札幌オーディオ楽祭

ジャズ・オーディオ鑑賞会のスペシャル版？が昨日（7月28日)開催されました。

　　第１会場：紙ひこうき　　 
　　内容
　　　　１）ボーカルマイクの聴き比べ
　　　　２）2トラ38によるジャズマスターテープ再生
　　　　ゲスト：Moon Cold Studio代表 関井氏

　　第２会場：エンジェルアイズ　 
　　内容
　　　　３）オープンデンスケでのナマロク再生
　　　　　　　担当：横田恒一氏
　　　　４）自作アンプ・自作スピーカーでの再生
　　　　　　　担当：S.M.A.L.L

残念ながらおらは第１会場だけの参加でしたが、ボーカルマイクの聴き比べでは
なんとボサノバ歌手の長山智恵子さんが歌ってくれミニライブまでやってくれました。
マイクはノイマン、リボン型（ブランド忘れた）、シュアーの古いもの、シュアーの新しいものの４本を聴き比べました。おらはリボン型が良いかな。

2トラ38によるジャズマスターテープ再生 の裏メニューが凄かった。
そのままアルバム作品にできるような内容、音質の外人女性ボーカルの音源でしたが、あるところにはあるのですねえ。

関井さんにおらのシステムのノイズのこと相談したら、おらの見立てどおり「外部ノイズだろう、アースの取り方を工夫すれば解消可能」とアドバイスいただいた。
アンプの故障でなくて良かった・・・

カーラ・ブレイ「Sextet」

先ほど訪れた客先、閉め切った応接間、節電でエアコンも止めてある。
無愛想な女性がぬるい麦茶を出してくれ、待つこと１０分。
ぷへ～、蒸し風呂じゃ～、シャツもパンツもびしょびしょ～。

おらをジャズ魔界に引きずり込んだ（？）リルコさんに６月上京して会った時に
「カーラ・ブレイいいわよ～」というお言葉を賜り、とりあえず１枚。

昔、スタッフとやった作品などが持ち上げられていたが、ピンと来ずスルーしていましたが、導師リルコ様に言われると・・・

メンバーはカーラのオルガンに
Hiram Bullock（ｇ） Larry Willis（ｐ） Steve Swallow（ｂ） Victor Lewis（ｄｓ） Don Alias（per)という強力布陣。
出てきた音は予想を裏切る、メローでしっとりしたもの。
というか、カーラが強面ミュージシャンと勝手に思い込んでいるだけで、けっこうメロディアスでポップな人なんですね。
もう少しスパイス効いてもいいかな・・・豪快一発！のハイラム・ブロックも甘～い。

youtubeでもSteve Swallowあたりとこういった趣向でしみじみとやってますね。
紆余曲折の結果、こういう境地に辿り着いたような感じは悪くないです。

劇団どくんご

The Naked Dog Tour 12「太陽がいっぱい」
7月21日　円山公園内特設テント

”円山公園内に現れた怪しげなテント”というシチュエーションはなかなか良い雰囲気で期待は高まります。。
”こまごまとした宴会芸のようなものが続きます”という前口上のとおりショートコント的な展開。
公園も舞台にした展開や面白いネタもあるが、昔の前衛劇的なわけの分らんものも。
嫁は「あんな独りよがりのものはつまらんし、しきりに”いいんだよ、勉強しなくてもいいんだよ”とか言ってたけどそんなメッセージが今時通用するか！けっ！南の島で暮らすにしたって、緻密な計画、資金の裏づけがなければ無理なんだよ！」
う～ん、確かになぁ～、今時お茶の水博士みたいなハゲヅラ被られてもなあ～。
ポテンシャルはある劇団だと思いますが、方向が・・・

この辺は音楽にも言えるかな。
好みの問題かもしれませんが、それなりに起承転結があった上で、そこから逸脱したり際どく戻ったりあたりが好きなものですから・・・

 

