にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ADAM F7

2016年04月28日 | ジャズ、音楽

ヤフオクで落札したパワードスピーカーADAM F7が届きました。

321mm(高) x225mm(幅)x266mm(奥行)、重さ9Kgの本体。
思っていたより小さい、パワードモニターでは大きい方だが、オーディオ界では小型。
外装も高級感は無く、見た目、手触りはあまり期待を抱かせない・・大丈夫?
電源プラグは極性の表示がある、この辺はちゃんとしてる。
とりあえずJBL4312の横に置き、カスタムDACは使わずDVDプレーヤーと直結、とりあえずセッティング完了、即音出し。

!?

!!!

これは驚いた!ぶっ飛んだ!
鳴りっぷりが良く、特にモリモリと低音が出てくる。
我が家ではこれ以上無理という大音量でも全く破綻しない。
今まで聞こえなかったゲイリー・ピーコックのベースの余韻が聞こえる!
ALTEC604であまり鳴らなかった、ロリンズ「ウェイ・アウト・ウェスト」のレイ・ブラウンがブンブン唸る!
クラシックのホールの響きを感じる~
ロック系のバスドラがドスドス効く~

高域も刺さる刺激感はなく、
「サムシンエルス」のマイルスが録音が新しくなったように明快に聞こえる。

古い録音の方がよく聞こえます、情報量が増えた感じ、
新しい録音は、とにかく低音が豊か、中高音はその低域に影響されずすっきり鳴る。
目玉であるツィーターよりも、低音の凄さに圧倒されてる・・・
モニタースピーカーなのに、ちょっと低音がファットな感もあるが、気持ちいいですね。

自宅で鳴らしたスピーカーでベストです!
JBL4312Bを、一蹴です。

しばらく、いろんな音源を聴きまくります・・

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パワードスピーカー③

2016年04月25日 | オーディオ

 

パワードスピーカー大いに興味はありますが、まだJBL4312を聞き込んでおらず、慌てて購入する必要性は全く無いのですがヤフオクをのぞいてしまう。
気持ちの中に、JBLは何でも楽しく再生するけど、その分インチキ臭いというか味付け過多なのではないかという疑念があり、
もう少しニュートラルというか正確な音への欲求がある・・


GENELECあたりはタマ数が少なく中古でも強気の値付け。
ヤマハはちらほらあるが、新品を買った方が無難かなという感じ。
そんな中で見つけたのが、ADAMのF7(新品1本4万円位)というモデル。
主力のAシリーズのローコスト版らしい。

オークションで中古を買うなら、新品価格の半額以下でないとうまみは無いのですが、
悪い癖で、ついヒートアップしてしまい、送料込みで41,000円で落札してしまった。

ああ、やっちまった~、狭い家にまたスピーカーが来てしまうことになっちまった~

17.5cmウーハーと50kHZまで再生するというARTツィーターのバスレフ2ウェイ。
低域60W,高域40Wのアンプ搭載。(詳細はネットで見てください。)

何よりこのツィーターに特徴があるらしい。
メーカーの言を引用すると
「スピーカー界におけるノーベル賞ものの発明と称賛されるハイルドライバーは、
アコーディオン状に折り曲げられたダイアフラムが磁界内に置かれ、そのダイアフラムに仕込まれた導体に信号電流が流れると、
隣り合ったプリーツ同士が吸引および反発を行い、その谷間の空気を放出または吸入するという動作原理に基づいています。
この方式の第一の特徴は、通常のユニットがダイアフラムに接した空気を1:1の比率でドライブするのに対し、
アコーディオン状のプリーツによって圧縮された空気が3~5:1の比率で外気をドライブするエアモーション変換動作にあります。
それはピストンモーションで空気を直接ドライブする、といったいわゆる一般的な形態による振動板というものは存在せず、
したがってそれに起因する伝達ロスや歪みも発生しません。
しかし何よりもハイルドライバーのメリットは、圧縮伸張動作を行うダイアフラムによって、
空気の動作スピードが何倍にも加速されることがあげられます。それはちょうどホーンと同じように空気負荷がよくかかることを意味し、
立ち上がりおよび立ち下りの時間は大幅に短縮されます。結果ふつうのダイレクトラジエーターでは決して得られない、
圧倒的なダイナミックトランジェントが実現されることとなります。」
凄そうじゃないですか。

こんなハイテクツィーターですが、youtubeで見ると、おばさんがプリントされた基盤を定規当ててカッターで切り、
手で折り曲げて作っていました。手作り感満載?!

さて安物買いの何とやらになるのか?少し不安ですが、到着が楽しみ~

 

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パワードスピーカー②

2016年04月18日 | ジャズ、音楽

熊本の地震、うちの会社のお客さんもけっこう罹災されているようです。
大変そうです・・お見舞い申し上げます。
 

興味を持ったパワードスピーカー、候補は

国内ブランドではヤマハかな。
ウーハーの大きさで値段がけっこう違う。
価格は1本当たりだいたい
MSP3  14,000円(10cm)
MSP5  25,000円(12cm)
MSP7  50,000円(16cm) 

少しでもウーハー大きくなると、要求される箱の大きさ、強度が高くなりコストに反映されるという工業製品として
まっとうな商品構成、価格形態に思える。(オーディオ界では理解不能な価格ありますからね・・)

MSPのほかにローコストなHS(16cmでも23,000円)というシリーズがある。
パルコの島村楽器で聴き比べたが、MSPの方がすっきり分離が良い感じ。
値段の割にHSも悪くは無い、安くてでかいHSもありかも。(白いウーハーの見てくれもいいし・・)

海外ブランドでは
まずGENELEC。
録音スタジオの壁に嵌め込まれている大型モニターでよく見かけるブランド。
評判も高いが価格も高い。
おらの予算ではせいぜい10cmサイズ・・
小さくて高音質というのはデメリットではないけれど・・・

もう1社がADAM。
ドイツのブランドで最大の特徴はARTツィーター(ハイルドライバーの改良版、50Kzまで再生)。
ここもちょいと高価(17.5cm 75,000円)。

そしてTANNOY。
価格も手頃で、こんな記事も

http://www.ippinkan.com/tannoy_reveal.htm

ALTEC~JBL、そしてTANNOYというのもありかな?

