にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

フランク・ザッパ、レコード

2007年08月31日 | ジャズ、音楽
中標津の「WAZZO」に行った以上はやっぱりザッパのアナログレコード。
ザッパのアナログ盤はメチャクチャ音がいい。アナログで聴く価値が充分ある。
ジャケットがおしゃれな「いたち野郎」に惹かれたが4000円するので結局、お値打ち感のある2枚組2作品を購入。

「JOE'S GARAGE, acts 2 & 3」
「act1」が1枚もので出てその後2枚組で「2&3」が出て、CDでは1から3まで一緒になった。
なので(?)2枚組だけど中古1000円。
映画音楽みたいです。「act1」からストーリーが続いているらしいのですが、まあ気にせずにゆったりとザッパのギターを楽しめます。音質もいい。凝縮された作品ではないけど、ザッパのスケールの大きさを感じます。
でも、なんか違物感があるんですね・・・
ベースが原因でした。ブリブリのチョッパーベース、チョッパーは嫌いじゃないし、当時は最新のサウンドでご機嫌だったのかもしれないが、さすがに今聴くとちょっぴり恥ずかしいような、曲から浮いているような感じ。
これも一興でしょうが、ザッパが生きていたら、このままにしていたかなぁ~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古いトラクター

2007年08月30日 | 日々のこと
三友牧場にあった古いトラクター。昭和40年代の井関TB20(調べたらポルシェライセンスの空冷エンジン搭載ですって)フロントグリルが欧米テイストでオシャレに見えて写真に撮った。
こういう年代ものの産業機械にちょっと惹かれます。特に古い雪上車なんて軍用車両の味わいがいいです。
(日本軍の戦車をしばらく道内で雪上車やブルドーザーに改造して使ってたらしい、残骸どこかにないのかな)

古い機械のほかに軍事遺跡にも惹かれます。(史跡は北海道にほとんどありませんしね)
大樹町のトーチカや根室市落石の無線局跡なんかいいですね。丘珠の掩蔽壕はまだあるのでしょうか?

ちょっと気味悪いけど廃墟にも・・(廃墟のホームページってけっこうありますね、思わず見まくってしまった。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三友牧場のチーズ

2007年08月29日 | 日々のこと
中標津の農道は、ゆるやかなアップダウンがありながら遠くまで見通せる一本道、北海道のなかの北海道という風景。美瑛なんて人工的でつまらん。
車のコーナリング性能試すにはもってこい、路外転落したら、誰も通りかからないけど・・・・

三友牧場チーズ工房に行った。
ここの牛は少数精鋭で輸入飼料等は与えられず餌は牧草だけで、放牧されてのんびり暮らしている。
ストレスの無い健康な牛から搾った乳で、自家製チーズを造っている。
奥さん一人で造っているので少量生産で市場には出ていない。(札幌での販売を検討中とのこと)
口コミ人気で製造が追いつかず、残念ながらおらの好きなハードタイプは12月まで品切れ。
ソフトタイプとクミン入りのゴーダを購入。

綺麗に手入れされている牧場内を散策。3匹の豚が囲いの中にいたが、とても人懐こく柵沿いに歩くおら達にずーっとブイブイ言いながらついて来る。いずれ食われてしまうにせよ(?)とても可愛がられて育っているのがわかります。
姿は見えなかったが、鶴の鳴き声も聞こえた。
農場全体がいい雰囲気でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中標津へ

2007年08月28日 | 日々のこと
嫁の実家、中標津に行った。
行く度に高速道路が伸びている。途切れながらも丸瀬布近くまでいける。お陰で行きも帰りも5時間台!
(夜なら夢の4時間台も充分可能・・安全運転、安全運転・・)

恒例の道楽レコード店「WAZOO」に行く。(”道楽”は悪口ではないです。ゴージャスに”道を楽しんでいる”と思います。)
相変わらず、怪しげなアルバムが多い。
おっ!ザッパの紙ジャケCDがある、もう市場には無いはずだが、定価で売ってる。(おらは紙でもプラでもどっちでもいい人ですが)
石渡ギターのSALTもある。

店主は年1回だが、合う度にいろいろ教えてくれ、音楽話は尽きないが嫁を待たせているのでザッパのアナログレコード買って30分位で退散。

墓参り、新しくできた温泉(マルエー温泉俵橋)に入ったりした。
それにしてもこの町は、人口の割りに異常に商業施設が多く、買物するなら札幌より利便がいいかもしれない。旧市街の商店街はかなり寂しくなってきてはいるが、よそ者からは道内で最も活気のある町に見えるに違いない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富樫雅彦