納涼！！恐怖、短編映画まつり

オーディオのノイズ、電源コンセント差し替えで一時的に消えたが、また出てきました。
アンプが壊れていないのであれば、そんなに気にならないレベルですが、いずれは電源対策が必要？

７月19日円山特設テント

「どくんご」という劇団の芝居が円山公園内に特設テントで催され、今晩行く予定。
それに先立っての恐怖映画まつりがあり、芝居を予約した人は無料で観れるとのことなので行ってみました。

入場受付で「芝居予約したものですが～」と言うと
「ああ、どうぞ～」
「名前とかいいの？」
「はい、信用してますから～」という大らかさ。

”恐怖感”はほとんどなく、むしろ笑いが出てくるようなショートフィルム。
好み、質にばらつきはあったが、まあ楽しめました。
どの作品にも共通していたのが音楽の使い方が上手かったですね。

で、腹が立ったこと。後ろの席の女の足（靴を履いた）がおらの背中に何度も当たってきたこと。
振り向いて「ごるらぁ！当たっとるだろうがぁ！」とは言えずに、何ちゅうかそういうの面倒だったし、耐えた小心物の自分に後から嫌悪・・・
皆さんマナーを大切に・・・

アンプ心配

メインシステムの右チャンネルからノイズが聞こえるようになり、アンプの不具合を疑いだし、不安にかられておりました。

壊れたらサブシステムのラックス３８ＦＤで凌げるのですが、心配しながらあれこれ後継機を考えてしまうのが
この趣味の性でしょうか。予算は全く無く、家庭内ローンでせいぜい５万円がいいところ。
トライオード等の管球パワーアンプの中古か、ガレージメーカーの小出力のトランジスタアンプあたりが候補かな・・

ノイズの症状についてメカに詳しい友人のＨ君（いま某ＣＰＵ方面のＯＳ開発に携わっているらしい？！）に訊いてみた。
おらの家の近所にノイズの元があり電源に問題があるかもと言う。
そう言えば、おら宅のそばに（５０ｍも離れていない）ＪＲ学園都市線が走っており、この夏から電化されたのだった。
試しにアンプのコンセントを差し替えてみたら、ノイズが消えた！
恐るべし！ハッカーＨ君！

連休最終日

３連休なんてあっと言う間に終わりますね。
今日はこれからソニカのリコールでダイハツに、その後車掃除して、午後は野球見て、夜は気が向いたらジムへ、平和な休日・・・

カーオーディオの音質まで向上するという謳い文句に誘われ容量の大きいバッテリーに交換したソニカですが、音質はいまだ不明ですが、今までより２つくらい音量下げて聞くようになりました。音にメリハリがついたのか、高域が鮮明になったのか？

自宅オーディオのメインシステム（アルテック６０４の方）が、やや怪しい。
右チャンネルからノイズが聞こえたり、先日は音が割れるような感じがあった。
クラウンアンプＤ４５か？・・・
もうしばらく頑張って欲しいのですが・・・

休みでも、朝になると猫どもが起こしにきます。
先ずアビシニアン猫ねおが６時におらに乗りかかり露出している皮膚を舐める、６時１５分になるとラグドール猫おくまがのっしのっしをおらを踏み付け、メインクーン猫ふくが舐める。
あ～もう！勘弁してください～、いつもどおりの６時半起床だす。

ブルーバッテリー

昨日の出勤時、ソニカのエンジンがかからない。
バッテリーが逝ってしまった。
弱っているのは知っていたのですが、まさか夏場でダメになっちまうとは。
なんとかもたせて冬前に買い替えようと思っていたのですが・・・

近所のイエローハットでパナソニックのブルーバッテリー「caos」を購入、工賃込みで12,005円也。
従来型で4,000円、液補充の要らないタイプで8,000円、そして大容量の「caos」。
一瞬迷いましたが、「カーオーディオの音質も改善！」という謳い文句で「caos」に決定！
メンテナンスフリー、長持ち、まあ寒冷地だしね。

