にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ライブ41本!

2006年12月29日 | ジャズ、音楽
今年はライブに41回(明日のラサーン、お笑いなど含む)行きました。

「くう」でのアガルタ通信、佐々木伸彦トリオ、ラサーンを中心に、盤渓やジッピーでのジャズフェス、オーネット・コールマン、パット・メセニー、ジョー・ザヴィヌル、寺田町等。長州小力も行った。
去年の石田幹雄(p)に続いて、今年は佐々木伸彦(g)に巡り会えたのが収穫かな、アガルタ師匠のお陰です。
一連のジッピーホールでのライブが面白かった。特に12月17日!
きっとあの場にいた人達は12・17として永遠に語り継ぐであろう?

アルバムは80枚、純然たるジャズが少ない、オーネット・コールマン、フランク・ザッパ、キップ・ハンラハンなどが目立つ。
やっぱり、インパクトあったのはキャプテン・ビーフハート!

今の予感では、来年はフリージャズのおさらいと、ジャズ以外の唄物に興味ありというところでしょうか?
普通のジャズはだんだん聴かなくなるのかなあ・・

世界バスケも見れたし、野球はプレーオフ、日本シリーズも見れました。
日ハムは出来すぎで、そのリバウンドが懸念されますが。平日のナイター、観衆1万人位の1塁側内野自由席でオリックス戦あたりをあづましく見るのが好きなおらとしては、来年もそれなりに楽しめると思いますが・・

遊んでばかりでしたね。
今後の生き方を考えなければ、少しは世の中のお役に立たねば・・・

当ブログの年内営業は本日をもって終了です。明年は1月4日からの再開予定です。
皆様、よいお年を!
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ジョーバ大好き

2006年12月29日 | 
今年もあとわずか、我が家では昨日、嫁がリビングのワックス掛けをしたようです。
30坪ばかりの小さな家ですが、2階はリビング、ダイニングほぼワンフロアーのフローリング床なので、きっと20数畳分はあり、けっこうな作業となる。
ワックス掛けはまず2匹の猫の捕獲から始まる。
餌と水を準備しそれぞれ別々に1階の子供部屋に半日監禁状態(猫トイレは1つしかないので、途中で部屋を交替させる)にして、作業をするそう。「もう大変なんだから!」とのこと・・・

おらの親宅にナショナルの乗馬型フィットネス機器「ジョーバ」があった。
出始めに買ったので20万円以上したらしいが、こういった健康器具の宿命か、置物と化していた。
目ざとい嫁が、ゲットせよ!と言うので、「使ってないなら、貸してね」と年寄りに優しく声を掛けさっさと我が家に運び込んだ。

「汗を流すことなく、軽く揺られているだけで運動になり鍛えにくい内転筋まで強化できる。」
これなら食後でも、風呂上がりでも、テレビ見ながらできる。能書通りならなんて都合のいいマシーンだ。
で、3日ほど乗ってみたが、尻の皮(尾骶骨あたり)が剥けてきた。
嫁に話すと、「そんなだらしない乗り方してるの!ありえねくね?、シンジラレナ~イ!」と言われた。
どうやら遠い前方を見るようにヘッドアップして背筋ピッと伸ばして乗らなければだめで、猫背気味に前屈みでくたびれた熊のようではいけないらしい。
う~、けつがひりひり・・・

で、新し物大好きな猫、メインクーンのふくのお気に入りの場所にもなってしまった。

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セロニアス・モンク「MONK」

2006年12月28日 | ジャズ、音楽
セロニアス・モンク (p) チャーリー・ラウズ (ts) ラリー・ゲイルズ (b) ベン・ライリー (ds)
「ソロモンク」と同年の1964年録音作。
(昨日ただ「ソロ」と書いたけど、「ソロ・モンク」でした。)

冬の夜長はモンク。
今はCD化されて国内流通してますが、30年前は輸入盤のみだった。ビッグネームの割りにやっぱり冷遇されてました。
モンクの諸作の中でほとんど触れられることのない本作ですが、実はモンク作品では一番聴きまくったおらの愛聴盤。
イモだマンネリだと言われたラウズのウォームなトーンが好きだしベース、ドラムとの息もぴったり、ほのぼのとしたモンクの世界がそこにある。

演奏内容もさることながら、録音の空気感もいいです。(CBSレーベルの普通の録音ですが・・)
冬の夜長、部屋を暗くしてストーブの炎のゆらめきの中で、酒飲みながら聴くと、いいんだなあ。
コメント (1)
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セロニアス・モンク「ソロ」

2006年12月27日 | ジャズ、音楽
25日の夜9時前頃、遠くに「ぽぉ~」と汽車の音が聞こえた。
嫁に言うと「テレビじゃないの」
「いやそんな番組ではない、ほら又鳴った」
「呆けて幻聴聞こえるようになったんでないの」
調べたら、JRがクリスマスにSLを札幌・小樽間で走らせたことが分かった。
嫁の聴力が劣るとは思えない。汽笛に郷愁を感じる者とそうでない者との感性の差か?