(こうやってあれこれ考えているときが一番楽しいですね・・)

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パワードスピーカー

2016年04月12日 | オーディオ

 

スピーカー(アルテック604)とアンプ(ラックス KMQ60)を売払った金が10数万円ある。
これが最後のオーディオ資金なので慎重に使うべきなのだが、消費意欲を押えられないのがビンボ人の性。
(小金も持ち続けられねえのです・・)

ブランド信仰も覚め、古ぼけたビンテージも卒業。
しかし本格オーディオでは10数万ははした金で、ロクなものが買えないという麻痺した世界。
スタジオ業界に目を転じて、着目したのがパワードスピーカー。

どれだけの人口がいるのか知らないけどDTM(Desk Top Musicの略で、パソコンを使用して音楽を作成編集する事)をやる人向けや
音楽スタジオ用の小型のスピーカー。
主に2ウェイで、パワーアンプがそれぞれのユニット用に内臓(マルチアンプ)されている。
ヤマハの上級機種(MSP7 6.5インチウーハー)でも1本50,000円位で値段もサイズも手頃。 

 

録音のあら捜し用でそっけない音だとか、振動する箱にアンプを詰め込むなんてもっての外という意見もあるが、
すっきり色付けのない音で、メーカーがうまくチューニングしてまとめているのではないかと。
振動よりネットワーク無いことにメリットがあるかと。

ここ数年オーディオの会で、色んなシステムを聴き、ケーブルやセッティングで音が変わることを散々体験した挙句
現時点でたどりついたのは、「ほどほどの音で音楽そのものを楽しむべし」という境地。
パワードスピーカーにCDプレーヤーつなげれば、はい完成というお気楽さ、その癖侮れない音を目指したい。

候補は国内ブランドならヤマハ、フォステクス、海外ならGENELEC、ADAM、TANNOYといったところか。
その前に置く場所あるのか?
オヤジ部屋(JBL4312)、寝室(自作スパイラルホーン)、リビング(ビクターSX3)に3セットあるのですが・・・

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ハン・ベニンク「21 Years Later (Train Kept a Rollin)」

2016年04月11日 | ジャズ、音楽

外は雪・・これが北国の春・・

ベニンクさん、今も健在(74歳)で面白い演奏をしているらしいということで、アマゾンで本作ポッチ。

修羅場を潜り抜けてきた百戦錬磨のドラマーとおチャラケギタリスト?( Eugene Chadbourne)とのデュオ作品。
楽器だけだと、真摯なインプロと思わせる場面もあるが、ボーカル(ギターの人)が入った途端に一気に緊張感が失せる。
”へたうま”ではなく「そんなのありかよ~」と言う位”へた”、そうするとギターも”なんちゃってインプロ”に聞こえてくる。
でも、全く不快ではなく、これも悪くないと思わせる不思議さは、何でだろ~

このギタリスト、ジョン・ゾーンのグループで大暴れしてた人らしい・・・
やっぱ只者ではない・・う~ん・・

ゆるさの中に時折見せる、殺気・・・違うかな~

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ナナ・バスコンセロス

2016年04月08日 | ジャズ、音楽

ブラジルのパーカッショニスト、ナナ・バスコンセロスが3月9日に亡くなった。
おらが持ってるリーダーアルバムはECMの本作のみであとはエグベルト・ジスモンチとの共演盤が数枚。
ジスモンチは一時期ヘビーローテーションだったので、ナナさんも聞き込んだ方の人。

本作もジスモンチとの共演にストリングスが少々。
1曲目はビリンバウのソロ。
こんな楽器をじっくり聴く機会もあまりなく、広大なブラジル音楽界の一部をECMというフィルターを通して垣間見たに過ぎないかもしれないが、アジアの片隅にいるおらが聞いて「いいねっ!」と思わせたことは事実。

この4月に東京でジスモンチとデュオコンサートを予定していたらしいが、ジスモンチ単独のナナ追悼コンサートになったらしい。
共演者がいないのは寂しいが、巨匠入魂のライブになることは間違いないだろうなあ。

 

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ONKYO C-7030

2016年04月04日 | オーディオ

U氏からCDプレーヤー(ONKYO C-7030)を借りた。

値段は安いけどしっかり作られた機種らしい。

市販品とカスタムDAC(金田式、電源強化版)との違いは如何に!?
というところでしたが、おらの駄耳ではなかなか・・
強いてあげると
ONKYOは、すっきりさらっとした感じ、
カスタムDACは、楽器の音色に熱さをほんの少し感じるかな?
違うことは違うが、レコードのカートリッジ程、CDは違いが無いなあ~

JBL4312Bがたいていの音源を楽しく鳴らしてしまうので、機器の違いをどうでもよくしてしまう。
恐るべしJBL・・・オーディオ探求もこの辺でやめて置くのが一番賢いのだろうなあ。

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