2007年08月24日 | ジャズ、音楽
パーカショニスト富樫雅彦が22日に亡くなった、享年67歳。
「スピリチュアル・ネイチャー」がスイングジャーナルのディスク大賞になったことで買ってみたが、その頃のおらには良さがわからずLPを直ぐに手放してしまった。
時が経ち、中古CD屋で見かけ何とはなしに買った。一度手放したアルバムを再購入したのは初めてかもしれない。
歳を経ておらもこの玄妙な世界を楽しめるようになっておった。
演奏内容と同じように地味に好きになっていた。数えたらアルバム8枚あった。それ程無いおらのレコード棚では多いほうだし、日本人では最多である。
こんな事言えるか判らないが、足使えなくなったことでただのジャズドラマーから、唯一無二のパーカショニスト富樫へと飛翔できたような気がする。

夕べは遅かったので何も聴かずに寝てしまったが、今夜は富樫を聴こう、先ずは「ブラ・ブラ」(ドン・チェリー、 スティーブ・レイシー、デイブ・ホランド)あたりから・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食器洗い機

2007年08月23日 | 日々のこと
先日、掃除機(22年使用!東芝製、モーターは健在だがホースの穴をふさぐテーピングに限界、「あまり掃除しないから長持ちしたんだね」と嫁に言ったら殴られそうになった。)を買い換えた。
その時電器屋に並んでいた食器洗い機に嫁の目が行った。
「へぇ~6万円位で買えるんだ、欲しいなあ~、ねえ~」
「あのその、お前の稼ぎで買うのなら、いいけど・・・」
確かに嫁の仕事の時間帯が遅くなり、夜の台所片付けは若干しんどそうだけど、「働く私へのご褒美」だとか言って買ったマッサージ機(30万円)の分、まだ働いていない気がするし・・・結局押し切られて、買う破目に。

店で即決しそうになったが、寸法とか情報仕入れてからということにした。価格は圧倒的にネットが安いし、ネックであった水道分岐栓も自分で出来そうで、機種は家電メーカーではなくTOTO(ネットでおよそ4万円)に決定。

水道は分岐栓ではなく蛇口そのものを自分で交換(TOTO製、ネットで定価4万5千円を2万5千円)することにした。古いのを取り外すに工具が合わなくて難儀し、これだけでヘトヘトになってしまった。プロの工賃はそれなりに妥当なものなんですね。

洗い機そのものは水道つなげて置くだけなので、簡単に設置。
けっこうでかい。もう少し余裕のある台所にすべきだった。(9年前には洗い機なんて発想はなかった)
6人分の食器を洗えると言うが、鉢や丼等は並べ辛く食器をパズルのように工夫して入れないと駄目。
「漂白」や「乾燥」などのモードもあるがおそらく我が家では「洗剤なし」か「短時間8分」中心で「乾燥」は使わないと思う。
食器を乾燥すると滅菌されて衛生的とマニュアルに書かれているが、そんなもん怖くてうちの飯が食えるかっ!(?)

果たして嫁の家事負担は軽減されるのでしょうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寺田町、瀬尾高志「緑色の夢から」

2007年08月22日 | ジャズ、音楽
我等が瀬尾画伯と寺田とのデュオアルバム。

おらのアルテックとの相性もあるのだろうが、我が家で聴く寺田のCDはとても音がリアルでいい。ライブで聴いた寺田がそのまま入っている、下手なライブ行くより(雑音や煙草の煙無いし)うちで聴いた方が増しと思えるくらい。
本作も例外ではない。(なんだこの表現、4流評論家みたいですね・・)瀬尾のベースもそのまんま入っており、彼の音を聴くにも最上の録音。(スタジオではなく猫が寝そべる普通の家で録ったとのこと。)

デュオアルバムではあるが瀬尾はサポート役、でもそれが長年のコンビのような安定感を生んでいる。
寺田の唄世界は詞もちょっと難解になり、段々ディープになってきたような感じ。
例えば、ちょっと聴きではノリのいい「その雨が降るまでは」と言う曲の詩の抜粋