冬の夜長はモンク。
ポール・デイビスのデザインしたジャケット、いいですねえ。
1曲目の「ダイナ」、ストライド風が郷愁を誘うのでしょうか、本来明るいラブソングのはずなのに、イントロでキュンときて、「ルビー・マイ・ディアー」で涙腺がゆるみます。(ちょっと大げさ・・)
何も歳とって涙もろくなったのではありません。この感覚は初めて聴いた未成年の頃からありました。
当たり前ですが、おらとモンクは育った環境、文化的背景は全く違います、でも童貞の(関係ないですか)ニキビ面のガキが聴いても、何がしかの「もののあはれ」を感じさせた。
これが音楽の力であり、そういったものにめぐり会えたおらは幸運なんでしょう。
世間の大半の人は、モンクが心に沁みずにこの世を去るのですから。

ちなみにCDは9曲追加されてる。う~ちょっと気になる・・・
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花咲ガニ

2006年12月26日 | 日々のこと
中標津の親戚から、かなりでかいカニが届いた。
一家3人で奪い合うように食べたが、カニだけでお腹いっぱいになった。(感謝!感謝!)

根室方面では、カニと言えばやっぱり花咲ガニである。
毛ガニなんてめんどくさいし、たらばより味が濃くて、うまい!
昔は根室に行く度に、駅の横のカニ市場でよく買った。
顔覚えてくれて、おまけで2~3匹!付けてくれたものです。

カニ食ってる時間は人生でも至福のひと時ですね!
ふくは見向きもしないが、みきおはうにゃうにゃ言いながら食っておりました。

※「毛ガニなんてめんどくさい」は勢いと見栄からの暴言でした。
年に数回も食えず、身のひとかけらも余さずなめ取るように食しております。

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セロニアス・モンク「ヒムセルフ」

2006年12月25日 | ジャズ、音楽
子供も高校生になり、我が家ではクリスマス気分がほとんどない。
23日の土曜日にお付き合いで買ったクリマスケーキで、天皇の誕生日を祝った。
日本人よ、何故キリストだけでマホメットや釈迦の誕生日はやらんのか?
欧米かっ!

で、冬はモンクだす。
おらにとって5枚目に買ったジャズのレコード。
1枚目はマイルス「イン・ザ・スカイ」(ジャケットデザインで買い)
2枚目はマイルス「オンザ・コーナー」(これもジャケ買い)
3枚目はマイルス「アット・カーネギー」(廉価盤だったので)
4枚目はオスカー・ピーターソン「カナダ組曲」(笑わないでね、これも廉価盤だったので)
そして本作、購読し始めたスイングジャーナルのゴールドディスクに選定されたゆえに購入。
当時はSJ誌だけが頼りであり、信奉していた。その後、このゴールドディスクもひどいことになるが、この頃はまだそれなりの見識を持って渋いところを選定していたように思う。

上記のマイルス3作、全く違うサウンドで同じ人間のものとは思えず、「なんじゃこりゃ~」状態。(今見るとけっこう絶妙なチョイスですね。「イン・ザ・スカイ」はマイルスの種が一杯詰ってる超重要作だとおらは定義付ける!)
そこへ、1300円廉価盤、スイングジャーナル、星5つの名前だけは知ってるピーターソン。
いかにもビギナーのやらかしそうな選択ですが、いい作品で、ややほっとする。

そしてモンク。
「ジャズ界に多大な影響を与えたのにユニークさゆえに万人うけせず評価されていない孤高のピアニスト」、あ~おらはこうゆーのに弱くて、きっといいに違いないと迷わず購入。
人は子供の頃から、既に生き方の指向性を持っているのでしょうか、おらは大鵬よりも柏戸を応援したし、力道山よりデストロイヤーだったし、長嶋よりも平松、外木場、星野が好きだった、いまだに巨人ファンの心理がわからない。まあ兎に角「孤高」が好きなんです。

少ない音を朴訥に弾く。難解だという話もあったが、知識も偏見も無かったおらには、抵抗なく音が沁み込んだ。
かつてピーターソンがモンクをテクが無いと言ったとか、それはきっとテクを駆使して流麗に一生懸命弾いても、モンクの一音の重みには勝てないことへの悔し紛れの発言だろう。

CDには1曲、といっても22分におよぶ「ラウンド・ミッドナイト」が追加されており、おらには珍しくアナログ、CDともに所有することとなった。
この曲を聴くと、いかにモンクが音を吟味してアルバムを作ったのかよくわかる
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寺田町with橋本潤

