にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

坂田 明「In a Babble」

2021年11月29日 | ジャズ、音楽

愛車ルノー・ルーテシアの油圧の警告灯が付いたり消えたり。
オイル量に問題は無いので、センサーそのものの劣化が疑われる・・
再来年の3月まで車検があるので、もう少し乗りたいが、何か怪しい。
今回、身障者になったこともあり安全サポート装備が付いた車も視野に入っているが
今の車は高いですねぇ~、軽でも200万、コンパクトクラスだと250万・・
車の所有をやめる選択もあるが、昭和の車オヤジとしては最後にもう1台いきたいところ。
どうしようかなぁ~

Akira Sakata - alto saxophone,clarinet,vocal Jeff Parker - guitar Nate McBride - bass John Herndon - drums

北区の古レコード店「楽音舎」で一度手にしたが躊躇い、2日後に再訪してゲットした。
坂田明と米国勢の”一期一会”セッションを敢えてアナログ2枚組でこんなジャケットで出した。2009年録音。
う~ん、坂田はそれ程好きじゃないけど(嫌いじゃないのよ、坂田はいつも坂田なので・・)、
こういうアルバムは二度と巡り合えないだろうし、米国勢に期待して購入した。
各面1曲(?)15分程度。

日本のレジェンド・モンスターとして、リスペクトされてる感じで坂田は思いっきりやりたいように
やってる。海外のステージでの”受け方”を知ってますね。
米国勢は坂田を主役に盛り立てて、その分攻撃性は少なく勝負(?)はしてないなあ~
その塩梅が丁度良い聴き易さになっているのか?

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「あやしい天守閣 ベスト100城+α」 

2021年11月22日 | 日々のこと

居合のお仲間とお城巡りに行ったことで、城への興味が高まったオラ。
今年は姫路、津山、岡山方面ツアーがコロナ禍で、
駿府、浜松、高天神方面ツアーが手術入院で断念。
来年こそは旅に出たいですねえ。
6月信州、秋に松江、米子方面が計画されておりますが・・・


入院中、とても楽しめたお城の本。

『ニッポンが誇るあの城も実は……そのお城 果たしてホンモノ!? 魅惑のあやしい城めぐり

全国にそびえる“天守閣"から厳選100城 and more!
日本人が愛してやまない城に込めた夢と妄想と意気込みを見よ!

かつて日本には数万ともいわれる城があり、いまも100以上の“天守閣"が、観光名所として、
街のシンボルとして、地元の誇りとして、その地の歴史を体現するかのごとくそびえている。
しかし! 江戸時代から建つのはわずか12城、そのほかの天守閣はすべて後世の再建である。

いや、歴史的に天守が建っていたという事実があればまだマシで、それがなかった城にも天守閣が
建ち、それどころかそもそも城跡ですらないところにも天守閣は建っている。
その多くは地元の夢と妄想と意気込みの結晶なのだ。
しかし、それらをすべて“正しくない"と一刀両断していいのだろうか――。

本書はこうした“あやしい天守閣"の中から城跡に建つ101城を紹介するとともに、
さらに城跡とは無関係な天守風・城郭風建物もピックアップ。その知られざる正体を探っていく。』
というもの。

再建天守は大阪城ですら”あやしい”けど、数十年経つと町のランドマークとなる。
いい加減な再現でも、町の顔となり象徴的建造物として機能している。
それはそれで良いんじゃない!という”城愛”に満ちた本。

城郭としての遺構がほとんど無い清須城も、天守閣が存在することで成立してたもんなあ・・

 

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中山泰樹「キース・ジャレットの頭のなか」

2021年11月18日 | ジャズ、音楽

心臓は落ち着いていますが、胸の中央部が痛いです。
ぐりぐりえぐられたのだろうか、まだしばらく刀を振り回せないですね。

北警察署から『駐車禁止等除外指定車標章(歩行困難者用)』を交付された。
これがあれば名の通り駐車禁止から除外される。
過去何度も切符を切られたオラ、これからは”無敵”(?)だす。
ホントにいいのかしら、歩行は全然困難ではないのですが・・・

