にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

東京ザヴィヌルバッハ「Cool Cluster」

2006年04月28日 | ジャズ、音楽
ヤフオクにて総額1388円で購入。
saxの菊地成孔とkeyの坪口昌恭からなるユニット、東京ザヴィヌルバッハの第1作。

あの頃、あんなに熱狂したはずのウェザーリポートだったのに、おら個人もジャズシーンも解散後は何事もなかったかように黙殺したのは、何故なんでしょうねえ?

ジョー・ザヴィヌルの成果を誰も、引き継いだりパクろうとしないまま、20年位が過ぎようやく、この日本で菊地成孔達がザヴィヌルをリスペクトするユニットを立ち上げたんですね。

いろんな音やキーボードを重ねて曲を作り上げていく様は確かにジョー・ザヴィヌル的であり、類似した部分もある。(ハンコック的なところもあります。)
ま、電子ジャズですが、ありそうで無かったサウンドです。
ニヤリとしつつ、ザヴィヌルやハンコックを通過した今の音を楽しむのが正しい聴き方でしょうか。
熱血感動巨編ではないですが、好きだなこれ。

8月に来札予定だし、ちょいとジョー・ザヴィヌルに注目!でしょうか?


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たまか肛門か(犬の)

2006年04月27日 | 日々のこと
ハスキー犬びりお(13歳)の肛門が腫れあがってたので、病院に連れて行った。
がんかもしれないが、去勢してない犬の場合はホルモンバランスのせいなので去勢をすれば治ると言われた。
え~こんな高齢になってから、タマ取られるなんて同性として納得できない。
医者にはしばらく考えさせて欲しいと告げ、とりあえず抗生物質もらった。
どうせあと数年の命だし(今は凄く元気ですよ)、
タマ持ったまま男子の一生を終えさせてやりたい気もするが、
お尻が腫れたままでいいのか・・・・
どうしても我が身になぞらえてしまう。

う~ん、たまか肛門か、あなたはどっち?!

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ハービー・マン「メンフィス・アンダーグラウンド」

2006年04月26日 | ジャズ、音楽
これも歯医者の帰りに玉光堂で購入、1500円也。
歯医者行く度に、CD購入してる。
怖い怖い歯医者を我慢したご褒美?おらは幼児か!

なんとハービー・マンです。実は聴いたことがなかった。
ラリー・コリエルとソニー・シャーロックという尖がりギターにミロスラフ・ヴィトゥスのベース。
出だしからのゴキゲンなエレキベースで、「おっ!いいじゃん」が聴きすすむうちに、けっこう一筋縄でいかない内容ではないですか!
当時はハードコアなジャズマニアに馬鹿にされてたというが、イージーリスニングじゃないです。
ロイ・エアーズのバイブとソニー・シャーロックが効いているのか、けっこうえぐいサウンドです。全然古びていない。ソニー・シャーロックだけのアルバムはあんまり聴きたくないけど、こんな場面でのぶちきれ具合は絶妙ですね。

凡庸なサックスプレーヤーだったハービー・マンがフルートの第一人者になり時代を先取りしてたんですね。この後はブラジルやレゲエにも手を出したらしいですが、これは早過ぎてフライングだった?

当時の電気=商業化、ふざけた音楽という図式の評価だったようですが、結果としてはけっこうみんな聴いていたんですよね。
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スガ シカオ「TIME」

2006年04月25日 | ジャズ、音楽
村上春樹が誉めてたので、レンタルで聴いてみた。
ちょっと前まで、シカスガオだと思い込んでた。本名は菅 止戈夫だって。
広告代理店でのサラリーマン生活を経て、30歳でデビュー、今年で40歳になる。
決して若者アンチャンではない。

ちょい聞きすると、流行り唄に聴こえるが、繰り返して詞をよく聴くとけっこう面白い。
冒頭の「さなぎ」では
「家畜に名前が無いように あなたの名前を忘れてしまうの 
思い出して泣いてしまうよりも あなたを自体を消してしまうの」だし

魔法では
「何故あの日ぼくの部屋で朝まであんなことしていたんだっけ?
 右手からあの女のニオイがずっといつまでたっても消えやしない
 ぼくにいまだ付きまとうひどいコンプレックスみたいに
 誰かに笑われたんだサカナが腐ってるみたいなにおいがするって
 何度も洗っていたら指に血がにじんで赤い水流れた」

おいおい、これはJポップの少年少女の世界ではないだろう。
実際こうして詞を打ち込んでみると唄の詞にしては流れが悪いような気がする。
このひねった詞を認識したうえで聴くと、けっこうはまりそうです。
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蛇池雅人ライブ 

2006年04月24日 | ジャズ、音楽
4月22日 岩見沢 ツムヴォール

友人がたまに飲もう!ライブもあるでよ!というので岩見沢へ行った。

2ケ月毎に定期ライブを開いてるらしい。今回はアルトサックスの蛇池雅人さんをメインにしたセッション。
蛇池サックスは札幌で活発に演奏してる方ですが、おら初めて。
ナイトアンドディ、ユードービーソー・・、マーシーマーシーなんかの今回はスタンダードオンパレード。
蛇池さん、いいですねぇ、音色も!
バックは手堅くまとまってたが、グループとしてのスリリングな展開はなかった。蛇池さんは普段はあまりスタンダードやらないと言ってたので、本来の演奏も聴いてみたいです。

会場はほぼ満員で盛況でしたが、店主?が騒がしかったたのがちょっと難でした。
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スピーカーの使いこなし