2006年12月22日 | ジャズ、音楽
寺田のボーカル、ギターと橋本のエレキベースのデュオユニットの第1作。
先日のライブ会場にて購入。

2002年7月録音で、発売当時レコード店でジャケットを見て、少し心引かれたが購入には至らなかった。
惜しかったような気もするが、高々4年前とはいえ当時のおらの耳でいいと思えたか疑問である。
惰性で漫然とジャズを聴き続けてきたけど、3年前位からブルースも好きになり、ライブに行きだし、アガルタ師匠や札幌の演奏家の方達の話を聞いたり、このブログを始めたりして、ほんの少しだけどおらの感性に磨きがかかったと思う。(こんな感想文でも、おらなりに考えて書いてますので・・・)

いきなり「黒猫のタンゴ」で始まるこのアルバム、どの曲も決まってる!
ちょいとひねりの効いた歌詞も、同世代のせいかすんなり受け容れられる。
最小編成だけど橋本ベースとやるとロックを感じます。

録音も良く、寺田の声がライブさながらに、さすがアルテック!(すんません自慢してます。)

「黒猫のタンゴ」こんな怖い声で唄ってもいい曲ですね。

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日本酒~「北海道の地酒 千歳鶴 純米」

2006年12月21日 | 日本酒
札幌唯一の蔵元。道内最大手の酒造メーカーで、みそやワインも作ってる。工業的に大量生産してきたイメージがあるが、道産米を使ったり、商品開発(ジンギスカンにあう酒、ロック用の酒)、ミュージアム(定例ライブやってる、偉い!)を開設して頑張ってる。

生協で1000円弱で購入。
北海道の酒米「吟風」を100%使用、精米歩合60%。
ちょっと深みに欠けるが酸味のある辛口なので、食事のお伴にはいいです。
日常のお酒としてはこれで充分ですね。たまには地元のお酒も飲まないと!

『 千歳鶴の仕込み水は中硬水。地下約150メートルから汲み上げる水は、おそらく200年ほど前の雪解け水だという。
 地価の高い札幌の街中で今でも頑固に酒造りをしているのは、「鉄やマンガンが少なく、カリウムやカルシウムが適度にあるここの水が最高だから」と、千歳鶴の佐藤杜氏は胸をはる。』という記事がどっかにありました。
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加藤崇之ライブ

2006年12月20日 | ジャズ、音楽
12/19(火)札幌「くう」
加藤崇之(g) 藤井信雄(ds) 永塚博之(b) 石田幹雄(pf)
前座:佐々木伸彦(g)Solo

なんと!ボリュームの魔術師(勝手に呼んでるだけですが・・)我らが佐々木ギターがソロでオープニングアクトを努めた。
人がいっぱいいるせいか、生音、小音量プレイはなく、まっとうなジャズギターソロを1曲チョロっとやって終わった。シャイなんだから~。

加藤グループ、前半はエフェクター駆使したフリー演奏。
う~ん、今更変った音出る事に驚き感じないし、なんかガチャガチャ、ウォーミングアップしてるうちに、前半終了と言った感じ。

後半は、モンクの曲なんかやったりしてたけど、加藤ギターはおらには来なかった。
永塚ベースはそのいかつい風貌どおりのスケールのでかいプレイがなかなか。
幹雄は良かった。藤井、永塚を従えた幹雄トリオとして聴くと、スリリングでよろし。

かなりハードな演奏にもかかわらず、いまいち感があったのは、どうもジッピー忘年会の後遺症のせいかと。
ライブの前後もその話題でもちきりであった。12/17のジッピーは伝説になるのか?
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西別川のやつめうなぎ

2006年12月19日 | 日々のこと
西別川ではやつめうなぎも採って食いました。
同僚と、夜、懐中電灯を片手に手掴みで採るのです。けっこう太くてでかいのを6匹ばかり捕まえてバケツに入れて持ち帰り、家でさばくわけですが、う゛~気持ち悪~い。口は吸盤上、目と言われるのは呼吸孔なんですね、というかそもそも魚ではなく、円口類とも無顎類とかいう「脊椎動物のうち、顎を獲得する前に分岐した系統群」とかなんですね。背骨を持ったヒル?

ぶつ切りにして、グリルで焼き、生姜、にんにく、しょう油でいただきました。しつこい油を焼酎で洗い流しながら頑張って食べました。こんだけ食ったら、どうなるかと期待しておりましたが、翌日は何故か頭ががんがんして、やつめの食い過ぎにより有給休暇を取りました。
上司に「あほか?」扱いされました。
一度蒸して、油を落としてから蒲焼にすると食べ易いということは後から知りました。
江別のスーパーでパックに入って、それも血が滴る感じで売られていたのを見たことがあります。いまでも江別の皆さんは食しておられるのでしょうか?
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