入院中にキースの「NO END」にはまった。
キースの正体(?)に少し近づいたような気がしたが、より探求したくなり
タイトルに惹かれて中山本を入手した。

キースのキャリアを追いながら、中山氏の分析がなされている。
アメリカとヨーロッパに二つのグループを持ちながらソロ活動をしていたことは周知のことだが
、よく考えるとこんな人いない。
ず~っとスタンダーズトリオやっていたような気がしていたが、
中断期間もありそんなに活動していなかったのね。
そんなことに気付かされるが、キースの”頭のなか”まではたどり着けてないかな。
でもこんな本書いてくれる人はもういない。
本書を読みながら初期作品を聴き直しましょうか・・・

 

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弁膜症⑦

2021年11月15日 | 日々のこと

昨日はカレー屋五〇堂さんの、ロック喫茶営業、ビートルズ特集。
EP盤の分厚い音は別格ですね。

11/5に外来受診し、次は12/3予定。
特に異状なければ、定期通院は数回で終わりそう、
今回で闘病記も終了でしょうか・・

血液をサラサラにする薬(ワーファリン)を術後3ヶ月間飲まされます。
この薬飲んでる間は、薬の効き目が無くなるので納豆、青汁はNG。

今回の入院は個室を使った。
シャワー、トイレ付きで日額8,250円と高価だったが保険とかで賄えるので・・・
夜中に小刻みに起きてその都度トイレに行ったりしたので、相部屋だとあずましくない。
9月のカテーテル検査入院の時、夜中にナースコールしまくるジジイが隣でまいった経験あったし・・
まあお金払うだけの価値はありましたね。

マイ枕と百均のツボ押し棒を持参しました。
9月の入院時に病院の枕が低すぎて合わないことが分かっていたので、慣れたマイ枕を持ち込みました。
クッションとしても使えた。
3年前の腸の手術を受けた時、首、肩、背中がひどく凝ったのでツボ押し棒も準備。
これも有効でした。
オラの入院必須アイテムかと。

コロナ禍で面会謝絶で、予め入院グッズを多めに準備したせいで、大きな旅行ケースがパンパンでした。
(枕って結構嵩張るのね。)

 

 

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弁膜症⑥

2021年11月08日 | 日々のこと

手術して1ヵ月が経つがまだ傷が痛い。
と言うか痛みが増した感じ。
傷ばかりでなく胸の中央部にも痛みがある。この辺までぶっすり刺しこまれたせいか。

心臓は時々動悸が高まることもあるが落ち着いた感じ。
11/5病院外来受診した。薬の量を変えた位で特に医師からの指示なし。
順調なのかな。

身体障害者手帳が交付された。
何と1級!
激しい運動は制限されているが、日常生活に支障はない。
弁置換手術を受けただけで認定されるらしい。
障害者の自覚は全く無いけど・・昔はこの病気ほぼ死んでいたのでしょうかねえ?
身障者となると
医療負担割合が1割、ガソリン助成、車税免除、交通機関も助成、公共施設無料等の恩恵(?)が。
更に厚生年金の障害年金3級も対象になるらしい。(1年半分しかもらえないけど・・)
手続きのため区役所、道税事務所、年金事務所、警察などに複数回行かねばならず、
ホントに不自由な人(?)なら大変な負担かと。
区役所では、手帳交付する係、医療費の係、ガソリン助成の係、みんな窓口別だぜ。
バカじゃない?