2006年04月21日 | オーディオ
狭い家であり、親爺部屋なんてないので、寝室をリスニングルームにしている。リスニングポジションはスピーカーの中央ではないためアンプのバランス調整してたが、定位がいまいちだった。
同軸2ウェイのアルテック604H、定位はビシッと決まるはずだが、距離・角度がけっこう微妙のようで、以前のパイオニアS9500の3ウェイの方が、案外ルーズに決まってた。
古きアメリカ製なので大らか・大雑把かと思ってたが、さすがモニタースピーカーだけあって繊細な調整が必要のようです。
右側を少し外側に向け、ちょっとずらしただけで、、定位・音像ががらりと変わりました。
ほんとは、604は並行に置くべきらしいのですが、いんちきな箱で低音が怪しく、高音ホーンが強力過ぎてバランス良くないからなのでしょうね。
本来スタジオ等のプロの現場で活躍すべきものが、日本のウサギ小屋で夜中こそこそ鳴らされるのはかわいそうなんですが・・・

某オーディオ屋さんの話では、ユニットは弦楽器の弦の部分であり、箱が大事だという。
適合した箱に入れないとせっかくのアルテックも持ち腐れ状態?
確かに暫定箱のまま人生終わりたくないし・・・でも20万円はかかりそうだし・・ふぅ~
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アート・ペッパー「サーフライド」

2006年04月20日 | ジャズ、音楽
サボイレーベルのアート・ペッパーの初期リーダーアルバム。
歯医者の帰りに寄った地下街の玉光堂にて購入、1500円。

聴き逃していたペッパーの初期代表作、廉価盤ゆえ購入。
50年代前半の作品で、SP時代の名残で1曲の演奏時間が短いのだが、かえってこれが1曲1曲が武道の演武のように、無駄なくタイトにまとまってていい。
 パーカースタイル全盛期に白人のハンデ(?)にもかかわらず、自分のスタイルで勝負してたんですね。
ペッパーは前期、後期の評価いろいろあり、優劣付けることもないけど真の輝きは前期ですね。

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新庄やっぱりか!

2006年04月19日 | 日々のこと
西武のカブレラに「ぼけっ!」と吐き捨てた江尻、チューバッカみたいなズレータが殴りかかってきても逃げずに向かっていった金村。巨漢外人相手にプロレスのような遺恨因縁ができたり、八木や川島の活躍でワクワクしてるこの頃でした。

そんな中、新庄の電撃引退宣言を、驚きつつ、やっぱりかとさびしく受け止めた。
4月に引退宣言した選手が10月まで持つのか?監督はどう使うのか? 
せいぜい8月くらいまでかな、あとは鵜久森でも抜擢して次の体制を整えていくしかないのだろうな。
こんな時期の引退宣言を批判する声もあるが、これでしばらく球場にファンは詰め掛けるだろうな、しばらく「さよならフィーバー」が続くのかな、キャンディーズみたいに(古!)

ということで、4月22日のロッテ戦が今シーズン初観戦となりそうです。
4月30日のソフトバンク戦はもしかしたらズレータの復帰第1戦になるかもしれないのでこれも行きたいなあ・・
(乱闘見るなら内野席?)
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アキコ・グレース「フロム・ニューヨーク」

2006年04月18日 | ジャズ、音楽
Akiko Grace(P), Ron Carter(B), Bill Stewart(Ds)
2001年の録音。

嫁とレンタルショップに行った際、わずかなジャズコーナーにあった1枚を借りてみた。
(嫁はドリカムや松山千春!を借りてた。)
若くてきれいなおねーさんの新人ピアニストを売り出すべく企画され、スイングジャーナル誌のゴールドディスクにもなったアルバム。

世間の評判は良いようですが、おらはこのピアノに何も感じなかった。きっとお上手で現代の音なんでしょうけど、なにもこの演奏を聴いて時間を過ごす必要はないのではと思えてくるのです。ベース、ドラムはビッグネームだけどお仕事してるだけ。
「東京芸大とバークリーを優秀な成績で卒業され、いきなりメジャーデビューされました。幼少の頃から英才教育を受け、クラシックの素養が充分あるうえでのジャズゆえ、そこらへんの・・・」

だいたい、純然たる日本人なのに、これは芸名か!?
チャーリー浜やグッチ裕三と同じ発想かあ!
現在の個人的なコンディションのせいかもしれないけど、あんまし付き合いたいタイプではなさそうです。
(ありえないけど)

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消えたブログ

2006年04月18日 | 日々のこと
時々のぞいていた、日本酒のこと等のブログが消えてしまった。
数日前から、変なコメント攻撃があり、コメント受付できないようにしていた。
それでも日記のアップを続けていたのですが、今日見ようとしたら、gooのブログページしか表示されません。
どんな事情か、わかりませんが、何か嫌な出来事があってブログ止めたのなら残念です。

ブログは、おらのような者でも簡単にでき、手軽さの割によくできた仕組みだし、おら個人にしてみれば50歳を目の前にして聴いてきた音楽を振り返る=ちょっとした自分史の確認行為にもなり(他人様が読んで面白いものではないかもしれないが)、オーネット・コールマンのよさを教えてもらったり、まあ楽しいブログライフなわけです。

反面、全世界に自分のことを露出させる行為でもあり、匿名性があるとはいえ、どんな人間でもコメントを寄せることが可能であり、誰でも簡単に良いことも悪いこともできる。
どんな道具もシステムも使う人間次第なわけで、ネットやブログも始まったばかりだし、いずれそれなりの”秩序”ができるのだろうかな、でも”秩序”ができてしまうとつまらなくなる場合もあるし・・う~ん・・
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