『昔この橋のたもとでどんなことがあったのか
あの空は憶えてる
この川は知っている

少女は恋をしていた
バレリーナを夢見ていた
少年は恋をしていた
誰のことも傷つけたくなかった

いやなやつが来たので
彼女は走り出す
いやなやつから友だちを
ただ守りたかったんだ

いつものように朝はやってきた
いつものようにみんな出かけてゆき

空はまぶしく川は輝いていた
いつもとは違うその雨が降るまでは』

あ~一体何が起きたんだろうなあ、嫌なことだろうなあという思いが棘のように残る。

(瀬尾画伯にまたサインをいただいた。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローチ、ゴーヤ

2007年08月21日 | 日々のこと
マックス・ローチが16日に亡くなった。享年83歳。
第一線から退いて久しく、プレーヤーとしては既に過去の人ではあったろうが、歴史上に輝く偉大なドラマーであったことは誰しも認めるだろう。ライブで観た、ハイハットだけのソロプレイが印象深い。ローチ入りの作品どれも名盤、パーカー、パウエル、モンク、サキコロ、クリフォード・ブラウン・・今夜はどれを聴こうか・・

ゴーヤ、とりあえず1個生りました。やや細身だけど30cmあります。まだきゅうり位のサイズのものが数本、小さいのがけっこう生えてきてます。5本以上採れたらうれしいなあ。

苦味はマイルドですが、チャンプルーにしておいしくいただきました。
実はいっぺんに生ってしまうのでゴーヤの毎日になりそうだなあ、たまに食べるからいいのであって毎日だと・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日ハムVSロッテ2連荘

2007年08月20日 | 日々のこと
8月17日札幌ドーム
職場の上司から、やたらいい席(ネット裏のスーパースターシート)のチケットをもらった。
ネット裏の最前列にはスコアラー達が陣取って情報蒐集しており、その近くの幅の広くてクッションの効いたテーブル付きのシート、トイレや売店もVIP専用(限定メニューまである)、お金持ちはこうゆう風に野球見てるのね。(でもおそらく身銭切ってこの席に座ってる人は少ないでしょう。)
いつもは静かに観てるのですが、直ぐそこがネクストバッターなのでつい叫んでしまい、喉がらがら。

嫁の都合がつかず、友人I氏を誘った。I氏は社会人チームにもいた野球経験者だが、札幌ドームは初めてという非トレンディな人だが、ドームの立派さと盛況さにやたら感動していたみたい。
快勝で気分もよろし。

8月18日札幌ドーム
嫁が前日行けなかったのが悔しいというので、友人からチケットと駐車券をゲットしドームへ。夏休みの土日はほぼ満席のようで自由席はとうの昔に売り切れらしい。
この日は自由席で11時の開場時間前にドームに着いたが、もう入場待ちで長蛇の列。昔はハム・ロッテ戦なんて円山の芝生で日光浴しながら寝そべって観たものだし、芝草やエチュバリアがいた頃(3年前)には想像もできない盛況ぶり。
試合は負けてしまったが、ロッテ応援団にちょっぴり憧れる。(でも年輩者には無理だろうなあ・・)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイルス「イン・コンサート」

2007年08月17日 | ジャズ、音楽
ここ数日暑くて真空管アンプ使うの自粛してましたが、やっぱお盆過ぎると札幌の夏は終わり(?)、熱を気にせず聴けるのだ。

何故だか最近の愛聴盤。
「オン・ザ・コーナー」の失敗ライブヴァージョンと言われているが、確かに緩い。
本来、緊張感が売りのマイルスの諸作のなかではこの緩さがかえって貴重なような気がします。
夏の夜、アガパンやダークメイガスではいささかしんどい時のなごみの1枚。

アガパンの主要メンバーだし、曲もエレクトリック期の代表的なのが並んでいるのに「オン・ザ・コーナー」の突き抜けた感じ、宇宙的な拡がりは一切なく、目前でポコポコやってるしょぼさが好ましい。
御大マイルスはいつもどおりの演奏なんだけど、周りがマイルスを怖がらずに脳天気に楽しくやっており、マイルスもやや諦めた感じ、でもあとでヤキ入ったのだろうなあなんて思わさる。

ちなみにLPレコードで、1面の裏は4面、2面の裏は3面となっている。欧米ではオートチェンジャーのプレイヤーが普及していたのが理由らしいが、おらは適当な順番で聴くことが多いです。

joefreeさんの情報では「Complete On The Corner Sessions」6枚組が来月出るとのことです。
う~、お金無いし、買ってもあまり聴かないような気がするし・・
でも持っていたい気もするし・・・

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする