール・ブレイ初来日時のライブ。
ここ一週間毎日聴いているレコード、それもA面ばかり。

序盤の気合と緊張感に溢れたゲイリー・ピーコックに耳が奪われます。
おらがジャズに望む、”何か違うこと”がこれから始まる感じが最高!!

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ゴードン・ベック「For Evans Sake」

2019年09月17日 | ジャズ、音楽

昨日、教会で弦楽三重奏を聴いた。
響きがとても良く、もうクラシックは無理となりかけてるオヤジもうっとり。
本来こういう場所で演奏される音楽なんですね。
個々の楽器が明瞭でありながら、気持ちよく混ざり合ってた。

コーチャンフォーで見つけた1000円CD。
通が選んだような作品が並んでた。
エルビン・ジョーンズの「オン・ザ・マウンテン」なんかもあった。
LPで持ってますけど、これエルビンを堪能できる好きな作品です。

「イギリスの熟練ピアニスト、ゴードン・ベックが、70年代マイルスグループに在籍していたデイブ・ホランドと
ジャック・デイジョネット、そしてフランスの鬼才ジャズ・ヴァイオリニスト、デディエ・ロックウッドと
いった錚錚たるメンバーによるカルテット、1991年録音」
ビル・エヴァンスへのトリビュート作品。

リーダーのことは知らなくても、デジョネットとホランドが参加していれば手が出てしまいます。

ビル・エバンスに捧げた作品ですが、ほとんどオリジナル曲で構成されており、エバンス臭さは少ないですね。
強力なドラム、ベース目当てで、そこは期待通りで、個々の技量は高いのでそこそこの仕上がりにはなっているが
メンバーの競演によるケミストリーは発生していない。
エバンストリビュートならもっとインタープレイも・・・

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居合はじめました。⑬

2019年09月13日 | 居合


ヤフオクで購入した日本刀、三原正興の鑑定書です。
一般素人にとって”鑑定書”はとてもありがたいものに思えますが、けっこういい加減らしいです。
おらの刀は三原派のモノであることは間違いないみたいですが、どうして”正興”と断定できるか
わかりません。
見る人が見ればわかるのでしょうか?何か言い伝えがあったのでしょうか?
勿論無いよりはあった方が良いですけど・・

拵えの全体写真です。
それ程古くて高級なものではありませんが金茶色系でコーデネイトされており、使用には耐えられそうなもの。
既に鍔は別物を購入したけど、金具とかも凝りだすとキリがないみたいです。
骨董美術品の世界は深そう・・・

 

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マイルス・デイヴィス「ラバーバンド」

2019年09月10日 | ジャズ、音楽

1985年ワーナー移籍後の一発目として吹き込まれながら、お蔵入りした幻作品がついに日の目を!!
というので即購入。久々の新譜ワクワク・・・

ゴム紐をテーマにした作品???

確かにバリバリ吹くマイルスがいますが、ポップス系のアルバムにゲスト出演してる感じで

”主役感”が無い・・・


ポップス系の作品としては荒っぽい仕上がり、そこがジャズっぽいとも言えるのだが・・・

マイルスといえども、ちゃんとプロデューサーが付いて仕上げないとダメなのね。
アルバム作品としては「TUTU」が最後の華だったのですね。

ボツには理由があるのですね。
(それでも今となっては”ありがたい音源”ですけど・・・)

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アート・ファーマー「ホエン・ファーマー・メット・グライス」

2019年09月03日 | ジャズ、音楽

鍼って効きますね。
足先の痺れと肘の痛みがかなり軽くなりました。

最近阿波踊りや達郎ばかりでまっとうなジャズを聴いていない。
秋の気配を感じ、久々にアート・ファーマーを、それも買って数回しか聞いていない本作。

どうも2~3管フロントの典型的ハードバップ編成が苦手なおら、本作も”ありきたりなジャズ”と
思い込んで棚から取り出すことがなかったけど、これは一味違いましたね。
馴れ合いではない、それぞれがしっかりと己を貫いた"和して同ぜず”という感じ。
ファーマーの音色はとても穏やかで優しく感じるが、吹き過ぎないストイックなスタイルに
”強さ”を感じます。
ベニー・ゴルソンとやると話は変わってきますが・・・

コメント (2)
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