入院中、ナースが患者が少なくて暇だと言う。
コロナ禍で皆おとなしくしているせいか心臓発作を起こす人が減っているそう。
世間の活動量が減るとこういう影響もあるのか。

入院中読んだ本。
池波正太郎の仕掛け人シリーズ。
老後の愉しみにとっておいたこのシリーズ。
これぞ娯楽小説の鏡。文章がいいなあ。(入院中に殺し屋の話って・・まったく気にしません・・)

村上春樹「騎士団長殺し」全4巻
作家の想像を超える現実社会に押されて、作品が重ったるく感じていた村上春樹。
本作は久々の”らしい展開”に(変な穴も出てくるし)、序盤はワクワクしたけど
話が進むにしたがって嫌な予感が。
大きく広げた風呂敷が、最後に小さくまとめてシャンシャンと言う感じ。
”これでいいのだ”的にまとめた主人公と妻との関係性とか納得できん。

 

林 譲二「大日本帝国の銀河1」
これ面白い!
昭和15年頃を舞台にしたファーストコンタクトSF。
歴史軍事マニアにはたまらない。退院後、即、続篇購入。

小川 糸「ライオンのおやつ」
職場の同僚(女性)が貸してくれたうちの1冊。
「人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごす。」というお話。
ICUから移ったばかりの術後の病人が読むべき話なのか?と思いつつ、サクサクと読めてしまった。
着々と穏やかに死んでゆく主人公、最後はファンタジーになっちまう。
この甘ったるさを受け入れかけたオラ、やっぱり弱っていたのか?

 

 

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弁膜症⑤

2021年11月02日 | 日々のこと


10/4~26の手術入院のざっくりした経過です。

10/4 大動脈閉鎖不全のため生体弁置換手術のため入院。
夫婦で医師から説明を受ける。
事前調査で大体のことは理解する。
手術の方式は、
胸の正中線をパックリ開けて行う従来方式と
骨のダメージが無い、右胸からぶち込む新しい方式がある。
医師は「あなたの場合どっちでもいけます。好きな方選んで~。」
え゛っ!こっちが選ぶの?
嫁は「先生がやり易そうな従来方式でバッサリやってもらったら?」と言うが
術後、運動能力の回復が早そうな新方式を選ぶ。

生体弁は、牛と豚があるので、医師に
「ビーフオアポーク?」と尋ねると
「牛を予定してますが、何か宗教上のこだわりとかあるのですか?」
「いや、ただ知りたかっただけです。」・・
ビーフハートになるのか・・

10/6 朝9時に手術室に入り、午後5時にICUで目覚める。
胸からドレン管が出ており、血交じりの液体がボトルに溜っている。
傷の痛みはあまり感じない。

10/9 尿管、ドレン管を外されICUから一般病棟に移る。
これはかなり早いらしい。回復が早いのが喜ばしく感じたが、一般病棟だと個室料金が発生することに後で気付く。
リハビリは歩行、チャリなどのメニュー。
おらの場合筋力は全然落ちておらず、”痛みにこらえながら頑張って歩けるようになる”的なものではなく、
リニューアルされたビーフハートと体とのマッチングをとるためのもの。
チャリの負荷を少し上げた途端に心拍数が爆上がりしたり、不整脈が生じたりして運動中止になる。
アイドリングが不安定で、アクセルを踏んでいないのにレッドゾーンまで回ってしまうエンジンみたい。
不整脈は、心臓に直付けされた電線が胸からピロンと出ていて、それに外付けのペースメーカーをつないで制御されてる。
そのペーシング(心臓がビクンとなるパルスがくる。)が不快。

血圧や不整脈の薬を飲まされる位で、あくまでオラ自身の体と心臓が馴染むのを待つ感じ。
術後2週間の退院を目論んでいたが、これに手間取った。

眠剤飲んでも、夜中、2時間毎位に目が覚める。
口の渇きと傷の為寝返り打てないせいか。
小刻みの睡眠・・不規則正しいリズムになってしまう。

10/26 動悸を感じることはあるが、不整脈が起きなくなったのでようやく退院。

手術痕は
右胸の鎖骨下に長さ10cm位の傷が横に。
ここからパイプ状のモノを心臓まで指し込んだのか。

右乳首の下方に2ヵ所穴あと。
ドレン管の穴。

右鼠径部に8cm位。
ここに人工心肺装置を接続。
ここは全く傷の痛み感じない。

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