で、音質は向上したかって？
う゛～、よくわかりません・・・
いや、あの電源って大事だし、きっと変化しており、エンジン止めてじっくり聴けば違いもわかるはず。
でも窓開けて走って、自車のエンジン音、走行音、周囲の音等、車の場合電源以前の要素が多過ぎですから・・・

霧多布

道東ツアーから無事帰還しました。
往路は本別まで道東自動車道を初めて走りましたが、単線で流れが遅くてけっこうイラッとしました。
これなら道東の一般道が下手したら早いぞ、十勝清水～足寄間なら、士幌あたりの直線道路の方が絶対早いと思います。日勝峠通らないだけありがたいか・・・

霧多布は地名のとおり霧で岬に行っても何も見えず、予想通り気温も低く、直ぐに宿にチェックイン。
で、期待の漁師民宿はまだ営業しているのかどうか疑わしい外見で、漁師の父さんは見当たらず、母さん一人で切り盛りしているらしく、おら達が久々の客の様子。
かつては賑わっていたのかもしれないが、今はもう・・不安がよぎるが、仕方ない・・

黴臭く掃除もしているのかいないのか、枕はひとつ足りないし・・・
食事はイカとホタテの刺身、花咲ガニ、タコしゃぶ、蒸しカキ、カスベの煮物など、まずまずの内容だけどタコしゃぶのガスコンロが何時やったのかわからない焼肉の汚れや干からびたモヤシが・・・
う～ん、思い出の宿になりそうです。

※写真は霧多布岬そばに止まっていたバス。モンキー・パンチが浜中町出身であることに
　ちなんでバスやＪＲの車体にルパンが描かれているらしい。

エンリコ・ラヴァ「ＴＲＩＢ」

昨年亡くなった嫁の母の法要のため明日から2泊3日で道東ツアーに行きます。
土曜日は「うまいもの市」が開催される浜中町の漁師民宿にしました。
予約で電話したら宿のおかみさんが「何か食べたいものあるかい？」と言うので
「そりゃあ、牡蠣とか蟹とか」と答えたら、「まかしといて～」との返事、期待大です！

これも西條先輩にお借りしたＣＤ。（勝手に名前出してるけど、先輩問題ないすよねぇ？・・手遅れですか・・）
おらも好きなトランペッターの一人です。（現存している中ではトップクラス？）
本作でも、音色も腕もピカイチだし他のメンバーもなかなか。
ただ、どうもおらには曲及び作品全体の起承転結がつかめない。
というかそうゆうクライマックスは無いのかな。
曲の断片は現代のジャズらしいスリリングなものにあふれているのですが、それが全体的にわあっといかない。
本作に限らず、最近のジャズがそういう傾向なのかな。
アンチクライマックスでもなく、一定のテンションのまま、作品全体が流れていく、どこから聴いてもそこそこ・・
う～ん、もっと聴いてみよう・・・

パウエル・イン・パリ

「おれの人生、とんとん拍子じゃなくて混沌拍子だな・・」という同僚のオヤジギャグ混じりのつぶやきに、うなづくおら・・

今朝の１枚は、バド・パウエルの「イン・パリ」。
この時期のパウエル好きです。
絶頂期のすさまじさはありませんが、温かくしみじみとした感じで、サテンドールやジョードゥ等のお馴染のナンバーが続きます。
ドラムがやや力みがちですが、御大がその程度で揺らぐわけもなく聴き手も気になりませんね。

ジャズに迷いが生じたり（？）、つまらなくなってきた時にパウエルを聴けば、そんな悩みは一発解消されますね。
今回は軽い気持ちでかけただけですが、さわりを聴いただけで重い世界に引きずり込まれます。
仕事なんかせずにジャズ浸りになりたくなります。（ダメじゃん！）